最近ブログの更新が滞ってしまっておりましたが、ここ1ヶ月ずぅ〜っと取り組んでいた事がありました。
それはズバリ「ペットボトルロケットを飛ばす!」です。 私が参加しているお父さんの会では、毎年この時期は学校のプールをお借りして「ペットボトルいかだレース」を恒例行事としてやってました。 ところが3月の震災の影響でプールが大きな被害を受けてしまい、いまだに使えない状況です。
そこで今年の新しい夏のイベントとして企画されたのが「ペットボトルロケット大会」でした。
私はお父さんの会の中で勝手に「ペットボトルロケット部」を創設して部長に就任しました。 私が無理やりお誘いしたお父さんと合わせて部員は2人。
子供達の楽しむ姿がみたくて、ここ1ヶ月準備を重ねてきました。
そして7/23がその本番。台風の影響もあり風がちょっとありましたが、幸い気温も30度以下になりましたので、絶好のペットボトルロケット日和になりました。
朝8時から体育館で準備開始。
その後受付で参加者の人数を数えたところ、なんと総勢100人を上回る盛況ぶりでした。これには一同ちょっとビックリ
まずは子供達に自分だけのペットボトルロケットを一人一つ作ってもらいます。
予想はしてましたが、ここでロケット作りにはまっちゃうお父さん続出! 子ども達とあ~でもない、こ~でもないと楽しんでいる様子が微笑ましかったです。
ペットボトルの作り方は事前にHPで紹介していましたので、結構予習して来てくれている方が多かったです。 材料はペットボトル、牛乳パック、新聞紙、ビニールテープととてもシンプル。
今回は子どもに自分のロケットを作ってもらうのがテーマでしたので、出来るだけシンプルな構造で、安全に製作できるロケットの設計にしました。その甲斐あって、みんな自分自信で完成させる事が出来ました。
娘は私の発射実験に何度も付き合ってくれてましたので、良く飛ぶロケットの形を知っています。
自分でせっせと材料を切って貼って、とてもいい形のロケットを完成させました。
他の子供達の作品も見てください!それぞれ工夫した事やこだわりを私に一生懸命説明してくれました。
見ているだけでとても楽しいですね。
それは早速みんなで校庭に繰り出します! こちらが苦労の結晶の発射台です。 この発射台にいたるまでには5回の改造を経ています。 安定性、堅牢性に加えて経済性も兼ね備えた珠玉の作品です!
ペットボトルロケットの推進力は、ペットボトルに入れた水と空気によって得られますが、小学校の外の水道は震災以来まだ復旧していません。 そこで大きなプールをお持ちのお父さんにお願いして校庭脇に設置。 保健室の蛇口から長いホースをつかって水を溜めました。
発射台に水を半分ほど入れたペットボトルロケットをセットして、空気入れで10回程度ポンピングします。
これで発射準備完了!! みんなで一斉にカウントダウン開始です!!
3・2・1・発射~~~~!! 凄い水しぶきと共にロケットが空に向かって飛んでいきます!
ロケットはまっすぐ飛ぶとは限りません。中にはすぐに失速したり、真横に飛んだり。。
発射の度に子供達は一喜一憂していました。
綺麗な発射角度で上がると、美しい弾道軌道を描いて遠くに飛んでいきます。
上手く飛ばすことが出来た場合は30~50m程度飛びました。記録が伸びるたびに大きな歓声と拍手が沸き起こります。
空気を沢山いれれば遠くに飛ぶというものではありません。勢いがつき過ぎると失速してしまいます。
お父さんと子供達が真剣な顔で飛ばす方法を話し合っていました。 まさに狙い通り!
用意した発射台は全部で8基です。 使っているうちに故障したり空気が漏れたり。。
私をはじめとして修理部のお父さんもてんてこ舞いです
ポンピングは子どもでも出来ますが、最後の一押しはやはりお父さんの出番です。
この一押しが記録を左右しますので、みんな真剣です!
こちらが今回の最長不倒距離を出したロケットです。なんと校庭の反対側の植木に突き刺さる大記録。
距離は測定不能だったのですが、ゆうに90mを越えていました。
こちらが第2位のロケットです。 実は第1位と2位は兄弟。とんがったノーズとノーズに入れた水を含ませた新聞紙のおもりを使った工夫が大成功の理由だったようです。
ロケットを一通り楽しんだ後は、恒例のスイカ割りです。低学年の子供達には大人気。
割ったスイカはもちろんみんなで堪能しました。 とても美味しいスイカでした。
最後はみんなで記念撮影です。 自分のロケットを自慢げに高く上げてくれました。
みんないい笑顔ですね。これを見て私は心から「頑張ってよかった」と思いました。
大会は大成功でした。最後はお父さんで恒例のトンボ掛け。みんな慣れたものです
みんなで持ち寄った空気入れは、それぞれ大活躍!汚れは勲章ですね。
噴射口は100円ショップで買った蛇口ジョイントを加工した物ですが、やはりいくつかは空気漏れが発生しました。 ここは今後の研究課題ですな。
発射台は1基はちょっとだけ破損しましたが、みんな最後まで耐え抜きました。
ビショビショで砂だらけになった発射台ですが、とても良い仕事をしてくれました。
当然ながら仕事の後のビールは最高でした! ペットボトルロケット部の部長としては、このイベントが恒例になってくれると嬉しいです。 キャンプフィールドでもきっと楽しめるはずですね。 広い野原のあるキャンプ場に行く機会があったら、是非楽しんでみたいと思います。