ド定番のイージーロールステージテーブルが進化した

Hisane

2010年03月01日 00:16

そろそろ沢山のブロガーさんがコールマンの新製品を紹介しはじめてますね!私も負けずに頑張ってドンドンアップしていきますよ
「コールマン新製品フィールド発表会」でネタは沢山仕入れましたが、どれからアップしていくのか迷ってしまいます。 他の方の記事を見てみると、やはり人気はクアッドLEDランタンやトンネルスクリーンタープです。 同じ時期に同じアイテムの記事が重なってしまうのはもったいないので、今回はあえてド定番のアイテムを取り上げたいと思います。

そのアイテムとは、イージーロール2ステージテーブル/110です!
当日は、ウェザーマスターヘキサタープⅡがまずお目当てだったのですが、ふと目を下にやるとこのテーブルが静かに鎮座していました。
一見、前モデルと全くかわらないので普通なら見逃しちゃいそうですが、そこはしっかり予習をしたお陰で、すぐに「これかぁ~」と穴が奥ほどみるモード全開でございます


そもそもこのイージーロールテーブルは、フォールディングテーブルと共にコールマンのテーブルの中ではド定番です。 私が手にした前モデルのイージーロール2ステージテーブル6は、人気ランキングでも上位の常連でした。ブログ記事もいくつか書きましたし、キャンプフィールドのレポートではいつも写真に写っていました。
それが突然ランキングから姿を消してしまいました。 突然取り扱いが終了になってしまったのでした。

Coleman(コールマン) イージーロール2ステージテーブル6
ナチュラム取り扱い終了 (購入当時の価格5780円(税込))
●使用時サイズ:約70×113×30/70(h)cm
●収納時サイズ:約16×21×71(h)cm
●重量:約5kg
●フレーム材質:アルミニウム
●天板材質:アルミニウム
●耐荷重:約30kg●付属品:収納ケース
●高さ2段階調節可能(30cm・70cm)

ド定番のアイテムが理由も無く消えてしまうので有り得ませんね。当然ながらリニューアルされる事が想像できたわけですが、それにしても、前モデルが入手できなくなってから、新しいモデルが発売になるまでがかなり長かったような。。
予習では「構造はほとんど変わらないが、天板が横ずれしないように改良された」という事がわかってましたので、それを確かめたいと思います。


まずはスペックから見てみましょう。

Coleman(コールマン) イージーロール2ステージテーブル/110
ナチュラム価格7930円(税込)
●天板材質:アルミニウム
●フレーム材質:アルミニウム
●使用時サイズ:約112×70×H30/70cm
●収納時サイズ:約15.5×21.5×H70cm
●重量:約5.1kg
●耐荷重:約30kg
●仕様:高さ2段階調節●付属品:収納ケース

天板の長さが1cmほど短くなっている他、収納サイズに微妙な違いがあるものの、ほとんど同じです。値段はかなり違いますが、私が買ったときは人気絶頂で売れまくっていた時のお買い得価格です。 当時はオーブンプライスでしたので元値の比較は出来ませんが、その内値段も下がるでしょう。

上から眺めると、アルミの頑丈な天板は健在。アルミですから熱いものを乗せてもヘッチャラです。 テーブルにはこれまたニューアイテムであるパルテノンストーブが2つも乗ってますが、これは後日レポします


やっぱりこのテーブルで一番気になるのはテーブルの下の構造です。私はこの骨組みをなんと呼ぶのかわからないので、かってにパンタグラフと呼んでいます
一見したところ、パンタグラフの構造や本数などは全く変わっていません。


こちらはテーブルの真ん中で天板を止めている部分です。まず気が付いたのが、天板を止める部品です。前回もプラスチックで出来ていましたが、穴がちょっと小さくなり、留具もシンプルになった感じです。実際に外してみましたが、ちょっときつくなった感じがしました。



テーブルの端と天板を止める部分も見てみましょう。ここも一見あまり変わった感じがしませんでした。
しっかりと留まっていますので外れる事はまずありません。


こちらも穴がちょっと小さくなった感じです。テーブル中央の留め具と同様に、とめるのが硬いきがしました。


留め具の構造は良く見ると変更になっています。新モデルの留め具は正直いって、ちょっと使いづらくなったという印象です。前モデルのイージーロール2ステージテーブル6の留め具は、クリップみたいな構造で、とても扱いやすかったです。下の写真は前モデルの留め具です。穴もちょっと大きいですね。



つづいてパンタグラフ(まだいってます。。)を見てみましょう。 素材やジョイント部分に違いは見つかりませんでしたが、このバッテンが大きくなっている事に気が付きました。下の写真が前モデルのバッテンです。明らかにバッテンが大きくなっていますね。



この変更によって、足のぐらつきを以前よりも防ぐ効果があるのは明らかです。そのかわり、以前にもましてテーブルの下に足を入れるのが困難になった事も事実です。 このあたりは安定性と快適性のトレードオフって感じでしょうか。。




パンタグラフのバッテン構造、ジョイント部分、収納時に天板下の棒を留める留め具に変更はありません。

さて、最後は「天板がずれにくくなった」といわれる改良部分の確認です。
実際に手で押してみると、確かに全くぐらつきません。以前は天板同士は黒いゴム紐でつながっているだけでしたので、こんな感じで押すと、ぐらぐらしてしまいました。端に肘を突いたりするとすると、天板が跳ね上がる事もありました。今回はそれが全くありません!!


秘密はすぐにわかりました。アルミのスノコ同士を繋ぐ方法が、ゴム紐からプラスチックのジョイントに変わっていました。この構造なら横方向の力にはびくともしませんね。なんで今まで思いつかなかったんでしょうか
これはかなりの工夫ですし、実際に効果絶大でした。名前の通りのイージーロールは当然出来ますが、ゴム紐からの変更だと結構コスト高なんじゃないかと思います。もしかすると、テーブルの価格自体が高くなっているかもしれませんが、以前はオープンプライスでしたので、残念ながら比較はできませんが。。


ド定番のリニューアルは勇気がいりますし、場合によっては失敗作になってしまう事もあるでしょう。でも、このテーブルは私は次期ド定番ロールテーブルとしての資格は十分あると思います。 この春からデビューされる方で、ロールテーブルをこれから選ぶ方には絶対にオススメです!


コールマンのロールテーブルは多種多様ですので、予算と用途に合わせて選びましょう。

こちらは、今回ご紹介したイージーロール2ステージテーブル/110と同時にデビューした長さが約半分のイージーロールテーブルです。
キッチンサイドにはもってこいのサイズです!

Coleman(コールマン) イージーロール2ステージテーブル/65
ナチュラム価格5950円(税込)
●天板材質:アルミニウム
●フレーム材質:アルミニウム
●使用時サイズ:約65×70×H30/70cm
●収納時サイズ:約14.5×14.5×H70cm
●重量:約3.2kg
●耐荷重:約30kg
●仕様:高さ2段階調節 ●付属品:収納ケース

こちらは幅が約1mあるロールテーブルです。収納時の細さがひときわ目立ちますが、秘密はアルミスノコが1列のなってしまうためです。
パンタグラフの構造がちがいますので、足をテーブルの下に入れやすいです。ローポジションの時の高さがローチェアの高さですね。お値段がすごいですが。。

Coleman(コールマン) アルミロールトップテーブル
ナチュラム価格15782円(税込)
●フレーム素材:アルミニウム
●天板素材:アルミニウム
●サイズ:約99×87.5×高さ53/72cm
●収納サイズ:約13×15×高さ99cm
●重量:約5.5kg
●耐荷量:約30kg
●仕様:高さ2段階調節可能(53cm・72cm) ●付属品:収納ケース

アルミではなく木製のロールテーブルもありますね。ちょっと重いかな?と思いきや+1kgで同じ天板の面積を確保できています。足が6本なので安定感もあるとおもいますが、ローポジジョンに出来ないのが残念。

Coleman(コールマン) ガーデンウッドロールテーブル6
ナチュラム価格8600円(税込)
●フレーム材質:アルミニウム
●天板材質:天然木(スギ)
●使用時サイズ:約70×110×71(h)cm
●収納時サイズ:約16×19×70(h)cm
●重量:約6.0kg
●耐荷重:約30kg
●付属品:収納ケース ●収束収納


この夏デビュー予定のコンフォートマスターラウンジロールテーブルもロールテーブルです。高さ61cmという従来よりも多少低いポジションと、コットの構造に近いフレーム構造です。これはまだプロトタイプという事でしたが、価格も13000円位という事ですので、ロールテーブルの中ではやはり高級な感じですね。期待しましょう。これはその内レポします。


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。




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