コールマンのポップアップマルチボックスというのがだいぶ前からありました。
ランドリーボックス?と思ってしまうほど大きな入れ物でしたが、用途が今ひとつ理解できずに傍観しておりました。
Coleman(コールマン) ポップアップマルチボックス S
ナチュラム価格4200円(税込)
●本体材質:ポリエステル600D
●バックル&クリップ材質:ポリプロピレン
●仕様:袋用クリップ、ペグダウン用ループ、キャリーハンドル、収納時用バックル
●重量:約1.0kg
●使用時サイズ:約φ40×47(h)cm
●収納時サイズ:約φ40×10(h)cm
お値段もお高いですし、大きさにしり込みしてしまってましたので、今ひとつほし~!という感じではなかったんです。
2010年のコールマン新製品では、このポップアップマルチボックスがリニューアルしてました。それがこちら
Coleman(コールマン) ポップアップユーティリティボックス M
ナチュラム価格2930円(税込)
●材質:ポリエステル
●バックル&クリップ材質:ポリプロピレン
●使用時サイズ:約直径46×H57cm
●収納時サイズ:約直径46×H14cm
●重量:約1.3kg
●仕様:
分別用ベルト、袋用クリップ、ペグダウン用ループ、キャリーハンドル、収納用バックル
●分別用ベルト付きポップアップユーティリティボックスMサイズ
●ゴミ箱やランドリーBOX等、多用途に使用できる
●ハンドル付きで持ち運びに便利
●セパレート仕様●袋用クリップ付き●ペグダウン可能
見た目にはほとんど違いがわかりませんが、こちらはMサイズです。 直径も高さも一回り大きいですね。それなのに、お値段が前モデルに比べて安いです。 どこかスペックダウンでもしたんでしょうか? ちょっと分かりませんね。 前モデルは素材に600D(デニール)とはっきり書いてある点ぐらいですかね。 明らかな違いは
「分別用ベルト」がついた点です。 このアイテムは応用が色々出来そうですが、やはりゴミ箱として使う機会が多いんじゃないでしょうか? その場合は、この分別用ベルトは威力を発揮します。
そして私が一番気になったのが、同時にデビューしたこちらです。
Coleman(コールマン) ポップアップユーティリティボックス S
ナチュラム価格2457円(税込)
●材質:ポリエステル
●バックル&クリップ材質:ポリプロピレン
●使用時サイズ:約直径40×H47cm
●収納時サイズ:約直径40×H12cm
●重量:約1kg.
●仕様:分別用ベルト、袋用クリップ、ペグダウン用ループ、キャリーハンドル、収納用バックル
Mサイズよりも一回り小さいモデルです。 前述したマルチポップアップボックスSと大きさは同じですが、お値段がやはりお安いですね。
そしてなにより気に入ったのがこの
赤色です!
それではいつものように穴が開くほど見てみましょう!
収納状態はぺッったんこになっていますので、意外に薄い気がします。
あけてみると、Sサイズとはいてやっぱり大きいです。 2000mlのペットボトルと比べてみると、その大きさがわかりますね。
これ以上小さくはなりませんので、コンパクト化はこれが限界。
それでもポップアップ機構によって、縦方向のコンパクトはすばらしいです。
キャリーハンドルがついていますので、持ち運ぶのは便利です。
このキャリーハンドルは、収納時はこの使い方ですが、組み立て時は反対外のハンドルとともに、ボックス両手で持ち上げるフックとしても使います。
収納状態を保つのは、このベルトのおかげです。 ポップアップ機構は、まるでビックリ箱のように飛び出しますので、これを押さえ込むためのベルトは重要ですね。
ファスナーは。。まぁ普通ですね。 先端に黒いロープがついていますので、引っ張りやすい構造です。
留め具をはずせば。。ボン!とポップアップします!!!
斜めにたすきがけの様に2周しているワイヤーの力で、一気に立ち上がります。 12cmから47cmまで一気に高くなります。
上部の蓋はファスナーを引っ張ってあける事が出来ます。 ファスナーは左右開き、5cm程度を残して全開します。
ここに一工夫あります。 全開したふたは、このままでは風でパタパタしてしまいますが、蓋の先に留め具がありますので、留めれば殆ど固定されます。
では中を見てみましょう。 今年の新製品と旧モデルとの違いの一つは、この横に渡してある分別ベルトです。
このベルトによってポップアップユーティリティボックスの内側は左右に分かれ、ゴミ箱として使う場合の分別を可能にします。
この分別ベルトですが、留め具をはずれは簡単に取れます。
分別ベルトには、洗濯バサミがついています。
これが分別ベルトの両端と中心に計3個ついています。
分別ベルトの両端と同様に、ボックスの縁にも洗濯バサミがついています。
全部で洗濯バサミは5個ついています。ゴミ箱として使う場合、中にいれるビニール袋をこの洗濯バサミで押さえます。
ビニール袋を洗濯バサミで押さえるだけなので、簡単ですね。
一つの袋を4つの洗濯バサミで引っ張れば、ビニール袋はしっかり口をあけてくれますね。 この場合は、分別ベルトは外してもOKです。
分別ベルトの洗濯バサミを活用すれば、こんな風にビニール袋を2つつける事が出来ますね。 これならゴミの分別がしっかりと出来ます。
構造上は、4分割までいけますね。
生ゴミ、紙ゴミ、瓶、缶という感じでしょうか?
ちなみに底面は特別な加工は見当たりません。 地面に置く事を想定するなら、PVC加工などがあっても良さそうですね。
ポップアップユーティリティボックスは自立してくれますが、ペグダウンすれば、さらに安定して立つ事ができます。
我が家の場合の使い方ですが、いつもテントの中においています。
ゴミ箱として使っているわけではありません。
では、何につかっているのか?というと、
収納袋を集めて入れておくボックスとして使用しています。 テント、タープ、チェア、テーブル、コット、シュラフ、マットなど、キャンプグッズには沢山の収納袋がついています。 キチンと整理しないと、撤収時に見つからない事が多く、探す時間が無駄になります。
でも、常にココに入れておくと決めていれば、そんな事はありません。
「収納袋は赤いやつにはいっている」と簡単に説明できるように、赤を選びました。
この使い方は本当に便利ですので、おすすめですよ
ゴミ箱やランドリーボックスとしてだけではなく、工夫次第で色々使える便利なユーティリティボックスです。 2010年もでるはお値段も手ごろになり、ますます便利になっていますので、是非お一つゲットされてはいかがでしょうか?
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。