コールマン・ガーベッジフレームでテーブルサイドにお手軽ゴミ箱を!!

Hisane

2014年03月21日 23:43

キャンプフィールドでキッチンを構えて料理をすると、どうしても出るのが生ゴミなどの細かいゴミ。
キッチン横やテーブルサイドにゴミを捨てられる場所があれば便利ですが、レジ袋やゴミ袋は中々うまく配置出来ません。
そんな時に大活躍なのが、今日ご紹介するコールマンの2014新製品ガーベッジフレームです。

この商品のアイデアは、ずっと以前からスノーピークのガビングフレームで紹介されて以来、似た商品が中々出なかったこともあり、ほぼスノピの独壇場でしたが、満を持してコールマンから対抗馬登場という感じですね。

実は私自身はスノーピークのガビングフレームを長らく使っておりますので本来は不要なのですが、ネット上でもまだまだ情報が少ない事と、新し物好きの心が疼いちゃった事もあり、何となく買ってしまいました。 ですので後半はガビングフレームとの比較もちょっとだけしたいと思います。

パッケージはいたって普通でしたが、後で物議をかもす説明書きがありました。
それはこの後のお楽しみ


Coleman(コールマン) ガーベッジフレーム
ナチュラム価格1,463円(税込1,536円)
●素材:スチール
●本体サイズ:約38×28×7cm
●重量:約375g
●原産国:中国
●2014年コールマン新商品
●色々な暑さのテーブルに使えるゴミ袋用フレーム
●天板の厚みに合わせてサイズ調節が可能
●天板をしっかりホールドする滑り止めキャンプ付き

中に入っているのは本体のみ。
スチール製という事もありちょっと重い印象ですが、スノピのガビングフレームよりちょっと重い程度です。


目を引くのは複雑なフレームの形です。 この凸凹は2方向にゴミ袋を掛けられるようにするための工夫で、この商品の特徴の一つです。
テーブルには上下からこのフレームで挟み込んで固定するわけですが、ゴムの滑り止めキャップつきです。
ここまではスノピのガビングフレームと同じですが、さらに細かい所に2つめの工夫があります。

下方向からのフレーム先端はネジが切ってあり、テーブルの厚みに応じて調整が出来るようになっています。
スノピーのガビングフレームにはこの機構はありませんので、テーブルの厚みによっては斜めになってしまう事がありました。
これはナイスアイデアです

ネジによって調整できる範囲は約15mm程度です。水平に設置するためには効果がある事はわかりますが、これがどの程度凄い事なのかは?
何故ならこの機構を持っていないスノピーのガビングフレームを使っていて、今までそれ程困った事は無かったからです。

ちなみにこの調整ネジはご覧のとおり取れちゃいます。その上ゴムキャップもスルっと外れます。 くれぐれも失くさないように気をつけましょう。
スチール製なのでこの部分の錆びもちょっと心配ですが、使いながら様子をみることにします

さて早速色々なテーブルに取り付けてみようとおもいますが、前述した物議をかもすパッケージの説明とは左写真の事です。
これを見るとあたかもテーブル厚が最大35mmまでネジ調整で対応可能な様に見えますよね。
私も実際にやって見るまでは全く疑問に思いませんでした。

自宅にある厚さ30mmのテーブルに早速付けてみたわけですが。。
どんなにネジの調整をしても30mmの厚さのテーブルには固定する事は出来ません。
構造を見てみれば分かるのですが、ネジの調整で対応出来る厚みの範囲はどう考えても15mm程度です。
まして水平に差し込むなんてどうやっても無理でした。

これはどう考えてもおかしいので迷わずコールマンさんに写真付きで質問してみたところ、半日とても丁寧な回答が返ってきました。

Hisane様
いつもコールマンをご愛顧いただき誠にありがとうございます。コールマンジャパンの●●と申します。

この度は、パッケージの誤植により、ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

お問い合わせいただきました商品の取り付け可能厚みにつきましては、正しくは15mmとなっております。
現在、弊社にある在庫分は全て修正が完了しておりますが、それ以前に出荷した商品が一部店頭に残っていたものと思われます。
今後、このような事態に至らぬよう厳重な校正に努める所存でございますので、何卒、ご寛容くださいますようお願い申し上げます。

今回、Hisane様のご使用状況に合わない場合、ご返金等の対応をさせていただければと思いますので、大変お手数ですが、もう一度ご連絡
をいただければ幸いです。

宜しくお願い致します。


謎が解けました。ようするにパッケージの誤植という事でした。 対応可能な最大テーブル厚は15mmだそうです。

私は今回のコールマンさんの対応にとても好感が持てました。 返事が早かった事ばかりか、返金対応まで申し出てくれたわけです。
私自身の使い方の今後不都合は無さそうでしたので、今回は返品せずに使い続けようと思います

気を取り直して先ずはコールマンの定番テーブルの一つ、ナチュラルモザイクリビングテーブルに取り付けて見ます。
ナチュラルモザイクリビングテーブルは様々なサイズのものがありますが、テーブル厚やサイドの仕様は同じです。

私が持っているナチュラルモザイクリビングテーブルは、天体観測時にチョイ置き用にかったこちらになります。

Coleman(コールマン) ナチュラルモザイクリビングテーブル/60
ナチュラム価格4,611円(税込4,842円)
●フレーム材質:アルミニウム
●天板材質:メラミン加工合板
●使用時サイズ:約60×60×40/70(h)cm
●収納時サイズ:約60×6.5×30(h)cm
●重量:約2.9kg
●耐荷重:約30kg
●高さ2段階調節
●ベーシック&ロースタイルに対応したサイドテーブルにもなる二折りテーブル。
●ベーシックスタイル、ロースタイルに対応した高さ70cm、40cmの2段階切り替え。
●4方向から脚を入れて着席できる新構造。
●2人用やサイドテーブルとして。

ちなみに見た目のテーブル厚は33mmになります。
実際のテーブルの天板の厚みは正確にはわかりませんが、おそらく5mmにも満たないのではないかと思います。
テーブルを裏返すと分かりますが、このテーブルは天板の端から33mmの立ち上がりがある構造です。
ガーベッジフレームが想定しているテーブルの構造はこれなんだと思います。
ちなみにパッケージには前述した誤植の説明の隣に左写真のような説明も書かれていますが、最大テーブル厚の誤植はこちらも同じです。いずれにしても水平に装着できる厚みはテーブル厚が薄いものに限られますので、ほとんどがこの様なくぐらせ方で装着する事になると思います。
めでたく装着完了です。 ナチュラルモザイクリビングテーブルの中では小さいほうですが、テーブル脚を支える斜めのかすがいを除けながらも綺麗に固定する事が出来ました。
ただ引っ掛けただけですと、ご覧の様にゴムの先端はちょっと浮いた感じになりますが。。
下側のネジを緩めて天板を押し上げる事で浮いた上側の滑り止めも押し付けられて完全に固定できます。
ちなみに下側アームの回りこみ長が短いスノピのガビングフレームはこのテーブルには装着出来ませんでしたので、このフレームによって対応出来るテーブルが広がったといえますね。
続いてキッチンテーブルの天板に装着してみます。我が家のキッチンテーブルはすでに廃盤になっているユニフレームのキッチンテーブルです。

ユニフレーム(UNIFLAME) キッチンスタンド
廃盤製品:購入時ナチュラム価格10900円(税込)
●使用時サイズ/W1080×D400×H750mm
●収納時サイズ/W600×D400×厚さ110mm 
●材質/(フレーム・棚網)鉄・クロームメッキ
●(天板)シナベニア9mm厚 ウレタン塗装 
●重量/6.1kg
●簡単なセッティングで、立体的なキャンプキッチンを生み出す一体型のキッチンテーブル&2バーナースタンド。
●コンパクトな収納サイズながら、抜群の機能性
最新モデルはこちらです。
ユニフレーム(UNIFLAME) キッチンスタンドII WOOD
ナチュラム価格14,167円(税込14,875円)
●フレーム素材:鉄クロームメッキ
●天板素材:シナベニヤ9mm厚
●棚板素材:ステンレス鋼
●使用時サイズ:108×37×78.5(高さ)cm
●収納時サイズ:58×37×9.5(厚さ)cm
●重量:約5.7kg
●付属品:※収納ケースは付属しておりません
●日本製

キッチンスタンドの天板の厚みを計ってみると、決して磨り減ったわけではありませんが8mmですので、十分対応範囲です。
全く不安なく装着できました。しっかり感はスノピのガビングフレームと同じですね。天板が木材ですのでゴムのおかげで滑り落ちる心配もありません。

最後はある意味鬼門のアルミロールテーブルです。
なぜ鬼門なのかというと、スノピのガビングフレームをつけた場合に天板が浮いてしまう問題があったからです。

Coleman(コールマン) イージーロール2ステージテーブル6
ナチュラム取り扱い終了 (購入当時の価格5780円(税込))
●使用時サイズ:約70×113×30/70(h)cm
●収納時サイズ:約16×21×71(h)cm
●重量:約5kg
●フレーム材質:アルミニウム
●天板材質:アルミニウム
●耐荷重:約30kg●付属品:収納ケース
●高さ2段階調節可能(30cm・70cm)

最新モデルはこちらです。
Coleman(コールマン) イージーロール2ステージテーブル/110
ナチュラム価格9,241円(税込9,703円)
●天板材質:アルミニウム
●フレーム材質:アルミニウム
●使用時サイズ:約112×70×H30/70cm
●収納時サイズ:約15.5×21.5×H70cm
●重量:約5.1kg
●耐荷重:約30kg
●仕様:高さ2段階調節
●付属品:収納ケース
●ずれない天板で安定感を増した軽量ロールテーブル
●天板がずれない新構造を採用
●高さ2段階調節可能(30cm・70cm)


天板の厚みは10mm程度ですので、フレームをくぐらせる事は出来るのですが、思ったとおり天板の一枚が下方から持ち上げられてしまいます。
最新のアルミロールテーブルは天板がずれない様に工夫されているのでこれ程ひどくはないと思いますが、あくまで水平方向のずれに対する工夫なので、多少浮いてしまうかもしれません。

最後は焚き火端のド定番テーブルである、ユニフレームの焚き火テーブルに着けてみます。

ユニフレーム(UNIFLAME) 焚き火テーブル
ナチュラム価格6,667円(税込7,000円)
●使用時サイズ:約55×35×37(h)cm
●収納時サイズ:約55×30×2.5(厚)cm
●重量:約2.8kg
●材質:テーブルトップ/ステンレス鋼(特殊エンボス加工)0.8mm厚、サイド/天然木
スタンド/18-8ステンレスパイプ直径19mm、肉厚1.0mm
●焚き火を囲んだり、ダッチオーブンを楽しむ時に大活躍するローテーブル
●特殊エンボス加工を施した18-8ステンレス製のテーブルトップは「熱にも、キズや汚れにも強く」ダッチオーブンをじかに乗せたり、調理台として活躍したりと今までにない高い機能性を実現


焚き火テーブルの天板はわずか0.8mmしかないステンレス鋼ですが、全く問題なくつけられました。縦横どちらの方向でもつけられます。
焚き火端でゴミが捨てられるのって、以外と便利かもしれませんよ

最後にゴミ袋をつけてみましょう。 まずは小さめのゴミ袋。この着け方はスノピのガビングフレームでは出来ません。 フレームの凸凹もこのためのものです。
ゴミの分別が出来るのはとても便利ですね。

ごみがまだ入ってない時はゴミ袋が風で簡単にすっ飛んでしまいますが、テーブル側のフレームに引っ掛ける事でズレを防げます。
スノピのガビングフレームではしょっちゅうゴミ袋が落っこちてしまってましたので、これが有ると無いとでは大違い


大き目のゴミ袋が着けたいときは横の横の凸凹にゴミ袋を付ければ良いわけですね。この場合はフレームにただ引っ掛けているだけでうので、ゴミ袋が空だと落っこちてしまいますね。洗濯バサミなどで押さえておけば良いでしょう。

せっかくですので、スノーピークのガビングフレームと並べて比較してみます。
正直言っていままでガビングフレームを使っていて不満は特に無かったです。
値段もガビングフレームの方が安いですし今でもオススメアイテムである事に違いは有りません。


スノーピーク(snow peak) ガビングフレーム
ナチュラム価格1,100円(税込1,155円)
●サイズ:255×320×44cm
●重量:350g
●適合天板サイズ:厚さ10~15mm
●テーブルの天板に引っ掛け、ゴミ袋をセットすれば料理の効率も上がります。

コールマンのガーベッジフレームの最大のメリットは、ナチュラルモザイクリビングテーブルの様な薄い天板の周りに30mm程度のフレームが付いたテーブルに対応出来た点です。
ご覧の様に、左側のガーベッジフレームの方がより回り込んで固定出来るようになった事が勝因ですね。ほんのちょっとの工夫ですが。。
スノーピークが木の天板のテーブル中心である事に起因しているんだと思いますが。。
フレームの形の工夫によって、ゴミ袋を縦横両方向につけられるようにしたのも良い点ですね。
まぁ後出しじゃんけん的な優位性だと思いますが
取り付けられるテーブルの種類が多い点ではコールマンのガーベッジフレームの方が明らかに優位性がありますが、スノーピークのガビングフレームもまだまだ健闘していると思います。
お互い切磋琢磨して更に進化してもらえるとうれしいですね。
初めて買うならコールマンのガーベッジフレームをオススメします。


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。



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