ユニフレーム・チャコスタは10インチステンダッチにぴったり

Hisane

2010年07月02日 01:50

チャコスタのありがたさはキャンプフィールドで使うたびに実感します。 こんなにカンタンに炭熾しが出来るなんて、最初は魔法のようだと思ったものです。 最初に買ったチャコスタはユニフレームのチャコスタminiでした。 当時の目的は、ピラミッドグリルの炭熾しがメインでした。
チャコスタminiは確かにコンパクトですし、一度に炭熾し出来る量も少ないかもしれませんが、ピラミッドグリルでBBQをする程度には十分でした。

ユニフレーム(UNIFLAME) チャコスタmini
ナチュラム価格3400円(税込)
●サイズ:使組立時/180×230×H200mm、収納時/200×180×30mm
●材質:本体/18-8ステンレス、ハンドル・底網/18-8ステンレス
●重量:1.1kg


入門編のアイテムとしては私はこれで十分だと思います。 暫くこれを使い続けてましたが、SOTOのステンレスダッチを購入してから事情が変わりました。 ご存知のようにダッチオーブンには下火と上火が必要になりますので、必要な炭の量が増えました。場合によてはチャコスタmini1つでは炭熾しに2ラウンド必要な場合が出てきました。 そうなると「もうちょっと大きいのを!」と考えてしまうわけですね。


で、結局これにたどり着くんですね。

ユニフレーム(UNIFLAME) チャコスタ
ナチュラム価格4600円(税込)
●組立サイズ:250×300×H280mm
●収納サイズ:280×250×30mm
●重量:1.8kg
●材質:本体/18-8ステンレス0.8mm厚、ハンドル・底網/8-8ステンレス


当ブログでは今までこのでかい方のチャコスタが何度も登場していましたが、良く考えたらレポを忘れている事に気が付きました
チャコスタminiのレポを済ませていたのと、あまりにド定番のアイテムであったために、すっかりレポを忘れてしまっていました。 ネタ切れ気味という事もありましたので、今日はいつもの乗りでレポしたいと思います。

チャコスタという名前はインパクトがありますよね。  このアイテムは色々な呼び方があります。 キャプスタは火起こし器、ユニフレームはチャコスタ、そしてスノピLODGEはチャコールスターターと呼んでいます。
そうです!チャコスタはチャコールスターター(Charcole Starter)の略なんですね。 


パッケージ「炭熾しだけでなく、様々な火遊びを楽しめます!」のこの文言に釘付けです


お値段重視なら断然キャプスタの火起こし器ですが、素材がスチールですので、いずれ錆びてしまうのではないかと思います。
私がユニフレームのチャコスタを選んだ理由は、一つは素材がステンレスである事と、もう一つはこのコンパクトな収納性です。


とはいえ、ペッタンコになるのかというと、ご覧の様二微妙な隙間が開きます。 上から押せば大体ペッタンコになりますので、許せる範囲です。
まぁこの辺りは構造上仕方ないですかね。


組み立てですが、多くのブログで紹介されていますので、ここはさらっと。。。



立ててぇ~、正三角形に開いてぇ~中の底網を押し倒すだけです。。
組み立てにおいてポイントがあるとしたら、底網の固定部分ですね。


底網の三角形の頂点部分を、本体内側のフックにしっかり引っ掛ける必要があります。これをキチンとやらないと、持ち上げた時に底が抜けてしまう事がありますので、かなり重要なポイントです!


あとはハンドルを広げるだけです。 ここでちょっと気になった事が。。
このハンドルですが、ちょっと微妙な角度でついてますよね?これってどうしてなんでしょう?


私なりに考えてみたのですが、一つは本体が三角形であるという点から来ているのではないでしょうか? ハンドルは三角形の頂点付近に着けざるを得ない訳ですが、出来るだけ本体の中心に接続する事で、ハンドルをあわせた時のV字の角度が増えて持ちやすくなりそうですね。
もう一つは、本体との接続部分がこんな感じで斜めになっていれば、左右に振れずに安定的に持ち上げる事が出来そうです。


それから、逆さに持った時の角度には影響ないですかね?
ハンドルが左右の手で持てると、けっこう安全にひっくり返す事が出来ます。もちろんグローブは忘れずに!
(ちなみに写真は同じハンドル構造のチャコスタminiです)


つづいて、いつもの様に眺める編です。まずは正面から。
気になる点は2種類の大きさの穴ですね。小さいほうは空気の取り入れ穴です。 下側に集中しているのは、下から空気を取り込んで、熱対流による上昇気流を着火に活かすいわゆる「煙突効果」のためのものです。 カンタン着火の重要な部分です。
多分もう一つの大きな穴は? 着火状況を確認するのぞき穴だと思います。
ここに着火マンやターボスティックを差し込んで着火というのもいいかも知れません。



真後ろから見ると、鋭い角度がちょっとカッコイイですね。
ハンドルの微妙な角度は、先ほど説明した本体との斜め接続によるものですね。片手で束ねて持つ場合、両手でそれぞれ持つ場合の両方に良さそうです。


せっかくチャコスタminiも持っていますので、大きさの違いを見てみましょう。 感覚的には炭熾し出来る炭の量は2.5倍くらいあるんじゃないかと個人的には思っています。 大は小を兼ねるという典型的なアイテムだと思います。





今日メインでお話したいのは、チャコスタminiには無いこの本体下部の切れ込みです。これはユニの10インチダッチオーブンの上にぴったり載せるための切れ込みなんですが。。



わたしが持っているダッチオーブンは、ユニフレームではなくSOTOのG’z G-ステンレスダッチです。 10インチですので、直径はおそらく同じなので大丈夫なはずです。


G’z G-ステンレスダッチオーブン
ナチュラム取り扱い終了

●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg
●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス


G'z GステンダッチがSOTO-SUSダッチに進化!
SOTO SUSダッチオーブン 10インチ

ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:直径259×深さ115mm(内寸):幅350×奥行280×高さ160mm(外形)
●重 量:約5.2kg
●満水容量:約5.2リットル
●材 質:ステンレス
●付属品:底網
●その他サイズ


問題は、このステンレスダッチの特徴である、このバッテンリッドハンドルです。 この上にチャコスタを載せるには、明らかにこの部分が邪魔をしそうですよね。
一見すると全く載せられそうに無いですが。。


チャコスタをスタンダッチに載せるに当たり必要なのは、
バッテンリッハンドルの高さが、チャコスタの底網を押し上げない。
10インチの直径にチャコスタの下部切れ込みがぴったりとはまる。
バッテンリッドハンドルがチャコスタの三角の内側に入る。
などですが。。。


カンタンに載ってしまいました。しかもジャストフィットです。
両方ステンレスので、まるでこのステンダッチのためにデザインされたかのようなチャコスタです。
パッと見た感じでは問題ない様に見えますね。細かい点をチェックして見ましょう。


上から見てみると、バッテンリッドハンドルが見事にチャコスタの三角形の内側に微妙な角度ではまっています。 横から見ても全く問題ありません。
底網を押し上げる事も一切なしです。



チャコスタ下部の切れ込みも、ステンダッチの蓋の縁に見事にぴったりとはまっていますね。





かなりピッタリとはまっていますので、ガタつく事はまず無いでしょう!

ロゴスのピラミッドグリルにも丁度良い感じで置くことができます。
炭熾しの段階でグリルの内側で作業が出来るのは、なかなか助かりますね。


ロゴス(LOGOS) ピラミッドグリル 篝火XL
ナチュラム価格13041円(税込)
●立ち上がる!
●炎のゆらめき、究極の癒し
●焚き火、BBQが一台で楽しめるピラミッドシリーズにハイポジションタイプが登場
●もちろんローポジションも楽しめます
●ダッチオーブン調理も可能


BBQグリルの炭熾し程度なら、チャコスタminiでもある程度いけそうですが、ダッチオーブンに挑戦する予定があるなら是非チャコスタを最初からゲットする事をオススメします。 このアイテムは間違いなく大は小を兼ねます。


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。




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