コールマン マイクロクアッドLEDランタンは子供に大人気!?

Hisane

2011年03月06日 23:44

昨年秋に発表された2011年のコールマン新製品の中で、個人的には一番期待していたのが、先行して発売されていたクアッドLEDランタンの小型版のLEDランタンでした。 USでデビュー済みだった以前に記事にしたLED Duoランタンの上陸を心待ちにしていたからです。

結局のところLED Duoランタンは上陸せず。。替わってデビューとなったのがこのマイクロクアッドLEDランタンでした。

Coleman(コールマン) マイクロクアッドLEDランタン
ナチュラム価格3980円(税込)
●材質:ABS、他
●本体サイズ:約直径8×14(h)cm
●重量:約288g
●明るさ:約75lm(ルーメン)
●使用バルブ:LED
●使用電源:単三形乾電池×4本
●連続点灯時間:約33時間、分割時/約1時間
●付属品:4色カラーレンズ
●4つに分かれてマルチに使えるカラーレンズ付きミニLEDランタン。
●クリップ、マグネット、ラバーバンドで好きな場所に取り付け可能。
●カラーレンズを付けてテントサイトのマーカーに。
●カラーレンズ付き、マグネットで簡単脱着
当時はLED Duoランタンが上陸しなかった事がショックで、このマイクロクアッドLEDランタンをあまり注目していなかったのですが、コールマン新製品フィールド発表会で手に取ってみると、これが以外に面白いランタンでした。
本日はじっくりとこのランタンを見てみたいと思います。

一昨年あたりから小型LEDランタンが花盛りですが、実用性を追求するか、小型化を追及する傾向にあるのでは無いでしょうか? そんななかでも、このランタンは75ルーメンの明るさからみても、実用性よりもアミューズメント性を重視している気がします。
その意味では、子供にはきっと大人気のランタンのではないかと思います

コールマン新製品フィールド発表会では、このランタンは青いスクリーンタープののアルミテーブルに置かれていましたので、ちょっと色が正しくお伝えできないかも知れませんがあしからず
手に取ってみると本当に小さいです。 重さも300g弱ですので、子供でも十分持てる重さですね。
ご覧の様に4つの小型LEDライトが4方向に張り付いている珍しい形です。
ランタンの名前になっている「クアッド(Quad)」とは、「24世紀惑星連邦が使用しているコンピュータ容量の単位」ではなく、4方向囲まれているという意味みたいです。 IT用語ではQuad-Coreに代表されるよう使い方をされるので、てっきり4という単純な意味かと思ってました(メモメモ)
頭頂部中心にあるスイッチを押すと、4つのLEDライトが一斉にONになります。  このあたりはクアッドLEDランタンと動きは同じです。
これでもライトは点いているんですが、昼間なので分かりませんね
4つ全点灯で連続約33時間持つそうです。


では、LEDライトを一つだけ取って見ましょう。 LEDライトはマグネットで本体に引っ付いているだけのようですので、まるで大きなトウモロコシの粒でももぎ取る感じで切り離します。

LEDライト一つは手のひらに乗ってしまう程、かなり小さいライトです。
これを見ても、ライトとしての実力はちょっと期待できませんね。
これ一つで夜間にトイレに行くとなると、とても足元を照らせる感じではありません。
裏返しにしてみると、マグネットが付いているのが分かります。本体に引っ付く役割だけではなく、このまま金属製の壁やポールに付ける事も当然可能です。
またクリップが付いていますので、ポケットなどに引っ掛けて使う事も出来ます。

ライト上部にスイッチが付いていますので、このライト単体でスイッチのON/OFFが可能です。ただし、本体に付いている時はトップのスイッチが優先するようです。

裏側周辺には黒いリングが付いています。ちょっと力をいれると、こんな感じで簡単に外れます。

このリングは、いろいろ活用出来るようです。たとえば、スタンドの足としてこんな感じに使えば、テーブルの好きな場所を照らすことが出来ます。


このリングですが実際にはゴム製で、ご覧の様にグニャリと曲がります。
ゴム製ですから、おそらく劣化は避けられないと思いますので、そのうち柔らかくなってしまうのでは無いかとちょっと心配。。
LEDランタン一つをぶら下げるには全く問題ない程度の強度はありそうです。 ここで気が付いたのですが、このランタンは本体全体を吊り下げるためのフックが一切ありません。このリングを4つのLEDライトから上方向に伸ばす事は出来るかもしれませんが、とても300g弱の本体を支えられるとは思えません。 このランタンは卓上専門と考えて良さそうです。
カラビナをつけてバッグに付ける使い方も紹介されています。
すべてのLEDライトをもぎ取ると、本体は裸同然です
それぞれ家族や兄弟で分け合って使い事が出来ます。 5人兄弟の場合は。。。もう一個買ってください
こうなると残った本体は何も出来ません この本体の役割は充電スタンドですので、母艦のような感じになります。 LEDライト1つの点灯持続時間は約1時間という事ですので、時間を見計らって母艦に戻して充電しましょう。

母艦の電極は防水対応しているようには見えませんね。このまま雨ざらしはちょっと危険です。


母艦頭頂部のスイッチは大きくて分かりやすいですね。 暗闇ではきっとこのスイッチは見つける事は出来ませんが、ランタンを手に出来れば場所はすぐに分かりますね。

ランタン底部の蓋を開けて見ます。 通常はすぐにバッテリーが現れますが、カラフルなパーツが目に入ります。

ブルー、オレンジ、レッド、グリーンのカラーレンズが4枚入っています。
あっという間になくしてしまいそうなパーツですが、キチンと収納場所があるのには関心しました。

LEDライトにこのようにパカっとはめるだけです。 これによって無機質な白いLEDライトが、楽しいポップなライトに早替わりです
このパーツはレンズと呼ばれていますが、レンズ効果はどうやらなさそうです。
さて、最後にバッテリーを見てみましょう。カラーレンズを収納しているランタン裏側の中心部分にうま~く収まっています。
単3電池4本です。 これで約33時間連続点灯可能です。 エネループOKとは、さすがに書かれてません
いかがでしたでしょうか? コールマンのクアッドLEDランタンおよびこのマイクロクアッドLEDランタンは、他社にはない独特のお姿ゆえに、キチンと差別化されたアイテムです。 ランタン性能を別にして、面白いランタンに仕上がっている事は間違いありませんね。
子供向けの小型ランタンとして最適だと思います。


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。



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