CPX6 LEDクラシックランプの明かりをキャンプフィールドで..

Hisane

2013年05月01日 00:02

前回ご紹介したCPX6クアッドLEDランタンはいかにもキャンプフィールドに合いますが、それとは対極にあるのが今日ご紹介するCPX6LEDクラシックランプです。

キャンプで落ち着いた感じのランタンが本当に必要なのか?と疑問に感じた時期もありますが、私のこの考えを変えたのが以前ご紹介したルミエールランタンでした。
ランタンが明るいだけのものではなく、弱くも暖かい明かりがいかに心を和ませるか。。これはキャンプフィールドで焚き火の火を眺めている時の心地よさに似ている気がします。

CPXはいままで様々な用途の進化を遂げてきましたが、今回このLEDクラシックランプにCPX6が採用されたことで、CPXの利用シーンに幅を持たせていると思います。

実際に実物を見てみると、なるほどかなりクラシックなデザインです。全体的なシルエットは全くなじみがありませんが、こんなデザインが突然考案されたのでしょうか?

ちょっと興味があって調べてみると、1920年代にコールマンが世に送り出したQuick-Lite Lampとよばれるテーブルランプがあることが分かりました。

コールマンの古いカタログやマニュアルを集めたサイトを見つけたのですが、1937年のカタログの中でQuick-Liteが紹介されていました。このカタログを見るとランタンといっしょに紹介されていて、多くのページをQuick-Liteに割いている事が分かりますね。
マニュアルを参照してみると、ホワイトガソリンを使った2マントル構造である事が分かります。つまりこの構造のランプ、ランタンを総称してQuick-Liteと言っているようです。
当時の売り文句は「Brilliant(明るさ)」「Convenience(利便性)」「Economy(経済性)」「Safety(安全性)」「Utility(有用性)」の5つを上げています。 この中で「Utility(有用性)」についての記事の中では、家庭にいたるところで使いばかりではなく、アウトドアシーンにも有用であると書かれていますね。

つまり今回発売されたCPX6LEDクラシックランプは、100年近く前の売り文句そのままにリバイバルしたといえるのではないでしょうか?

Coleman(コールマン) CPX6LEDクラシックランプ
ナチュラム価格5980円(税込)
●材質:ABS樹脂、他
●本体サイズ:約直径17.8×33(h)cm
●ランプサイズ:約直径19.5×23.5(h)cm(キャリーケース)
●重量:約875g
●明るさ:約175lm(ルーメン)
●使用バルブ:LED
●使用電源:アルカリ単一形乾電池×4本(別売)、CPX(R)6充電式カートリッジ(別売)、CPX(R)6充電式カートリッジハイパワー(別売)、CPX(R)6ACパワーパック(別売)
●アルカリ乾電池使用時:約83時間(High)/約168時間(Low)
●CPX(R)6充電式カートリッジ使用時:約5.5時間(High)/約12.5時間(Low)
●CPX(R)6充電式カートリッジハイパワー使用時:約10時間(High)/約21時間(Low)
●付属品:乾電池カートリッジ、キャリーケース
●ゆったりとした贅沢な時間を演出するクラシックデザインのLEDランプ
●CPX(R)6専用の充電式カートリッジ(別売)・乾電池カートリッジどちらにも対応可能
●CPX(R)6ACパワーパック(別売)でAC電源でも使用可能
●使用時に比べて約40%小さいサイズにコンパクト収納
●ウォームカラーLEDと波型のランプシェード採用で目にやさしい暖かみのある光
●High/Low2段階の明かりが選択可能

当時は真鍮だったガソリンタンクは、CPX6を収容可能な鏡面ブロンズに姿を変えました。
説明をしてくれたスタッフさんやカメラを構えている私まで映り込んじゃってますね
やわらかい光を作り出す暖色LEDが光っているのですが、真昼間なので雰囲気が全く分からず。。
仕方なく収納するためにバラス方法をスタッフの方に教えてもらいました。まずはシェードの中心まで伸びているライト部分のアームを短く引っ込めます。
LEDを覆っているドームの下にあるギザギザのリングを回すとシェードを支えている3本のアシスト棒を取り外す事が出来ます。
写真を撮りながら取り外そうと思ってモタモタしていた私を見かねた?スタッフの方が外してくれました
背の高いランプをデザイン性を損なわずにコンパクトに収納するためにシェードを取り外すというアイデアはよく考えられていると思いますが、やっぱりちょっと手間ですかね。。
あらためてLED部分を見てみると、暖色LEDがたった一つの素子だけで作り出しているのにはちょっと驚きですね。
暖色LEDはシェードを通して見てみるととても温かみがありますが、直視するとやっぱりちょっとキツイ感じがしますね。High/Low2段階調光が可能です。
Quick-Liteの時代から白いシェードを光らせて広い面積を光らせるデザインを継承して正解だと思います。
3本のアシスト棒はシェードからも外します。ここまでばらばらにしないと収納できないのはちょっと面倒ですね
さらにコンパクト収納するためにシェードの頭頂部の蓋まで外さなくてはなりません。
シェードにあいた穴にライト部分のアームを通す事で高さが約40%まで下がるそうです。


折角なのでシェードも見てみましょう。 素材はABS樹脂だそうですのでとても軽いです。縁のブロンズのデザインも中々かっこいいですね。
前回のブログ記事でご紹介したCPX6システムは、このCPX6LEDクラシックランプでも使えます。 もちろん単1乾電池4本でもOKで、Highモードであっても83時間も持ちます。

バッテリーパックはもちろんハイパワーがオススメです。

Coleman(コールマン) CPX6充電キットハイパワー
ナチュラム価格4980円(税込)●材質:ABS樹脂、ニッケル水素電池
●本体サイズ:約8.5×8.5×7(h)cm(カートリッジ)
●充電式カートリッジ重量:約530g
●ACアダプター重量:約90g
●DC12Vカーアダプター重量:約55g
●充電時間:約7.5時間
●充電可能回数:約800回
従来品より容量約65%UP!くり返し充電して使える
●大容量のCPX(R)6充電式カートリッジキット
●電池容量が大幅UP大容量モデル
ACアダプターとDC12Vカーアダプター付きで自宅でも外出先の車からでも充電可能
●CPX(R)6シリーズ製品に対応

Coleman(コールマン) CPX6充電式カートリッジハイパワー
ナチュラム価格4480円(税込)●材質:ABS樹脂、ニッケル水素電池
●本体サイズ:約8.5×8.5×7(h)cm
●重量:約530g
●充電時間:約7.5時間
●充電可能回数:約800回
●CPX(R)6シリーズに対応従来品より容量約65%UP!
●くり返し充電して使えるCPX(R)6充電式カートリッジ大容量モデル
●電池容量が大幅UP従来品に比べ長時間使用が可能な大容量モデル
●ACアダプターとDC12Vカーアダプターの両方で充電可能(※充電には、CPX(R)6充電キットまたはCPX(R)6充電キットハイパワーのアダプターが必要です)
●CPX(R)6 シリーズ製品に対応

CPX6マークのしたにへこみがあるのがわかりますかね?このへこみはもちろんACパワーパックのケーブルを通す貯めのものです。 ACパワーパックを使えば、自宅で机上やベッド横のおしゃれなランプとしても使えます。


Coleman(コールマン) CPX6 ACパワーパック
ナチュラム価格1780円(税込)
●材質:ABS樹脂、他
●本体サイズ:約8.5×8.5×7(h)cm
●コードサイズ:約158cm
●重量:約175g
●ACアダプター使用で電池不要
●CPX(R)6専用ACパック
●CPX(R)6シリーズ製品に対応
●コンセントを利用して電池が不要に
●カートリッジの中にACアダプターを収納可能

ばらばらにしたら付属の収納ケースに入れれば破損する事無く持ち運ぶ事が出来ます。
かなりしっかりした収納ケースで、内側の素材もクッション性がありました。

CPX6LEDクラシックランプは最新のLEDランタンである事に違いはありませんが、Quick-Liteの電灯を継承している点でコールマンしか出せない素晴らしいランプだと思います。
キャンプフィールドでこんな素敵なランプを楽しめる余裕がほしいです


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。



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