Coleman CPX4.5充電式カートリッジの活用

Hisane

2011年05月01日 00:43

前回紹介したLEDミニランタンは、そのままだと普通の電池式のLEDランタンですが秘密のオプションがあります。
それが今日ご紹介するColeman CPXという充電システムです。

CPXというのは、以前にご紹介したXPSシステムが進化した新しい充電バッテリーシステムです。
充電式バッテリーというとeneloopに代表されるような乾電池型の充電バッテリーが主流ですが、CPXは独自のカートリッジを用意しています。 US Colemanで最初にデビューしたCPXは、容量の違いからCPX6(単1乾電池×4本の容量=6V)とCPX4.5(単4乾電池×3本の容量=4.5V)の2種類が発売済みです。

CPX6は以前ご紹介したXPSの進化したもので、私が持っているColeman LED Duo Lanternの様なXPSのギアもスペックを継承しています。 一方CPX4.5は追加デビューした新しいカートリッジです。

CPXシステムの最大の特長というと、一つの充電カートリッジを様々なキャンプアイテムで共用できる点にあります。
ちょっと説明が難しいのですが、デモビデオを見ていただければ何となくご理解いただけるかと思います。





乾電池が様々な機器に使えるのと同様に、充電カートリッジが色々なキャンプアイテムに使用できます。

それでも「eneloopでもいいじゃん」なんて思っちゃったりもしますが、eneloopが専用の充電器が必要なのに対して、CPXの充電方式はアダプターからカートリッジに直接充電出来るというメリットがあります。

ではどんな機器に使えるのか?というと、例えば日本でデビュー済みのCPX4.5対応のキャンプアイテムには、こんなものがあります。

Coleman(コールマン) CPX4.5 LED ミニランタン
ナチュラム価格2480円(税込)
●材質:ABS、他
●本体サイズ:約直径7.8×15.8(h)cm
●重量:約216g
●明るさ:約75lm(ルーメン)
●使用バルブ:LED
●使用電源:単四形乾電池×3本、充電式カートリッジ(別売)
●連続点灯時間:約10時間(High)、約25時間(Low)
●機能:High/Low/OFFの3段階スイッチ、バッテリーインジケーター
●付属品:乾電池カートリッジ
CPX4.5の乾電池、充電池の両カートリッジ対応
●逆さに吊るして使うこともできるミニLEDランタン。
●バッテリー容量をライトで知らせる(緑→黄→赤)インジケーター付き。吊し用フック。


Coleman(コールマン) CPX4.5 アルミLEDフラッシュライト
ナチュラム価格2480円(税込)
●材質:アルミニウム、他
●本体サイズ:約直径3.5×14.5(h)cm
●照射距離:157m。
●重量:約122g
●明るさ:約126lm(ルーメン)
●使用バルブ:LED
●使用電源:単四形乾電池×3本、充電式カートリッジ(別売)
●連続点灯時間:約7時間
●機能:ON/OFFのツイストスイッチ
●付属品:乾電池カートリッジ
CPX4.5の乾電池、充電池の両対応、ハイパワーLEDフラッシュライト。
●軽量アルミボディ

Coleman(コールマン) CPX4.5 LED テントライト
ナチュラム価格2480円(税込)
●材質:ABS、他
●本体サイズ:約13×6.5×7(h)cm
●重量:約170g
●明るさ:約60lm(ルーメン)
●使用バルブ:LED
●使用電源:単四形乾電池×3本、充電式カートリッジ(別売)
●連続点灯時間:約15時間(High)、約44時間(Low)
●機能:High/Low/NightLight/OFFの4段階スイッチ、バッテリーインジケーター
●付属品:乾電池カートリッジ
●CPX4.5の乾電池、充電池の両対応、光の方向を調節できるローテーション機能付きテントライト。
●マグネットでテント生地に挟み込んで固定。ナイトライト


日本でデビュー済みのCPX4.5対応アイテムは上記の3つだけですが、US Colemanでは、さらに以下のアイテムもデビュー済みです。
その内日本に上陸すると思いますが、私としてはUSB出力PORTを備えているENERGY PPOWER PACKが待ち遠しいです。


CPX 4.5 ENERGY POWER PACK
US Amazon.com価格$15.04/SPAN>
●Portable electronics charger
●Portable power, recharges cell phones, MP3 players, and other small electronic devices
●Item itself can be run on 3 AAA batteries, or the rechargeable Coleman CPX power cartridge (sold separately)
●Product height is 5"
●USB charging port protected by water resistant flip cap
●Charging time varies with electronic devices
●Water and impact resistant
●Take it anywhere!
●Limited one year warranty

CPX 4.5 HEADLAMP
US Amazon.com価格$34.99/SPAN>
●High power LED headlamp
●Removable headstrap and clip for easy hands-free use
●Choose your power with the CPX system
●CPX system means you can operate on included battery cartridge and AAA batteries, or the rechargeable power cartridge (sold separately)
●No tools required
●Product height is 2" (headlamp head)
●Water resistant
●Limited one year warranty
●Lifetime of light - LEDs don’t need to be replaced
●Pivots to aim light
●Red light setting for enhanced night vision
●LED battery meter changes light color when batteries are low
●85 lumens of light on high, 23 lumens on low, 6 lumens on red
●Run time of 5 hours 15 minutes on high, 25 hours on low
●Beam distance of 89 meters on high, 44 meters on low
●Water resistant
●Impact resistant up to two meters

まだ日本には上陸していないCPX6の対応アイテム数は更にすごいです。  ランタンだけなく、扇風機からベッドまで、さまざまバリエーションがあります。 CPX4.5が上陸したんですから、CPX6もその内日本デビュー出来るでしょう。。
バッテリー関係は輸出入の規制がありますので、何か引っ掛かっているのかもしれませんが、とにかく待ちましょう。
それまではUS Coleman のCPXのページを眺めながめてましょう



という事で前置きが長くなりましたが、早速CPX4.5を見てみましょう。
CPX4.5の充電バッテリー単体の購入は可能です。

Coleman(コールマン) CPX4.5 充電式カートリッジ
ナチュラム価格1480円(税込)
●材質:ABS、ニッケル水素電池、他
●本体サイズ:約直径3.2×9.7(h)cm
●重量:約74g
●充電時間:約3時間
●乾電池要らずの充電式カートリッジ4.5V。
●全てのCPX4.5V対象商品に対応可能。
●乾電池の交換をせずに充電して繰り返し使えるエコアイテム。

ただし、これだけでは充電は出来ませんので充電キットが必要です。

Coleman(コールマン) CPX4.5 充電キット
ナチュラム価格2480円(税込)
●材質:ABS、ニッケル水素電池、他
●本体サイズ:約直径3.2×9.7(h)cm(カートリッジ)
●重量:約290g
●充電時間:約3時間
●充電可能回数:約500回
●AC/DC12Vカーアダプター付充電式カートリッジ4.5V。
●全てのCPX4.5対象商品に対応可能。
●ACアダプターでもDCカーアダプターのどちらでも充電可能。

CPX 4.5の充電バッテリーを使おうと思ったら、まずはこのキットを買う必要があります。
キットにはCPX4.5の充電カートリッジが1本ついていますので、そのまま充電を開始できます。
こちらが充電カートリッジ本体です。 ロックの機構とうは付属の黒いバッテリーバックと同じです。 この充電池は、NiMH(ニッケル水素充電池)ですので、素材自体はeneloopと同じです。

CPX4.5対応機器には、必ずこのロゴが点いています。 CPX6が上陸したときには、間違わないように注意しましょう。
商品ページでもこのロゴで区別できます。


CPX4.5対応機器には、標準で黒い電池パックがついています。 この電池パックには単4電池が3本はいるのですが、充電カートリッジは全く同じ大きさですので、電池パックの代わりに挿入して使います。
底面の電極にちょっと違いがあります。 左の充電カートリッジには、充電時にアダプターを接続するための電極があり、通常はゴムの蓋で閉じられています。

充電カートリッジの充電には付属のアダプターを使います。 充電アダプターは2種類あります。まずはシガーソケットタイプのアダプターです。

車のシガーソケットから充電出来るのはとても便利ですね。 とっさの時には車で充電可能です。

今回は以前にご紹介したAC100Vをシガーソケットに変換するアダプター経由で試してみます。 給電するとアダプターのランプが点きます。

つづいてACアダプターです。こちらも付属しています。 出力がDC9Vですので、XPSやCPX6とは共用出来ないです。将来両方持つユーザーの事を考えれば、一緒にしてくれても良さそうですが。。出力電圧が違うので仕方ないですかね。。

それでは早速充電してみましょう。 今回はACアダプターをつかって充電してみました。

アダプターの電極は、充電カートリッジ底面の電極にあります。 ゴムの蓋を開けて電極を差し込むだけです。


充電が開始されるとチャージサインのLEDがオレンジ色に光ります。
商品説明ではフル充電までは約3時間かかるという事になっています。
今回は22分ほどでチャージサインがグリーンになりました。 予めある程度は充電されていたようです。
充電が完了したら、CPX対応のアイテムに挿入します。 今回は先日購入したLEDミニランタンです。
無事点灯しました! ランタンのバッテリーインジケーターもグリーンです。


単1電池が入手困難になって久しいですが、比較的入手しやすい単4電池を使うLEDランタンはアドバンテージが高いです。
それに加えて、AC電源から充電可能なCPX4.5を活用すれば、
乾電池の購入も不要になります。 使用済みの乾電池は処分するしかありませんが、充電カートリッジになら繰り返し使える点を考えると、エコな使い方ともいえますね。
専用充電器が不要な点もCPX4.5はアドバンテージがあります。 夏に計画停電が実施される場合には、電気が来ている夜間に充電しておけば、いつでもしよう可能です。
その意味では、CPXは今の日本には最も有効なシステムと言えるかもしれません。 私としてはXPSの有用性を既に実感しておりますので、CPX6が上陸すればこれが最強だと思っています。 CPX6は私が持っているXPSが名前が変ったもの と、CPX4.5と同じNiMH(ニッケル水素充電池)の2種類があり、それぞれそっくりなので間違いそう。。 お値段も倍近く違います。
AmazonではNiMHのCPX6が全く入荷しないので、毎日チェック中です。入荷したらポチってみます。

長い目で見て、是非揃えておきたいアイテムだと思います。

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の発売前の参考価格です。実際の価格は発売後の製品ページにてご確認ください。   




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