お父さんの会デイキャンプ2012

Hisane

2012年11月04日 22:12

毎年恒例のお父さんの会デイキャンプ。今年は小学校の校庭の震災復旧工事がありましたので、いつもより寒いこの時期の開催となりました。 天気ばかりでなく寒さも心配していたのですが、当日はこの時期珍しい晴天と気温になりました。

今年は児童と保護者で約400人程のご参加を頂きました。 数日前からお父さん達は準備を進めておりましたがマンパワーには限界がありますので、当日は参加者の方に出来るだけ準備も含めて実施していただく事にしています。

デイキャンプは2部構成。第1部は広い校庭を使ってキャンプ料理を楽しみます。
今年の料理は恒例の「カレーライス」と新メニューの「タンドリー風チキン」です。

今回は400人を20チームに分けてそれぞれ準備していただきました。 朝から材料や器具を20チーム分準備しました。
限られたマンパワーで大人数の対応をするためのノウハウが活かされています。

各チームはそれぞれ「ごはんチーム」「カレーチーム」に分かれます。
ごはんチームは校庭でかまどの準備をした上で飯盒をつかったご飯作りを担当します。
カレーチームは体育館で材料や調理方法の説明を一通り聞いてから、材料準備からはじめます。
子供達は積極的に準備に参加してくれました。 自分達で準備したカレーが美味しい事を知ってくれていますので、高学年が低学年の子と一緒にいろいろ走り回ってくれました。
ごはんチームは家庭科室などで飯盒をつかってお米とぎ。カレーチームもあとから材料洗いを始めます。
今年からは材料きりも外ですることにしました。 天気だけが心配でしたら、幸いぽかぽか陽気。
ごはんチームのかまど準備との連携が取れるようになったので、なかなか良いアイデアでした。
かまどは薪を燃料に火をおこします。最近は器具や着火剤などを使えば簡単に着火できますが、是非子供達に経験してもらいたいという事で、あえて子供達にマッチで着火してもらいます。
新メニュータンドリー風チキンの下ごしらえも開始。カレー粉、ヨーグルト、各種調味料が配れてていますので、各チームで工夫しながら好きなように調合します。 大人向けのお楽しみ調味料も別にありますので、自分の味が自由に作れます。
準備が出来たらアルミホイルの小分けして網の上へ。
まずは飯盒でごはんを炊きます。「はじめちょろちょろ。。」のノウハウはおいしく炊くには必要な事ですが、強火で始めてた後に薪の節約をしながら段々火力を弱めるだけでも結構おいしく出来ます。
こんな適当な方法でも、ほとんどのチームで失敗無く炊き上がります。 今回はおこげも出来たりしたチームもあり、ほぼ大成功でした。
飯盒炊飯の周りではタンドリー風チキンを焼きます。 アルミホイルで包んでいますので、蒸し焼き風になっておいしく出来るはず。。
薪はボーイスカウトの方のご紹介で材木やさんから廃材を分けていただきました。
思いのほかよく燃えてくれましたが、前半でがんばってしまうと後半の火力が持ちません。このあたりの時間配分が大切になります。
この日は絶好のデイキャンプ日和になりました。校庭には20個の炉が出来てます。各自のペースで楽しく調理してもらえたようです。
こちらが出来上がった「タンドリー風チキン」です。 このチームはカレー粉とヨーグルトのミックスでしたが、思った以上の美味しく出来ました。
子供達にも大好評でした
つづいてメインのカレーです。約20人分を大なべで一気に作ります。 煮込む時間が長ければ長いほど美味しくなります。
残りの薪の火力を調整しながらじっくり煮込みます。
焦げないように定期的にかき混ぜます。 子供達も自分のカレーなので、一生懸命調理してくれました。

こうして出来上がったのがこちら。 定番料理ですので失敗することはまずありませんが、それぞれのチームでいろいろな隠し味?を入れていたようです。

ポークカレーです。外で作ったカレーは美味しいに決まっていますね。
飯盒で美味しく炊けたご飯とのコンビネーションも抜群です

第2部は花火大会です。炉を片付けた後に花火チームが手分けして仕掛け花火を設置します。

今回の着火はガストーチを使います。 「ガストーチを貸してください」と呼びかけると意外に皆さんお持ちのようで、ご覧のように沢山集まりました。イワタニのガストーチが一番人気でしたね。

火文字はダンボールを使って棒状の花火で形を作ります。打ち上げ花火はバケツに砂をいれて差し込みます。 静かに光る花火はペットボトルにもちょっとした光の工夫も。
音響デスクはGENTOS エクスプローラーで照らしました。


ナイアガラの滝を固定するにはパイルドライバーが最適です。今回は脚立とあわせて3本のパイルドライバーをつかって吊り下げました。

花火の準備をしている間は、子供達は肝試しを楽しんでもらいました。 肝試しチームは朝から会場作りとお化け役に大活躍です。 子供達にも大人気でした。


さて、花火チームのお父さんはリハーサルをしながら最終確認。
音楽の盛り上がりに合わせて花火を着火するという離れ業を5人のお父さんの連携で実現します。
いろいろ考えているこの時間が結構楽しい

楽しかったデイキャンプもこれでフィナーレです。 昨年始めて花火で締めたところ、これがとても大好評でしたので、花火チームは今年もがんばりました。
着火係をおおせつかった私は、思いっきり火の粉をかぶりながらも楽しみながら間近で見ることが出来ました。最後の打ち上げ花火の後には子供達にアンコールまで頂きました。音楽も最高でしたね。










今年も大成功に終わったデイキャンプ。日ごろ仕事で忙しいお父さん達が、この日のために夜遅くまで奔走しました。 子供達の沢山の笑顔を見ることが出来て、お父さんは大満足。
この後の打ち上げでのお酒は本当に美味しかった!
お父さんの会のお父さん方、先生、サポーターの方、参加してくれたすべての方々に感謝です。




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