デジモノの充電ならエネループ・リチウムイオンバッテリー

Hisane

2010年05月05日 23:00

キャンプフィールドでは基本的には電源なしに挑戦していますが、携帯電話やiPhoneなどのデジモノは持っていっています。 モブログは携帯で、情報収集やブログ閲覧はiPhoneを使っています。 1泊程度なら使用をセーブすれば何とか持ちますが、2泊以上となるとどうしても充電が必要です。 車のシガーライターから充電も可能ですが、サイトでエンジンを空回しするわけにはいきません。 乾電池をつかった補助充電アクセサリーは沢山ありますが、乾電池はどうしても使い捨てなので、エコの観点ではあまり選びたくありません。

エコを究極まで突き詰めれば、やっぱりソーラーですかね? キャンプフィールドでも晴れていれば太陽エネルギーは無限に降り注いでます
最初にこのエネループのソーラー充電器セットを見たときは「これだ!」と思ったのですが、太陽電池から内蔵リチウムイオン電池への充電が約6日というのを見たときに、そりゃだめでしょ!と思ってしまいました。

サンヨー(SANYO) エネループ ソーラー充電器セット サンヨー(SANYO) エネループ ソーラー充電器セット
ナチュラム価格19800円(税込)
●セット内容: ソーラー充電器 NC-SC1×1台、単3形ニッケル水素電池HR-3UTGA×4個
●充電時間の目安:
太陽電池→内蔵リチウムイオン電池:約6日(秋、晴天が続いた場合の目安)(使い切ったリチウムイオン電池を満充電する場合の目安です。充電時間は天候、季節等により変動します。 
■内蔵リチウムイオン電池→単3形eneloop:約150分(1~2個)、約300分(3~4個) 
■内蔵リチウムイオン電池→単4形eneloop:約75分(1~2個)、約150分(3~4個)(使い切ったeneloopを満充電する場合の目安です。電池の残量や周囲温度によって時間は変化します。
●ニッケル水素電池充電出力: DC1.2V 450mA×4(3~4個) 900mA×2(1~2個)
●直流出力(USB) :DC5.0V 500mA(USBコネクタAタイプ)
●充電器寸法(質量): W180 ・D160 ・H70mm(約 550g/電池別)
●パックサイズ: W219・D186・H189mm

基本的には、充電が可能な電池からUSB出力が得られれば良いわけですから、たとえばこんなのでもいいわけです。

サンヨー(SANYO) USB出力専用ブースター サンヨー(SANYO) USB出力専用ブースター
ナチュラム価格1980円(税込)
●本体寸法(質量) Φ18×高さ148mm(約22g/電池込:約76g)
●パックサイズ :幅99×奥行20×高さ164mm
●出力 :DC5V・500mA ●出力時間: 約90分
●セット内容 :USB出力付ハンディ電源KBC-D1×1台、単3形ニッケル水素電池HR-3UTGA×2個
●モバイル機器がどこでも充電できる!
●重さ約22g!手軽に持てる、コンパクトなスティックタイプのブースター
●外出先や出張先でさまざまなUSB対応機器の補助電源として使える
●充電して「くり返し約1500回使える」単3形eneloop 2個付き
●放電専用タイプ

このUSB出力専用ブースターは充電されたエネループ2本
でUSB出力を得るわけですが、これ単体ではエネループ充電は出来ません。
ですので一見お安いですが、エネループ専用の充電器を買うと、結構なお値段になります。 逆に単3のエネループを何本も持っていれば、キャンプフィードでは色々対応可能です。 それを実現するにはやっぱりエネループが何本も必要ですね。トータルでは結構お高くなってしまいます。

充電と放電の両方を可能にする製品は、エネループでは「モバイルブースター」として結構バリエーションがあるようです。

エネループの電池をつかって、充電と放電の両方を可能にしたのがこれです。

サンヨー(SANYO) USB出力付充電器セット サンヨー(SANYO) USB出力付充電器セット
ナチュラム価格3150円(税込)
●ニッケル水素電池単3形「eneloop」2個付
●充電器寸法(質量): W66×D25×H60mm(約55g/電池別)
●パックサイズ :W105×D160×H43mm
●入力電源 :ミニUSBプラグ DC5V/500mA MAX
●出力 :USB端子部:DC5V/500mA
●出力時間 :約70分
●充電時間 :eneloop単3形 1個/約140分 2個/約280分
●ポータブル充電器と各機器を結ぶUSBケーブルは付属していません。
●とっさの電池切れの強い味方。ポータブル予備電源
●単3形エネループ2個付でパソコン等のUSB端子から手軽に充電。
●エネループの充電器としても使用できる。
●本体スイッチでのUSB出力時のON-OFF切り替え可能&USB出力時の作動状態も一目で確認できる。

USB端子から充電し、USB端子の出力を一つ持っています。エネループの充電器としても使えますので、単3電池のエネループとして取り出して使えますね。
最低限の要件は満たしてくれそうですが、USB端子から充電となるとPCなどのUSB出力端子が必要になってしまいます。 単3エネループ2本となると、放電容量も結構小さいです。


乾電型のエネループではなく、専用の充電ユニットをつかって充電、放電可能な製品もあります。

サンヨー(SANYO) USB出力付リチウムイオンバッテリー
ナチュラム価格4480円(税込)
●本体寸法(質量): W70×D22×H39mm(約70g)
●パックサイズ: W105×D39×H160mm
●入力電源 :ミニUSBプラグ:DC5V 500mA MAX
●出力: USB端子部:DC5.0V/500mA(USBコネクタAタイプ)
●出力時間: 約120分
●充電時間: 約7時間
●ポータブル充電器と各機器を結ぶUSBケーブルは付属していません。
AC電源からは充電できません。
●外出先でのとっさの電池切れにもあわてないポータブル電源
●外出先や出張先でさまざまなUSB対応機器の補助電源として使える
●パソコンなどのUSB端子から手軽に充電
●本体スイッチでのUSB出力時のON-OFF切り替え可能&USB出力時の作動状態も一目で確認できる。
●リチウムイオン電池内蔵で軽量&コンパクトサイズ


USB出力が1つあり、120分放電できる点が強みですね。
ただし、充電は相変わらずUSB端子からのみになります。
お値段もなかなかですね



結局私が選んだのは、こちらです。

サンヨー(SANYO) USB出力付リチウムイオンバッテリー
ナチュラム価格5980円(税込)
●本体寸法(質量): W62×D22×H70mm(約130g)
●パックサイズ: W105×D160×H69mm
●入力電源 :ミニUSBプラグ DC5V/500mA MAX AC100-240V/50-60Hz(専用アダプタ使用)
●出力: USB端子部:DC5V/500mA×2
●出力時間: 1端子使用時 約240分 2端子使用時 約120分
●充電時間: ACアダプタ入力/約7時間、USB端子入力/約14時間
●とっさの電池切れの強い味方。ポータブル予備電源
●専用高容量リチウムイオン電池内蔵で同時に2口へ充電可能
USB端子からも、AC電源からも充電可能
●本体スイッチでのUSB出力時のON-OFF切り替え可能&USB出力時の作動状態も一目で確認できる。

AC電源からも充電できるというメリットは大きいですね。AC電源からの充電の方が、USBに比べて半分の時間で済むようです。
出力側もUSB端子が2つ付いています。 携帯電話とiPhoneを使い分けている私にとっては、この点も好都合でした。


ナチュラムさんのフィールドギアカテゴリーに、こんなアイテムがあるなんて知りませんでした。 キャンプカテゴリーばかり見ていてはだめですね


中には、本体、ACアダプター、充電用のUSBケーブル、説明書が入っています。 放電側のUSBケーブルは付いてませんのでご注意を。


本体はシンプルなデザインです。iPhoneとならべてみると、意外に小さい事がわかりますね。



こちらはUSBの出力側端子です。 USBの定格であるDC-OUT 5Vが出力されます。
2つ口があるというのは便利ですね。 両方同時に機器をつなぐ事も当然できますが、放電時間は半分になります。 1口で240分、2口で120分放電し続けられますから、携帯電話やiPhone程度の充電ならば、ダブルでも十分要件を果たしてくれそうです。


こちらは充電側です。 AC電源端子とUSB端子が並んでいます。 説明書によると、両方の端子から同時に充電しようとした場合には、AC電源からの給電が優先されるそうです。


AC電源で充電する場合は、付属のAC電源アダプターを使用します。もうちょっと小さいといいのですが。。



USB端子から充電する場合は、付属のUSBケーブルを使用します。



おまけ情報ですが、ストラップを通す穴が一応付いています。 ストラップをつけて首から下げる訳ではないと思いますが。。


では早速充電です。 まずはUSBケーブルを使った場合の充電方法です。



付属おUSBケーブルを使って、本体のミニUSB端子に接続します。 あとはPCなどのUSB出力に接続するだけで充電開始できます。 普段仕事で使うときは、PCに向かって仕事をしている間に充電すればいいですね。ただし満タンになるまでには時間がかかります。

つづいてAC電源を使った充電方法です。付属のAC電源アダプターをつかって本体のAC電源入力に接続します。



あとは100V電源に接続するだけです。充電中である事を示す1.5秒毎の青色LEDの点滅が始まります。 連続点灯になれば、充電完了になります。


青色LED横のボタンを長押しすると、残量チェックが出来ます。
短い間隔の点滅が続くようになった場合には、充電が必要だというしるしです。 この機能は結構便利ですね。


では早速iPhoneを充電してみます。 iPhoneには付属のUSBケーブルが付いています。データ転送と充電をかねたケーブルです。
AC電源につなぐ場合は、小さくて四角いAC電源アダプターを介してつなぎます。


iPhone付属のUSBケーブルだけをつかって、リチウムイオンバッテリーにUSB出力側に接続します。 青色LED横のボタンを押すと、充電が開始されます。 iPhoneも確かに充電モードに入った事がディスプレイで確認できますね。


ちなみにこのリチウムイオンバッテリーは2代目の用ですが、先代から進化した点の一つが、充電と放電が同時に出来る点です。 説明書に書かれていますので、事実だと思います。実際にやってみても、ご覧のように充電しながら放電が出来ました。


PCがあれば、USBで充電しながら放電可能です。オフィスでは、ずっとこうなっていそうですね。


ちなみに小さいと評判のiPhone付属のACアダプターはこちらです。



例えばiPhoneのACアダプター電源を使えば、リチウムイオンバッテリーのUSB経由で充電が出来ますね。 小さくなるので助かりますが、説明書では「付属のACアダプターを使ってください」と書かれていますので、あくまで自己責任でお願いします。


ちなみに充電中にボタンを押すと、USB出力側への電力供給が止まります。 接続機器側の充電が満タンになったからといって、リチウムイオンバッテリーの出力が勝手に止まるわけではありませんので、自分でOFFにする必要はあります。


USB出力端子2つは、こんな感じで同時出力可能です。 今回は、奥様のiPhoneも同時充電してみましたが、全く問題ありませんでした。
携帯電話の充電もUSBケーブルがあれば、同じような事が可能です。


今回おまけで別の補助バッテリーをご紹介します。
私が普段モブログのアップに使っている携帯電話は、ドコモのP905iTVですが、以前にポイントを使ってFOMA 補助充電アダプタ 01」をドコモショップでもらいました。 こちらはFOMAを充電できる専用バッテリーです。


これも良く見ると「Powered by eneloop」と書いてありますね。容量はそんなに大きくなさそうですが、2回程度のフル充電が可能でした。


出力はUSBではなくFOMAの端子になりますので、結局FOMAしか充電できません。


この補助充電アダプターへの充電は、普段FOMAの充電に使っているAC電源アダプター経由で行ないます。



FOMAを受電したいときは、接続するだけです。 充電残量を示すランプもついていますので、目安になりますね。



キャンプフィールドでは、iPhoneはWi-FiやBluetoothをOFFにして、通常の消費電力を落としながら使っていましたが、2日目の朝ですでに残量30%程度になってしまったので、早速リチウムイオンバッテリーをつかって充電しました。 モブログで使うFOMAはリチウムイオンバッテリーにつないでも良かったのですが、先にFOMA補助充電アダプタ 01から充電しました。
奥様のiPhoneも充電しましたが、まだまだ残量は残っているという感じでした。


このサンヨーUSB出力付リチウムイオンバッテリー があれば、ある程度携帯電話をキャンプフィールドで酷使しても安心できますね。 2泊以上することが多いデジモノオーナーの方には、是非おすすめです!

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。




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