ロースタイル! コールマンリビングフロアシート【眺める編】

Hisane

2010年08月29日 01:41

これから段々と秋に近づいてきますよね。 最近気になっているロースタイルキャンプは、個人的にはこれからが本格的なシーズンかな?と思っています。 そのためにも、是非揃えておきたいのが、心地よいお座敷スタイルをかなえてくれるリビングフロアです。
というわけで、今日からロースタイルシリーズを始めてみようと思います。

これから2回にわけて以下のアイテムの眺める編をお届けします。

Coleman(コールマン) リビングフロアカーペット/270
ナチュラム価格5954円(税込)
●表地素材:アクリル ●裏地素材:PVC
●使用時サイズ:約265×265
●重量:約3kg
●付属品:収納ケース
●リビングフロアシートにぴったりのサイズ
●インナーマットとしても使用できる起毛カーペット

Coleman(コールマン) リビングフロアシート/270
ナチュラム価格8480円(税込)
●フロア素材:300Dポリエステルオックス
●コーナー素材:PVC
●使用時サイズ:約270×270×H10cm
●重量:約1.5kg ●耐水圧:約5000mm
●付属品:収納ケース、スチールペグ

2つの眺める編の後に、これらをまとめて設営編をお届けする予定です。

本日は第1弾のリビングフロアシートです。 リビングフォロアーカーペットや起毛レジャーシートを地面に直接敷いてしまったって当然良いわけですが、リビングフロアシートがあればなお安心です。 リビングフロアシートを使う最大の理由は、地面からの湿気、流れてくる雨水、その他の汚れからお座敷を守るということだと思います。 また使ってみた分かった事として、あくまで湿気避け、水避けであるので、そんなに厚手のシートではありませんから、地面のデコボコを緩和するほどのクッション性は期待できません。 快適なお座敷を用意するなら、リビングフロアカーペットとのコンビネーションが必要だという事ですね。

キャノピーリビングフロアに注目したのは、今年2月に城南島で開催されたコールマン新製品フィールド発表会これを見たからです。
このときはテーブルとチェアが持ち込まれてましたのでロースタイルではなかったのですが、あえてカーペットに座ってみたところ、その座り心地に一目ぼれしたのがきっかけです。


私が選択したのはコールマンのリビングフロアシートですが、当然他の選択肢もあります。

スノーピーク(snow peak) リビングシート
ナチュラム価格13980円(税込)
●本体材質:PVC、収納ケース材質:ポリエステル
●セット内容:シート本体、ジュラピンペグ(×4)、ペグケース、収納ケース
●サイズ:3m×1.6m ●収納サイズ:55×22×10cm
●平均重量:2.8kg
●泥はねや水の浸入防止、バスタブタイプの快適グランドシート

スノーピークのリビングフロアシートは、ちょっと横長です。一般的なスクリーンタープの半面をお座敷にするなら丁度良いサイズかもしれません。 うぇざ~ますたら~の私としては、この色は捨ておけません 相方のフロアマットは、ナチュラムさんでは残念ながら取り扱い終了でした。 でも私が欲しいのは、やっぱりスクリーンタープ内前面のお座敷ですので、これはパスしました。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) リビングシート【ロッジ用】
ナチュラム価格13440円(税込)
●素材/生地:PVC
●シートサイズ/310×210cm ●適応リビングサイズ/350×240cm
●適応テント/ミネルバDX、アードヴァーグ
●付属品/収納袋
●テントやシェルターのリビングに敷く専用シートです。

小川キャンパルにもリビングシートがあります。 こちらは広さも十分ですし、周囲のフラットバーの配置もしっかりしてます。 こちらはロッジ用ということですが、もう一回り大きいスクリーンキャビンHG用というのもあります。

どちらも正方形でないという点がコールマンとの違いの共通点ですね。 正方形はサイズが合えば全面サイズになる一方、靴を脱ぐ場所や荷物のおき場所を確保したいという点を考慮すると、マイナスになる事もちょっとだけ考えられますね。 でも、300cm前後のサイズが多いスクリーンタープに対して、270cm四方というサイズがまた絶妙なんじゃないかと思います。

パッケージから見てみましょう。 かなり立派な収納袋に入っていますね。
割と丁寧な取り扱い説明書が付いていました。 まぁ、この通りやれば、だいたいうまく行きます。



収納時のサイズは意外に大きいという印象です。 500mlペットボトルと比べると分かりますね。
じつはこの姿が、手持ちのコールマンのグランドシートと良く似ています。いずれ必ず取り間違えるんだろうなぁ。。。


収納袋はかなりしっかりしています。 ポリエステル素材ですので、多少のことでは破れることはないでしょう。
収納袋の口は、キチンとロープがついてますし、ロープエンドもしっかり付いています。



早速中身を出してみましょう。 最初は本当に綺麗に畳まれて入ってますが、おそらく2度とこんな綺麗には畳めないでしょう


中にはリビングシート本体と、小さなペグ袋が入っています。 コールマンおなじみのオモチャハンマーはさすがに入ってませんでした。


ペグ袋には4本のほそ~いペグが入っています。 これでリビングシートの4つ角をペグダウンするわけです。



ペグを見てみましょう。ペグとしては正直いって持っている中では最弱だと言わざるをえませんが、今回想定されるぺグの使い方はリビングフロアシートの4つ角の固定ですから、大きな荷重が掛かるとは思えません。その意味では必要十分という感じでしょうか。。



それではいよいよリビングフロアシート本体を見てみましょう。
ちょっと広げてみただけで、かなり大きいなぁということが分かります。
全部広げるのは設営編で試すとして、今日は主に素材感中心に見ています。


こちらは底面に当たる面のシートのズームアップです。 素材は300Dポリエステルオックスです。 経験的にこの素材は確かに水には強いですが、地面に直接着く部分ですので、土などの汚れがつくと、意外と綺麗にするには手ごわい感じです。 縁の縫製もかなりしっかりしてますね。


次に内側の素材を見てみましょう。内側はご覧のようにテカテカした感じに見えますね。これはポリエステルコーティングされているからに他なりません。 水はじきは内側でもかなり期待できます。 あやまってジュースをバシャ~っとこぼしても、カーペットはシミだらけになっても水分はここで止まるという感じでしょうか。。


実際に表地と裏地を見ると、見た目にもこんなに違いがあります。この表地と裏地の組み合わせで、耐水圧が普通のテントを上回る5000mmを実現しています。



つづいて、リビングフロアシート最大の特徴である、立ち上がり部分です。
各社のリビングシートもこの立ち上がりがありますが、コールマンの場合は12cmとやや高めです。 日本人ならばヨイショとまたぐ敷居と認識できるくらいの高さですね。



こちらはコーナーテープと呼ばれています。先端のリングをペグダウンすることで、立ち上がりをしっかり固定できます。リングの先にはロープが付いていますので、指を引っ掛けて引っ張りながらペグダウンも出来ますし、ペグを引き抜くのも結構簡単です。



コーナー素材はPVCですので、より耐水性に優れていますし、何かと力が集中するので、このしっかり感は重要ですね。


フロアシートとコーナー素材との間の縫製部分にはしっかりとシーリングまでされています。 こんな細かいところまでもが耐水性を向上させているんでしょう。


リビングフロアシートの角はコーナーテープで引っ張りますから、12cmの立ち上がりはほぼ固定できますが、中間地点はさすがに緩んでしまいます。 それを防ぐために、各辺の中心にはサポートバーという物が付いています。


マジックテープが付いていますので、ごらんの様にサポートバーを立ち上がり側面に留めることが出来ます。



コーナーをペグダウンしてませんので写真ではまだフニャフニャですが、キチンと設営すれば各辺の立ち上がりもほぼ固定できそうです。


かなり耐水性に優れた素材と構造である事が、見ただけでかなり分かりました。 グランドシートとは大きく異なる構造は、目的にあったものといえるんじゃないでしょうか? 次回のリビングフロアカーペットの眺める編を経て、最後に設営編を見ていただきたいと思います。


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。  




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