コールマンフェザーストーブ 【開梱編】

Hisane

2009年11月19日 00:54

過去のブログ記事でチラホラと写真の隅っこに写っていたコールマンのフェザーストーブを、今日はじっくり穴が開くほど見てみたいと思います。今日から何回かに分けて紹介してみたいと思います。

ナチュラムさんではシングルコンロのジャンルに含まれていますが、私としては暖房器具としてのストーブというつもりで購入しました。
ランタン同様に燃料の種類によっていろいろ品揃えがありますが、私の場合は燃料はホワイトガソリンと決めてました。 なぜなら我が家のメインランタンはコールマンのノーススターだからです。

コールマンのホワイトガソリンを燃料と決めると、選択肢はかなり限られます。 一番気になるのはやはり定番物ですね。

Coleman(コールマン) スポーツスターII(プラスチックケース付)
ナチュラム価格6039円(税込)
●火力:最高時2125Kcal/h
●本体サイズ:約直径14×14(h)cm
●燃料タンク容量:520cc
●燃焼時間:約1.45~3時間
●本体重量:約960g
●使用ジェネレーター:400C289C
●プラスチックケース付き
●ワンバーナーといえば508と言われるコールマンの定番ワンバーナー
●気温変化に強いガソリン燃料使用でアウトドアの強い味方です
●手軽な料理に実力を発揮するコンパクトタイプのストーブ

ワンバーナーといえば508というほどの定番もののようです。形もシンプルですし、火力もかなりありそうです。 ナチュラムさんの人気ランキングでもガソリン式では堂々の第1位を常にキープしてます。 プラスチックケースもついているし、これがいいかなぁと思っておりましたが。。。 ランキングに入っているもう一つのガソリン式ストーブが目に入りました。 それがコールマンのフェザーストーブです。

Coleman(コールマン) フェザーストーブ
ナチュラム価格8800円(税込)
●火力:最高時約2125kcal/h
●燃料タンク容量:約330cc
●燃焼時間:約2.2時間
●本体サイズ:約13x13x15.2(h)cm
●重量:約680g
●使用ジェネレーター:533-5891
●アメリカ製
●2125kcal/hという通常のシングルストーブと同じレベルの火力を維持

Coleman(コールマン) 【フェザーストーブ】+【遠赤ヒーターアタッチメント】燃料セット
ナチュラム価格9800円(税込)
【フェザーストーブ】
●火力:最高時約2125kcal/h
●燃料タンク容量:約330cc
●燃焼時間:約2.2時間
●本体サイズ:約13x13x15.2(h)cm
●重量:約680g
●使用ジェネレーター:533-5891
●アメリカ製
【遠赤ヒーターアタッチメント】
●素材:ステンレス(NCA-1)
●本体サイズ:約直径8.6x6cm
●対応機種:508/533/440/パワーマックスX-1/X-2ストーブ/ フェザーストーブ
【エコクリーン】
●サイズ:約6.3×11.8×高さ18.8cm
●容量:1L

スポーツスター2に比べたら、火力は同じでも燃料タンク容量も小さくケースもなし。 ただ、ちょっと気になるスペックがありました。
それは「非常時には自動車用ガソリンが使用可能」という点です。 キャンプアイテムは、いつも災害時の使い勝手を頭の隅で考えていますが、これはとても有用な能力ですね。 ホワイトガソリンは災害時にはそんなに簡単には手に入りそうにありませんが、自動車の無縁ガソリンならガソリンスタンドだけではなく、車のガソリンタンクにだって入ってますので、何とかなる度合いが一気に向上しますね

もうひとつちょっと気になったのが「アメリカ製」という点です。コールマンの製品ですからアメリカ製とわざわざ言っているのはどうしてなんでしょうね? とりあえずColeman USのProduct Pageを除いてみると、こちらにもほぉ~っと思ってしまうほど美しいフェザーストーブがありました。

Coleman Feather 442 Dual Fuel Stove
Coleman US Online $74.99
●Dual fuel stove with integrated fuel tank
●Adjustable pot supports protect flame in windy conditions
●Fully adjustable flame control
●Fold out legs stabilize stove or uneven surfaces
●Operates on Coleman® fuel or unleaded gasoline
●One fill up will last through a typical weekend
●Filler cap with lanyard prevents cap loss
●Dry weight is 24 oz
●Fuel capacity is 11.8 oz
●7,500 BTU
●Boil time is 3 min, 45 sec
●Burn time is 1 hour, 35 minutes on high, 7 hours on simmer
●Made in China

いやぁ~、これ本当に美しいですね。 ブロンズ色の本体以外は日本で売られているものとほとんど変わらないですね。 アメリカ製が気になって見に行ったのに、Made in Chinaとはこれいかに??

ちなみに定番といわれているスポーツスターですが、Coleman USのページでは見つからず、代わりにDual Fuel StoveのMulti-Fuel Stoveをみつけました。

Coleman Multi-Fuel Stove
Coleman US Online $85.99
●Fuel capacity is 10.3 oz
●Coleman liquid fuel & unleaded gas burns at 7,500 BTU
●Boil time is 4 min, 25 sec
●Burn time is 1 hour, 20 minutes on high, 7 hours on simmer
●Kerosene burns at 6,500 BTU
●Boil time is 4 min, 36 sec
●Burn time is 2 hrs, 25 minutes on high, 9 hours on simmer

日本で発売すれば、どちらも売れそうなんですね。とくに形から入る私のような者にはキャッチーなデザインです

さて本題にもどって、さっそくフェザーストーブを見てみましょう。
思ったよりも小さい箱に入ってきたのでちょっとびっくり。 ストーブはデカイという自分勝手な思い込みがありましたので、印象とはだいぶ違うサイズでした。











中身は本体と説明書のみです。 スポーツスター2のようなケースは付属していませんので、収納をどうするかは別途考えなくてはなりませんね。











これが収納状態です。とはいっても畳んである足をのぞいては、これ以上は小さくなりません。












注意書きの紙が一枚ペラ~ンとついていました。
翻訳すると
「火がついたら、もう30回ほどポンピングをして本体に空気を送り込んでください」
という事です。これって結構大切なことなんじゃないでしょうかね?英語になってたら読まんですよね!






最初は「燃料レバー」から見てみましょう。 燃料を送り出す量を調整するための仕組みです。このレバーよって火力の調整を行う事が出来ます。



















赤いキャップのついたレバーは、簡単に動かすことができますが、ちょっと頼りない感じですね。 もうちょっと長くても良いかもしれません。
それでも使用には十分だと思います。

つづいポンプノブです。 ノーススターのポンプノブとは違って、ねじ込んで留まっていました。 ポンピング前には、ノブをまず回してネジを開放する必要があります。










その後はノーススターや他のガソリン式ランタンと同じポンピングです。
ノブが私の手にはちょっと小さいので、ポンピングもちょっとし辛い印象でした。


つづいて燃料キャップです。ランタンのものと同様に、燃料キャップって意外といつもなくしちゃいそうになってしまいます。
その点このストーブの燃料キャップは、ごらんの様に本体とゴムでつながっていますので、まず無くさないでしょう。
ちなみに燃料口の直径はノーススターと全く同じです。
 








収納状態の本体の足です。3本足がきれいに畳まれています。














こんな感じで畳まれている足を広げます。 ごらんのようにかなり広い面積の上にどっしりと足を踏ん張っているような感じです。
ある意味安心感がありますね。










開梱&設置だけならば、これでおしまいです。














スポーツスター2に比べたらちょっと背が高いので、この足はかなり安定性に寄与していると思います。




つづいて燃料タンク~ジェネレーター周りをじっくり見てみます。
燃料タンク内でポンピングによって圧力をかけられたガソリンが燃料タンク~燃料レバーを通ってジェネレーターに押し出されます。








ジェネレーターはそのままグルっとストーブ上部を通って、五徳の間をうまくすり抜ける感じで横切ってます。












燃料タンクから燃料の量を調整する燃料レバーを通って五徳の間を抜ける間に燃料のガソリンが気化します。












ジェネレーターの付け根部分です。気化したガソリンがバーナー下部から噴射されます。
ビスが見えますので、メンテナンスや交換は結構しやすそうですね。










今日のところはここまでです。 ちょっとメカっぽい所が気に入りました。メンテナンスもちょっと楽しみですね。
この段階ではまだ火入れをしてませんので、実際の性能はまだわかってませんが、次回以降じっくりご紹介したいと思います。








やはり定番と呼ばれているだけあって、スポーツスター2の方が洗練された感じがしますが、このフェザーストーブは燃料の選択しがある分、使える条件がより広いのではないかと自分なりに理解しています。

長く使えるアイテムとしてどれだけ愛着が持てるかは、自分しだいといった感じです。 暖房アイテムとしての性能もこれから検証してみたいと思いますので、お楽しみに~。

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。






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