先日書きましたユニフレームのカトラリー&ケースセットの記事ですが、箸が2種類ある事を書きました。 一つは
「一位」という木で出来ている箸、そしてもう一つが
「鈴木」という素材で出来てると書きました。
ユニフレーム(UNIFLAME) カトラリー&ケースセット
ナチュラム価格5800円(税込)
●サイズ:収納サイズ(カトラリーケースサイズ)/75×75×230(h)mm、箸/225mm
●重量:860g
●セット内容:WOODYスプーン×4、WOODYフォーク×4、箸(一位)×2、箸(鉄木)×2、カトラリーケース×1
●WOODYカトラリー4人分と箸4膳をステンレスカトラリーケースにセット。箸は天然木の「一位」と「鉄木」を使用した本格的カトラリーセットです。
ところが
みおのとおちゃん さんから
貴重なご指摘が。。
「あ、鈴木じゃなく鉄木です~。」
あれ?ほんと?ちょっと見てみよう。
あ!ほんとうだ!「鈴木」ではなくて「鉄木」だ!
ご丁寧に「てつぼく」とふりがなまで書いてあるのに、どうして「すずき」って読んじゃったんだろう?
いやいや、お恥ずかしい
みおのとおちゃん さん、教えいただいて本当にありがとう!!
やっぱり集中力がなくなる1時過ぎに書いているのがそもそもよくないですね。書いている時には確かに「鈴木」に見えたんです(んなわけ無いでしょ)
すっかりお恥ずかしいところをお見せしてしまいました。
とはいえ、私が書いた記事は間違いですので、正さなくてはなりません。
今日は名誉挽回すべく、
鉄木(テツボク)の箸にフォーカスしてみたいと思います。
それではまず鈴木ではなくて、
鉄木について基礎知識を調べてみます。
鉄木[てつぼく]
●幹が鉄のように固い、または密度が高く重い樹木の呼称。
●セイロンテツボク Mesua ferrea
●
ウリン(ボルネオテツボク) Eusideroxylon zwageri
●タシロマメ(タイヘイヨウテツボク)Intsia bijuga
●セイロンテツボクは「最も重い木材」として知られ、その比重は 1,122kg/m³ に達するという
●紫黒檀(しこくたん・むらさきこくたん)と呼ばれることもある。
●耐水性に優れている。100年水につけても大丈夫と言われている。
●ポリフェノール含有率が高いため、防腐性に優れている。
●生材はレモンの香りがし、防虫性に優れている。
●色はチーク色で色合いがそろっている。
●重量がある。(比重1.04:水に沈む「沈木」)
●
世界の木材の中で、最硬最強である。
とにかく木材の中では最強のようで、丈夫な箸として有名なほか、その硬質性をいかしてステッキ、三味線、船の甲板、ウッドデッキ、木刀などに多用されているようです。確かに鉄木の箸はググれば沢山引っかかりますね。
あらためて重さを見てみると、一位と鉄木は同じ体積にもかかわらずほぼ倍の差があります。
左が鉄木(27g)、右が一位(15g)ですね。密度がそれだけ高いという事ですし、反ったり収縮したりしづらいという事ですね。
箸として鉄木を使うというのは理にかなっていますね
ここでちょっと鉄木の気になる特性に注目します。それは
「水に沈むほど比重が高い」という点です。
鉄木はアイアンウッドと呼ばれるだけあって、とにかく重いですが、本当に水に沈むんでしょうか?これは実験するしかありません!!
というわけで、久しぶりに
「やってみました」カテゴリーの第2弾 「鉄木の箸は水に沈むのか?」をやってみたいと思います
ユニフレームのカトラリー&ケースセットには、
前回ブログ記事でお伝えしたように、一位の箸2膳、そして鉄木の箸2膳、計8本のお箸が入っています。
色味が似ていることもあり、一見すると2種類の箸の区別はほとんど尽きません。ましてどちらが一位の箸なのか?どちらが鉄木の箸なのかの見分けは付きません。
まぁ持ってみればすぐ分かるんですが。。。
では早速水槽を用意して、本当に鉄木の箸が沈むのか実験します。
もし鉄木だけが沈むなら、半数の箸は沈み、半数の箸は浮くはずです。
ではせっかくですので、この実験は動画でお送りします。
おお!なんと浮く箸と沈む箸に分かれましたね!鉄木の箸が沈むというのはどうやら本当の様です!
木の箸が沈むというのを見た娘は「不思議だねぇ~」と素直に言ってくれました。 変な実験を始めた夫の作業をみて、奥様はクスクスわらってましたが。。。
でもとにかく面白い記事が出来て満足満足!
と思っていたところ、ちょっと事件が!!
なんと、よく見ると沈む箸は3本だけ!何度やっても結果は同じです。
こんなことありえるんでしょうか? たまたま比重がちょっとだけ低い鉄木の箸が混ざっちゃったんでしょうか?素材が均質というのがちょっと怪しくなってきました。
ちょっと納得できない終わり方ですが、沈む箸が目の前で見られただけでもうれしかったです。
このネタは、キャンプフィールドで「お父さんすごい!」とたった一度だけいってもらえますので、是非ご活用ください。
鉄木の理解も格段に深まりましたし、
先日の恥ずかしい記事も、この記事でご勘弁を
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