私はキャンプフィールドで洗濯した経験は全くありませんが、タオルなどを干したい時は良くあります。
外に干すときは、洗濯ひもなどを木に引っ掛けて洗濯バサミで留めます。 たとえばこんなアイテムです。100均でも売ってますね。
gowell(ゴーウェル) 洗濯ロープセット(洗剤付)
ナチュラム価格578円(税込)
●素材:洗濯ロープ/ポリエチレン、留具/ポリプロピレン
●セット内容:洗濯ロープ5m、洗剤20gx3、洗濯バサミx8
●長期の旅行の必需品、コンパクトに運べる洗濯ロープセット
●生乾きの嫌な臭いを防ぐ、「部屋干しトップ」付!
カラっとした夜なら、一晩で大体乾きますね。 でもキャンプフィールドの夜は夜露などで湿っている事が多いので、中々乾かない事もあります。 というわけで、この洗濯ひもをテントの中にフックで引っ掛けて使う事が結構あります。
テントの中は以外と引っ掛けるところが少ないので、ひもが一本渡してあるだけで、いろいろ便利です。 ハンガーなんかを持ち込んで、服を引っ掛けておく事もあります。
洗濯ヒモでも十分満足なのですが、ナチュラムさんの商品サイトをふらふら徘徊していたところ、面白いアイテムを見つけました。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ランドリーリール
ナチュラム価格580円(税込)
●サイズ(約):本体:103×80×47mm、ロープ:長さ6m
●材質:本体:ABS樹脂、ロープ:ナイロン
名前の通りただの洗濯ひもですが、長いロープがリールで綺麗に収まる点に興味を持ちました。 お値段からみても殆どおもちゃみたいな感じですが、もし便利だった見っけモノという事で、ナチュポイントを使って他の買いものと一緒にポチってみました。
パッケージを見てみましょう。 鹿番長さん定番の緑のパッケージです。
パッケージをみれば、アイテムの使い方や目的が一目瞭然ですね。 リールに巻き取られた洗濯ひもを木などに引っ掛けて使うという単純明快なアイテムです。
本体の直径は8cmです。以外と大きい印象ですが、プラスチックですので若干おもちゃのような感触です
鹿番長さんはしっかり仕事をしてくれるんでしょうか?
ちなみにパッケージには壁固定用のフックが2つ付いています。 キャンプフィールドでこれを使う事はまずありませんが、家庭で壁などに固定して使いたい時には活用できますね。
こちら本体についているリールの取っ手です。 プラスチックですので、こちらはさらにおもちゃっぽいです。 まぁ、ロープを巻き取れればいいわけですから、必要十分ですが。。
本体の穴からロープが一本伸びています。先端はループ状に結んであるだけです。 このロープを引っ張れば、リールが逆回転してどんどん長さが延びます。ロープ自体はナイロン製で、組ひも上になっていますので、簡単に切れてしまう事はなさそうですが、そんなにしっかりした感じではありません。 使っていくうちに伸びきってしまうのが心配ですが、延びてしまっても所詮洗濯ひもですから、まぁ問題ないと思います。
ちなみにリールにはヒモが6mも巻き取られていますので、好きなだけ引っ張り出せる感じです。6mというと相当長いですので、使いでがあります。
リール側のロープと反対側は、こんな感じの短いロープが結んであります。こちらは固定ですので、ロープを伸ばす起点側になります。
固定の手順は、以下の順番です。
1)起点のロープを壁に引っ掛ける
2)ロープを反対側の壁まで伸ばす。
3)リールを巻き取ってロープをピンと張る。
4)リールにヒモを巻きつけて固定する。
最後の手順、「リールにヒモを巻きつけて固定する。」とは、左写真の様に長さの決まったロープをフックに巻きつけるという意味です。
簡単ですね。 このフックもおもちゃっぽいですが
では早速、テントの中にこのランドリーリールのロープを張ってみたいと思います。
ちなみに我が家のテントは、すでに廃盤になってしまった、コールマンのウェザーマスター・ブリーズドームテント2です。
Coleman(コールマン) ウェザーマスターブリーズドームテント2
ナチュラム取り扱い終了
●フライ素材:750Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
●インナー素材:T/C(撥水加工、ヘルスガード)
●フロア素材:210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール)
●メインポール素材:アルミ合金#6061(約直径14.5mm)、アルミ合金#7001(約11mm×2)
●フロント/リア/サイドポール素材:アルミ合金#6061(約直径13mm×2)
●キャノピーポール素材:スチール(約19mm×2、長さ約180cm)
●サイズ:約300×250×高さ190cm
●収納サイズ:約直径25.0×80cm
●重量:約16.5kg
●耐水性:約3000mm(フロア約10000mm)
●定員:4~6人用
●仕様:キャノピーポール、前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、コード引き込み口、ランタンハンガー、メッシュポケット、ギアハンモック
●付属品:キャノピーポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
このテントはインナーテントがオールコットンで、「呼吸するテント」と呼ばれてまして、結露を最小限にとどめてくれる優れものです。 実際にインナーテントが結露した事は、いままで経験した事はありません。 この優れたインナーテントの内側には、以外に沢山リングが付いていまして、ランドリーリールを引っ掛ける所が結構あります。
リングにランドリーリールの起点側ロープを結び付けてももちろんOKですが、S字フックがあれば簡単に引っ掛けることができますね。
100均でも売っている程度の安いものでOKです。
起点側のロープを引っ掛けたらリールからロープを引き出して、テントの反対側まで伸ばしましょう。
ロープの反対側もS字フックで引っ掛けてもよいですが、今回
はもやい結び がしたかったので、あえて結びました
このままではロープは緩んでますので、リールをクルクルと巻いてピンと張りましょう。
最後はリール側のフックにロープを巻きつけて固定します。
これでリールからロープが延びる事はなくなり、ロープの長さが固定されます。
これでロープ張り終了です。 ただし最後のフックのところを見ても分かりますが、さすがにあんまり過重を掛けるとポキっと折れそうな気もします。 まぁここはお値段相応という感じです。
我が家のテントの場合は、肩の高さあたりに大体1.7m程度のロープが渡っている感じです。 座ってしまえばはるか上空という感じの場所ですので、邪魔になる印象はありません。
早速タオルを掛けてみました。 いい感じに引っ掛けられます。
リールからロープが飛び出る事もありません。
ちなみに乾いたタオルを夜間にこの様に掛けておけば、テント内の湿気をある程度吸収してくれますので、ある程度の結露防止になるそうです。
タオル2枚、バスタオル1枚をある程度の間隔をおいて掛けてみました。このタオルは水分を含んでいて結構重い状態ですが、ご覧のようにロープがたわむ事は殆どありません。 思ったよりもいい仕事をしてくれます。
詰めればバスタオルがもう1枚いけそうです。
今回はロープを斜めに渡しただけですが、テント内には引っ掛ける事が出来るループが角に4箇所ありますので、ロープを一筆書きの様に4箇所のループに通せば、ロープは上空でバッテンを描いて渡せると思います。そうなればさらに掛けられるタオルの枚数が増えますね。
おもちゃ、おもちゃと連呼してしまいましたが、実際に使ってみると以外にしっかりとした感じです。 クチコミではシュラフを何枚も干したとレポされていらっしゃる方もいらっしゃいます。
お値段以上のお仕事はしてくれますし、収納性も抜群ですので、おすすめですよ!
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。