刺されたらすぐにベノムエクストラクターで吸引!

Hisane

2011年08月25日 23:23

夏の虫刺され対策をいくら万全にしても、何故か虫が寄ってくる。。 シトロネラやハッカ水は確かに効果があると実感しているのですが、それでもどこか刺されてしまう。。O型のせいかも知れません。

先日沖縄に旅行に行きましたが、森の中にトレッキングする予定でいましたので、更に強力な虫に刺されそうな予感が。。
さらにハブなどに遭遇する可能性もあります。
ポイズンリムーバーは以前から持ってましたが、お世話になるほどの酷い事態に遭遇した事は幸いありませんでした。 それでも蜂やブヨなどの対応には問題ないと思っていますが、蛇の毒の吸引となるとちょっと頼り無い感じがしてました。

そこで最近気になっていたポイズンリムーバーがありましたので、沖縄旅行の備えてポチりました。

あケアプラスのベノムエクストラクターです。 ベノム(Venom)というのは毒ヘビ、サソリ、蜂などが分泌する毒の事、エクストラクター(Extractor)とは吸引装置の事です。


CAREPLUS(ケアプラス) ベノムエクストラクター
ナチュラム価格3300円(税込)
●サイズ:本体50×127×32mm、収納時45*60*150mm(ケース含む)
●803mbrの高い吸引力(吸い口小使用時)
●大小2種類の吸い口で使用できます。
●持ち運びに便利なハードケース付。
●重量:140g(ケース含む)
●使用上の注意本製品は応急処置具であり、医療品ではございません。

●フランス製のポイズンリムーバー
●蜂や毒虫に刺されたり、毒蛇に噛まれた傷口から直接、強力な吸引力により毒を吸い取ります。
●片手で操作することができます。医師の手当てをうけるまでの応急処置として活用できます。

中身はハードケースと説明書が入っています。 結構ごつい印象です。
見た目にしっかり感があるのはいいです
パッケージに張ってあった説明書はちょっとドキっとしますね。
蜂に刺されたり、ヘビの噛まれた時は、やっぱり慌ててしまうと思うのですが、このベノムエクストラクターを持っていれば、すぐに対処出来るという安心感があれば、冷静に対処出来そうです。


ハードケースを見た時の第1印象は、「ん?デカイ!」でした。
350mlのビール缶と比べて見ると、ご覧の実際通りデカイです
ケースの蓋は、頼り無さそうなツメ2箇所でパッチンと止まっています。
カチっと外せば蓋が開きます。
あ本体登場!やはりデカイです!ケースにパンパンに入っているという感じです
ちなみに以前から持っているポイズンリムーバーはこちら。。
こちらはカップサイズが沢山あって色々なシーンで利用出来そうなんですが、過去記事を見ていただくとお分かりの様に、準備を含めて片手で簡単にというわけには行きません

私がもっているのはノーブランドのこちら。。ただいま入荷待ちです。

ノーブランド エクストラクターポイズンリムーバー 
ナチュラム価格2830円(税込)
●サイズ/8×12×3.5cm
●重量/98g
●吸引カップ4個
●アメリカ製
●強力な吸引力により蜂や毒虫に刺されたり、毒蛇に噛まれた傷口から直接、毒を吸い取ります。 
●軽量かつ小型で、片手で操作することができます。医師の手当てをうけるまでの応急処置として活用できます。

全く同じものと思われるキャプテンスタッグのこちらもあります。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ポイズンリムーバー 
ナチュラム価格3800円(税込)
●サイズ:(本体)約48×27×118~192mm、重量:約90g、材質:ABS樹脂・ポリアセタール・スチロール樹脂・ポロプロピレン
●傷口に合わせて吸引アダプター(4種類)を使い分けられるタイプのポイズンリムーバー。
●万が一の事態に備えていつでも携帯しておきましょう。蜂・蚊・毒虫に刺されとき、傷口にあてて吸引して毒液や毒針を抽出する器具。


並べてみると、ベノムエクストラクターが特別大きいわけでは無い事がわかります。 カップサイズもほぼ同等です。
むしろコンパクトに見えますね。
付属のカップは大小2つ。絶妙な位置に収納されています。

小さいほうは直径2cm、大きいほうは2.8cmです。 カバーする範囲に合わせて選びます。
説明書では、小さいカップの方が吸引力が強いと書かれています。

早速実験してみましょう。まずはカップを本体にセットします。

普段はサイド2箇所から内側に向かうツメでロックが掛かっています。
ちょっと手間取りましたが、このボタンを押す事でロックが掛かっていますので、いくら押してもロックは外れません
ロックを外すには吸引口を少し押し込めばいいです。 つまり患部に当ててグっと押し込めばロックが外れるという仕組みです。
片手で出来る秘密はここにありました。
こちらがロックを外した時のお姿です。本体の内側に大きな筒が隠れていました。 筒の内側の空気の内圧を下げる事で吸引力を生む仕組みですので、この筒の容量が大きければ大きいほど吸引する力が強くなります。
あパッケージには分かりやすい絵で使い方が説明されています。
本体にも同じ絵がかかれていますので、はじめて使う人でもすぐに使い方がわかります。
説明書なんて見ている暇はありませんので、これはグッド
娘のふくらはぎで実験させてもらいました
まず患部に吸引口をあてがって、ロックが外れるまで押し込みます。
ロックが外れると、内側の強いバネの力で本体が上に押し上げられます。引っ張る必要はありません。何も抵抗せずにバネの力に任せます。
ご覧ください!この吸引力! 最大803ミリバールの内圧が、毒をどんどん吸い上げてくれます(のハズ!)
説明ではこのまま1分間維持します。
1分後に本体を引っ張り上げてポン!と外します。ちょっと跡が残るぐらいの吸引力です。 かなり期待できそうです。


ところで、どんな毒でも1分間でOKなんでしょうか?そのあたりの説明がちょっと不足していますね。 
本家のHPを調べても、全く説明がありません。

ここはノーブランドのポイズンエクストラクターの吸引時間の目安を参考にする事にしました。

吸引時間の目安(ノーブランドポイズンリムーバー の場合)
 ●Scorpions(サソリ):1~2分
 ●Stingfishes(カサゴ)&Jellyfish(くらげ):2~3分
 ●Mosquites(蚊)&Flies(はえ):20~30秒
 ●Snakes(へび):3分
 ●Bees(ミツ蜂)、Wasps&Hornets(スズメ蜂):1~3分

ちょっと毒が強そうな場合は2~3分が目安ですかね。。それでも吸引力はベノムエクストラクターの方が強いですから、適度に調整しましょう。

本家のHPに動画がありました。フランス語?なので何を言っているか全くわかりませんが。。



このベノムエクストラクターの最大の魅力は、「片手で操作出来る事」ではないでしょうか?一人で対処しなくてはならない場合も考えられますから、結構大切な事だと思います。
手に持った感じのシッカリ感は、ポイズンリムーバーの中では随一ではないかと思います。
ポイズンリムーバーはあくまで非常時のFirst Aid的な位置づけですので、これで毒が全て抜けるわけではありません。
まずはこれで応急措置をして、早めに病院で治療する事が大切です。
それでもこれが有ると無いとでは、安心感がまるで違います。
キャンプ、山、森、海などの様々なシーンに活躍する事間違い無しです!

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。



あなたにおススメの記事
関連記事