コールマン2010新製品のキッチンウェアをチェックしよう!

Hisane

2010年05月18日 02:39

コールマン2010新製品が発売されてからかなり経ちますので、もう新製品とはいわないですかね? 今年のコールマンの新製品は、個人的にはウェザーマスターに目が行ってしまい、細かいアイテムのチェックは雑になりがちでした

今日はその中でも「打倒!ユニフレーム・キッチンツール」の意気込みを確認したくて、コールマンのキッチンウェアをチェックしてみたいと思います。 城南島のコールマン新製品フィールド発表会では当然展示されてあったはずなんですが、まったく目に入ってませんでした
今回はその反省も含めて、そのときのナチュポイントで入手出来るだけのアイテムをゲットしました。

キッチンツールといえば、やっぱりユニフレームだなぁと日ごろ思っています。 私も幾つか持っていますが、やはり人気があるだけの事はあります。 とくにウェーブシリーズはいつもお店で手にとっては元に戻すの繰り返しでした。 どれもしっかりしていて美しいんですよね。
私が感じている唯一の心配は、「持ちやすいウェーブグリップは、熱くならないの?」というただ1点だけです。 でも出てきた「WAVEナイロンシリーズ」は、その不安を払拭するアイテムですね。 

ユニフレーム(UNIFLAME) ウェーブ ナイロン起し金
ナチュラム価格680円(税込)
●ナイロンモデル
●耐熱180度
●材質:18-8ステンレス+66ナイロン
●サイズ:全長300mm●重量:100g
●WAVEシリーズのハンドルを継承し、よりキッチンでの使い勝手を考えた「WAVEナイロンシリーズ」。




対するコールマンは、一式が一斉発売することで、ユニフレーム陣営に総攻撃という感じですかね?
耐熱ナイロン素材が、クックウェアにはやさしいという事ですが、ユニフレームとの違いを見せ付けてくれるのかという点が気になります。
発売されたのは全部で6種類のキッチンウェアです。 みんなお値段が同じなのがちょっと面白いです

Coleman(コールマン) ターナー
ナチュラム価格756円(税込)
●材質:耐熱ナイロン、ステンレス
●サイズ:約34cm
●重量:約80g
●材質:耐熱ナイロン、ステンレス
●クッキングウェアを傷つけにくい耐熱ナイロン素材のフライ返し。




私が今回ゲットしたのは、レードル、サーバートング、ウィスクの3種類です。 素材は共通ですが、形がそれぞれ特長的なので、この3つを選びました。


まずはレードルからいきましょう。

Coleman(コールマン) レードル
ナチュラム価格756円(税込)
●材質:耐熱ナイロン、ステンレス
●サイズ:約31cm
●重量:約90g
●クッキングウェアを傷つけにくい耐熱ナイロン素材のお玉


レードルというアイテムの名前は、いままで聞いた事はありませんでしたが、ようはお玉です


このハンドル形状が、今年のコールマンキッチンウェアの共通する特長です。 ハンドルの上下で太さが違っているのがわかりますか? 実は端は楕円形状になってまして、上下で90度角度が違っているだけで、太さは同じです。 



先端は耐熱ナイロン素材のちょっと浅めのお玉という感じ、柄とハンドルはステンレスです。


大きさは、いつものように500mlペットボトルと比較して見ましょう。
おそらく一般的なお玉とサイズは同じだと思います。 唯一違うとしたら、お玉の深さぐらいですかね。。



長さは31cm、お玉の直径は、広いところで9.3cmです。 良くみると楕円形をしていますね。 お玉の先端を鍋底に接地させたとき、円だと接地面が点になり、楕円になるほど鍋底とお玉の縁が接近する面積が広くなります。
鍋の角をすくう場合も、楕円のほうが有利という事です。 合理的ですね。 


所詮お玉ですので、どこから眺めてもあんまり面白くありませんが、「穴が開くほど見てみよう!」が売りのブログですので、妥協せずにあっちこっちから眺めます。まずはお玉の先端部分です。




つづいて柄の部分です。 柄はオールステンレスですので、錆びないのは当たり前です。 ハンドルの端にリングが付いていますので、キッチンスタンドなどに引っ掛ける事が出来ます。



ハンドル部分は、楕円のハンドルが90度ひねってあるだけなんですが、人間の手になぜかなじむ不思議な形状です。 実際にもってみると「なんだか分からないけどシックリくる」という感想です。


キャンプフィールドで、ユニのウェーブナイロンシリーズをお持ちの方がいらっしゃったので、比較のつもりで写真を撮りました。

ユニフレーム(UNIFLAME) ウェ~ブライススプーン
ナチュラム価格680円(税込)
●サイズ:全長280mm
●材質:ステンレス鋼+66ナイロン
●重量:65g
●耐熱温度:180度
●使いやすい形をしたおしゃれなしゃもじ。ウェ~ブシリーズにライススプーンが仲間入りしました。


こうして比べると長さも大きさも違いますね。  実際に比較したのはライススプーンですので、用途がそもそも違います。
それでもあまりお玉は深くないですので、ちょっとスープをすくう程度は、ユニのライススプーンでもいいかもしれませんね。


つづいてウィスクです。
Coleman(コールマン) ウィスク
ナチュラム価格756円(税込)
●材質:耐熱ナイロン、ステンレス
●サイズ:約35cm
●重量:約82g
●クッキングウェアを傷つけにくい耐熱ナイロン素材の泡立て器


ウィスクという言葉も私は知りませんでした。ようは泡だて器です。
第1印象は「うぁ~デカイ!」です。


ハンドル部分はレードルと全く同じです。ある意味デザインに統一感があるのは、ユニフレームのウェーブシリーズを意識してるんですかね?


500mlのペットボトルと比べても、そのデカさが目立ちますね。 毎年のクリスマスケーキ製作担当の私としては、泡だて器が大きい事のメリットは良く理解出来ます。
長ければ手首のスナップで遠心力がつきやすいし、先端が大きければ空気をより多く送り込めます。


実際に計ってみると直径は7cm、本体部分だけで20cmもありますよ!



それでは普通に眺めて見ましょう。



すぐに気が付きましたが、本体の耐熱ナイロン部分は通常の泡だて器の様な複数の金属ワイヤーの集まりではなく、一体化していますね。 ワイヤー同士がゆがんで形がいびつになる事はなさそうですが、隙間に入ったホイップクリームを取るのはちょっと面倒ですかね?




実際にワイヤーを掴んでみると以外とやわらかいです。 お手入れも多分大丈夫でしょう。 唯一の疑問は「泡だて器は耐熱ナイロンである必要があるのか?」という点ですね。 私が想定している用途の範囲では、高熱で使う事はなさそうです。それでもナイロン素材はお手入れも楽ですし、軽いのも事実ですので、まぁよしとしましょうか。。


こちらも手に持ってみるとかなりシックリきます。 ホイップクリームが作りやすそうです。



最後はサーバートングです。

Coleman(コールマン) サーバートング
ナチュラム価格756円(税込)
●材質:耐熱ナイロン、ステンレス
●サイズ:約26cm
●重量:約80g
●クッキングウェアを傷つけにくい耐熱ナイロン素材の盛りつけ用トング


実はこのサーバートングに一番興味がありました。 トングでありながらターナーのような先端形状です。 ものがつかみやすそうですね。


トングですので、当然ながらウィスクやレードルとは形状が全く違います。



上から眺めてみると、先端のターナー?部分が約半分を占めています。
これならサーロインステーキなんかもガバっとつかめそうですね。


500mlペットボトルと比べてみると、以外とコンパクトサイズである事が分かりますね。もともと盛り付け用という事ですので、長い必要は無いです。



実際に計ってみると、先端のみの長さは9cm、幅7cmです。



レードルやウィスクとは違って、ハンドル先端には別の形状のリングがあります。 このリングをキッチンラックに引っ掛ける役割を果たしますが、もう一つの役割があります。


普段は引っ張られているリングを押し込むと、普段は閉じているトングが開閉自由になります。 このロック機構は、コールマンの他のトングでも見られる特長です。 実際運搬時にはトングが閉じていてくれますので、非常に便利です。



こちらが一番開いた状態です。 いい角度です


パーツの接合部分は、お値段の割にはしっかり感があります。 スポっと先端が取れてしまう事はなさそうですよ。



ウィスクやレードルとは異なるハンドル形状ですが、十分持ちやすかったですよ。



トングはかみ合わせが大事ですが、合わせてみると特に問題はなさそうです。 とにかく幅が広いですね。。


こちらはもともと「盛り付け用」という事でしたが、せっかく耐熱ナイロンですので、一番熱そうな鉄板のターナーとして使ってみました。
はたして、熱さに耐えられるか?


結果!「先端が熔けました」。 もともと鉄板のターナーとして使うには、耐熱ナイロンでは無理だった様です。 皆さん気をつけましょう。
サーバートングは、あくまで盛り付け用として使用しましょう。 まぁ、今回は人柱という事で。。



最後は収納です。 ウィスク(泡だて器)の全長が31cmと長いので、結構しまう場所に困ります。 手元にある収納に良さそうな入れ物は、コールマンのテーブルウェアセットケースしかありませんでした。これならちょうど良さそうですが、他のものがあまり入らなくなってしまいますね。


Coleman(コールマン) テーブルウェアセットケース
Amazon価格1980円(税込)
●サイズ:約35×27×19(h)cm
●材質:ポリエステル
●ケースのみです

耐熱ナイロンはデザイン性もあって好印象ですが、鉄板などの高熱にすごく強いわけでもなさそうです。 そうなると、同じ素材を使っているターナーは鉄板には使えない?という事なんでしょうか? それでもスープなどには十分耐えられそうですね。
ちなみにユニフレームで使用しているナイロン66というのは250度程度まで耐えるそうです。250度というと揚げ物程度はいけそうですね。 
コールマンのキッチンウェアはもちろん便利ですが、お値段相応という感じですかね? 使い勝手はとてもよいですので、おすすめです!

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。


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