ちびパンのハンドルは素手では熱くて持てません!

Hisane

2010年07月07日 23:58

前回ご紹介したユニフレームのちびパンのブログ記事は、想像以上に皆さんの関心が高いようで、記事のアクセス数の増え方がすごいです。これも人気アイテムであることの証明ですね。さすが、ド定番アイテムという感じです。
このアイテムに、これまた定番の付属品があります。 それが今日ご紹介する「ハンドルカバー」です。

ちびパンをゲットすると、よろこびいさんでキャンプフィールドに持ち出しますよね。 説明書どおり先ずは空焼きをするのですが、その時必ず気がつく事があります。 それは、「ハンドルが熱で素手では熱くて持てない」という事です。

普通のフライパンなら、木製もしくは耐熱性のプラスチックのハンドルですので、持てないほど熱くなることはありませんよね。
でもこのちびパンのハンドルですが、良く見ると金属です。素材はスチールですので、ちびパン本体の熱がそのままダイレクトに伝わってしまいます。
私の場合は、キャンプフィールドで「アチっ」を食らいました。 その時は、横にあったファイヤーグローブで持つ羽目になりました。



ユニフレーム(UNIFLAME) ちびパン club
ナチュラム価格3900円(税込)
●サイズ:φ163×35(高さ)mm
●本体材質:黒皮鉄板1.6mm厚 クリアラッカー焼付塗装
●ハンドル材質:スチール
●重量:390g(1枚当り)



スキレットならまだしも、こんな小さいフライパンを、ファイヤーグローブで持つなんて大げさすぎですね。
私が持っているのは、これです。

スノーピーク(snow peak) ファイヤーサイドグローブ
ナチュラム価格5040円(税込)
●サイズ:全長約340mm
●材質:アウターグローブ/スエード革(ケブラー糸使用)、インナーグローブ/ポリエステルxコットン等(表地難燃繊維使用)
●ダッチオーブンクッキングにオススメのスエード生地グローブです。


では、熱いハンドルはどうやって掴めばいいでしょうか?

例えば、鍋敷きなどにも使えるシリコン素材は熱に強いですので、ハンドルを掴む事が出来ますが、しっかる持つにはちょっと不安です。
ユニフレーム(UNIFLAME) シリコングリッパー
ナチュラム価格950円(税込)
●サイズ:200×200mm
●厚み:2.5mm
●素材:シリコン(耐熱220℃)
●耐熱220℃と優れた性能を持つシリコンに凸部をつけた「シリコンマット」
●ダッチオーブンのフタはさみ用として
●鍋敷きとしてカップ類の滑り止めとして使用範囲は幅広い


一瞬掴むだけならこれでも良さそうですが、せっかくのちびパンのハンドルが用無しになってしまいます。
SIGG(シグ) セイフティグリッパー
ナチュラム価格2830円(税込)
●材質:アルミ
●スライドロック方式
●アルミ製のグリッパーはスライドロック方式で鍋に固定できるようにデザインされています。
●ほとんど全てのアウトドアクックウェアに使用できますが、全ての製品への対応を保証するものではありません。



ハンドルミットというアイテムもあるみたいです。 最高650度まで対応というのがすごいです。ちょっと大きめですが、使えそうですね。
LODGE(ロッジ) マックステンプハンドルミット 1PC
ナチュラム価格945円(税込)
●サイズ 長さ:15.5cm、幅:8cm
●重さ:35g
●ダッチオーブンの元祖「LODGE」から、最高650度まで対応のハンドルミットが登場!
●スキレットなどのハンドル部分にはめて使うことにより、フライパンなどを熱い状態のままで移動をさせることができます。


でも皆さん!ここはちびパンにぴったりのこれにしましょう!

ユニフレーム ちびパン用ハンドルカバー
CACA-ZANオンライン価格1,470円(税込)
●サイズ:長さ85mm 幅45mm 
●カラー:ブラウン
●素材:ヌメ皮 3mm厚
●2枚ぐみ
●3mmのサドルレザーを、耐熱性の強いケブラー糸を使いダブルステッチで縫い上げました。
●極厚レザーなので装着したまま調理も出来ます。
●これを付ければグローブをつける煩わしさもなく、また不用意な火傷もなくなります。

このアイテムは、オーダーメードの皮手袋専門店のCACA-ZANさんが、まさにユニフレームのちびパンの為に作り上げてくれた一品です!  当たり前ですが、サイズはジャストフィットです。

ナチュブログでも多くの方が紹介しているこのハンドルカバーですので、CACA-ZANさんもちょっと有名ですね。 オンライン購入を早速申し込み、銀行振り込みをネットで済ましたところ、あっという間に配送されました。


到着したパッケージを見てビックリ!なにやらかなり丈夫なビニール素材の袋がミシンでしっかり縫われているではありませんか!さすがクラフトマンのお仕事!という感じです。



ちょっとはさみを入れるのに躊躇しましたので、ちょっとづつミシン目をほどく。。。実は小心者。。。

やっと袋から出すと、さらにプチプチ緩衝材の中にビニールパッケージ!
ちょっと過剰包装気味ですかね
今回はちびパンclubの為に4つ欲しかったので、2セット注文しました。



では早速いつものように「穴があくほど」見てみましょう。
ブラウンの色はちびパンにぴったりですね。 ヌメ皮の良さが際立ちます。


縫い目がかなりしっかりしております。商品説明では「耐熱性の強いケブラー糸」というのを使用しているようです。
ケブラー(Kevlar)というのは、有名な米国デュポン社が開発したスーパー繊維だそうです。 高強度、高耐熱性が特徴で、分子レベルでは、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度と説明されています。
なんて書いておきながら、ちょっとほつれがあるのはご愛嬌


3mm厚のヌメ革はダテではありません。 2枚重なっている分けですから、厚さは6mmにもなります。 これならちびパンのハンドルの熱は完全にシャットアウトできますね。


ハンドルカバーの中心に穴が開いています。 S字フックなどをつかって、ちびパンをハンドルカバーごとどこかに引っ掛けておく事ができますね。



では早速装着してみましょう。


付け方はいたって簡単。 ググっと押し込むだけです。
それでも3mm厚の皮が2枚ぴったりと重ね縫いされていますので、隙間をこじ開けながら、相当な力をもって押し込みました。
ここまでググっと押し込まれていれば、ツルンと取れてしまう事は絶対になさそうです。


あたりまえですが、本当にぴったりです。 真っ直ぐだった皮が適度に変形して、独特の丸みが出ました。 かなりカッコイイです
この微妙なカーブが、ハンドルカバーをしっかり固定する秘密かも知れません。





ハンドルの付け根です。 ハンドルカバーがちびパンのハンドルをしっかりと咥えこんでいますね。 ハンドルカバーがちびパン本体に触ってしまうと焦げてしまいますので、この微妙なスキマは重要ですね。


実際にハンドルカバー越しに持ってみると、かなりいい感じです。
熱くならないのはあたりまえですが、手元が滑らなくなるのでかなり安心です。


4つ全部つけるました。 押し込むのが結構大変でした
全部そろえると、それだけでなぜか満足度アップです。


残る心配はスタック性でしたが、皮の厚み分は確かに浮き上がる感じですが、こうしてみると全く問題ないですね。


こちら、シェラカップ風スタックです(あんまり意味ありませんが。。)
見た目にちょっとカッコ良かったのでやってみました



キャンプフィールドでは、決して目立つ存在ではありませんが、安全性や有用性は抜群です。 まさにちびパンのためのアイテムですので、これ以上のフィット感は無いでしょう!
昨日書いた「ダッチにちびパン」をする場合は、取らないと焦げますのでご注意を!水に強いのか?はフィールドレポートする予定です。
ちびパンをお持ちの方、これから購入を予定している方は、同時にすぐに注文しましょう。 絶対に満足出来るアイテムだと思いますよ。


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。  


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