ユニフレーム fan5DX 【ライスクッカー編】

Hisane

2009年09月14日 00:46

fan5DXシリーズもいよいよ最後のアイテムになりました。 私がどのアイテムよりもご紹介したかった、もっとも感動した優れものがライスクッカーです。
キャンプでご飯を炊くというえば、昭和40年代生まれの私の発想は間違いなく「飯盒炊飯でしょ?」です。 
小学校の時に飯盒を焚火にかざして、すすだらけ、涙でまくりの中わいわいやりながら、それは楽しく作ったものです。
「はじめチョロチョロ、なかパッパ」という呪文のような先人の知恵を駆使してご飯を炊くわけです。 おこげなんかも出来たりして、電気炊飯器でつくるご飯とは明らかに違う出来あがり。 でもこれが本当に美味しかったんです。

成人してからキャンプを始めてあらためて「ご飯を炊く」というシーンに遭遇したわけですが、「やっぱり飯盒炊飯だよねぇ~~」なんて思っていたところ!!なんと、時代は進化していたのです!! それがライスクッカーァァ~~~~です。

ユニフレーム(UNIFLAME) fan5(ファンゴ-)DX+エコソープ【プレゼント】
ナチュラム価格14500円(税込)
●【fan5DX】
●サイズ(mm):メッシュバスケット/210×110、ライスクッカーDX/210×115
ステンレス大鍋/230×145、ステンレス片手鍋/170×90
フライパン/225×50
●重量:3kg●ナイロンメッシュ収納ケース付
●【エコソープ】●内容量:50ml

これまでの過去記事は、こちらを参照してください。
2009/09/09 ユニフレーム fan5DX 【開梱編】
2009/09/10 ユニフレーム fan5DX 【フライパン編】
2009/09/11 ユニフレーム fan5DX 【メッシュバスケット編】
2009/09/12 ユニフレーム fan5DX 【大鍋編】
2009/09/13 ユニフレーム fan5DX 【片手鍋編】

 いつもの様にfan5DXの5兄弟から見てみましょう。
ライスクッカーは、他のステンレス製ピカピカ鍋とはちがって、鈍い光を放ってますね。
それもそのはず、ライスクッカーはスミフロン加工である点はフライパンと同じですが、素材はアルミニュウムです。







こちらも単品で購入可能です。

ユニフレーム(UNIFLAME) fanライスクッカーDX
ナチュラム価格4400円(税込)
●サイズ:210×115mm、
●重量:770g、
●炊飯量:5合炊
●ご飯を美味しく炊くために開発された独自の形状のライスクッカー。
●スミフロン加工で、こびりつかず、2mm厚のアルミ製でこげつきにくく、お手入れも簡単。


今回はライスクッカーをより皆様に知っていただきたいので、別サイズ、他社のライスクッカーもご紹介します。

まずは同じユニフレームから発売されている一回り小さいライスクッカーです。こちらfan5duoに含まれているものと同じです。
2~3合炊きというサイズですので、小家族にもってこいのサイズです。重さがfan5ライスクッカーDXの半分です。
ユニフレーム(UNIFLAME) ライスクッカーミニDX
ナチュラム価格3200円(税込)
●サイズ:165×93mm
●重量:340g
●材質:アルミニウム1.5mm厚
●スミフロン加工
●炊飯量:2~3合炊き


キャプテンスタッグからもすごいのが出てます。こちらは4合炊きのライスクッカーです。素材がクロムとニッケルをステンレス鋼ということですが、この18-10ステンレスは色合いが銀の様にピカピカになると共に、耐久性に優れているようです。
キャプテンスタッグは、いままでの進化の歴史を経てここまで来ているようです(デフィハイフロン加工アルミ釜めしセット / 3層鋼ごはん炊きクッカー(5合)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 3層鋼五右衛門ライスクッカー(4合)
ナチュラム価格5145円(税込)
●サイズ(約):外径210×高さ113mm(本体のみ)
●容量(約):2.7L
●重量(約):890g
●材質:本体:ステンレス鋼(クロム18%・ニッケル10%)・鉄、つる・ふた:18-8ステンレス鋼、つまみ:天然木



fan5ライスクッカーDXを眺めてみましょう。 ふたの形状が特徴的ですね。
取っ手は大鍋とほぼ同じで、かなりシッカリとしています。











 ふたを開けてみます。 大きさは5合炊きという割には小さく見えました。
アルミで出来ている分軽いので、小さく感じただけかもしれませんが。。
fan5DX 5兄弟の中では大鍋、メッシュバスケットに次いで3番目の大きさです。
ちなみに側面が普通の筒型ではなく縁よりも底のほうが多少絞り込まれているのは、メッシュバスケットの上にスタッキング出来るようにするためだと思われます。同時にフタが内側にはまる事で、ふきこぼれも防いでいますね。

 ライスクッカーの内側を見てみましょう。 テフロンならぬスミフロン加工の内側は、電気炊飯器の内釜と触った感じがほとんど同じです。











 内側には米の量と水の量を調整するための目盛りがキチンと入っています。計量カップがなくても大丈夫。
昔は「手のひらを水につけて、手のくるぶしの中心に水の位置(高さ)がくるように」なんてやってましたよね?あれは、大釜でお米を炊く時の目安らしいので、飯盒なんかに使ったら固いご飯になっちゃうらしいですよ




 ふたを見てみましょう。特徴的な三角帽子のふたです。きっと炊飯中の圧力などを考えてこうなっているんでしょう。。
と、眺めていて気が付いたのがこの穴です。
ライスクッカーの使用方法で大切な要素が「湯気を観察する」という点です。
カタカタ揺れるこのフタから出る湯気の勢いを良く見ながら、火を消すタイミングを計るわけです。 フタがカタカタずれて湯気が出るだけではなく、この穴も圧力調整に欠かせないものだと思います。
この穴と、本体の形状ふきこぼれを防いでいるはずです。



では早速ご飯を炊いてみましょう。
ライスクッカーをつかった美味しいご飯の炊き方についての説明書は、パッケージの箱に書かれています。毎日これでご飯を炊くなら体で覚えちゃうのではないかとおもいますが、キャンプに行ったときだけ使う場合は、きっと忘れてしまいます。 私の場合は箱からこの部分だけ切り取ってとってあります。






説明はこうです。
(1)お米をとぎ、目盛りにあわせて水加減をします(30分ほど置くとより美味しく炊けます。
(2)蓋をし火にかけます(最初は強火)
(3)湯気が出て蓋が「カタカタ」と音を立て動き出したら、動きが止まらない程度に火を弱めます。
(4)蓋の音と動きが止まり湯気が出なくなったら火を止め、蓋を閉じたまま5分ほど蒸らして完成。

重要なのは(3)と(4)です。逆にこのタイミングをシッカリ守れば、必ず成功します。

 まずはお米をとぎます。 私の場合はライスクッカーでそのままといじゃいますが、中には内釜が傷つくという事でボールやザルでなさる方もいらっしゃるとおもいますが。。
最近は無洗米なるものもあります。米とぎの水が節約できますので、キャンプなどでは重宝です。
今回はファミキャンで使いましたので、いきなり最大活用の5合です!
水を目盛りを見ながら入れます。
ちなみに使う水はアルカリイオン水がふくっら炊けるのでオススメということです。











 あとはずっとライスクッカーとにらめっこです。
とにかく大事なのはタイミングです。 カタカタいう音と湯気を注意深く観察しながら、最適なタイミングで火の調整をします。






大事な手順をもう一度、、最初は強火。
カタカタいったら音が消えない程度に弱火。
湯気と音がとまったら火を止めて5分蒸らす!

これが始めてライスクッカーでご飯を炊いた時の出来上がり写真です。
ほぼ完璧に炊けたので一同騒然です!
まさにふっくら炊けましたし、なにより驚いたのが「おこげが全く無い」です。
中には「おこげがいいんジャン!」なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、このライスクッカーを使っておこげを作る方がむしろ難しいかもしれません。

このライスクッカーのおかげで、キャンプフィールドで本当に美味しいご飯が食べられるようになりました。一番のオススメはバーナーでボォォォーーーっと焼いた焼きおにぎり です
味噌のついた焼きおにぎりを、バーナーで上からこんがりと焼きました。
これが絶品です。












ライスクッカーはfan5DXのファミリークッカーアイテムの中でも一番感動したアイテムです。 この便利さは本当に秀逸です。
セットで買わずとも、これだけ単品で買う事だけでも絶対にオススメです。

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。



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