ユニフレームとイワタニ?のプレミアムなガス

Hisane

2009年10月05日 23:54

家庭用カセットボンベは家でもよく使いますが、キャンプフィールドでも大活躍です。私もキャンプを始めるまでは全くに気にしていなかったのですが、このカセットボンベガスにも色々種類がありました。 大別すると一般的なレギュラーガスと、ちょっとお高めのプレミアムガス(パワーガスと呼ばれる場合もある)です。 使い分けの理由はキャンプならではのもので、私が知る限りはプレミアムガスの利点は利用するときの温度です。 
カセットボンベは扱いやすくで確かに便利なのですが、ウィークポイントもあるようです。その一つがドロップダウンと呼ばれる現象です。
「ドロップダウン」とは簡単にいうと、ガス缶を継続使用した場合に気化熱が奪われてしまい、缶の中のガスが低温状態では気化しづらくなり、結果としてガスが出にくくなるという現象です。ランタンの場合は光量が目に見えて下がってしまうし、ツーバーナーなどはまだガスが残っているのに火力が落ちてしまいます。
もう一つのウィークポイントはドロップダウンとも関連しますが、気温が低い環境ではやはりガスが気化しづらくなってしまう事です。
どちらの現象もキーワードは「低温での気化」ですね。
考えられる対策としては、2つです。一つはパワーブースターと呼ばれるガス缶を温める機構を使ってガスが低温になるのを防ぐ方法、もう一つは低温でもより気化しやすいガスを選ぶという事です。 このあたりのことは、こちらを参照してください。

この「低温でもより気化しやすいガス」というのが、いわゆるプレミアムガスと呼ばれるもので、プロパンやイソブタンを多く含むガス缶です。
たとえばユニフレームのプレミアムガスです。

ユニフレーム(UNIFLAME) プレミアムガス(3本)UG-P250
ナチュラム価格750円(税込)
●イソブタン95%・NET250g
●高純度プレミアムガス誕生!高火力を実現。さらに低温時に威力を発揮します。
●氷点下1℃、ボンベが凍り付いても燃焼を続けます。燃え尽きるまで炎は元気。




今回は3本組みを買ってみました。パッケージはレギュラーガスと変わりませんね。













  We want to make friends with nature. というコピーがちょっと違和感あります












 いわゆるCB缶の形ですので、いくら穴が開く程覗いても特徴的なところは一切ありません

























唯一この部分だけが、プレミアムガスの証です。
ユニフレームのプレミアムガスは液化イソブタンである事がわかりますね。











ちなみにユニフレームのレギュラーガスはこちらになります。
ユニフレーム(UNIFLAME) ガスカートリッジ(3本)
ナチュラム価格690円(税込)
●Net:250g
●3本セット

中身はブタンガスになりますが、プレミアムガスとたった60円しか違わないのが微妙ですね。これなら私は迷わずプレミアムガスを選びたいです。

ちなみに私の場合は、このユニフレームのプレミアムガスをツーバーナーで使います。

ユニフレーム(UNIFLAME) ツインバーナー US-1900
ナチュラム価格17800円(税込)
●最大火力:3900kcal/h×2(プレミアムガス)、3000kcal/h×2(レギュラーガス)
●燃焼ガス:約45分(プレミアムガス)、約55分(レギュラーガス)
●点火方式:圧電点火
●サイズ(mm):使用時540×325×290(ゴトク面)、収納時:540×325×110
●重量:約3.9kg

 
このツーバーナーはドロップダウンを防ぐパワーブースター機構がついていますので、プレミアムガスを使えば、さらにパワーアップ。
最後までガスを使い切ることができます。





もう一つプレミアムガスを紹介します。

イワタニ産業(Iwatani) カセットガスCB-250(3本セット)
ナチュラム価格780円(税込)
●内容量:250gx3、3本セット
●ご家庭のコンロからアウトドア用のバーナー、ランタンまでイワタニブランドのカセットガス製品に使用できます。


こちらのガスはブタンガスになります。 ん?イソブタンではなくブタン? プレミアムではないですね?
いえいえ、今日だけは違うんです。










 私が今回購入したIwataniのカセットガスは、これです!!
 













なんと「2009年 イワタニカセットフー 発売40周年記念キャンペーン」パッケージです。 これってある意味プレミアム?
でもナチュラムさんでの値段を見るとユニのプレミアムガスよりも高いですね?ちょっと損した気分です。








こちらもいくら眺めても外観はプレミアムもレギュラーも違いはありません

























ちなみに40周年を迎えたカセtットフーとは、この卓上コンロです。

イワタニ産業(Iwatani) カセットフー BO-
ナチュラム価格5980円(税込)
●本体サイズ:337x302x93mm
●化粧箱サイズ:349x308x97mm
●重量:約2.0kg
●カラー:ヘアラインシルバー
●材質:(本体)アルミ二ウム、(トッププレート)ニッケルトップ(五徳)SPP(ホーロー用鋼板)(バーナーキャップ)真鍮(器具栓つまみ)耐熱ABS樹脂
●ガス消費量:286g(一時間あたり)
●連続燃焼時間:約55分
●点火方式:圧電点火
●安全装置:圧力感知安全装置

「卓上コンロで最大火力」といわれている、昔から愛されている卓上コンロということですね。40周年というのは本当にすごいですね。

ちなみにこのイワタニのレギュラーガスは、おもにトーチバーナーで使ってます。

イワタニ産業(Iwatani) トーチバーナー
ナチュラム価格1980円(税込)
●サイズ:170(幅)×40(奥行)×70(高)mm
●商品重量:約135g
●本体材質:ABS樹脂
●バーナー火口:スチール
●器具栓つまみ:ABS樹脂
●最大火炎温度:約1400℃
●ガス消費量:147g/h
●連続燃焼時間:約1時間40分
●付属品:カセットボンベ1本

 チャコスタの炭への着火や焼きおにぎりなど、あまり長時間使わない場合は、レギュラーガスで十分ですね。

   














個人的にはお財布が許すなら、ぜひプレミアムガスを使いたいと思っています。 パワーの差は使ってみるとわかりますし、連続使用での使いきりを考えればむしろお得かな?

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。


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