2009年07月17日
SOTO虫の寄りにくいランタン 【開梱編】
うちのメインランタンはホワイトガソリンのノーススターですが、虫対策としてアンバーグローブをつけています。効果のほどはまだわかっておりませんが キャンプでは夜は基本的には真っ暗ですので、一つのランタンだけでは対応出来ません。特に虫対策を考慮した場合は、ノーススターのような明るいランタンは、遠くにおいて虫を寄せ付けるのに使い、食卓のランタンはアンバーグローブなどを装着するなどの虫対策をしたランタンがいいという事です。
燃料統一という考え方もあり、先行して買ったノーススターの燃料と同じホワイトガソリンのランタンも候補になりましたが、扱いやすく入手しやすいCB缶のガスを使えるランタンを探しました。 CB缶&虫対策となれば、お勧めのランタンは唯一つ、これです!
SOTO 虫の寄りにくいランタン+【パワーガス3本】セット
ナチュラム価格6600円(税込)
●【虫の寄りにくいランタン】
●サイズ:直径136×高さ375mm(使用時)、直径136×高さ225mm(収納時)
●重量:1.3kg(本体のみ)
●照度:660ルクス(230W相当)(ST-760使用時)(※気温25℃無風状態で点火から3分後の光源から50cm離れた地点で、ハーフストライプカラーホヤのクリアー面使用で蚊トリフレクター装着時での測定値。)
●【虫の寄りにくいランタン】
●テントサイトを明るくするとどうしても起こるのが虫問題!
●虫の寄りにくいランタンは3つの効果で虫対策も万全!
●しかもパワーブースター標準装備でドロップダウンを防ぎ、安定した光量を持続します。
ナチュラムさんではかなり前からこのお得セットがありましたね。いまでもガス式ランタンでは常に上位の人気です。
どうして虫が寄りにくいのか?についてはSOTOさんのHPに解説をお任せするとして、今回は開梱編として、このランタンのお姿を注意深く観察してみたいと思います。
今回は、パワーガス3本がついたセットと、予備のマントルも購入しました。
SOTO マントル・ST-2101(3枚入り)
ナチュラム価格810円(税込)
●3枚入り
パッケージがだいぶ違いますが、型番は同じですね。適合機種をみるとかなり昔からマントルは変わってないのが分かります。
口コミでは、使うたびに取り替えるといっている方もいらっしゃるため、現場でマントルの予備が無いのは心細いです。
消耗品と割り切って、とりあえず予備を購入しました。
こちら付属のSOTOのパワーガスです。
以前にドロップダウンの記事を書きましたが、連続使用でもドロップダウンを防ぐ事が出来るプロパンガス混入のCBガス缶です。
SOTO パワーガス 3本パック
ナチュラム価格698円(税込)
●入り数:3本
では早速、ランタン本体を開梱します
私は勝手に「虫の寄らないランタン」と思い込んでいましたが、正確には「虫の寄りにくいランタン」ですね。言い回しが微妙~~。
箱を開けるとランタン本体、説明書、マントルが1枚入ってます。
本体は収納状態です。このスタイルは初期モデルからずっと踏襲されているようです。未使用時はコンパクトに収納されますし、なによりグローブやマントルを守ることが出来る、優れた設計だと思います!
上部の屋根を手で掴んでグイっと持ち上げるとオレンジ色のグローブが現れます。
グローブのしたには、ガスの量を調整するつまみと、着火するための圧電点火装置がついています。
グローブをはずしてみます。グローブは、左右の金属支柱からはさまれ、さらに上部の屋根から押された形で固定されています。この状態では全くがたつきがありませんので、キチンと固定されていれば、移動中にカタカタいう事も無いでしょう。
支柱と上部蓋は、ランタンハンガーで穴を通して固定されていますので、はずしせば、上部蓋が取れます。
グローブは左右の支柱に挟まれているだけですので、そんなに力を入れなくてもグローブは簡単に外れます。
これがグローブです。
よくみるとオレンジ色なのは、グローブの半分だけでした。
蚊取りリフレクターと呼ばれる金属板がグローブの内側に必死にへばりついています。このリフレクターは別にグローブに固定されているわけではなく、リフレクター自身が平らに開こうとする反発力でグローブ内部のガラスにへばりついているだけです。
ちなみに青いのは傷防止用のフィルムで、使用するときにははがします。
後ろ側から眺めます。リフレクターがガラス越しに見えます。
こちらから見ると、グローブの半分は透明である事が分かりますね。
ちなみにこの蚊取りリフレクターはオプション品としても売ってますね。
SOTO 蚊トリフレクター
ナチュラム価格1120円(税込)
●サイズ:118x98x55mm
●材質:本体アルミニウム
●適合機種:ST-210、ST-230
●メーカー品番 ST-2105
ただ、このリフレクターのオプション品は、写真を見る限りグローブの外になっているように見えますね。さらに適合機種にも入ってません。
SOTOのHPを確認すると、このST-2105というオプションは、虫の寄りにくいランタン(ST-233)に適合するオプションとして載っています。
グローブからリフレクターをはずしてみます。
付属のグローブは半分だけオレンジなのがわかりますね。
そこでまたオプション品のはなしですが、この半分オレンジのグローブは単品としても売られているようです。
SOTO ハーフスクリーンカラーホヤ
ナチュラム価格1400円(税込)
●サイズ:直径109X高さ105mm
●材質:耐熱ガラス
●適合機種:ST-210、ST-213、ST-220、ST-230、ST-233
ちなみに SOTOのHPを確認するとハーフストライプカラーホヤ ST-2302という別のグローブもありますが、メーカーに問合せたところ、「旧ロゴか新ロゴの違いです、製品仕様の差はありません。」という回答でした。
蚊取りリフレクターを単品で眺めます。
このランタンのもう一つの特徴ですが、オレンジ色の光で虫を寄せにくくなるだけではなく、なんとベープマットを背面のフックに引っ掛けることで、殺虫効果まで生み出そうという発想です。
リフレクターは当然ながらグローブの内側で高熱になりますので、その熱でベープマットを暖めようというこのアイデア!!すごいです!
グローブをはずした本体です。ガスはこの銀色の棒から出てくるのですね。
こちらは本体内部をしたから見た写真です。
パワーガスをここから差し込みます。
銅版がみえると思いますが、これがドロップダウンを防ぐパワーブースターという仕組みです。
以前のブログ記事でなぜこれが有用なのかを説明していますので、参照してみたください。
ちなみにメーカーさんには、「新製品を出す予定はありますか?」と質問したところ、「今のところありませんが、構想はあります。」という回答でした。
実はこのランタンは既に実践投入しておりますが、もう大活躍です。
次回は、マントルの空焼き編と実践投入編をお送りしたいと思います。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。