ステンダッチでケンタッキーフライドチキンを作る?!

Hisane

2010年05月16日 01:11

2010年GWで出撃した成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場で、初めてキャンプフィールドで揚げ物料理に挑戦しました。
当日のモブログで既にアップ済みですが、今日は詳細記事を書きたいと思います。

関連記事はこちらです。
 2010/05/02 成田ゆめ牧場ケンタミックスパウダーでフライ ドチキン

選んだ揚げ物料理とは、ずばり鶏の唐揚げです! しかも普通の唐揚げではなく、「ケンタッキーフライドチキンの味に限りなく近い味」になってしまう魔法の粉を使った、ケンタッキーフライドチキン(もどき)でございます

まずはその魔法の粉をご紹介します。 それがこちら、ズバリ!「ケンタミックスパウダー」です。

ナチュブログでは、ダッチオーブンを使って作る方法が多く紹介されていますが、特にステンダッチを使ったパターンが非常に多いです。
ステンダッチ王国国民?に私としては、これは捨て置けないメニューです。
いつかはキャンプフィールドで!と考えておりましたが、やっと今回実現できました。



ケンタミックスパウダー600g入り
吉祥園価格1000円(税込))
●主原料:日清フラワー(薄力粉)、食塩、コーンスターチ、きな粉、オニオンパウダー、ガーリックパウダー
●各種スパイス、ハーブ類も絶妙にミックス
●吉祥園が独自に開発し、2002年9月に詳しいレシピ付きで発売したケンタミックスパウダーです。
●レシピ通りに作ると、ホンモノそっくりのフライドチキンが再現できます


販売元の吉祥園さんが、長年の研究の結果本物そっくりの味にしたそうですが、そもそも「ホンモノ」とは何のことなのか?
それは皆さんお分かりですよね。 あのケンタッキーフライドチキンです。 でもケンタッキーフライドチキンのスパイスは、門外不出のはず。
そこは吉祥園さんの高度が技術の結晶なんだと思います。 あくまでWEBでは「ホンモノ」とだけいってます
「ケンタ」といってしまっているし、本家に怒られないのか?と余計な心配をしてしまいますが、もし本家からクレームが来ちゃったら、味を認めた事になっちゃうのかな? 実際食べた私は、味の違いなんて分からないほどそっくりだと思いましたよ!

まずこのケンタミックスパウダーですが、近所のスーパーでは残念ながら売っておりませんので、吉祥園さんのWEBサイトでの購入になります。 600g4.5kgの2種類が用意されています。 4.5kg!なんて最初は驚いてしまいますが、一度味を知ってしまうと、消費量はすごいすごい! お子様がいらっしゃれば、600gなんてあっという間だと思いますよ

我が家は今回は600gをオーダーしました。銀行振り込みを行なうと、あっという間に出荷してくれました。
600gの場合はA4サイドの袋に入っていますので、メール便で到着します。送料はメール便なら無料だそうですよ!



さて作り方ですが、詳細は吉祥園さんのHPを参考にするのが一番だと思います。 
基本的には、本家と同じ様に、圧力鍋でカラっと揚げるのが一番ホンモノに近いといってますね。 でも一方で、お手軽に料理しても美味しい方法が紹介されています。

1.超かんたん派
 鶏肉にパウダーを直接まぶして、170度の油で3分間揚げるだけ。
2.ちょっと手を加える派
 卵と牛乳をまぜた溶液に鶏肉をくぐらせて、パウダーを直接まぶして、170度の油で3分間揚げる。
3.濃い味好き派
 鶏肉にほんの少し塩をまぶして1分。あとは1もしくは2の方法で調理。
4.テクニック派(推奨)
 2の方法で下準備。170~180度の油で1分半揚げたら取り出し、4~5分余熱で温め。180度の油に再投入して30秒。

ダッチオーブンでの調理方法はこちらに紹介されています。
ダッチオーブンの場合は、
 1.肉投入後の弱火加熱時間を12分くらい(ガスで最弱)に延長
 2.取り出す直前に再度強火にして蒸気が強く噴き出すまで加熱してから蓋をあける
という方法が良いそうです。

その他の注意事項として、パッケージの裏面こんな事が書かれています。
「肉を油に全部沈めた状態での油面を、鍋の上端から8cm以上確保してください」
だそうです。気をつけましょう。


では、早速フィールドレポートです。 ファミキャンでは既に他のファミリーに予告済みでしたので、失敗は許されません


ボールに牛乳と卵を混ぜた溶液ををつくり、鶏肉をくぐらせます。
鶏肉は1.3~1.4kg程度あります。 別につけておく必要はありません。


つづいて適当な鍋に鶏肉を入れて、ケンタミックスパウダーを適当に入れました。 目安は、鶏肉800gに対してパウダー100gだそうです。
パウダーが600gもあると、かなり楽しめますね。


鍋にラップで蓋をして、粉が満遍なく鶏肉に付くように両手で振ります!



ちなみに、この時使った鍋は、ユニのfan5DXの大鍋です。

これで下ごしらえ完了です。短時間で用意できますので、キャンプ料理には最適ですね。


つづいて油鍋の準備です。今回はステンダッチをツーバーナーの火に掛ける方法でいきます。熱い油を用意するには、これが一番ですね。
より強い火力を使いたいと思いましたので、プレミアムガスを使いました。


我が家のステンダッチは、旧モデルの10インチのG'z G-ステンレスダッチですが、新モデルと基本スペックは同じです。

SOTO SUSダッチオーブン 10インチ
ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:直径259×深さ115mm(内寸):幅350×奥行280×高さ160mm(外形)
●重 量:約5.2kg
●満水容量:約5.2リットル
●材 質:ステンレス
●付属品:底網


ユニフレーム(UNIFLAME) ツインバーナー US-1900
ナチュラム価格17800円(税込)
●最大火力:3900kcal/h×2(プレミアムガス)、3000kcal/h×2(レギュラーガス)
●燃焼ガス:約45分(プレミアムガス)、約55分(レギュラーガス)
●点火方式:圧電点火
●サイズ(mm):使用時540×325×290(ゴトク面)、収納時:540×325×110
●重量:約3.9kg


ユニフレーム(UNIFLAME) プレミアムガス(3本)UG-P250
ナチュラム価格750円(税込)
●イソブタン95%・NET250g
●高純度プレミアムガス誕生!高火力を実現。
●さらに低温時に威力を発揮します。(氷点下1℃、ボンベが凍り付いても燃焼を続けます。)
●燃え尽きるまで炎は元気。



特に今回はプレミアムガスの威力を再認識しました。 当初レギュラーガスで加熱を始めましたが、プレミアムガスに変えたとたん、火力の違いは一目瞭然。 あっという間にちょうど良い温度まで上がりました。

油はステンダッチの深さの約半分です。鶏肉を一つ投入してみたところ、いい感じで上がり始めましたので、一気に全部の鶏肉を投入!


鶏肉を入れると温度が下がりますので、すぐに蓋をして強火で温め続けます。 湯気が出てくるまで強火を継続します。
大体5分くらいで湯気が出てきたら吹きこぼれない様に弱火にします。



10分程度揚げたら蓋を開けて、強火にします。ここで一気に揚げる事で、カラっとした食感になります。
左写真は、鶏肉投入後15分経過しています。


ちょっとだけ取り出して、揚げ具合をチェックします。 結構いい感じにあがってましたので、そのまま小さい物から順に油から取り出しました。


いい感じにあがりましたね。 臭いも見た目もホンモノみたいです。 あたりにいいにおいが漂い始めましたので、皆さんがフラフラ~っと見に来ましたよ


ちなみに揚げた鶏肉は、お皿に上にキッチンペーパーを敷き、ユニの底上げネットのを置いた上で油きりをしました。

ユニフレーム(UNIFLAME) ダッチオーブン底上げネット10インチ
ナチュラム価格1600円(税込)
●サイズ:径230x50mm
●スタンド部フォールディングする18-8ステンレス製底上げネット
●スーパーディープ用。ユニフレームウルトラディープ10インチにはお使いいただけません。
●ダッチオーブン内に入れれば、底上げが可能になるばかりでは無く、通常の底網を併用するとダッチ内部を2段にする事が可能です。
●『蒸し料理』や『スモーク料理』などと調理が広がります。

出来上がりです。 見た目も香りもまさにホンモノそっくりのケンタッキーフライドチキンです。 黙って出したら分からないかも知れません。
私もそうですが、唐揚げはみんな大好きですね。 特に子供は大好物です。 結構沢山作ったはずが、あっという間に売り切れになりました。


私も小さいから揚げ1個しか食べられませんでした
それでも大人気だったのはとてもうれしい事です。 作るのに協力してくれた奥様にも感謝です!


キャンプで揚げ物なんて考えてもみませんでしたが、大人気だったので大満足でした。 油の処理が問題になりますが、今回はこちらを持参しました。 固めるテンプル2袋でちょうど良い感じでした。油がまだ熱いうちに、火から下ろして投入し、粉が見えなくなるまでかき混ぜるだけです。暫くすると固まります。



JOHNSON(ジョンソン)固めるテンプル 18g×5包
健康計画価格360円(税込)
●容量:18g×5包
●成分:植物(唐ゴマ)抽出の天然油脂系脂肪酸100%
●用途:廃油(植物油)処理
●健康油もしっかり固める。植物成分だけを原料としているので、安心して使えます。
●油が冷めたあとはするっとナベからはがれます。
●一包で600gの油を固めて、手やキッチンを汚さずに、燃えるゴミで簡単に油を捨てられます。
●揚げカスもそのまま一緒に固めるので、フライパンやナベの後始末が簡単です。

いかがでしたでしょうか?ケンタミックスパウダー! 我が家では、これ以後おうちでも何回か料理していますが、子供に大人気だけではなく大人も満足のレシピです。
おうちに圧力鍋が無い方も、ダッチオーブンをお持ちでしたら是非チャレンジしてみてください!

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。




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