G'z G-ステンレスダッチオーブンが、G'zブランドと共にその歴史を終える事がわかったのは、つい先日の事です。このニュースを知ってから、G'zブランドを良く観察していると、どんどん
G'zブランドアイテムが無くなっていくのがわかりました。
私が持っている10インチのG-ステンレスダッチオーブンは、ナチュラムさんでは今日時点でまだ取り扱っていますが、微妙に値上げ。
12インチは入荷まち、
8インチは取り扱い終了だったりして、そろそろラストスパートという感じです。
G’z G-ステンレスダッチオーブン
ナチュラム価格17000円(税込)
ナチュラム取り扱い終了
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg
●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス
【2010.4.13更新】G'z GステンダッチがSOTO-SUSダッチに進化!
SOTO SUSダッチオーブン 10インチ
ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:直径259×深さ115mm(内寸):幅350×奥行280×高さ160mm(外形)
●重 量:約5.2kg
●満水容量:約5.2リットル
●材 質:ステンレス
●付属品:底網
●その他サイズ:
8インチ /
10インチハーフ /
12インチ
でも大人気のステンレスダッチオーブンが無くなるなんてありえません。 今後はSOTOブランドとして生まれ変わる事が高らかに宣言されました~(ちょっと大げさ)
事前に得ていた情報は、だいたいこんな情報です。
G'zブランドのG-ステンレスダッチオーブンはSOTOブランドとして再出発
10インチハーフのステンレスダッチオーブンが新登場
収納ケースやリッドリフターなどのアクセサリーも同時に再デビュー
特に10インチハーフのステンレスダッチオーブンは、とても気になるアイテムでした。 2月21日発売という事でしたので、首をなが~くして待っていたのですが、
コースマン新製品フィールド発表会に目が行ってしまい、すっかり忘れたまま1週間が過ぎてしまいました
あっ!いけね!と思い出し、さっそく
SOTOのHPを見てみると、すでに全貌が明らかになっていました
まずは新生SOTO ステンレスダッチオーブンです。 形は全く変わってませんね。 G'zブランドだったときは"G”が付いていましたが、SOTOブランドになった場合には。。。ただのステンレスダッチオーブンと呼ぶ事にしたようです
新生ステンレスダッチオーブンは、大きさも重さもまったく変わりません。3種類の大きさが用意されているのも同じです。
SOTO SUSダッチオーブン 8インチ
ナチュラム価格16800円(税込)
●サイズ:内径206×深さ90mm
●外形寸法:幅310×奥行226×高さ125mm
●重量:約3.5kg ●満水容量:約2.6L
●本体材質:ステンレス
●底網材質:ステンレス
●8インチ
SOTO SUSダッチオーブン 10インチ
ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg ●満水容量:約5.2L
●本体材質:ステンレス
●底網材質:ステンレス
●10インチ
SOTO SUSダッチオーブン 12インチ
ナチュラム価格24800円(税込)
●サイズ:内径306×深さ130mm
●外形寸法:幅415×奥行326×高さ165mm
●重量:約7.0kg ●満水容量:約8.2L
●本体材質:ステンレス
●底網材質:ステンレス
●12インチ
最初に気が付いたのがステンレスダッチオーブン本体の
価格変更です。 お買い得価格のナチュラム価格で比べるわけには行きませんので、標準価格で比較します。
あれ?高くなってる!何ででしょう
きっと何か理由があるのだと思います。。。とHPを眺めているともう一つの変化点に気が付きました。
ステンレスダッチオーブンのHPのいちば~ん下に、交換用の底網が紹介されていました。
SOTO 底網 10インチ
ナチュラム価格1838円(税込)
●仕様:サイズ:200(直径)× 15(高さ)mm
●材質:ステンレス
●
8インチ用 ナチュラム価格1575円(税込)
●10インチ用 ナチュラム価格1838円(税込)
●10インチハーフ用 ナチュラム価格2100円(税込)
●12インチ用 ナチュラム価格2100円(税込)
ん?ステンレス製の底網? そうです!実は既に紹介した各アイテムの商品スペックの部分に注目するとわかるのですが、
新しいステンレスダッチオーブンに付属の底網が 鉄+クロームメッキからステンレスに変更になっていました! 恐らく価格が変動した理由のの一部に違いありません。 交換用底網は上記の様に単体購入も可能です。 G-ステンレスダッチオーブンのオーナーに対する配慮でもあるかも知れませんね。
底網がステンレスになるという情報は、
10インチハーフ ステンレスダッチオーブンのスペック情報で既にわかっていましたが、既存のステンレスダッチオーブンにも適用されるとは知りませんでした。
つまり新生ステンレスダッチオーブンは、ちょっとだけ進化してたという事ですね
SOTOさんに問い合わせてわかったことですが、G'zの刻印も残念ながらなくなるという事でした。今回どうなったのか気になっていたのですが、情報どおり、刻印もSOTOに変更になっているようです。
SOTOのロゴもかっこいいですが、個人的にはG'zのロゴのほうが好きでした。ちょっと残念
G'zブランドがSOTOに統合するにつれて、商品についているロゴも変更していくといってましたが、今回収納ケースも変更になってました。
ここで気が付いた事がもう一つ。 この写真の一番下に書いてある、リッドリフターと書かれている文字のすぐ下に、すごく小さな字で
「8インチ用は除く」と書かれています。
「8インチ用」というのはどういう事なのか?。。と思いながら更にHPを読み進めるとうれしい情報にたどり着きました。
SOTO 収納ケース 10インチ専用
ナチュラム価格2980円(税込)
●サイズ:380(幅)X295(奥行)X165(高さ)
●重量:500g
●材質:外側/ポリエステル、内側・底/PVC、取手/ポリプロピレン
●ステンレスダッチオーブン10インチ専用収納ケース
●
8インチ用 ナチュラム価格2880円(税込)
●10インチ用 ナチュラム価格2980円(税込)
●10インチハーフ用 ナチュラム価格2980円(税込)
●12インチ用 ナチュラム価格3280円(税込)
なんと!いままでは10インチ用しか存在しなかった
ステンレスダッチオーブン用の専用収納ケースに、8インチ用と12インチ用が仲間入り です!
いままで10インチ以外のG-ステンレスダッチオーブンを持っていらっしゃる方には、かなりの朗報です。
つまり
「8インチ用は除く」の意味は、8インチ用の収納ケースは小さいので、リッドリフターは入らないという意味ですね。
残りわずかだと思われるG'zブランドの10インチ用の収納ケースの定価を見ると、収納ケースの値上げは無いようです。
G’z G-ステンレスダッチオーブン 10インチ用 収納ケース
ナチュラム価格3780円(税込) 定価 4200円(税込)
●サイズ:幅380×奥行250×高さ165mm●重量:600g
●材質:ナイロン ●持ち運び、車載時、保管時などに便利。
●人気のステンレスダッチオーブンに専用収納バッグが登場!
●重たいダッチオーブンを軽快に安全に持ち運べます。
●リッドリフター、手袋なども安心して収納できます。
さて、今回の新生ステンレスダッチオーブンのもう一つの進化である「10インチハーフ」を見てみましょう。 この
アイテムのHPが既にありますので、底にある情報を良く見てみることにします。
まずはアイテムのスペック情報から見てみましょう。
新しい取り扱い説明書も参考になります。
SOTO SUSダッチオーブン 10インチハーフ
ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:内径259×深さ78mm
●外形寸法:幅365×奥行330×高105mm
●重量:約5.1kg ●満水容量:約3.5L
●本体材質:ステンレス
●底網材質:ステンレス
●10インチ
10インチノーマルのスペックは、以下です。
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg ●満水容量:約5.2L
細かく比べてみると、こんなところに気が付きます。
深さは、115mm→78mmと確かに浅くなってますが、ハーフって程ではありません。
直径が大きくなっているのもわかります。
なぜか重さがほぼ同じ?(100gしか違わない)
鋼板が4mmである事は変わりは無いようですので、重さがほとんど変わらないのは何でなのかわかりません。やはりこのアイテムの特長である、蓋に秘密があるのかもしれません。
それにしても、この蓋のヘアラインは本当に美しいですね。
蓋には10インチステンダッチにあるバッテンの取っ手がありませんので、リッドリフターは使えません。そのかわり、左右の取っ手で蓋を開けることになります。ハンドルが水平で止まるようになっている点は変わりません。
直径が多少大きくなってますが、10インチの収納ケースには奥行きが微妙に足りない感じです。10インチのノーマルサイズを持っている場合、重ねられれば一緒に収納できていいかなぁ何て思ったのですが、問い合わせしたところ「構想はあったが断念」という事でした(残念)
蓋だけを使ってフライパンとして使えるというアイデアは素晴らしいですね。もともとダッチオーブンの蓋は肉厚ですので、こんな使い方をしてもおそらくヘッチャラでしょう これを見ると、やはり重いのはこの蓋ですかね?
一つ気になることといえば、お肉が乗っている場所は、ダッチオーブンの蓋として使うときは、炭が乗る所ですね。 フライパンとして使うときは、本来はダッチオーブンの内側になるところに火を当てるという事になります。
洗えば問題なしですが、かなり酷使した使い方と思います。
焦げシミが蓋にも付いてしまうのかな?そんなときでも、
私が探し当てた方程式は役に立つでしょうか? 浅いフライパンで重曹水を沸騰させるのは、ちょっと難しそうですが
10インチハーフのステンレスダッチオーブンは、浅底であるが故に上方からの熱源が近くなります。 短時間で火が通るという事かもしれませんが、すぐに焦げてしまうという事でもあるかもしれません。ピザなんかは良く焼けそうですね。
同じ10インチのノーマルサイズに出来ない事がこのアイテムに無いと、単に大は小を兼ねるという事になってしまいますので、構造を変えたり使い方の幅を広げるのは非常に大切なことです。
今日時点で購入できるサイトがまだ見つかりませんでしたが、徐々に店頭に並んでくると思います。 ステンダッチ王国の国民としてはうれしい進化です。 G'zにこだわる方は、のこり在庫だけだと思われますのですぐにゲットしましょう。 底網までステンレスで!という方は、発売されるのを首を長くして待ちましょう!
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。