新旧コロダッチの収納を考える

Hisane

2011年01月13日 00:17

スノーピークのコロダッチが2011年の新製品でリニューアルする事は昨年末の記事でお伝えしましたが、コロダッチは小さいながらも立派なダッチオーブンである事に違いはありませんので、その収納については真剣に考えたいところです。
私が手元にもっている現行モデルのコロダッチポットおよび同コロダッチシリーズは、形や大きさが全く異なる3種類が用意されています。

スノーピーク(snow peak) コロダッチカプセル
ナチュラム価格6800円(税込)
●材質:鉄鋳物(耐熱シリコン塗装)
●サイズ:90×285×92mm
●容量:500ml×2
●重量:約2.6kg


コロダッチサンドはプレス焼きにはぴったりの形です。
スノーピーク(snow peak) コロダッチサンド
ナチュラム価格4600円(税込)
●材質:鉄鋳物(耐熱シリコン塗装)
●サイズ:径122×49mm
●容量:115ml×2
●重量:約1.1kg



私が使っているのはコロダッチポットです。ナチュラムさんではもう取り扱い終了になってしまってますね。
スノーピーク(snow peak) コロダッチポット
ナチュラム取り扱い終了
●材質:鉄鋳物(耐熱シリコン塗装)
●サイズ:直径114×110mm
●容量:フタ250ml、ポット400ml
●重量:約1.6kg
Amazon価格4800円(税込)


通常はそれぞれの形にあった収納袋が用意されるところですが、スノーピークが提案してくれたのは共通で使用可能な収納袋です。

スノーピーク(snow peak) ロールパック
ナチュラム価格 2000円(税込)  2011/1/11現在完売
●材質:ポリエステル
●サイズ:径160×380mm
●重量:110g
●コロダッチシリーズの収納ケースとして最適!!

Amazon価格2000円(税込)


現行コロダッチは一応ダッチオーブンですし、重さもそれなりにあります。 衝撃にもある程度は耐えられる収納袋である必要があります。
また形の異なる3種類のコロダッチをそれぞれ収納可能にするために、大きさが変えられるフレキシブルさが要求されます。
その意味ではロールバックという選択はなかなか良い考えだと思います。

というわけで本日ご紹介するのはロールバックです。 パッケージを見ると、大きさが自由に変えられるロールバックの特長が説明されています。



大きさを見てみましょう。 いつもの様に500mlペットボトルとの比較です。
この状態ではロールバックは38cmもあります。
私が持っているコロダッチポット12cm程度のほぼ球形ですので、こんなに大きい必要はありませんが、現行コロダッチシリーズで一番大きなものはコロダッチカプセルの28.5cmありますので、この位は必要です。


素材は厚みのあるポリエステルですので、コロダッチを守るには十分な耐久性があると思われます。 コロダッチは水分があれば錆びますが、ある程度の耐水性もありそうです。
縁のテープはロールの芯になります。

ロールバックは最後に留め具で留めることになりますが、ご覧の様なプラスチック製です。 大きな力がかかるわけではありませんので、まぁこれで十分でしょう。。


底面はごらんの様にキチンとマチがあります。大体コロダッチポットのサイズと同じです。 コロダッチポットを入れれば自立します。


では早速現行コロダッチポットを入れてみましょう。
並べてみると、違和感があるほど大きさが違います。 ロールバックとはいえちょっと大きすぎる気がしますが。。。


入れてみると丁度良さそうなサイズだと感じました。 



あとはロールバックの口のテープを巻き込みながら絞り込む要領でどんどん巻き取っていきます。


コロダッチの蓋が当たるところまで巻き取るとこんな感じになります。
ここで真ん中にチョップをいれてロールの芯を2つ折りにします。


両サイドの留め具を寄せてカチっと留めれば収納完了です。


風呂敷で丁寧に覆った感じなりました。このまま留め具部分を持ち手にして運ぶ事が出来ます。



コロダッチカプセルとサンドの収納もお見せできると良いのですが、残念ながら本体を持ってません
そこで本体サイズに近いものを入れてみたいと思います。

まずはコロダッチサンドもどきです
本体サイズは、径122×49mmという事ですので、丁度CDケース5枚程度とほぼ同じです。
早速手持ちのCDを入れてみます。


脱線しますが、私がお気に入りの洋楽は高校生の時からBILLY JOELでした。 洋楽ブームまっただ中でしたので、結構LPレコードを買いました。
後からCDを買いなおしたので、BILLY JOELはほとんど揃ってますよ
こんな話をすると歳がバレますが





こちらもかなりすっきり収納できました。 実際はサンドは垂直に立った形になりますが、キチンとロールバックが絞られていれば問題ありません。


最後はコロダッチカプセルもどきです。 コロダッチカプセルの本体サイズは90×285×92mmです。いえにあるもので近い大きさの物を探したところ、1リットルのペットボトルが大体同じサイズです。





当然ながら縦長のお姿になりました 底面のマチはコロダッチカプセルにも丁度良いサイズだと思います。
こうして3種類の全く異なる大きさ、形のものを入れてみると、やはりロールバックである事がこれらのフレキシビリティを生んでいる事が良く分かりますね。


応用編としてジェントス エクスプローラー・プロ EX-777XPを入れてみます。 EX-777XPは電池を入れた状態ですと、スイッチがOFFの状態でも本体認識表示灯が点灯しっぱなしになります。 そのため未使用時は電池を抜かないとどんどん電池を消耗してしまうため、外しておくのがオススメです。 電池を使った電化製品ですので、いずれにしても電池は抜いておくべきですが。。この状態ですっきり収納できるのがベストです。


GENTOS(ジェントス) エクスプローラー・プロ EX-777XP
ナチュラム価格2970円(税込)
●サイズ:185mm×87mm×87mm
●重量:415g(電池別) ●明るさ:280ルーメン
●ルーメンとは光束(光源から出る可視光線の量)の単位
●仕様光源:高輝度チップタイプLED(暖色)×3個
●使用電池:単1形アルカリ電池×3本(別売り)
●連続点灯:(Highモード)約72時間、(Lowモード)約144時間、(フラッシュ点滅)約240時間
●本体認識表示灯:約1年
●ポリカーボネット樹脂採用





ごらんの様にジェントス エクスプローラー・プロ EX-777XPの収納にはまさにぴったりサイズですね。 まぁちょっと贅沢な感じがしますが。。


さてここから先は先月発表された新コロダッチの収納についてです。 前回記事でも触れましたが、新しいコロダッチは現行モデルよりもちょっとだけ大きくなっています。



コロダッチオーバルにいたっては、コロダッチシリーズとしては最大サイズになりますので、このロールバックで収納する事はちょっと難しそうです。
今のところ分かるのはカタログ上のサイズだけですし、新しいロールバックは2011年のスノピの新製品には含まれていません。
まだ発売前の新コロダッチですが、収納方法はどうするのが良いのかが大変気になります。

そこで、ここは思い切ってスノーピークに問合せしてみました。
Subject: コロダッチオーバルの収納について

ご担当者様、

2011年新製品を拝見しました。 一番ほしいアイテムはコロダッチオーバルです。
前モデルのコロダッチには、どの形にも合う収納袋としてロールパックがありました。
今回発表された燕三条鋳鉄のコロダッチにあう収納があるのか気になるところです。

Q1.新コロダッチは現行のロールパックに収納可能でしょうか?
Q2.新コロダッチの収納に最適な収納袋はどれでしょうか?(やっぱりロールパック?)
Q3.新コロダッチにあった新しいロールパックの発売予定はありますでしょうか?


コロダッチオーバル楽しみにしてます!

どうぞよろしくお願いします。
次の日すぐに以下ような丁寧な回答を頂きました。 さすがスノーピーク!

いつも弊社製品をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
ユーザーサービス担当の■■と申します。

新商品の発売を楽しみにお待ち頂いているということで、大変嬉しく思います。ありがとうございます。

> Q1.新コロダッチは現行のロールパックに収納可能でしょうか?
「コロダッチオーバル」以外の「コロダッチポット」、「コロダッチカプセル」が収納することが出来ます。

> Q2.新コロダッチの収納に最適な収納袋はどれでしょうか?(やっぱりロールパック?)
専用の収納ケースとなりますと、ロールパックが一番よろしいかと思います。

> Q3.新コロダッチにあった新しいロールパックの発売予定はありますでしょうか?
現在のところ発売予定はございませんが、同じく新商品で「マルチコンテナSユニット」を発売させて頂きます。
こちらの商品は、背の低い小物をを収納するのに適しており、また、丈夫で摩耗性にも優れており、シート、マット部には水に強い素材を採用しておりますので、コロダッチの収納にオススメです。
こちらも合わせてご検討頂けましたら幸いでございます。

以上でございますが、ご不明な点がございましたら是非お気軽にご連絡を頂きたい
と思います。
この度は、お問い合わせ頂きありがとうございました。
今後ともスノーピークをよろしくお願い申し上げます。
新コロダッチのうち、コロダッチカプセルとコロダッチポットは今回ご紹介したロールバックに収納可能なようです。

スノーピーク(snow peak) コロダッチカプセル
ナチュラム価格4980円(税込)
●材質:ダクタイル鋳鉄(耐熱シリコン塗装)
●サイズ:W282×D90×H74mm
●リッドサイズ:W282×D90×H31mm
●ポットサイズ:W282×D90×H48mm
●リッド満水容量:320mL ●本体満水容量:550mL
●重量:1.9kg

スノーピーク(snow peak) コロダッチポット
ナチュラム価格3980円(税込)
●材質:ダクタイル鋳鉄(耐熱シリコン塗装)
●サイズ:W162×D130×H94mm
●リッドサイズ:W162×D130×H32mm
●ポットサイズ:W162×D130×H68mm
●リッド満水容量:210mL●本体満水容量:490mL(1合炊)
●重量:1.4kg

問題はやはりコロダッチオーバルです。 カタログ上のサイズをみてもロールバックでは微妙に小さすぎる感じです。

スノーピーク(snow peak) コロダッチオーバル
ナチュラム価格6980円(税込)
●材質:ダクタイル鋳鉄(耐熱シリコン塗装)
●サイズ:W242×D160×H94mm
●リッドサイズ:W242×D160×H29mm
●ポットサイズ:W242×D160×H71mm
●リッド満水容量:400mL●本体満水容量:1240mL
●重量:2.6kg

問合せの結果、このオーバルを収納する専用収納袋は今のところ発売予定は無いそうです。 スノーピークさんから提案頂いたのは、2011年新製品に含まれる以下のアイテムです。

スノーピーク(snow peak) マルチコンテナSユニット
スノーピークオンライン価格4980円(税込)
●材質:10号帆布、PVC板、ポリプロピレン、アクリルテープ(中芯ポリプロピレン)
●サイズ:W380×D265×H130mm
●重量:800g
●ボックスオーブンはもちろん、アイアングリルテーブルのシングルユニットサイズのマルチコンテナ
●深さは約13cmです



スノーピークのコンテナシリーズは丈夫な帆布ですので、耐久性には定評があります。 確かにコロダッチを入れるには良い素材です。
ただしコロダッチオーバルのサイズと比較すると、やはり専用収納ケースで無いこともあり、若干大きすぎる気がしますね。
コロダッチオーバルを2個、もしくはオーバル+新カプセル+新ポットなどをまとめて入れるには確かに良さそうです。


コロダッチオーバルを一つだけ入れる収納ケースを探してみました。たとえば小ぶんぶくの収納ケースはどうでしょうか?

スノーピーク(snow peak) 和鉄ダッチオーブン収納ケースS
ナチュラム価格3885円(税込)
●サイズ:φ290×H190mm
●材質:6号帆布(パラフィン、PU加工)、アクリルテープ(中芯:PP)、ベニヤ板、ナイロンメッシュ
●重量:約730g
●和製立ちオーブン24が収納できます。



これでもちょっと大きそうですね。8インチダッチオーブンの収納ケースを探してみると、こんな候補が上がりますが、どれも微妙に大きいです

SOTO 収納ケース 8インチ
ナチュラム価格2880円(税込)
●サイズ:320(幅)X240(奥行)X140(高さ)
●重量:420g 
●材質:外側/ポリエステル、内側・底/PVC、取手/ポリプロピレン



キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブンバッグ25cm
ナチュラム価格3000円(税込)
●サイズ:外径300x高さ250mm
●重量:300g
●材質:綿100%(キャンバス地)、底面/合成皮革
●10インチ対応OK!!



新コロダッチを2つ買って組み合わせるという場合も想定されますので、ちょっと大きめでも良いかもしれませんね。

新旧コロダッチの収納は、やはりロールバックが一番のようです。
コロダッチオーバルも入る新しいサイズのロールバックが出るといいですが。。
新コロダッチをゲットしてから、再度考えたいと思います。


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。


あなたにおススメの記事
関連記事