コットでHop!Step!Jump! 【Hop編】

Hisane

2011年09月03日 00:12

キャンプでの快適な睡眠を追及したら、やっぱり最後はコットにたどり着くんじゃないでしょうか? 我が家も快適キャンプを追求すべく、ついにコットに手を出してしまいました。

夏の暑さや湿気、冬の寒さから逃れるためには地面から離れるだけで相当効果があると思います。 コットもピンからキリまでありますので、どれを選ぶかかなり迷いました。 我が家は3人家族ですので1人だけコットで寝る事は許されるはずも無く、最終的には3つ揃える事になるに決まってます。

キャンプギアの神様が「3種類ゲットせよ!」と夢枕に立ちましたので、これから「コットでHop!Step!Jump!」と題して3連続シリーズで3つのコットを紹介していきます。

本日はその第1弾、 HilanderのアルミGIコットです!

Hilander(ハイランダー)アルミGIコット
ナチュラム価格3980円(税込)
●材質/生地:ポリエステル600D
●フレーム:アルミニウム 25×25×1.0(mm) / 25×35×1.1(mm)
●収納袋:ポリエステル600D
●本体サイズ:W190×65×H45(cm)
●収納サイズ:W95×18×10(cm)
●重量:5.5kg
●耐荷重:約80kg
●カラー: ブラウン / グリーン



何といってもこのコットの最大の魅力はお値段です。 いいなぁと思うコットが軒並み1万円以上するなか、アルミ素材である程度の大きさがあり、多くの方の口コミがあるアイテムです。 
形も最も一般的なGIコットですし、コットってどんなだろう?と思う私には入門編としては十分なアイテムです。 

早速いつものように穴が開くほど見てみましょう
収納状態は意外と大きいなという印象です。これが3つもあったら結構嵩張るかなぁ。。
A
肩掛けベルトがキチンとついています。重量は5kgを超えますので、3つも担ぐのはちょっと無理かな。。
ベルト自体は普通です。。
収納袋を閉めるロープには、キチンとコードロックがついています。
こちらも可も無く不可も無く。。
本体を収納袋から出すと何とまぁ綺麗に畳まれています。
おそらく2度とこんな綺麗には畳めないでしょう
せいぜいキチンと眺めておきましょう。


本体がガバっと開かないのは、ベルトでシッカリと留められているからです。 ベルト自体は本体のアルミフレームにリベット留めされているので、どこかへいっちゃう事は無いでしょう。。

Aベルトをはずしてちょっと広げてみると、中から長さの違うアルミフレームが2本出てきます。
このアルミフレーム、かなりシンプルな構造です。 両端はプラスチックキャップ、側面にフレームの接続穴が開いているだけです。
長さは違いますが、穴の位置は同じです。 長いほうは、最後に手でグット握って引っ張るために必要な長さです。
ちょっと脱線しますが、中にこんな布切れが入っています。 素材自体はコットの布と同じものですが、どうやら修理用のハギレではないようです。
商品説明には、
「製品内には、フレーム同士が干渉し傷が付きにくい様当て布が入っております。修理用のあて布では無い為製品の生地とカラーが異なる場合が御座います。」と書かれてありました。
幸い今回は同じ素材でしたので、修理にも使えそうです。
傷防止だそうですので、無くさずに取っておきましょう。
それでは早速組み立ててみましょう。 説明書はカラー写真つきの丁寧な物ですが、くしゃくしゃに入っているのはちょっと残念
まぁ、これはお値段相応かな。。
説明書では立てかけて組み立て始める事になってますので、まずは壁に立てかけてみました。
コットの布が綺麗にまかれていますので、左右に開きます。
すると中からアルミフレームが現れます。
片足だけ開いてみます。収納状態では歓待にいうとM字型に畳まれています。
説明書がなくても分かるほど簡単なトランスフォームです
両方の足を開いて垂直に足を延ばすとこんな感じになります。
上下ひっくり返します。この状態でも一応立っていられます。X字型の足をゆっくりと開くと。。。
これで何となくコットらしくなります。
X字型といいましたが、正確にはちょっとずれていますね。これはGIコットにほぼ共通の構造です。上からの荷重をフレームで受けるための構造ですね。 高さ調整をするならこのポイントのはずですが、特にそんあ構造にはなってません。
X字フレームと縦方向のフレームの接続部分です。 畳む事と荷重を分散させる事の両立を考えたらこうなるんでしょうね。
最初に考えた人は凄い!
縫製をちょっと見てみましたが、お世辞にも良いとは言えませんね。
まぁそれもお値段相応という事で納得しています。

足にはプラスチックキャップが付いています。ゴム素材ではないので、テントのフロアシートにはあまり良くないかも知れませんね。
結構硬いプラスチックなので、外れてなくしそう

組み立ての続きをしましょう。 同梱されていた短いほうのフレームをコット布の端にあるループ穴に通します。

フレームの穴に縦方向のフレーム端にある出っ張りを合わせて差し込みます。

この時点ではコットにはテンションが掛かってませんので無理なく差し込めます。
反対側も同様にフレームを通します。 このコットのメインイベントはここからです。
片方の穴にあわせるまでは普通に出来ますが。。
最後にフレームを固定するのが大変。口コミでは常に話題になっている「ちょっと硬すぎ」といわれている部分です。
ナチュラムの商品紹介ページで「女性でも簡単に差し込める方法」が紹介されていたのでやってみたところ、なるほど簡単に出来ました。
X字フレームをふくらはぎで固定しながらグっと引っ張れば、いい具合に力が掛かりました。
これで無事完了。 コットの布にはかなりのテンションが掛かりました。
はい、完成です GIコットらしいお姿ですね。
点検も兼ねて細かく眺めます。 一応破れている所はなさそうです。
コット中央のジョイント部分もチェック。 ボルト留めのようですので、そのうち緩むかもしれませんね。
裏面を見てみます。 ちょっと高いコットだと、横方向に補強の為の布が渡してある事があるんですが、このコットにはそれが一切ありません。
よくよく見ると新品なのにあっちこっち傷だらけですね。製造段階の傷だと思いますが、これもお値段相応か。。
早速娘が寝そべってくれました。 かなり気持ちいようです。
このコットの耐荷重は80kgですので、小3の娘なら3人くらいはへっちゃらです。 でも80kgというのは微妙なボーダーだな。。
前後のフレームを外せば、こんな感じで一時的に畳めます。寝る前まではこの状態で端に置いておいてもいいかもしれません。
ちなみに品質はやっぱりお値段相応ですかね。 たとえばベルトの縫製が、ごらんの様に酷い場合もあります。
アルミフレームのあっちこっちに傷や汚れが付いています。 まぁここまでは、私としては許容範囲です。
今回ちょっと酷かったのは、布の広い範囲に錆びが付いていた事ですかね。 製造段階の鉄粉などが、長い間に錆びてしまったんだと思います。いくらなんでもこればっかりは受け入れがたいので、さすがに交換してもらいました。
コストパフォーマンスを重視した商品で定評にあるHilanderですが、口コミでも多く報告があるように製造品質に難がある場合があります。
でもそこはナチュラムさんを信じて、キチンと交換していただければ問題なしです。 
使用感は特に気になるところはありませんでしたが、コットは長期使用ではじめて品質が分かるところがありますので、とにかくフィールドデビューさせることが先決ですね。



ことまず今回のHop編は一番お安いコットを紹介しました。 次回のStep編は、もうちょっと品質の高いコットをご紹介予定です!お楽しみに~!

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。




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