コットでHop!Step!Jump! 【Step編】

Hisane

2011年09月10日 12:49

コットでHop!Step!Jump!シリーズの本日はStep編です。 ちょっと説明が遅れましたが、 「コットでHop!Step!Jump!」とはクオリティとお値段が徐々に上がっていくというのを勝手にイメージしてました。 前回のHop編 HailanderのアルミGI コットは確かにお安いのですが、決して安かろう悪かろうのコットではありませんでした。
お値段相応という言葉はふさわしくないなぁ。。と思いつつも、「コットはやはり長く愛用してはじめて品質が分かるもの」というのもうなづけますので、最終的にはやっぱりキャンプフィールドで判断したいですね。

本日ご紹介するコットは、中レベルとはいいがたいフラッグシップシリーズのコットです。
ウェザ~マスタラ~の私としては、マスターシリーズのコットはどうしても外せなかったんです。 ある意味私の本命のコットはこれです!

Coleman(コールマン) コンフォートマスター コンパクトローコット
Amazon価格13,125円(税込)
●材質 フレーム:アルミニウム、スチール/シート:ポリエステル
●使用時サイズ:約190×63×17(h)cm
●収納時サイズ:約60×12×19(h)cm
●座面高:約16cm
●重量:約5.1kg
●耐荷重:約80kg
●付属品:収納ケースマスターシリーズ特有の落ち着いたパッケージ
届いたパッケージを見て、「おっ!小さい!」と歓喜の一言。A
収納状態も美しい!マスターシリーズです。

やはりまずお伝えしたいのはやはり収納時のコンパクトさです。過去何回もコット購入の検討をしましたが、いずれも「3つ買ったら車に多分入らないな・・」と思って諦めていました。
収納サイズが小さいコットは確かにあるのですが、しっかり感を追求するとその分大きくなってしまう事も話が進まない原因の一つでした。
ところがこのコットはフラッグシップモデルながら収納サイズが60×12×19cmとかなりコンパクトです。
先日購入したHilanderのアルミGIコットも1m近くありますので、並べて見ると違いは歴然!

肩掛けではなく手持ちな所もコンパクトの証です。

さすがマスターシリーズ!収納袋の素材も素晴らしい!
ウェザーマスターのテントと同様、収納袋のファスナーが2方向に開きますので、最後の締めも簡単です。ほぼ全開オープン可能ですよ。
早速パーツのチェックからいきましょう!ポール、シート、スタンドがバラバラになっています。 一体になっているアルミGIコットとは違うつくりですね。これがコンパクトさを産んでいるともいえるでしょう。

ポールの素材はスチールですのでちょっと重いですが、しっかり感はこのお陰でしょう。
ショックコードが金属ワイヤーの所がさすがコンフォートマスターです



ポールは節をしっかり差し込んで延ばしましょう(キチンと差し込まないと破損の原因になります)

つづいてシートを見てみましょう。シートには一切金属パーツがありませんので、小さくコンパクトに畳めます。
シート素材は高強度ポリエステルだそうですが、織が硬くてしっかりしています。 コットは長く使えば段々へたってくるのは仕方ないですが、これだけしっかりしていれば、長持ちしそうです。
裏面は全く違う素材感です。 説明書には書かれていませんが、どうやら多少PVC加工している模様です。 地面からの湿気を有る程度不正でくれそうです。
パッと広げてみます。幅63cmというのは他のコットに比べたら狭いかも知れませんね。シュラフに潜り込んでコットの上で寝るつもりなので、私としてはこれで十分。
シート裏面のサイドには、ポールを通すスリーブが付いています。
1つのトンネルでない理由は後で分かります。

裏面には上からの重さを受けるベルトが付いています。このベルトで全部の重さを受けるわけではありませんが、必要以上の沈み込みを防いでくれますので、へたり防止にもなると思います。

最後はスタンド部分です。まるでムカデのようなお姿!コットの足というとGIコットの様なしっかりした太いものを想像していたのですが、こちらはそれとは全く違います。
フレーム素材アルミですので、これだけ大きなパーツでも驚くほど軽いです。
足は全部で10個もあります。 アルミ素材ですので、重さに耐えられるの?とちょっと心配になりますが、丈夫からの重みを分散して受けるという考え方なんだと思いますので大丈夫でしょう。。
このスタンドはかなり特徴的ですので、組み立てながらゆっくり見てみましょう。
A左右をもって横向きに広げれば、アコーデオンの様に簡単に広がります。
半分開いたところで横から眺めてみます。沢山の手が天に向かって突き上げられている印象ですね。
このちいさな部品の先に、ポールを差し込む事でスタンドとシートが接続されます。 重さもココだけで受ける事になりますので、プラスチック素材で大丈夫なの?という心配がありますが、こちらも分散して重みを受ける事で一つの部品に掛かる重さを小さくしているんだと思います。
フレームの接続分はプラスチックパーツとのリベット留めです。可動部分ですので、ここは個人的にはちょっと心配な箇所です。。
石突部分も同じ構造。壊れるとしたら、きっとこのパーツですかね。。
10本の足で踏ん張っているお陰で、アルミの足でも耐荷重80kgを実現しているんだと思います。


では本格的に組み立ててみましょう。
パッケージに説明書がありますが、収納袋の中にも同じ説明書がついています(これは結構助かりますね)
延ばしたポールをシートのスリーブに差し込みます。

全部押し込んだところでポールエンドが突き出さないようにマジックテープで留めます。
この部分で「硬すぎる!」というレポをされるオーナーさんが結構多いですが、私の場合は左右ともそんなに硬くはありませんでした。


シートの長手方向はこれでしっかりしました。 担架のような感じですね

続いてスタンドを全開にします。 最初のお姿からは想像も出来ない形ですね。


全開したスタンドの真ん中にポールを通したシートを乗せます。

スタンド側のポールを受けるパーツに、ポールを一つずつ差し込んでいきます。これは結構面倒ですが、頑張って繋ぎましょう!
シートサイドのスリーブが所々切れていたのは、このスタンドとポールの接続部分だったんです。
裏返すとちょっと壮観ですね。最初はちょっとヤワな作りかな?と思っちゃいましたが、これを見たらちょっと安心しました。
ハイ!これで完成です! シートのテンションは高いと思いますが、基本的には寝る事でテンションが高まる構造かな?
ちなみに誰も寝てない状況での座面高は20cmです。説明では16cmという事ですので、寝れば4cm沈み込むという事ですね。
床との設定は点になるようです。 あまり柔らかいシートの上には直接乗せない方が良さそうですね。
いかがでしたでしょうか? さすがコールマンのフラッグシップモデルのコットです。 寝転んだ感じも申し分ありませんし、高さも低いので、天井が低いツーリングテントやモノポールテントにも最適だと思います。
収納性としっかり感の両方を追求したい方には是非オススメです。


コールマンの紹介ビデオも是非参考になさってください(というか、これ見れば十分か!)


コットでHop!Step!Jump!のStep編はここまでです。 Step編でフラッグシップモデルが登場という事は、Jump編のコットは。。

そう!あれしか有りません!! 次回最終回のJump編をお楽しみに!

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。







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