G-ステンレスダッチでパン【仕込み編】

Hisane

2009年12月05日 11:21

普段は全く料理などをしない私ですが、G-ステンレスダッチをゲットしてからは、ダッチオーブンで作る料理、レシピに興味津々でございます
 とはいえ、皆さんのダッチオーブン料理を見るとレベルが高すぎて素人の私には無理っぽいです

G’z G-ステンレスダッチオーブン
ナチュラム価格17000円(税込)
ナチュラム取り扱い終了

●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg
●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス

【2010.4.13更新】G'z GステンダッチがSOTO-SUSダッチに進化!
SOTO SUSダッチオーブン 10インチ

ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:直径259×深さ115mm(内寸):幅350×奥行280×高さ160mm(外形)
●重 量:約5.2kg
●満水容量:約5.2リットル
●材 質:ステンレス
●付属品:底網
●その他サイズ:8インチ / 10インチハーフ / 12インチ

そこで入門編と言われている(?)ダッチでパンに挑戦してみることにしました。ダッチオーブンでパンといえば、あっちこっちで見かける丸いパンが花びらの様に並んだ「はなまるパン」が良さそうです。 色々レシピを調べた結果、今回は こちらのレシピを参考にさせていただきました。

パン作りは定番レシピにしたいなぁと思っていますので、自分の備忘録にもするつもりです。
家でパン作りをするならゆっくり時間を掛けて練習すればきっとうまく出来るようになると思いますが、キャンプフィールドでパンが作れる事が目標ですので、材料も最低限、手順も出来るだけシンプルする事も心がけたいと思います。

まずは材料から。。









というわけで、材料、道具を揃えてみました。さすがにキャンプ場に売っているものはなさそうですが、近所のスーパーがあれば全部揃えられそうです。
かさばるボールはいつも持っていってます し、計量カップは目盛りの付いているスノピのシェラカップで済ませたいと思います。






強力粉なんて自分で買ったのは初めてです
「きょうりょく粉」ではなく「きょうりき粉」なんですね。 ちびっ子の時は心の中でずっと「きょうりょく粉」って読んでました
350g必要なんですが、丁度良い量のものが見つかりませんでした。
結局かったのがこれですが、700gですので丁度2回分です。




無塩バターっていうのがあるのは知りませんでした あとから塩を入れるのに、なんで必要なのか?ちょっと分かりません。
今回は脱線しそうなので、また今度調べます ただ一点注意は、日本では「無塩バター」という表示の商品は無い みたいですので、私の様に「無塩バターが無い無い」なんてスーパーでウロウロしないように。。
「食塩不使用」でOKみたいです。


これが私にとっては今回一番勉強になったアイテム「ドライイースト」です。
パンはイースト菌を使って作るというのは、ちびっ子のときにパンの工場見学に行って以来知っていましたが、まさかスーパーで売っているとは思ってませんでした。







「予備発酵が不要」と書いているという事は、普通は必要ってことなんでしょうか?キャンプフィールドではお手軽さは重要な要素ですので、これを選んで正解です。










ドライイーストは、3gづつ小分けになっていました。イースト菌は生き物という事ですので、開封しっぱなしは厳禁らしいです。ですので小分けはありがたいです。今回は6g必要ですので、ちょうど2袋です。









無塩バターは25gです。今回はキチンと計りました。
脱線しますが、この計量メーターって空容器を載せてから0表示ボタンを押せば、後から乗せる計りたいものの重さだけが表示可能なんですね
普段から料理をしている人から「あ・た・り・ま・え・で・っ・す」と言われそう

25gをキャンプフィールドで計る方法ってあるんでしょうか?
やっぱり計って持っていくという方法がいいのかもしれませんね。
無塩ではありませんが、同じ雪印乳業の製品で「10gに切れているバター」というのがあるみたいですので、これなら多少は正確に用意できそうですね。







まずドライイーストを起す?作業が必要だそうです。ドライイーストは水分を抜いたイースト菌で、ただ寝ている状態だけなんだそうですので、使用するに当たっては活性化させる必要があるそうです。それが予備発酵ってやつみたいです。
今回買ったインスタントドライイーストは、この予備発酵が不要で、直接粉に混ぜちゃえばいいという事ですが、ドライイーストでもピチ予備発酵したほうが失敗が少ないという事でしたので、今回はちょっとだけやってみました。

通常はお湯で戻すということですが、私の場合は材料の牛乳を温めてそのまま突っ込んじゃおうと思いました。キャンプフィールドではあくまで大胆に大雑把に
牛乳250ccはちょうどシェラカップ1杯よりちょっと少ない程度。+3ccは愛情です



スノーピーク(snow peak) シェラカップ
ナチュラム価格945円(税込)
●サイズ:直径122x45mm
●容量:310ml
●材質:SUS304(ステンレス)
●ステンレス製のオーソドックスなシェラカップです。


キャンプフィールドで牛乳を温めるといえば、これしかないでしょう!!
シェラカップとイワタニのカセットガスジュニアバーナーです。
イースト菌は生き物ですので、50度にもなると死んでしまうそうです。いい温度は40度程度だそうです。お風呂の湯加減程度ですので、指でかき混ぜながら、大体こんなもんでOKです。





イワタニ産業(Iwatani) イワタニカセットガスジュニアバーナー2
ナチュラム価格3780円(税込)
●使用サイズ:幅155x奥行155x高さ126mm
●収納サイズ:幅80x奥行67x高さ102mm
●重量:265g
●点火方式:圧電点火方式
●使用ガス:イワタニカセットガスジュニア
●連続燃焼時間:約45分(イワタニカセットガスJr使用時)
●火力:2300kcal
●樹脂ハードケース
●材質:本体/アルミニウム・バーナー、五徳、脚、風防/ステンレス
●超小型ガスバーナー
●ガスカートリッジ一本つき

いい湯加減の牛乳にドライイーストを入れました。このときあの独特の香りが立ち込めました。ああ、この香りってイースト菌の香りだったのかぁ~と改めて思ったわけです。










スプーンでかき混ぜましたが。。。
実はかき混ぜるのはNGだそうです。 浮いているイースト菌が自然に沈んでいくのを待つ感じらしいです。
このまま約15分くらいすると、寝起きのわるいイースト菌君達はおきてくれるそうです。







イースト菌君たちがお布団でウダウダしている間に、粉を用意しました。
強力粉350gです。キャンプフィールドでは計るのはむりかなぁ。。
でも買った強力粉は700gなので、ちょうど半分と考えればOKですかね。
2回目は残り全部ですね。。+4gは心の汗です

















砂糖と塩をパラパラ混ぜました。







ここでイースト菌君を様子見しましたが、、変化なしです。。
予備発酵してくると、泡がブクブクと出てくるらしいのですが、、
もしかして起きてないのかな?それともお亡くなりに?
まぁ、私には判断できませんのでそのまま続行です。








混ぜる材料を揃えました。
強力粉+砂糖+塩
牛乳+ドライイースト
無塩バター
です。











まず粉を混ぜます。これは簡単カンタン

















起きているのか分からないドライイースト菌入りの牛乳をそのままドバっと入れました。ちょっとづつ入れた方が良かったのかは不明。このあたりは大雑把なO型の私にはあまり重要な事ではありません






そしてとにかく混ぜます。
まぜる、マゼル、混ぜる、まぜる、マゼル、混ぜる、まぜる、マゼル、混ぜる、まぜる、マゼル、混ぜる











こんなのでいいのか?分からないままとにかく混ぜ続けました。
粉が手にまとわり付いてきましたが「我慢してとにかく混ぜる」と書いてあったHPが少なくとも3つありましたので、ここは我慢して混ぜました。









水分が足りなくて粉が全部混ざらなかったので、バターを入れちゃいました。このタイミングも適当です












バターが入ったことで、全体的に粉が固まりになり始めました。













おっ!ほらぅ!















ほらほら!















ある程度まとまった所で今度はたたきます。これは空気抜きらしいです。













タタク、たたく、叩く、タタク、たたく、叩く、タタク、たたく、叩く、タタク、たたく、叩く、タタク、たたく、叩く、タタク、たたく












結構固まってきましたね。















ほら、もうつまめるようになりました。














さらにギューギュー押しました。















びろ~んと引っ張って、こんな感じになったらパン生地完成です!!
ここでお気づきの方!そうです、ここまですでに25分経過していますが、カメラ片手にずっと左手だけで混ぜました。
もう左腕は棒になっています
三脚立てればよかったです







丸めました。おお~それっぽいですね。
ちょっとパン作りが楽しくなってきました。。












ぬるま湯でぬらした濡れタオルを乗せて、一次発酵開始です。
一次発酵は、イースト菌の働きによってパン生地を発酵させることのようです。うまくいけば、ガスが発生して何倍にも膨らむそうですが、、
イースト菌は生きていてくれているんでしょうか?







ラップをします。乾燥防止かな?
さて、発酵を促進する方法を考えなくてはなりません。方法は人によって様々でした。 「冷蔵庫に一晩」とか「電子レンジの発酵機能をつかって60分」とか。。








重要なのは一定の温度を保つことのようでした。つわものキャンパーの方は、ここまで作ったところでクーラーボックスにいれて、車に積んでいくという方もいらっしゃいました。要は保温性が大切という事ですね。
我が家がもっているキャンプアイテムで保温機能がありそうなのは、ウォータージャグソフトクーラーです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トップキャッチ ウォータージャグ6L
ナチュラム価格2581円(税込)
●サイズ(約)/幅240×奥行280×高さ315mm
●収納サイズ(約)/幅240×奥行270×高さ265mm
●実容量/5.5L
●重量(約)/1.3kg
保温効力(約)/40度以上(24時間)、71度以上(6時間)
●保冷効力(約)/12度以下(8時間)
●材質/内容器:アルミニウム(表面加工:アルマイト)、胴部:ステンレス鋼、ふた・内ふた:ポリプロピレン、断熱材(本体):ウレタンフォーム
●保温・保冷どちらもOK!
●本体表面はステンレス鋼なので、錆びにくく衛生的。内容器はアルミタイプ。
●注水や洗浄の際に便利な広口タイプ。
●持ち運びに便利なハンドル付。
●折りたたんで収納できる三脚スタンド付。
●コップ2個付。

このウォータージャグは保温性、密閉性はバッチリですし、口が広いのが今回の使用にはもってこいですね。












Coleman(コールマン) エクストリームソフトクーラー
ナチュラム価格2394円(税込)
●素材:PETアルミニウム、PVCエナメル、PEVA(ライナー)
●サイズ:約30×25×高さ25cm
●収納サイズ:約30×25×高さ10cm
●容量:約15L
●重量:約780g
●仕様:クイックサーブオープニング、脱着ライナー、ネックジッパー、保冷剤用メッシュポケット、サイドメッシュポケット
●厚さ10mmの保冷材フォームを使用した容量15Lソフトクーラー

ソフトクーラーは携帯性がメリットですね。用が済んだら畳めますので、キャンプフィールドではこちらのほうがいいかもしれません。

という事で、今回はソフトクーラーに入れて一次発酵することにしました。













我が家のソフトクーラーは15Lと小さめのものですが、今回はこれがピッタリサイズ!













しっかり締めてそのまま朝まで放置です。
じつはこのときすでに夜中2時でした

一晩といっても次の朝には作り始めますので、そんなに長い時間置けるわけではありませんが。。。

とにかくイースト菌君達に頑張ってもらうしかありませんね。
これは初パン作りの私にとっては、もうドキドキものです。


仕込み編はここまでです。
次回記事では、焼き編をお送りしますのでお楽しみ!


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。


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