連日お伝えしているG-ステンレスダッチの焦げシミとの戦いですが、先制攻撃の準備が整いました。
昨日までの作戦の準備につきましては、こちらを是非参照してください。
2010/01/17
G-ステンレスダッチの焦げシミとファイト!【宣戦布告編】
2010/01/20
G-ステンレスダッチの焦げシミとファイト!【戦略と戦術編】
本日から準備した戦略兵器をつかって、G-ステンレスダッチの焦げシミに波状攻撃を仕掛けたいと思います(ちょっと大げさ)
G’z G-ステンレスダッチオーブン
ナチュラム価格17000円(税込)
ナチュラム取り扱い終了
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg
●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス
【2010.4.13更新】G'z GステンダッチがSOTO-SUSダッチに進化!
SOTO SUSダッチオーブン 10インチ
ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:直径259×深さ115mm(内寸):幅350×奥行280×高さ160mm(外形)
●重 量:約5.2kg
●満水容量:約5.2リットル
●材 質:ステンレス
●付属品:底網
●その他サイズ:
8インチ /
10インチハーフ /
12インチ
かなりの抵抗が予想されます。この先制攻撃で屈するとはとても思いませんが、昨日お話した戦術にのっとって、まずはペロン作戦を仕掛けます。
シミといっても良く見ると、茶色の部分と虹色の部分が見えますね。
一種類のシミではない可能性もありますね。
先陣を切るのは、ペロン系戦術兵器のなかでも酸素系攻撃を得意とするこれです。
小林製薬 ステンレス水筒洗浄中 8錠入
楽天価格 270円 税込
●過硫酸水素カリウム(酸素系)、界面活性剤(アルキル硫酸エステル塩)、リン酸塩(P2O5として2.9%)、発泡剤(炭酸塩、有機酸)、結合剤(糖アルコール)、賦形剤
●22g(2.75g×8錠)
●(ステンレス・プラスチック・陶器の)水筒やマグカップ内部
●底の着色汚れを分解して落とす「ステンレス水筒用発泡洗浄剤」
●洗浄成分がボトル内に広がり、手の届かない底の汚れもしっかり洗浄します。
●着色汚れの原因となるポリフェノールなどを分解し、しっかり落とします。
●除菌効果で清潔にします。(すべての菌を除菌するわけではありません。)
一般的な使い方としては、ステンレス水筒などの様に手の届かない深部まで、酸素系の洗浄力で汚れを落とすという方法ですね。
たしかにステンレスを相手にしていますが、本来は焦げが攻撃対象ではありません。ただし、
界面活性剤は油汚れなどの分解に使われる成分ですので、油汚れだけでも浮き上がらせるかもしれません。
注意書きを一応みます。60度以上では使わないでくださいという事ですので、これだけ注意しましょう。
水350mlに対して1錠です。ダッチオーブンいっぱいの水だと全くたりませんので、今回は効果確認を優先して底の部分に対してのみ使用してみます。
40度のお湯に溶け込ませて、約2時間放置します。汚れがひどい場合には一晩置けという事です。
長丁場になりそう。。
両者顔合わせです。お互い緊張してる?という感じではりませんが、ステンレス水筒洗浄中!のポテンシャルに期待しましょう!
40度のお湯を作ります。ダッチオーブンですので、火にかけちゃえばいいですね。このために炭を熾すつもりはまったくありません
今回は汚れが一番ひどい底の部分を中心にピンポイント攻撃を仕掛けますので、水は700ml位いれました。これで大体水深2~3cm程度になりますので、攻撃には十分でしょう!
お湯を沸かします。60度以上はだめという事ですので、油断せずにゆっくりあっためて、40度になったら火を止めます。
お湯を沸かしているうちに、攻撃準備です。今回は水は700mlですので、丁度2錠あればよい事になります。
そこの方に細かい泡が現れてきました。手を入れてみると良い湯加減でしたので、ここで火を止めました。このまま煮詰めたらペロンと行かないかなぁ。。。まぁ無理でしょうね。
では敵の上空10cmの所から攻撃開始です
始まりましたぁぁぁ!すごい泡です。さすが酸素系戦略兵器です。
ダッチの焦げシミはどこまで抵抗を示すでしょうか?
10分ほどすると泡は落ち着きました。ちょっと手で触ってみましたが、ぬるぬるした感じの液体です。手に付いちゃったカビキラーの感触と同じ感じです。このままとりあえず、説明書どおり2時間置くことにしました。
それからどしたの?(歳がばれる)
1時間経ちました。泡はすっかり落ち着いてます。
ちょっとだけ上空から偵察しましたが、効果はまだ見えません。
色が薄くなったきもしますが、水も濁ってますのであまり当てになりません。
先制攻撃から2時間経ちました。
偵察機:「将軍!効果が見られません!」
将軍:「あせるんじゃない!良く見てみろ!」
偵察機:「将軍!近くで確認しましたが、あまり効果がありません!」
将軍:「よし、長期戦にはいるぞ!」
2時間経ちましたが、全く変わりありません。
それから、それから?
12時間放置しました。現場が戦いの最中、私はスケート場へ遊びにいっちゃいました
再び、偵察機を飛ばします!
偵察機:「将軍!効果が見られません!」
将軍:「もう一回良く見てみろ!」
確かに変化は見られません。何かが浮いてくる様子もなし
12時間も経ったので、とりあえず攻撃中止しました。
将軍:「戦果を報告しろぉ~!」
効果を偵察機の航空写真で確認します。左が攻撃前、右が攻撃後です。
一見色が薄くなったように見えますが、目を凝らしてみるとほとんど変化なしです。多少の汚れが落ちたという程度の効果しかありませんでした。新しい傷や焦げシミの変化はほとんどないといっていいと思います。
結論
ペロン系戦略兵器「ステンレス水筒洗浄中」による先制攻撃は、全く効果がありませんでした。
戦果分析
やはりこの戦略兵器は、焦げシミに対する攻撃には適切な選択ではないという事ですね。水筒の中に水アカや茶渋、コーヒー渋などの洗浄に効果を発揮するという事のようです。
戦績
攻撃回数1回 : 0勝1敗0分
いやぁ~、今回は完敗です。全く歯が立ちませんでした。 まぁこのタイミングで完全勝利してしまうと、ブログネタとしては面白くありませんが。。 早い効果を出したい気持ちもありますので、次回は重曹を使った攻撃を仕掛けたいと思います。
戦いはまだまだつづきますよ!ご期待ください!
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