G-ステンレスダッチの焦げシミとの戦い は正念場を迎えました。前回は、ペロン作戦第2次攻撃での戦略兵器重曹とアリエル大尉の大活躍により、敵である焦げシミは目に見えて後退を始めました。 ただし敵もさる者!後退はしたものの、撤退した様子は認められません。
前回までの戦歴は、是非以下を参照してください。
2010/01/17
G-ステンレスダッチの焦げシミとファイト!【宣戦布告編】
2010/01/20
G-ステンレスダッチの焦げシミとファイト!【戦略と戦術編】
2010/01/21
G-ステンレスダッチの焦げシミとファイト!【先制攻撃編】
2010/01/22
G-ステンレスダッチの焦げシミとファイト!【軍師曰く編】
2010/01/24
G-ステンレスダッチの焦げシミとファイト!【重曹激闘・前編】
G’z G-ステンレスダッチオーブン
ナチュラム価格17000円(税込)
ナチュラム取り扱い終了
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg
●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス
【2010.4.13更新】G'z GステンダッチがSOTO-SUSダッチに進化!
SOTO SUSダッチオーブン 10インチ
ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:直径259×深さ115mm(内寸):幅350×奥行280×高さ160mm(外形)
●重 量:約5.2kg
●満水容量:約5.2リットル
●材 質:ステンレス
●付属品:底網
●その他サイズ:
8インチ /
10インチハーフ /
12インチ
今回大活躍してくれているのは、もとはゴシゴシ作戦の控え戦士でしかなかった、アリエル大尉です。
これはもう立派な戦略兵器といっても過言ではありません!
この戦いが終わったら、かならず勲章が授与される事でしょう
アリエル大尉:「がんばりまっす!」
前回の戦況を再確認します。
将軍:「偵察機をもう一度飛ばせ!」
偵察機:「了解しました!」
偵察機の航空写真で確認します。左が攻撃前、右が攻撃後です。
重曹による最初の攻撃は、絶大な効果がありました。ただし完全に焦げシミが除去されたわけではありません。重曹による攻撃は、何度か繰り返し波状攻撃を加える事で効果を高める事がしられていますので、このまま同じ攻撃を続けたいと思います。
将軍:「よし!重曹部隊によるペロン作戦を続けろ!徹底的に叩くんだ!!」
重曹の最初の攻撃の時に使っていた重曹水を再度ステンレスダッチオーブンに入れます。蒸発してしまった水を加え、重曹も追加しました。
前回の攻撃同様に、水が蒸発しないように蓋をして中火で20分ほど煮炊きします。今回はそのまま6時間ほど放置しました。
重曹部隊の激闘はは静かに、でも確実に進んでいます
それからどしたの?(久しぶりに再登場!)
将軍:「6時間たったぞ!偵察機を飛ばせ!」
偵察機:「了解しました!」
今回は重曹攻撃後に初めて放置しました。見た感じではさほど変化したようには見えませんね。
将軍:「アリエル大尉!今度は重曹を装備して出撃してくれ!」
アリエル大尉:「将軍!了解しました!」
セイラ:「アリエル大尉!発進よろし?」 (あれ?セイラさんも?)
アリエル大尉:「ありがとう!アリエル大尉。いきまぁ~す」
アリエル
大尉歯ブラシで全体的にゴシゴシやってみましたが、今回は肉眼では効果はわかりませんでした。
一通りゴシゴシやったところで、テイッシュペーパーでいつもの様に確認してみましょう。
おっ!まだ焦げシミが取れますね!もう攻撃の効果はないのかなぁと思ってましたが、まだまだいけそうですね。
重曹攻撃は、繰り返す事で徐々によごれを落とす事が出来るというのは本当のようです。
長時間の浸け置き効果は多少はあったのではないでしょうか?
アリエル大尉:「将軍!敵に対する我々の攻撃は、まだ効果があるようです。
将軍:「了解した!偵察機をとばして戦果を確認しろ!」
偵察機:「了解しましたぁ~」
見た目には大きな効果は見えませんが、テッシュペーパーに汚れが着いてくるんですから、まだまだ落ちるという事ですね。
今回の偵察でもうひとつ気がついた事があります。攻撃はダッチオーブンの底面を集中的に行っていたつもりですが、側面を見るときれ~に汚れが落ちてました。 擦ったわけではありませんので、これは重曹の中和作用だけで落ちたという事になります。
将軍:「よし!敵に休む暇を与えるな!もう一押しが必要だな。国防大臣、何かいい手はないか!」
国防大臣「ゴシゴシ作戦で待機中の戦略兵器 激落ちポイポイを投入しましょう
にゃん」
将軍:「しかし、いまはペロン作戦中だ!ゴシゴシ作戦の戦略兵器を投入するわけにはいかんぞ」
国防大臣「心配には及びません
にゃん。 戦術兵器 激落ちポイポイは、メラミンフォームと呼ばれる特殊素材で出来ております。傷をつけることなく汚れを落とす優れた兵器です
にゃん。 このタイミングで投入しても問題ないかと思われます
にゃん。
将軍:「わかった! 激落ちポイポイをアリエル大尉の所に射出しろ!」
セイラ:「激落ちポイポイを緊急射出します!アリエル大尉!受け取って!」
アリエル大尉:「こんなときに無理です!」
セイラ:「大丈夫!あなたなら出来るわ!」
とうわけで、急遽激落ちポイポイを実戦投入する事にしました。
ご存知【激落ちくん】シリーズレック 激落ちポイポイ
楽天価格198円(税込)
●サイズ(約):45×32×20mm×20個
●材質:メラミンフォーム
●水を含ませて軽くこするだけ!洗剤を使わないので環境負荷も少なくなります。
●20分割に切れ目が入っているので、パキッと割ってお手軽に使用できます。
●使用用に適した面:ガラス、鏡、陶磁器、
光沢の気にならないステンレス・プラスチック面など。
●使用に適さない面:光沢のあるプラスチック面、はがれやすい塗装面、車の外装面、吸水性のある面、凹凸のある面、漆器類など。 *消しゴムのようにこするとカスが出て磨耗します。
以前にも使ったことがありますが、激落ちポイポイ自身は結構弱い素材ですので、相手がステンレスなどの金属の場合は、消しゴムの様に自身が磨耗してボロボロになります。ステンレスダッチに傷をつけてしまうほどの威力はありませんが、アリエル
大尉歯ブラシよりもよりきめ細かい攻撃が可能です。
ドイツ軍から輸入したゴシゴシ隊の戦術兵器です。
すでに一度アリエル
大尉歯ブラシで擦ったあとですので、果たして敵をさらに追い込むことが出来るでしょうか?
使い方はきわめて簡単です。すでにさいの目の切れ目が入ってますので、パキっと折るだけです。
重曹を粉のまま追加して、激落ちポイポイで擦りました。重曹の研磨作用を最大限引き出す作戦です。
3~4分程度、全体的に擦りました。ゴシゴシ作戦ではありませんので、今回はムキになるほど擦る事はありません。
激落ちポイポイ部隊の宿命は、最後は真っ白に灰になってしまう事です。今回の攻撃で、こんなにちっちゃくなってしまいました。
ありがとう!激落ちポイポイ部隊!!
いつものようにティッシュペパーで確認すると、またまた焦げシミが落ちている事が確認できました。
アリエル
大尉歯ブラシもがんばりましたが、やはり激落ちポイポイはその上をいくという事が証明されましたね。
将軍:「偵察機をもう一度飛ばせ!」
偵察機:「了解しました!」
偵察機の航空写真で確認します。ここまでくると、効果を目で確認する事が難しくなってきましたが、確実に敵を追い詰めていることは間違いありません。
ここまで来ましたので、重曹攻撃をもう一回実行したいと思います。
3回目の攻撃は2回目と全く同じ方法です。ただし、今回は一晩浸け置きしてみました。
アリエル大尉歯ブラシで擦るも、もはや効果は肉眼ではわかりません。
テッシュペーパーによるチェックを行いましたが、もうほとんど焦げシミを落ちてませんね。そろそろ、この攻撃による焦げシミの攻略は限界のようです。
重曹部隊によるペロン作戦はこれにて終了する事にしました。最後は亀の子たわしで重曹を落としました。
このタイミングで、重曹のアルカリ性を中和させるためにお酢を使って洗うという方法も紹介されていますね。
将軍:「偵察機をとばして最後の確認をしろ!」
偵察機:「了解しましたぁ~」
戦略兵器 重曹による攻撃の効果確認を航空写真をつかって確認してみます。この航空写真が、重曹による攻撃前の状態です。 焦げシミがはっきりと残ってますね。
この航空写真が
前回までの重曹による最初の攻撃直後の状況です。
焦げシミが目に見えて落ちてますが、まだしつこい汚れが底と側面に残っています。
これが今回の重曹による2回の攻撃後の状況です。 アリエル
大尉歯ブラシと激落ちポイポイによる汚れ落としは確かに効果がありましたが、劇的というわけではありませんね。
それでも側面もよく汚れが落ちていますので、全体的にキレイになっているのがわかります。
つづきまして、低空写真による効果確認です。
こちらが重曹による攻撃前の焦げシミの状況です。まるでかさぶたのような焦げシミのほかに、青っぽい虹色の変色も見られます。
こちらの低空写真が
前回の重曹による第1回攻撃直後の状況です。
だいぶシミは取れていますが、しつこい焦げシミが、まだらな模様としてまだ見えます。
これが今回の波状攻撃後の状況です。全体的にまだらな焦げシミがさらに薄くなった印象がありますが、依然としてしみは残っていますね。
重曹による攻撃では、先制攻撃とは比べもにならないくらいの効果を得る事が出来ました。
ただし、重曹による第2次、第3次の効果は、攻撃が進むにつれて効果が小さくなっている事は事実です。
とりあえず、ここで重曹による攻撃は終了したいと思います。
結論
ペロン系戦略兵器「重曹」による攻撃は、劇的な効果がありました
ただし、一部ゴシゴシ系アイテムの助けが必要でした。
焦げシミを完全に除去する事は残念ながら出来ませんでした。
戦果分析
重曹による攻撃は、今回の焦げシミには適切な選択であったといえます。前半は重曹の中和作用を最大限活用することで、ほとんどの焦げシミを攻略し、後半は重曹の研磨作用による波状攻撃を行うことで更なる効果を得る事が出来ました。
一方で落とせなかった焦げシミが残った事も事実です。 この残ったシミは重曹では落とせないという結果になりました。
戦績
効果を得た事は事実ですが、完全勝利ではありませんでしたので、今回は引き分けとしました。
攻撃回数2回 : 0勝1敗
1分
私としてはここまで落とせればある程度満足というレベルですが、今回ここでやめてしまうと、ステンダッチ王国の国民の皆様には許していただけないと思いますので、完全勝利までこのシリーズは続けたいと思います。
次回の攻撃は、残るペロン系戦術兵器の投入を予定しております。
将軍:「我々の攻撃は大いに効果があったが、敵は地下組織にもぐり、レジスタンスとなってしまった。私は完全勝利までこの戦いをやめるつもりはない! 総動員で勝利をつかもう!」
全員:「おぉ~~」
というわけで、戦いはまだまだつづきますよ!ご期待ください!
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