Quechua 2 SCONDS AIRⅢ【準備編】

Hisane

2010年10月10日 15:44

キャンプを本格的に始めて1年半経ちましたが、諸先輩方が常日頃口をそろえておっしゃっていた「コンパクト化の必要性」を、最近は身をもって実感出来るようになりました。 最初は勢いと物欲でどんどん道具が揃い始め、いろいろ試したみたいのでキャンプフィールドにがんばって持って行くのですが、さすがに最近は「いかに楽に快適に。。」と考えるようになりました。

ケシュアのテントは、私の中ではコンパクト化の象徴的なアイテムの一つです。 よくご一緒するファミリーが購入されて設営や撤収を目の当りにすると、そのアドバンテージには手持ちのキャンプアイテムは太刀打ちできません。
当然ながらケシュアのテントは万能ではありません。 素材、全体の作り、細かいパーツなどは、私が持っているウェザーマスターのテントの方が数段上を行っている事は簡単に理解出来ますが、状況や季節に応じて適切な判断をすれば、このケシュアのテントでも十分役割を果たす事が分かってきました。 それによって得られる時間的、気持ちの余裕を別の部分に振り向ける価値は十分あります。

ケシュアのテントは昨年夏あたりから気になりだし始めていたのですが、今年の夏も手を出しませんでした。 私としては夏キャンプにこそ最大限に活用できると考えて、買うのもベンチレーションがしっかりした AIRⅢがいいと決めていました。3人家族ですので、選ぶとしたらこれだけ!

【2011/7/7 追記】 2011/7再入荷分からマイナーモデルチェンジ

再入荷されたAIRⅢがナチュラムさんで別商品として扱われていたので問い合わせたところ、ひそかにマイナーモデルチェンジしたそうです。
Quechua(ケシュア) 2 SECONDS AIR III
ナチュラム価格12800円(税込)
●総重量:4.6kg
●サイズ:奥行225×幅200×高さ100cm
●インナーサイズ:奥行225×幅190cm
●収納サイズ:直径75cm
●ポール素材:グラスファイバー製フライシート素材:ポリエステル(ポリウレタンコーティング)
●インナー素材:透湿性ポリエステル
●Air Cooling system(R)
●大人3人の就寝に十分なスペース
●生地は内張りと外張りに分かれており、内部は保護されています。
●ジッパー式の大きなD 型のドアを採用、出入りがとても便利です。
●専用収納袋から取り出して広げるだけで瞬時に組み立てが可能。
●風がなければ、ペグなしでも立っていられます。
●一度こつを掴めば、折りたたみも15秒で可能。
●縫い目は熱処理加工+防水。
●ポリウレタンコーティングで防水性を高めた外張り生地を使用
●2箇所のサイドパネルをあけると、効果的に風を通し結露を防ぐ「Air Cooling System」
●工場での200リットル/平方メートル/時のテストとフィールド実証をクリアした防水性。
●ポールは破損しにくいグラスファイバー製。
●亜鉛メッキされた、ねじれに強いペグを付属。
●コンパクト+軽量のディスク型(直径75cm×4.6kg)。
●Quechuaの生地はUVB98%、UVAで最大95%をカット。
●収納袋の開閉がマジックテープからジッパーに変更  ←仕様変更
●背負って持ち運びする部分の肩パッドがなくなっている ←仕様変更

私が購入した当時から比べてお値段が格段に安くなってますが、肩パッドが無くなってしまったのは残念【2012/4/14 追記】 2012年は、カラーバリエーションが追加です。

Quechua(ケシュア) 2 SECONDS AIR III FLOWER
ナチュラム価格14800円(税込)
●重量:4.6kg
●フライシート素材:ポリエステル(ポリウレタンコーティング)
●インナー素材:透湿性ポリエステル
●グラウンドシート素材:ポリエチレン
●ポール素材:グラスファイバー製
●収納サイズ:直径75cm(ディスク型)
●工場での200 リットル/平方メートル/時のテストとフィールド実証をクリアした防水性。
●ポップアップテント
●3人の就寝でも余裕のあるベッドルーム
●3人使用の場合、ベッドの幅は最大65cm/人に適応します。
●生地は内張りと外張りに分かれており、内部は保護されています。
●フライとインナーの間にシューズが収納できます。
●ジッパー式の大きなD 型のドアを採用、出入りがとても便利です。
●専用収納袋から取り出して広げるだけで瞬時に組み立てが可能。
●風がなければ、ペグなしでも立っていられます。
●一度こつを掴めば、折りたたみも15 秒で可能。
●縫い目は熱処理加工+防水。
●ポリウレタンコーティングで防水性を高めた外張り生地を使用
●「Air cooling」システムを採用し、調節可能なベンチレーションパネルが2箇所に付いています。
●3箇所に結露を防ぐベンチレーション装備。
●ポールは破損しにくいグラスファイバー製。
●亜鉛メッキされた、ねじれに強いペグを付属。コンパクト+軽量のディスク型(直径55 cm×2.4kg)。
●Quechua の生地はUVB98%、UVA で最大95%をカット。
●紫外線から守ります。

Quechua(ケシュア) 2 SECONDS AIR III BANBOO
ナチュラム価格14800円(税込)
●FLOWERと同スペックです。
コンパクト化は来年のテーマにしようかな?なんて思っていたのですが、Baseを購入した先輩から情報が。。
「ケシュアのテントタープがほとんど売り切れ」という話です。 ナチュラムさんで調べてみると、なるほどその通り。
あんなに色やサイズが揃っていたテントが、本日時点ではなんとたった6種類のみ。2人用は売り切れです。
タープとして紹介されているBaseにいたっては、すべて売り切れ、取り扱い終了!入荷待ちも無しになっています!!!


Quechua(ケシュア)BASE SECONDS 4~6人用 GREY
ナチュラム 取り扱い終了 定価 22050円
●総重量:6.4kg
●サイズ:幅225×奥行225×高さ190cm
●インナーサイズ:幅225×奥行225cm
●収納サイズ:直径85cm
●メインポール素材:グラスファイバー製
●キャノピーポール素材:グラスファイバー製
●フライシート素材:ポリエステル(ポリウレタンコーティング)
●付属品:収納バッグ(背中に背負えます。)、ペグ11本



最初の内は気にしてみていたナチュラムさんのQuechuaブログも、ここ1年更新なし。。
特集記事も、どんどん縮小気味。。


これってもしかして在庫のみで売り切り終了? これは「来年でいいや」なんていっている場合ではありません。

という事で、慌ててポチッたという訳です
今回から【準備編】、【眺める編】、【設営・撤収編】と3回に分けて書こうと思います。 特に最も関心が高そうな【設営・撤収編】は、動画つきでご紹介する予定ですので、お楽しみに~

本日はその第1弾、準備編です。 設営前の本体や付属品を細かく見てみたいと思います。
こちらが収納状態のテントです。直径が75cmです。我が家のオデッセイのトランクには立てて入れることも出来ました。総重量もたった4.6kg。とにかく軽くてコンパクトです。


数あるケシュアのテントの中で、このベンチレーションがついているのはAIRシリーズだけです。 私が最初に見たときは2人用もありましたが、現在は売り切れ!
左右のベンチレーションパネルをを開けたままでも雨は入らないという説明も書かれていますね。
床の大きさ200cm×220cm。これは大人が3人寝られるほどのサイズです。


そして、ケシュアのテントにはみんな着いているこれ!「2 SECONDS」。
2秒とはポップアップに要する時間の事だと解釈しています。 実際にデモビデオを見ると、確かにその程度の時間で自立するところまでいけちゃってますね。



収納袋には、持ち運びに便利な取っ手が付いています。直径75cmですので、引きずらずに持って歩けます。



 サイドにはなんとショルダーベルトまで付いています。片にあたる部分にはパットまで付いていますので、背負ってあるこことが可能です。
山に持っていく時にも便利?でもこれ背負っちゃうと、リュックサックはどうするのかな?
子供に運搬を手伝ってもらうには丁度良い重さと大きさです。
【2011/7/7 追記】
マイナーモデルチェンジ後は、肩パッドは無くなったそうです。




ちなみにショルダーベルトには留め具が付いていて、途中で切り離す事が可能です。でもベルト自身は収納袋に縫い付けられていますので、完全に取り外せるわけではありません。 なんでこんな機能が付いているのか、最後までわからず。。(ゴメンナサイ)



では収納袋を開けてみます。 トップに被せられている袋の端は、普段はマジックテープで外れないようにしっかりくっついています。
ここをビリビリっとはがします。
【2011/7/7 追記】
マイナーモデルチェンジ後はマジックテープはジッパーに変更になっているそうです。

中身が見えてましたね。 結構グシャグシャなんだなぁ~というのが率直な感想です


ここまで開けても、ポップアップテントがおとなしくしている理由は2つですね。一つは黄色いベルトで抑えている事。そしてもう一つが、収納袋の縁のゴムがしっかりテント本体を押さえ付けているからなんですねぇ~。



無事取り出せました。 右側がテントですが、今にもポンっとポップアップしそうな雰囲気です
これが出荷時の収納状態という事を是非覚えておきましょう。 でもきっとこんなに綺麗に畳める事は2度と無いのかもしれませんが。。。


収納袋の後ろに、布製の収納方法説明書が出てきました。 これを見て分かる事。 まずポップアップの方法は説明なし。いうまでもないという事ですね。 それから言葉が全く書かれていないユニバ~サルな説明。
ここは体で覚えろって事ですね。
一番良いのはデモビデオを頭に叩き込んでおく事でかね。iPhoneを持ちの方は、保存しておくのも手ですね。


ペグや自在ロープが付いているはずですが見当たりませんね。
良く見ると、収納袋がチャリチャリと鳴ってます。


収納袋にはこんな感じの収納袋が2つ左右に縫い付けられていました。マジックテープのフタを開くと。。。



ペグが中から出てきました。これは考えられてますね。


ペグを見てみましょう。 正直言ってこれはかなり頼り無いペグです。
お値段相応という事でしょうか。不安のある方は取り替えればいいだけのことですね。


ペグを細かく見てみましょう。金属の棒を切って曲げたという感じのペグです。特に打ち込む側の先端も尖っていませんので、柔らかい土ならともかくとして、打ち込むのもちょっと大変かもしれませんね。



反対側のポケットには自在ロープが全部で4本入っていました。


ロープ自身は、可も無く不可も無く程度の物です。自在はプラスチック製ですので、滑っちゃいそうな気がします。。
これもお値段相応ですね。不安なら取り替えれば良いだけの事です。



ペグは11本、自在ロープは2本です。 このまま出撃してしまうと困った事が起きます。そうそう、ハンマーがありません。
コールマンの様なオモチャハンマーは付属していませんので、別に用意が必要ですね。


今にもポップアップしそうなテント本体ですが、黄色いベルトでしっかり押さえらられています。でも、ちょっとでもはずそうものなら、ボンッ!と飛び出すんでしょうねきっと
そのあたりは設営・撤収編までのお楽しみということで。。



ケシュアはヨーロッパ・フランスを中心に世界各地で400店舗のスポーツショップを展開しいる総合スポーツメーカー「デカトロン」のアウトドア・ブランドだそです。 ケシュアという言葉自体は、なじみがありませんでしたが、Wikipediaによるとインカ帝国の民族ケチュアが語源のようです。
いずれはBaseも手に入れたいと考えてますので、このままナチュラムさんの取り扱いが継続されることを祈るばかり。。


次回の眺める編では、設営後のテントを穴が開くほど見てみる予定です。
メインイベントの?設営・撤収編はその後ですのでお楽しみ~。


※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。




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