ウェザーマスターワイド2ルームコクーン【コールマンに質問編】

Hisane

2012年02月29日 01:55

一度はコクーンネタを閉めたのですが、滞在時間が短かったお陰で細かい所が中途半端なレポになってしまいました。
そこで疑問に思った事やコメントで頂いた確認したい事項をコールマンさんに思い切って質問してみました。
何だかんだで10問も質問してしまいましたが、それぞれ丁寧に答えていただきました。

 Coleman(コールマン) ウェザーマスターワイド2ルームコクーン
コールマン参考価格138,600円(税込)
●定員:4~6人用
●使用時サイズ:
 約670 ×400 × 210(h) cm (本体)
 約360(260)×240×190(h)cm(インナーテント)
●収納時サイズ:約φ40×84cm
●重量:本体/約14.4kg ポール/約10kg 付属品/約2.4kg
●耐水圧:約3,000mm(フロア:約10,000mm)
●材質:
 フライ/210Dポリエステルオックス(UVPRO、PU防水、シームシール
 インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)
 フロア/210Dポリエステルオックス(PU防水)+PVC
 ポール/(メイン)アルミ合金 約φ19mm×2
     (サポート)アルミ合金 約φ19mm×2
     (センタールーフ)アルミ合金 約φ16mm×2
     (ミドル)アルミ合金 約φ14.5mm×2
     (キャノピー)スチール 約φ19mm、長さ180cm×2
●仕様:キャノピー、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、コード引き込み口、メッシュポケット
●付属品:ルーフフライ、キャノピーポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
●テント内の空気をスムーズに循環させるベンチレーションをインナーテントドアとトップに装備
●結露を防止するルーフフライを標準装備
●スクリーン部両サイドに出入り口を装備 Hisane様、

いつもコールマンをご愛顧いただき誠にありがとうございます。コールマンジャパンの★★と申します。

お問い合わせいただきましたウェザーマスターワイド2ルームコクーンにつきまして、ご回答させていただきます。

Q1.リアパネルはキャノピーとして跳ね上げ可能ですか?

A1.キャノピーとして使用可能です。内側にはメッシュパネルもついていますが、付属のキャノピーポールは2本となります。
インナーテントを外せば、大型スクリーンハウスとして使用可能です。
城南島で展示されていたコクーンのリアパネルは巻き上げられいたので確認出来ませんでしたが、フロントキャノピー同様にポールがあればキャノピーとして跳ね上げられるそうです。 前後両方開きたい場合は、リア用にポール2本追加購入が必要です。


Q2.ポールジョイント部分の強度は大丈夫ですか?
組み立てる様子を拝見したのですが、以下の写真の部分は交差するポールを差しているだけの様に見えました。
抜けてしまったりする事は無いのでしょうか?工夫があるのでしたら教えてください。

A2.本体から伸びているグレーのテープの先端にリングがついています。
センターリッジポール(天井中央部の金色のポール)の両側にこのリングをかけますので、テンションがかかり抜けにくくなります。
3本のポールが交差接続される部分ですが、抜けやすそうでコクーンのウィークポイントではないのか?と心配になった部分です。
やはり本体から延びているベルトリングが秘密だった様です。
抜ける心配はないそうですよ。


Q3.内部にランタンを吊り下げるようなフックはありますか?(本体、インナーテント両方)

A3.ドームテントのように中央部にプラスティックのフックは付けていません。
吊り下げ式インナーテントの形状と、フレーム構造上、中央部分に重いものをひっかけることに耐えられる部分がないためです。
そのかわりインナーテント本体には内部コーナーにループがつけてあります。そこにひもやフックなどを使用してもらえれば、つりさげられます。
本体(スクリーンスペース)の天井には、フックは付けていません。重いものを吊り下げて下方向に荷重がかかると、シームテープがはがれて雨漏りの原因になりやすいことと、本体が揺れると、ランタンが振り子のように大きく揺れてよくないということで、付属しておりません。
これは正直確認を忘れてしまった部分です
やはりインナーテントの天井にはランタンフックは無いそうです。確かにコーナーにはループが付いてますね。

本体側にはインナーテントを吊るためのリングは付いてますが、やはり重いものを吊るす想定ではないようです。
この課題はコアの時も同様の話を聞きました。


Q4.ポールの名前をそれぞれおしえていただけますか?(説明書があるといいのですが。。)

A4.申し訳ございません、現在WEBサイトリニューアルのためアップの準備中です。  
これはちょっと質問の仕方が悪かったです。 Q2の回答で、真ん中のポールはセンターリッジポールと呼ばれている事が判明しました。

Q5.サイドにある三角形の大型ベンチレーションは開閉可能でしょうか?内側のパネルを閉じる事で蓋をするのでしょうか?

A5.インナーテント横の大きなメッシュ用のパネルと共用ですが、ジッパーでパネルを下げることにより、メッシュとなり換気効率が上がります。
逆にパネルを閉じることにより保温性を高めることができます。
結局この三角ベンチレーター自体は開けっ放しだそうです。 内側のパネルを開け閉めするしかないようです。
内側からすべて開閉出来るという意味ではいいかもしれませんね。


Q6.このテントは4 Seasons Conceptのシリーズですか?

A6.おっしゃる通りです。
オンラインカタログにははっきり書かれていなかったので一応確認したかった内容です。
2ルームハウスと同じ4 Seasons Conceptシリーズだそうです。




Q7.コクーンにあったリビングフロアシート&カーペットの発売予定はありますか?
代替品は?

A7.同時に発売してます。
品番:2000010479 リビングカーペット フォー コクーン
品番:2000010480 ウェザーマスターグランドシート フォー コクーン
【中から眺める編】でこの2つのアイテムをインナーテントのカーペット&グランドシートと書いてしまいましたが、これは間違い
形やサイズから判断していたのですが、どうやらリビングスペースに敷くためのものだったようです。
【2012.3.7訂正】
以下2つのシートは、やはりインナーテント用である事が【追加質問編】で判明しました。

 Coleman(コールマン) リビングフロアカーペット フォーコクーン
コールマン参考価格10,500円(税込)
●使用時サイズ:約355(255)×235cm
●収納時サイズ:約22×50cm
●重量:約3.3kg
●材質:表地/アクリル 裏地/PVC
●付属品:収納ケース
●表地は起毛アクリル
●裏地はPVCをラミネート
●テントフロアにぴったりのサイズ
●ウェザーマスター ワイド2ルームコクーン用

 Coleman(コールマン) ウェザーマスターグランドシート フォーコクーン
コールマン参考価格9,450円(税込)
●使用時サイズ:約340(240)×220cm
●収納時サイズ:約φ18×51cm
●重量:約2.3kg
●材質:PVC
●付属品:収納ケース
●テントフロアを汚れや傷から守る丈夫なPVC素材
●ウェザーマスターワイド2ルームコクーン用グランドシート
●ウェザーマスターテントにマッチしたカラーリング


コクーンのリビングスペースは4mオーバーのはずですので、このグランドシートでは全面をカバーするのは無理っぽいですが、回答を信じるとコレです。。

Q8.商品説明に本体の使用サイズが書かれていません。 サイズを教えてください。

A8.全体 幅400cm 奥行670cm 高さ215cm です。
(カタログの全体図の数字(キャノピー張り出し部以外)を足したものです) 
これはオンラインカタログには載ってませんが、カタログブックには掲載されている内容です。
一応確認のために質問しました。



Q9.商品説明に「テント内の空気をスムーズに循環させるベンチレーションをインナーテントドアとトップに装備」とかいてあるのですが、空気を循環させたい場合はリアパネル&インナーテントドア開放が必要?トップのベンチレーションとはどこのことでしょうか?
空気が流れる仕組みを分かるように教えてください。

A9.暖かい空気は、高いところに移動するという性質を生かし、インナーテントやフライシートの上部(高い位置)、下部(低い位置)に換気部分(フラップが開くようにしたり、メッシュの窓をつけたり)しています。
風があれば、キャノピーを上げたり、窓を開けたりして換気できますが、風が無いときや、風向きに関係なく 空気の対流によってある程度換気ができるという事です。
トップベンチレーションとは、5の質問にあるサイドの三角形のベンチレーションのことです。
やはり予想通りインナーテントと本体幕の広い隙間は空気の流れを作るための物のようですが、フラップについては確認出来ませんでした。(見る機会があったらまた確認します)

明らかにサイドにあるベンチレーションをトップと呼ぶのは多少違和感ありですが、はっきりしてよかったです

Q10.2ルームハウスとの商品的な住み分け(ターゲットや選択基準)はありますか?

A10.ウェザーマスター2ルームハウス よりもっと広い・大きい2ルームテントがほしいという方に使っていただきたいです。
ウェザーマスター2ルームハウスは最低限のポールでいかに効率よく空間を作ることをコンセプトにしたシンプルなフレームワークのテントです。そのため、サイズには限界があります。
コクーンは、より大きなリビングスペース、テントスペースをコンセプトにして、なおかつ天井部分の居住空間の解放感にこだわって
企画したモデルです。そのため、比較するとやや複雑でフレームも多くなっています。
2ルームハウスの位置づけは効率よく空間を作るという点に重点を置いているという事です。
改めてみてみると確かにその通りですね。

それに対してコクーンは大空間の確保と開放感がメイン。 今年のトレンドに乗った商品といえるのではないでしょうか?
などほどこれで選択が出来そうですね。


まだまだ知りたい事はあるのですが、また見たくなって来ましたので展示しているお店に出向いて直接確認したいと思います。
大阪の新製品フィールド発表会に行かれる方がおられましたら、是非このあたりも確認してきていただけるとありがたいです

【2012.3.7追記】
【追加質問編】でさらに追加質問もしましたので、そちらもぜひ読んでみてください。

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。   


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