先週末に城南島キャンプ場で行われた、コールマンの2010年新製品を一同に集めた
「コールマン新製品フィールド発表会」に行ってきましたが、とにかく沢山のキャンプアイテムをチェックしてきました。 撮った写真は、その数930枚に上りました
きょうから順番に紹介していきたいと思いますが、さてどんな順番で行きましょうか?
前回2回はフライングしてウェザーマスターのインナーテントネタを書いてしまいましたので、つづけてウェザーマスターネタを継続したいと思います。 個別のテントについては後日にまわすとして、今日は話題のトンネルスクリーンタープにしたいとも思います。
ウェザーマスターネタがまだベールに包まれていたときに、沢山の情報を頂きました
Yosshyさん にお礼の気持ちを込めて
リクエストにお答えしたいと思います。
会場ではひときわ目を引く大きなスクリーンタープでした。このスクリーンタープの最大の特徴は、トンネルコネクトシステムと呼ばれる、テントやタープを接続する新しい仕組みです。
詳細スペックはこちらになります。
Coleman(コールマン) ウェザーマスタートンネルスクリーンタープ
コールマンオンライン価格49,350 円(税込)
●高い居住性と快適性を実現
●
「トンネルコネクトシステム」採用
●様々な設営バリエーションが可能なスクリーンタープ
●キャノピー、ストームガード
●タープ/75Dポリエステルタフタ,70Dナイロンタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
●ポール/アルミ合金#6061 約φ16mm(メイン)、アルミ合金#6061 約φ13mm×2(アーチ)、アルミ合金#6061約φ13mm×1(リッジ)、スチール約φ19mm×2、長さ約180cm(キャノピー)
●サイズ/約320×300×200(h)cm
●重量/本体/約5,2kg ポール/約5,8kg 付属品/約2,4kg
●収納時サイズ/約φ25×76cm
●耐水圧/約3,000mm(ルーフ)約1500mm(サイド)
●付属品/ジョイントフラップ、キャノピーポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
いままでスクリーンタープにテントを連結する事は良くありましたが、このトンネルコネクトシステムは、スクリーンタープ同士を接続する事も想定しています。つまりこういう事です。
ドームテントはキャノピーをかぶせる形で連結していますね。これは想像の範囲を超えませんが、おもしろいのはスクリーンタープ同士の連結ですね。
ロゴスでも今年はすごい連結テントが発表されていますが、このスクリーンタープも横方向にほぼ無限に連結可能です
やはり今日のレポは、このトンネルコネクトシステムを中心に書きたいと思います。
遠目に見たときは、
SPのランドロックのような印象でしたが、近くで見るとまるで違います。 会場では、テントの連結ではなく、スクリーンタープが2つ連結された形になっていました。大きさはかなり目立ちましたよ。
こちらがトンネルスクリーンタープ同士を連結している部分です。
かなりキレイに仕上がっているのでちょっとビックリしました。
ここに連結しろ!といわんばかりの分かりやすいマークがついています
実施にどのように連結しているのか見てみたいですよね。 好奇心そのままに、早速探りをいれます。
先にスクリーンタープのトンネルの入り口を見た方が理解しやすいと思います。 トンネルの入り口のポールは、メッシュ状の袋にポールを通す構造で、タープの一部であるエッジカバーをかぶせるようになっています。
ポールはもちろんアルミ合金です。
スクリーンタープ同士の トンネル状の入り口をあわせて連結します。連結部分は、片方のスクリーンタープのエッジのカバーを被せている感じです。
メッシュ状のポールを通す部分がちょっとだけ確認できますね。
スクリーンタープの入り口のポール同士は、結束ベルトでしっかり締め付けて固定されています。
結束ベルトでしっかり合体したところで、エッジカバーを被せて連結完了という事になります。これは結構カンタンな仕組みですが、かなりしっかり冠があります。また、このカバーの掛け方なら、雨も連結部分からは入ってこないですね。
キャノピーは台形をしていますので、ポールで持ち上げる、せり出し部分はかなり広くなりますね。広いキャノピーの下は大きな日陰ができるでしょうから、まるでレクタタープのようなイメージです。トンネルスクリーンタープには、このキャノピーが前後についています。
左右のトンネルの入り口は、内側にフルクローズできる全開口のドアがあり、チャックで開け閉めできます。そのドアの外側にメッシュの全開口のドアがあります。 写真のように縦に巻き取ることで開口部の大きさを調整するようです。スクリーンタープにはこの開口部が左右にあります。
会場では背面のキャノピーは上に巻き上げられていましたので、背面全体がメッシュクローズ状態でした。スカートも一応キチンと付いてました。
つづいて、内部のポールの構造を見てみましょう。この写真はトンネルの入り口から奥を眺めた様子です。ポールはすべてスクリーンタープの内側でマジックテープでポールを固定する仕組みです。
側面のポールはスクリーンタープの角から頭頂部に向かって集まるイメージです。 パンダ色の境目にそっていますので、ポールがあまり目につきませんね。
スクリーンタープの入り口付近から頭頂部にかけては、ポールが3つ又になっています。このジョイント部分は、前作のワイドスクリーンタープでもおなじみのジョイントです。
3つ又ジョイントの先は頭頂部に向かってポールが伸びています。
こちらがスクリーンタープの頭頂部になります。3方向からポールがあつまり、中心でしっかり接続されていますね。これならかなりの力がかかっても大丈夫そうです。 頭頂部付近は、ポール同士が離れているため、結果としてスクリーンとポールに隙間が生まれてしまっています。この点が頭頂部で多少シワが寄る原因になっていると考えられます。
かなり大きなベンチレーションが付いています。メッシュの三角窓のチャックを開ければ、内側からベンチレーションのつい立てを持ち上げる事が出来ます。
ベンチレーションの開口部かかなり大きいと思います。フルクローズの際の空気の出入り口としては十分だと思います。
ロゴがカッコイイですね
このスクリーンタープは、前作のワイドスクリーンタープとは形もコンセプトも全く異なります。サイズを見ると、トンネルスクリーンタープはワイドスクリーンタープよりも前後方向で-50~-70cm、高さで-20cmと、一回り小さいイメージです。 前々作には付いていた評判の良いサイドドアは、今回も見送りのようです。
Coleman(コールマン) ウェザーマスターワイドスクリーンタープ
ナチュラム価格66150円(税込)
●タープ素材:70Dナイロンタフタ+75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
●メインポール素材:アルミ合金#6061(約直径16mm×1)
●レッグポール素材:アルミ合金#6061(約直径16mm、18.55mm×4)
●サイドポール素材:アルミ合金#6061(約直径12mm×4)
●キャノピポール素材:スチール(約直径19mm×2、長さ約180cm)
●サイズ:約370×370×高さ220cm
●収納サイズ:約直径27×79cm
●重量:約13.4kg
●耐水性:約3000mm
●仕様:キャノピー、ストームガード
●付属品:キャノピーポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
STドーム/270との連結が可能である事から、私がもっているブリーズドームワイドテント2もジョイントは可能だと思います。
Coleman(コールマン) ウェザーマスターブリーズドームテント2
ナチュラム価格58905円(税込)
●フライ素材:750Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
●インナー素材:T/C(撥水加工、ヘルスガード)
●フロア素材:210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール)
●メインポール素材:アルミ合金#6061(約直径14.5mm)、アルミ合金#7001(約11mm×2)
●フロント/リア/サイドポール素材:アルミ合金#6061(約直径13mm×2)
●キャノピーポール素材:スチール(約19mm×2、長さ約180cm)
●サイズ:約300×250×高さ190cm
●収納サイズ:約直径25.0×80cm
●重量:約16.5kg
●耐水性:約3000mm(フロア約10000mm)
●定員:4~6人用
●仕様:キャノピーポール、前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、コード引き込み口、ランタンハンガー、メッシュポケット、ギアハンモック
●付属品:キャノピーポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
今回同時に発表になったレギュラータイプのスクリーンタープも、同様にトンネルコネクトシステムを採用しています。これとウェザーマスターのトンネルスクリーンタープが連結可能かどうかを聞くのをわすれてしまいましたが、構造が単純なので、多分いけるでしょう!
ただしトンネルコネクトスクリーンタープは、Yosshyさんご指摘の様にポールが外側いありますので、接続性がどうなのかは?です。
Coleman(コールマン) トンネルコネクトスクリーンタープ
ナチュラム価格29760円(税込)
●タープ+タープ、タープ+テントなど様々な設営バリエーションが可能
「トンネルコネクトシステム」を採用したスクリーンタープ
●スクエアな形状が頭上の余裕を生み居住性をアップ
●仕様/キャノピー、デュアルストームガード
●タープ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
●ポール/スチール約φ19mm×4(コーナー)、FRP約φ12,7mm×2(ルーフ)、FRP約φ11mm×2(アーチ)、FRP約φ11mm×1(リッジ)、スチール約φ19mm×2、長さ約180cm(キャノピー)
●サイズ/約320×340×210(h)cm
●重量/約16kg
●収納時サイズ/約φ25×86cm
●耐水圧/約1.500mm
●付属品/ジョイントフラップ、キャノピーポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
3人家族の我が家には、こんな大空間は不要だと思いますが、ファミキャンなんかで3家族ぐらいがあつまったら、この下で晩餐を開くのはいいかもしれませんね。一方向しか連結できなさそうなのがちょっと残念ですが、わざわざ月面基地の様にする事はないと思います
ちょっと背が低いのが残念ですが、内側ポールなのでランタンや洗濯ひもをを好きなところに引っ掛けられそうですね。
ウェザーマスターワイドドームテント2を持っている私としては、是非ゲットしたいアイテムです。
追伸
Yosshyさん さん、いかがでしょうか?ポールの構造はわかっていただけましたか?なにかご質問ありましたら、コメントくださいね!
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。