ウェザーマスターワイドスクリーンタープ【連結編】

Hisane

2010年04月09日 01:51

ウェザーマスター・ワイドスクリーンタープのご紹介も今回で最終回です。 先日満喫した成田ゆめ牧場でのキャンプが、このスクリーンタープのフィールドデビューとなりました。 強い風やみぞれが降っちゃったりしましてお天気がそんなによくは無かったのですが、そこはウェザーマスターの強みである安定性テストする絶好のチャンスになりました。
今回はテントとの連結とフィールドでの使用感を中心に書きたいと思います。

これまでの関連記事は、こちらを参照してください。

  2010/03/11 たまらずウェザーマスターワイドスクリーンタープをポチッた!
  2010/03/14 ワイドスクリーンタープ試し張り
  2010/03/17 ウェザーマスターワイドスクリーンタープ【開梱編その1】
  2010/03/18 ウェザーマスターワイドスクリーンタープ【開梱編その2】
  2010/03/20 ウェザーマスターワイドスクリーンタープ【ポール接続編】
  2010/03/21 ウェザーマスターワイドスクリーンタープ【棟上げ編】
  2010/03/24 ウェザーマスターワイドスクリーンタープ【幕張編】
  2010/04/04 ウェザーマスターワイドスクリーンタープ【眺める編】

ポチッたスクリーンタープはこちらです

Coleman(コールマン) ウェザーマスターワイドスクリーンタープ 
ナチュラムさん取り扱い終了!!
●タープ素材:70Dナイロンタフタ+75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
●メインポール素材:アルミ合金#6061(約直径16mm×1)
●レッグポール素材:アルミ合金#6061(約直径16mm、18.55mm×4)
●サイドポール素材:アルミ合金#6061(約直径12mm×4)
●キャノピポール素材:スチール(約直径19mm×2、長さ約180cm)
●サイズ:約370×370×高さ220cm
●収納サイズ:約直径27×79cm
●重量:約13.4kg
●耐水性:約3000mm
●仕様:キャノピー、ストームガード
●付属品:キャノピーポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
Amazon価格 73,500円(税込)

すでにナチュラムさんでは完売!Amazonさんでも在庫がみるみる減っていってますね。 廃盤品ですので、ゲットするならお早めに!

 成田ゆめ牧場で今回選んだのはAサイトです。 Aサイトは多少傾斜はあるものの、区画サイトのなかでも広い方だと思います。 テントと連結設営する場合、どのくらい大きくなるのか想像も付きませんでしたので、初めての設営場所としては良かったと思います。





先輩方のアドバイスで、このスクリーンタープは設営後に後から移動するのは結構大変という事でしたので、テントよりも先にスクリーンタープの場所を決めました。 ためし張りを一回やってましたし、パーツもすでに穴が開くほどみていましたので、設営はあっという間に出来ました。 このスクリーンタープの最大の難関と言われているタープスキンを被せる作業も、2度目ともなると慣れちゃいますね。全く問題ありませんでした。
娘も一生懸命に手伝ってくれました

この時点では結構晴れ間ものぞいていたのですが、風が結構吹いていましたので、とりあえずレッグポールの接地部分のリングを仮にペグダウンしました。 このとき気がついたのですが、この状態でもスクリーンタープの移動は結構出来ました。当初はテントをスクリーンタープに突っ込む予定でしたが、テント設置後にスクリーンタープをかぶせる方法に変更しました。


お次はテントですが、スクリーンタープが移動できそうなので、グランドシートも固定してしまう事にしました。我が家はいつもグランドシートの場所を決めながら、テントの位置をあ~でもない、こ~でもないと決めます


ちなみに、私が使っているテントのグランドシートはこちらです。 ブログ記事も参考にしてください!

Coleman(コールマン) テントグランドシート325
ナチュラム価格6426円(税込)
●サイズ:約280x230cm
●重量:約2.2kg
●対応サイズ:約300×250cmのテント
●材質:PVC+ポリタフ
●付属品:収納ケース

ポチッた時は4800円だったのに。。

ちなみにテントはというと、このワイドスクリーンタープと相思相愛のこのテントです!

Coleman(コールマン) ウェザーマスターブリーズドームテント2
ナチュラム取り扱い終了
●ブリーズドームがグレードアップ。新機能と新構造を搭載
●インナーテントは通気性抜群で結露も防ぐコットン混紡素材(T/C)。
●防虫、防カビ、抗菌、撥水コーティング。
●サークルベンチレーションで室内空気も楽(クローズ可能ジッパー付)。
Amazon価格73500円(税込)


こちらのテントもすでに廃盤品ですが、非常に気に入っております。 今回、このスクリーンタープをポチったのも、このテントを持っていたからに他なりません。




テントの設営もなれました!あっという間にインナーテントが立ち上がりました。 ならべてみるとテントが以外に小さく見えます。というよりスクリーンタープが大きいのか!!
ここで通常はすぐにフライシートをかけてしまいますが、今回は連結しますので、ちょっとここで作戦会議です。


なぜかというと、makonosukeさんのコネクト検証記事で、テントのサイドポールとスクリーンタープのレッグポールがコネクト時に干渉するという話を事前に聞いていたからです。
早速テントとスクリーンタープを接近させてみました。


すると、確かにテントを深く突っ込むほどテントのサイドポール(黄色)が三角のレッグポールに当たっちゃいます。 このポールの干渉問題は、サイドポールを持っているブリーズドームテント2固有の問題ですね。
他のテントならこんな問題は起きないと思います。


反対側を見てみてもやっぱり同じ。例えば、この位置で固定してしまうと、テントジョイントフラップが浅くなってしまい、コネクト部分から雨漏りがしてしまう可能性が高くなります。 出来るだけ接近させる事が必要なんですが、このままではこれ以上は無理っぽいです。
むりやり突っ込んじゃうのでもいいかも知れませんが。。


色々考えた結果、今回はこんな方法で干渉を回避出来ないか試してみました。



テントのサイドポールを一瞬外して、スクリーンタープのスタンディングシートの下にテントの三角シートを潜らせて見ました。
こうすると、サイドポールの干渉は殆どなくなり、テントとスクリーンタープをより接近させる事が出来ます。
この方法の課題は、スクリーンタープのレッグポールの片足がテントの三角シートの上に載ってしまう点です。つまりレッグポールの1本はペグダウンできないというデメリットがあります。 makonosukeさんご指摘の様に、風が強い日にはあまり向かない方法かも知れません。

なにはともあれ、この方法を採用して事で、テントとスクリーンタープは最接近させる事が出来ました。 コネクト部分はテントの玄関になりますので、アルミすのこを敷いてみました。


Coleman(コールマン) アルミロールスノコ
ナチュラム価格2174円(税込)
●サイズ:縦64cm×横25cm×高さ1.1cm
●素材:アルミニウム

なんだかこのアルミロールスノコもポチった時より値段があがってるなぁ~。当時は1860円でした。 今回はアルミスノコの周りもシートが覆ってますので、足を踏み外しても泥だらけにはなりませんよ


テントとスクリーンタープの位置が決まったところで仕上げに入ります。
テントのフライシートは、やっぱり先にかぶせておいた方が正解です。
連結してからかぶせるのは結構大変でした。


位置が曲がってない事を確認したうえで、テントジョイントフラップをかぶせます。


靴下に足を滑り込ませる感じで出来るだけ深くテントジョイントフラップをかぶせました。


テントジョイントフラップの縁にはロープが回してありますので、これを地面にペグダウンすることでしっかり固定する事が出来ると同時に、テントともぴったりと密着させる事が出来ます。ロープには自在が付いていますので、テントジョイントフラップをギャザーの様に絞り込む事が出来ます。



これでかなりぴったりと連結する事が出来ました。スカートもうまくペグダウンすることで、かなり美しく連結する事が可能です。
ちなみに、テントジョイントフラップがかぶさるので、テントのサイドにあるワイドオープンベンチレーションは開かなくなりますね。これはやむを得ませんね。


テントジョイントフラップは、ロープでギャザーの様に絞る事で、上部連結部分もぴったり密着する事が出来ました。これなら雨が降っても全く問題ありませんし、雨水も左右に流れ落ちてくれそうです。
これはかなり良く出来ています。


あとはテント、スクリーンタープを最終的にペグダウンし、スカートも綺麗に処理して完成です!
初めてにしては上出来かなぁ~と自画自賛しました! 実際に作業自体はかなり簡単でしたので、次回はもっと短時間に設営できる自身がありますよ!


真横から眺めてみます。とてもバランスが良いとおもいました。色もやっとウェザーマスター色で統一されましたので、個人的には大満足!
以前はこんな感じでしたので。。



前面キャノピーをポールで跳ね上げました。 背が高いのでキャノピーもかなりの面積があります。キャノピーの下だけでも結構すごせそうです。
奥行きにも注目です。かなりテントが奥にあるように見えますね。それだけ大空間があるって事です。


後ろから眺めました。写真が傾いてますが、傾斜が厳しいわけではなく、単純にカメラが傾いていただけです
テントのサイドポールからスクリーンタープのサイドポールに向かう曲線が繋がっている感じでかっこいいです!!


前面からの眺めです。 これをみて私は思わず「おぉ~ひろ~い!」と絶句しました。奥行きだけでなく、幅もすごいですね。これはかなりの大空間です。天井の高さも広い印象に貢献していますね。


テントの中から外を眺めました。 入り口があんなに遠くにありますよ!
茶と白の天井がドーム型を強調しているので、天井高が余計に高く感じられます。


テントとテープのジョイント部分の内側です。サイドパネルとメッシュは別々に巻き上げてみました。 makonosukeさんご指摘の様に、一緒に巻いて太巻きにしたほうがかっこいいかもしれませんね。 次回はそうしよう!


テントのフライシートの処理は、毎回こまりますね。いい方法は無いでしょうか?とりあえず今回はスクリーンタープの三角のレッグポールに巻きつけてみました。


実際に物を運び入れてみると、その大空間にさらに驚きます。 以前ならチェアとテーブルを入れただけでかなり狭く感じたのですが、ご覧のようにまだまだ余裕があります。 これはかなりうれしいですね。
ちょっと暗くなってきましたので、エクスプローラー・プロ EX-777XPをタープの頭頂部にぶら下げてみました。
雰囲気も最高です!


広さをどの様にお伝えすれば良いのか考えましたが、「これだけ物を入れてもまだ余裕があるよ!」というのが一番説得力があるかなぁ~とおもいますので、それでいきたいと思います。


タープの中心が広場みたいに開いてますが、すでにこの中にはこれだけのアイテムが入っちゃってます。

Coleman(コールマン) イージーロール2ステージテーブル6
ナチュラム取り扱い終了 (購入当時の価格5780円(税込))
●使用時サイズ:約70×113×30/70(h)cm
●関連記事
イージーロール2ステージテーブル6
Coleman(コールマン) フォールディングテーブル/120
ナチュラム価格5280円(税込)
●使用時サイズ:約120×60×30/70(h)cm
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コールマン フォールディングテーブル+パイルドライバー
ユニフレーム(UNIFLAME) キッチンスタンド
ナチュラム価格10900円(税込)
●使用時サイズ/W1080×D400×H750mm
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まるで家のキッチン!ユニフレーム キッチンスタンド!

Coleman(コールマン) イージーリフトチェア
ナチュラム価格5954円(税込)
●使用時サイズ:約93×71×100(h)cm(通常時)、約93×133.5×89(h)cm(リクライニング時)
●関連記事
コールマン イージーリフトチェアに寝そべって星を見よう!


小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ハイバックアームチェア
ナチュラム価格8230円(税込)
●座面サイズ:50×40cm●座面高:43cm●全高:93cm
●背もたれ部分長さ:63cm
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小川キャンパル ハイバックアームチェアでゆったり

Coleman(コールマン) カップホルダー付きスリムチェア
ナチュラム価格3589円(税込)
●使用時サイズ:約62×62×82(h)cm
●関連記事
娘は「カップホルダー付きスリムチェアがいい」と訴えた!

ロゴス(LOGOS) ガンバレ3マンベンチ
ナチュラム価格4230円(税込)
●サイズ:(約)幅154.5×奥行38×高さ39cm
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ベンチにも!荷物置きにも!ロゴス ガンバレ3マンベンチ


これだけのものを入れても真ん中に広場が残るなんて、考えられないほどの広さです。 3人家族にはちょっとオーバースペックだったかな


こちらも広さを物語る写真の一つですが、遊びに来てくれたファミリーが、我が家と同じイージーロールテーブル(120cm)を持ち込んだのですが、2つならべても、中央に廊下が出来ます。 以前にこのテーブルを2つならべて、長尺の晩餐テーブルにした記事を書きましたが、これがなんとスクリーンタープの中に入れても余裕があるという事ですね。 10人はいけちゃうのでは無いでしょうか?


このスクリーンタープで驚いたのは、広さだけではありません。 この写真はスクリーンタープ内でコーヒーで一服という至福のひと時のものですが、フルクローズしているのも関わらず、こんなに明るいんです!
ワウドスクエアタープを使っていた時は、コールマンカラー(グリーンとカーキ)でしたので結構昼間でも暗かったのですが、ウェザーマスターは白の部分も面積が天井も側面も広いので、ご覧のようにかなり明るくなります。
娘もテープの中でもビーズ遊びができました。



今回はお天気があまり良くなくて、かなり強い風と雨、途中からみぞれまで降ってきました
ウェザーマスターの耐久テスト開始のゴングが勝手に鳴りました。 カァ~ン!




慌ててテントとタープの固定をはじめました。 ウェザーマスターシリーズは、ストームガードシステムと呼ばれる仕組みがあります。
まぁ、ロープとペグで四方八方から固定するというだけのものなんですが。。


テントもスクリーンタープも、キチンとロープでペグダウンし、自在でしっかりと固定しました。この効果はかなりありました。
ペグダウン前は、スクリーンタープ全体が揺れたり、パタパタと音を立てたりしていましたが、このストームガードシステムのお陰でかっちり固定できました。 連結部分のレッグポールがペグダウン出来てませんでしたが、テント側もキチンとペグダウンする事で、問題なく固定できました。


実はストームガードシステムで固定する前に、ちょっと事件が!
スクリーンタープのスカートをペグダウンしてましたが、風によって強く引っ張られた結果、”ブチッ!”と音を立てて、ご覧のように取れてしまいました。
幸い縫い目が取れただけで千切れたわけではありませんでしたので、ホッとしました
makonosukeさんが、「出入り口付近は、大きく呼吸するように動く」という事をコメントで教えていただきました。早速スカート部分のペグをちょっとづつ緩める事にしました。
makonosukeさん!ナイスアドバイスです!!ありがとうございます!


撤収も慣れれば簡単でしたが、今回は雨撤収でした。。が!奇跡的に撤収する時間帯だけ太陽さんが顔を出してくれました。
テントのフライシートを乾燥させるいい場所がなかったので、ちょっと考えてこんな事をやってみました。



これってどうなっているか分かりますでしょうか?
実はテントのフライシートをスクリーンタープの上に被せています。
スクリーンタープのドームが先にカラっと乾いたので、テントおフライシートをおんぶさせて見たわけです。 スクリーンタープの屋根の方が大きいですので、余裕で乗ってしまいました。お陰で早く乾かす事ができましたが、この日は風もあったので、ズルっと落ちてしまう事もありました。
でもいいアイデアだと思いますよ!是非お試しを


このウェザーマスター・ワイドスクリーンタープは、安定性と居住性の両方を兼ね備えた優れたアイテムだと実感しました。 廃盤になってしまったのが本当にもったいないですね。 これから長い付き合いになると思いますが、フラッグシップモデルを手に入れた!という実感もありますし、使用感も大満足です。 今年のキャンプはこれでかなり楽しくなりそうです!!










ウェザーマスター・ワイドスクリーンタープシリーズはこれにて完結です。 長い間お付き合いいただきありがとうございました。

また、いつものキャンプアイテムネタに戻るとするか

※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。





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