2009年07月24日
吸引方法が意外?! エクストラクターポイズンリムーバー
虫対策は結構興味がありまして、いろいろアイテムを試していますが、今までの対策は全て「虫から逃げる、虫を避ける、虫を近づけない」というものでした。でも対策にも関わらず虫にやられてしまった場合は、お薬で治療するしかありません。 蚊などの虫なら「あっ!かゆい」程度で済みますが、毒虫、蜂などに刺されてしまったら、とにかく毒や針を吸引して取り除く必要があります。
キャンプでは虫だけではなく毒のある植物に触れてしまったり、海ではくらげや毒針のある魚に触れてしまった場合でも同じですね。
そんな時に威力を発揮するのが、ポイズンリムーバーです。私が今回購入したのは、これです。
ノーブランド エクストラクターポイズンリムーバー
ナチュラム価格2830円(税込)
●サイズ/8×12×3.5cm
●重量/98g
●吸引カップ4個
●アメリカ製
●強力な吸引力により蜂や毒虫に刺されたり、毒蛇に噛まれた傷口から直接、毒を吸い取ります。
●軽量かつ小型で、片手で操作することができます。医師の手当てをうけるまでの応急処置として活用できます。
ナチュラムさんでは、こちらの方がランキング上位ですが、、
ドクターヘッセル インセクトポイズンリムーバー
ナチュラム価格840円(税込)
●サイズ:約9.2cm
●小型で軽く、片手で簡単に使用でき、傷口に応じてマウスピースの面を差し替えると、大小2つのカップとしてつかえます。
ドクターヘッセルのポイズンリムーバーはとにかく安いです。最近は5個セットもあり、お得な価格になってます。
ドクターヘッセル インセクトポイズンリムーバー 5個セット
ナチュラム価格3990円(税込)
●サイズ:約9.2cm
●小型で軽く、片手で簡単に使用でき、傷口に応じてマウスピースの面を差し替えると、大小2つのカップとしてつかえます。
●5個セットです。
ドクターヘッセルのポイズンリムーバーは、インセクト(昆虫)ポイズンリムーバーってことになってますが、別に虫意外でも十分使えそうです。使い捨てというわけでもないともいますので、一度に5個もいるのかなぁとちょっと思いました。
それからこちらはあれ?っと思うほどそっくりの製品です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ポイズンリムーバー
ナチュラム価格3800円(税込)
●サイズ:(本体)約48×27×118~192mm、重量:約90g、材質:ABS樹脂・ポリアセタール・スチロール樹脂・ポロプロピレン
●傷口に合わせて吸引アダプター(4種類)を使い分けられるタイプのポイズンリムーバー。
●万が一の事態に備えていつでも携帯しておきましょう。蜂・蚊・毒虫に刺されとき、傷口にあてて吸引して毒液や毒針を抽出する器具。
この商品は注射器?の部分に書いてあるロゴがエクストラクターポイズンリムーバーと全く同じですし、カップの形状もほとんど同じ。
値段を見ると、こっちは選ばないでしょうぉ~。
その中で、私がエクストラクターポイズンリムーバーを選んだのは、次の理由からです。
1.吸引カップが4種類ついている。
2.吸引の様子が横から見える。
3.ケースにキチンと入っている。
性能、特に吸引力は買う前にはわかりませんのでしたので、そこは人柱になるしかありませんね
パッケージは正直安っぽいですが、ケースはしっかりしているようです。
パッケージには、さそり!毒魚?ブヨ?蛇!!蜂のような絵が描いてあります。
First,handy effective,re-usableと書いてあります。
まぁ、使い捨てでないということですので、長く使えそうですね。
Bites&Stingsとは、「噛み傷、刺し傷に」という事みたいです。
中には日本語の説明書(左)となぜかフランス語&英語の説明書(右)が着いています。
吸引機とカップ4つが綺麗にケースに並んでいます。
カップはそれぞれ、サイズが次のようになってます。
大丸:直径27mm
中丸:直径21mm
小丸:直径15mm
小楕円:長径20mm
素材はシリコンゴムと思いきや、固いプラスチック製です。
吸引機は普通の注射器のような形をしています。
白い吸引棒を先に何もつけずに引いてみましたが、不思議な事に結構な抵抗があります。
先に吸引カップを先っぽにつけるとこうなります。
なるほど、この状態でカップを傷口にかぶせて吸引棒をキュ~~~っと引けば毒が抜けるんだな
と思いきや、使い方は想像と全然違いました。
実は吸引棒は毒を抜くときは引くのではなく、押すんです!!
では、実際にはどのように毒を抜くのか、、自ら実験台になってやってみましょう
まず、傷口の大きさに合わせてカップ選びます。
カップを吸引器の先にはめ込みます。
吸引棒を引きます。
あれ?もう引いちゃうの?とちょっと思うかもしれませんが、、、
カップを傷口に当てます。
傷口からカップがずれないように注意しながら、吸引棒をグゥ~~~っと最後まで押し込みます。
吸引棒から親指をはなすと、、、
あら不思議、カップの中の皮膚がどんどん吸い上げられます。
まるで掃除機の先でほっぺたを吸い取るみたいに(ちびっ子の時に誰でも一度はやりましたよね?)
この吸引力は相当強いです。
毛深いのは見なかった事にしてください
この状態で、数分待っておくわけですが、、
では何分眺めておくのか?については外国語の説明書の方にだけかいてありました。何に刺されたのかによって時間が違うようです。
Scorpions(サソリ):1~2分
Stingfishes(カサゴ)&Jellyfish(くらげ):2~3分
Mosquites(蚊)&Flies(はえ):20~30秒
Snakes(へび):3分
Bees(ミツ蜂)、Wasps&Hornets(スズメ蜂):1~3分
覚え切れません
この説明書はケースに入れとかないとだめですね。。
日本語の説明書は、外国語の説明書とは違い、使用方法の詳しい説明が書かれています。
要約すると、以下のような内容です。
●かまれてから2分以内にポイズンリムーバーで対応する
●毒性が強い毒蛇などのかまれた場合は、毒が回らないようにタオルなどで傷口近くを締め付けて血液の循環を弱める。
●その他、カップ選定、吸引手順などが解説されてます。
ちなみに説明書裏側は、輸入元の株式会社飯塚カンパニーの宣伝みたいですが、エクストラクターポイズンリムーバー以外に、インセクトポイズンリムーバーも書かれてました。。
この商品紹介によると、エクストラクターポイズンリムーバーはフランス製、インセクトポイズンリムーバーはデンマーク製らしいです。
なるほど、それで外国語の説明書にはフランス語が先に書かれてるんですね
一応吸引力は確認できましたので、フィールドで何かに噛まれても?!これで最初の対応をすれば、その後の症状緩和に貢献できそうです。いざという時に頼りになるアイテムです!是非お勧めします!!
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。