2011年12月30日
フジカハイペット 【ゴトク編】
フジカハイペットシリーズの折り返し地点です。 今回はフジカハイペットをゲットすると、必ず皆さんが検討されるゴトクについて書きたいと思います。
フジカハイペットは基本的にはストーブですが、上面天板でで料理をする事を前提に設計されているようです。
フジカハイペットの上面板の中心は、ごらんの様に部分的に取り外せます。この部分はクックカバーと呼ばれています。この事からも料理用の天板である事が分かりますね。
皆さんがゴトクを乗せたい理由の一つは、この上面板に傷が付くのを防ぎたいという点だと思います。
上面板を取り外すとご覧の様に放熱部が丸見えになり最大火力が得られますが、この状態では鍋などを載せることが出来ません。
これをカバーするためにも、銀色のクラウンサポーターの内側リングにピッタリあうゴトクを乗せる方が多いようです。
ゴトクを選ぶにあたっては、フジカハイペットに安定的に乗せられる様に、ピッタリの直径の物を探せば良いわけですが、私としては可能なら上面板を付けたまま乗せて傷防止をする場合と、クラウンサポーターに乗せて最大火力を得る場合の両方が対応可能なゴトクを選びたいと考えました。
ネットではフジカ専用五徳として紹介されているのが、コーナンの七輪用ゴトクです。
SOUTHERNPORT 七輪用ゴトク KG23-9518
コーナン eシップ価格 398円(税込)
●サイズ : 径30×高さ6cm
●材質:鉄(ユニクロメッキ)
こちらのゴトクは多くのレポがありますので、詳細は是非ググってみて頂ければ思いますが、上面板を外してクラウンサポーターに乗せるにはピッタリサイズの様ですが、上面板に乗せるにはちょっと小さい様です。
五徳を裏返して乗せれば良い見たいですので、この五徳でも十分OKだと思います。
アルパカにもピッタリという事ですので、この人気はうなずけますね。
ちなみにこの五徳はコーナンに入手できますが、どうしてもお近くにコーナンが無い場合には、コーナンeショップで買うのがオススメ。 Amazonさんでもこことかここで扱ってますが、ちょっとお値段が。。
フジカハイペットは基本的にはストーブですが、上面天板でで料理をする事を前提に設計されているようです。
フジカハイペットの上面板の中心は、ごらんの様に部分的に取り外せます。この部分はクックカバーと呼ばれています。この事からも料理用の天板である事が分かりますね。
皆さんがゴトクを乗せたい理由の一つは、この上面板に傷が付くのを防ぎたいという点だと思います。
上面板を取り外すとご覧の様に放熱部が丸見えになり最大火力が得られますが、この状態では鍋などを載せることが出来ません。
これをカバーするためにも、銀色のクラウンサポーターの内側リングにピッタリあうゴトクを乗せる方が多いようです。
ゴトクを選ぶにあたっては、フジカハイペットに安定的に乗せられる様に、ピッタリの直径の物を探せば良いわけですが、私としては可能なら上面板を付けたまま乗せて傷防止をする場合と、クラウンサポーターに乗せて最大火力を得る場合の両方が対応可能なゴトクを選びたいと考えました。
ネットではフジカ専用五徳として紹介されているのが、コーナンの七輪用ゴトクです。
SOUTHERNPORT 七輪用ゴトク KG23-9518
コーナン eシップ価格 398円(税込)
●サイズ : 径30×高さ6cm
●材質:鉄(ユニクロメッキ)
こちらのゴトクは多くのレポがありますので、詳細は是非ググってみて頂ければ思いますが、上面板を外してクラウンサポーターに乗せるにはピッタリサイズの様ですが、上面板に乗せるにはちょっと小さい様です。
五徳を裏返して乗せれば良い見たいですので、この五徳でも十分OKだと思います。
アルパカにもピッタリという事ですので、この人気はうなずけますね。
ちなみにこの五徳はコーナンに入手できますが、どうしてもお近くにコーナンが無い場合には、コーナンeショップで買うのがオススメ。 Amazonさんでもこことかここで扱ってますが、ちょっとお値段が。。
【2012.1.8追記】
コメント頂いた運さんの情報で、万力などで脚を広げてしまえば、ピッタリとはまるようになるそうです。
近所にコーナンがありますので、機会があったらちょっと試してみたいと思います。
運さん、いい情報ありがとうございました!
私が選んだ五徳はこちらになります。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 炭焼き名人七輪用ゴトク M-6635
Amazon価格 938円(税込)
●サイズ:約幅 300 ×奥行 300 ×高さ 65 mm
●重量:約 450 g
●材質:鉄 (クロムメッキ)
●底の外径が28cmまでの鍋が使用できます。外径が26cmまでの七輪に使用できます。
●七輪用のゴトクです。アミや鍋、鉄板、ジンギスカン鍋等が七輪で使用できます。
●網や鉄板がズレにくいフック付。
こちらの五徳は、私の選択基準である、上面板の防傷、クラウンサポーターにも合うという両方を満たしてくれます。
この五徳ですが、ごらんの様にちょっと独特の形状をしています。 直径の違う2重の円が2層になっているのがわかります。
素材はスチールですが、クロムメッキ仕上げになっていますので、すぐに錆びるという事は無さそうです。
2層になっているので鍋などの底面と火元に間に隙間が出来ます。 空気がここを流れるので、火元が炭などの場合には有利だそうです。
ズレ防止のフックが4方向に伸びていますが、26cmと28cmの2種類の長さがあります。
26cmの方は七輪側、その上に28cmまでの鍋が乗せられるという商品説明ですが、もちろん逆さまに使ってもOKです。
まずは上面板をつけた状態で乗せてみます。26cmを下にして乗せてみます。
ズレ防止用のフックから5mm程隙間がありますが、まぁ丁度良い感じです。
ガタツキもほとんどありません。
この五徳を載せれば、上に乗せる鍋などが上面板に直接触れる事はありませんので。傷が押さえられそうです。
五徳自体が上面板に直接接していますので、完全に傷が防げるかといえばそうではないと思いますが、まぁ。。問題ないでしょう。
クックカバーを外して五徳を載せると、ごらんの様に五徳の内側の円がほぼピッタリな感じです。
クックカバーをつけた状態で下から来る火力を遮る事は無さそうです。
つづいて上面板を外して、クラウンサポーターに直接乗せて見ます。この場合も26cmの方を下にします。見た目はいい感じですね。
上面板を載せた場合よりもフックに隙間が開きますが、まぁ許容範囲です。 大きくずれる事はありません。
真上から見てみます。 五徳の真ん中にある同心円の真下が丁度フジカハイペットの燃焼筒と重なる感じですね。
火力を遮る物はありません。
この五徳にいろいろな物を載せてみます。
まずはSOTOの10インチステンダッチです。ダッチオーブンはかなり重いですが、五徳もズレずにしっかりサポートしてくれています。
こうしてみると、10インチのステンダッチの底面にはこのフジカハイペットはピッタリですね。 フジカハイペットをキャンプの調理用と考えた場合に、ダッチオーブンが安定的に載せられるというだけで、相当料理のバリエーションが広がりますね。
つづきましてフジカハイペット用に調達した、もち網を載せてみます。私がゲットしてもち網はこちらです。
竹原製缶 ふっくらもち焼き専用あみ 丸 CF-5
Amazon価格 840円(税込)
●サイズ:幅24.5×奥行24.5×高さ2.5cm
●重量:255g
●素材:ET鋼板、鉄線、セラミック、鉄
●本体皿:ET鋼板
●焼きアミ:鉄線(フッ素加工)
●セラミック:ラス+石膏
餅を焼くならもち網の底面の石膏部分全体に火力が接したほうがいいので、上面板は外します。
見た感じ丁度良いですね。 このもち網につきましては、後日レポいたします。
続きまして焼肉用のグリルプレートを乗せてみます。私が選んだグリルプレートはこちらです。
パール金属 ストロングマーブル 4層ふっ素ハード加工 丸型焼肉グリル
ナチュラム価格 2,100円(税込)
●直径:33cm
●サイズ:約外径335×高さ45mm
●重量:約675g
●プレート材質:アルミニウム合金(ふっ素加工)
●本体材質:鉄(ほうろう)
●フックハンドル材質:鉄(焼付け塗装)
●ガス火専用
●キズ・汚れに強い
●内面4層コーティング、外面3層コーティング
フジカハイペットで焼肉は念願です。 いろいろ探した結果こちらがピッタリである事がわかりましたので選びました。
五徳に載せてみたところピッタリサイズでこれまたよしです。
こちらも後日レポ予定です。
コーナンは近所にありますので、五徳はコーナンの物!と心の中で勝手に決めていたんですが、ちょっと違う五徳も良いかなぁ。。と思って今回はコレにしました。
まだ実戦投入してませんが、サイズ的には丁度良いので満足してます。
注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
私が選んだ五徳はこちらになります。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 炭焼き名人七輪用ゴトク M-6635
Amazon価格 938円(税込)
●サイズ:約幅 300 ×奥行 300 ×高さ 65 mm
●重量:約 450 g
●材質:鉄 (クロムメッキ)
●底の外径が28cmまでの鍋が使用できます。外径が26cmまでの七輪に使用できます。
●七輪用のゴトクです。アミや鍋、鉄板、ジンギスカン鍋等が七輪で使用できます。
●網や鉄板がズレにくいフック付。
こちらの五徳は、私の選択基準である、上面板の防傷、クラウンサポーターにも合うという両方を満たしてくれます。
この五徳ですが、ごらんの様にちょっと独特の形状をしています。 直径の違う2重の円が2層になっているのがわかります。
素材はスチールですが、クロムメッキ仕上げになっていますので、すぐに錆びるという事は無さそうです。
2層になっているので鍋などの底面と火元に間に隙間が出来ます。 空気がここを流れるので、火元が炭などの場合には有利だそうです。
ズレ防止のフックが4方向に伸びていますが、26cmと28cmの2種類の長さがあります。
26cmの方は七輪側、その上に28cmまでの鍋が乗せられるという商品説明ですが、もちろん逆さまに使ってもOKです。
まずは上面板をつけた状態で乗せてみます。26cmを下にして乗せてみます。
ズレ防止用のフックから5mm程隙間がありますが、まぁ丁度良い感じです。
ガタツキもほとんどありません。
この五徳を載せれば、上に乗せる鍋などが上面板に直接触れる事はありませんので。傷が押さえられそうです。
五徳自体が上面板に直接接していますので、完全に傷が防げるかといえばそうではないと思いますが、まぁ。。問題ないでしょう。
クックカバーを外して五徳を載せると、ごらんの様に五徳の内側の円がほぼピッタリな感じです。
クックカバーをつけた状態で下から来る火力を遮る事は無さそうです。
つづいて上面板を外して、クラウンサポーターに直接乗せて見ます。この場合も26cmの方を下にします。見た目はいい感じですね。
上面板を載せた場合よりもフックに隙間が開きますが、まぁ許容範囲です。 大きくずれる事はありません。
真上から見てみます。 五徳の真ん中にある同心円の真下が丁度フジカハイペットの燃焼筒と重なる感じですね。
火力を遮る物はありません。
この五徳にいろいろな物を載せてみます。
まずはSOTOの10インチステンダッチです。ダッチオーブンはかなり重いですが、五徳もズレずにしっかりサポートしてくれています。
こうしてみると、10インチのステンダッチの底面にはこのフジカハイペットはピッタリですね。 フジカハイペットをキャンプの調理用と考えた場合に、ダッチオーブンが安定的に載せられるというだけで、相当料理のバリエーションが広がりますね。
つづきましてフジカハイペット用に調達した、もち網を載せてみます。私がゲットしてもち網はこちらです。
竹原製缶 ふっくらもち焼き専用あみ 丸 CF-5
Amazon価格 840円(税込)
●サイズ:幅24.5×奥行24.5×高さ2.5cm
●重量:255g
●素材:ET鋼板、鉄線、セラミック、鉄
●本体皿:ET鋼板
●焼きアミ:鉄線(フッ素加工)
●セラミック:ラス+石膏
餅を焼くならもち網の底面の石膏部分全体に火力が接したほうがいいので、上面板は外します。
見た感じ丁度良いですね。 このもち網につきましては、後日レポいたします。
続きまして焼肉用のグリルプレートを乗せてみます。私が選んだグリルプレートはこちらです。
パール金属 ストロングマーブル 4層ふっ素ハード加工 丸型焼肉グリル
ナチュラム価格 2,100円(税込)
●直径:33cm
●サイズ:約外径335×高さ45mm
●重量:約675g
●プレート材質:アルミニウム合金(ふっ素加工)
●本体材質:鉄(ほうろう)
●フックハンドル材質:鉄(焼付け塗装)
●ガス火専用
●キズ・汚れに強い
●内面4層コーティング、外面3層コーティング
フジカハイペットで焼肉は念願です。 いろいろ探した結果こちらがピッタリである事がわかりましたので選びました。
五徳に載せてみたところピッタリサイズでこれまたよしです。
こちらも後日レポ予定です。
コーナンは近所にありますので、五徳はコーナンの物!と心の中で勝手に決めていたんですが、ちょっと違う五徳も良いかなぁ。。と思って今回はコレにしました。
まだ実戦投入してませんが、サイズ的には丁度良いので満足してます。
注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
2011年12月18日
フジカハイペット 【灯油携行缶・大きい方】
フジカハイペットシリーズもそろそろ飽きちゃいそうなくらい書きましたが、もうちょっとお付き合いください。
灯油を携行するためのガソリン携行缶を前回ご紹介しましたが、3リットルの携行缶はどちらかというと運搬が目的のサイズとして購入しました。
私がフジカハイペットを購入した理由の一つである災害対策、節電対策を考えた時に、3リットルというサイズはちょっと心もとない気がしますね。 本年の震災時に皆さんが経験した「燃料不足」の対策は、ずばり「ストック」しかありません。
長期間保存の課題は「燃料の変質を防ぐ事」だと思いますが、鍵はやはり容器だと思います。 密閉性はポリタンクでもある程度確保出来そうですが、容器そのものが劣化してしまうと、灯油自身に不純物が混ざってしまう事になります。
灯油をWikipediaで調べてみると、「長時間放置あるいは寒暖差の激しい環境に置かれ、品質が劣化した灯油を不良灯油」といい、「キャップがしっかり閉まっていなかったり、タンク自身にで霜が降りてしまう等で水分が混ざってしまった灯油を不純灯油」というそうです。
いずれもこれらを防ぐには「密閉性の高い変質しないタンク」に入れるしかありません。その意味では錆びないステンレス製のガソリン携行缶は、やはり最強と言えるのではないでしょうか?
という事で前回の3Lにつづき、本日は10Lのガソリン携行缶をご紹介します。
私が選んだのは、ステンレス携行缶のスリムタイプの10リットルです。 この形状の携行缶は一般的には「ジェリカン」と呼ばれています。
私が購入したガソリン携行缶の詳細はこちらです。
ガソリン携行タンク ステンレス製 10リットル
Amazon価格9,300円(税込)
●サイズ : 高さ27.8cm×横幅34.5cm×奥行17.3cm
●重量 : 2.65kg
●容量 : 10L
●仕様 : エアー調整ボルト装備、注入ノズル付属
●素材:ステンレス
●品質規格:消防法適合品
●ガソリンスタンド(セルフ以外)で給油可能
素材の劣化を防ぐならやっぱりステンレスがいいと思っているのですが、問題はこのお値段には正直いって躊躇しました。
それでもいざという時の為のものと自分に言い聞かせてゲットしました。
最後まで迷ったのはこちらです。
ガソリン携行タンク ステンレス製 20リットル
Amazon価格8,200円(税込)
●サイズ : 高さ46.5cm×横幅34.5cm×奥行17.3cm
●重量 : 3.7kg
●容量 : 20L
●仕様 : エアー調整ボルト装備、注入ノズル付属
●素材:ステンレス
●品質規格:消防法適合品
●ガソリンスタンド(セルフ以外)で給油可能
20リットルもあれば怖い物なしなのですが、きっと重過ぎるんじゃないかと考えました。 不思議な事に20Lの方が値段が安いんです。
でももし20リットルストックしたいなら、10Lの携行缶を2つの方がいいかもしれません。
10Lにはワイドサイズというのも有ります。
ガソリン携行タンク ステンレス製 10リットル ワイド
Amazon価格9,480円(税込)
●サイズ : 高さ20.0cm×横幅36.0cm×奥行25.5cm
●重量 : 2.8kg
●容量 : 10L
●仕様 : エアー調整ボルト装備、注入ノズル付属
●素材:ステンレス
●品質規格:消防法適合品
●ガソリンスタンド(セルフ以外)で給油可能
安定性はもちろんワイドの方がいいに決まってますが、私がワイドを選ばなかったのは収納性を考慮したからです。 もし仮に運ぶとしたら、設置面積が小さい方がよいと思います。
3Lの携行缶同様に、スチール製のレッドやグリーンもあります。こちらは素材がスチールですので、お値段はほぼ半額です。
メルテック(meltec) 10Lガソリン缶 縦型 FK-10
Amazon価格4,070円(税込)
●サイズ : 幅347X高さ290X奥行き176mm
●重量 : 約2.9kg
●容量 : 10L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、給油口用パッキン
●素材:亜鉛メッキ鋼板(鋼板の厚み : 0.7mm)
●品質規格:消防法適合品
スチール製ガソリン携行缶レッド10L
Amazon価格3,900円(税込)
●サイズ : 35 x 18 x 28.5 cm
●重量 : 約3kg
●容量 : 10L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、給油口用パッキン
●素材:本体ー亜鉛メッキ鋼板(鋼板の厚み : 0.8ミリ)、金口、キャップーアルミ
●品質規格:消防法適合品
●用途:ガソリン、灯油、軽油など
収納性が良いスリムタイプ、重過ぎない燃料でも持ち歩ける携行性、素材の劣化が少ないステンレスという事で、10Lのスリムタイプを選択するに至りました。
ところでこの携行缶の形ですがかなり独特ですが、一方でこの形は昔から覚えている気がしました。
どこでみたのかなぁ。。と思って考えたところ思い出しました。
それは昔よくつくった戦車のプラモデルです。戦車1台にかなりの数の携行缶が付いていますね。
この事からも分かるとおり、このガソリン携行缶の形状は戦争由来のもののようです。Wikipediaで調べると、それが通常「ジュリ缶」と呼ばれている事が分かりました。
右の写真はWikipediaの写真を参照しています。
ジェリカン(Jerrycan)は、イタリア軍が発明したプレス加工された2枚の鋼板を溶接して作られた燃料容器で、第2次世界大戦時にドイツ軍が国防軍用のガソリン缶として導入、その後イギリス軍がドイツ軍の20Lガソリン缶を模倣して製造し、ドイツ兵の蔑称「ジェリー(Jerry)」を冠して「ジェリカン」と呼んだという事だそうです。
それでは、いつもの様に穴が開くほど見てみましょう。大きさはごらんの様に選んだスリムタイプは
こちらの携行缶も消防法適合品、かつUNマーク付きです。 こちらのマークの詳細は、3Lの携行缶の記事を参照してください。
こちらのガソリン携行缶にもしっかりUNマークが付いていますので、ガソリンスタンドに持ち込めば直接給油してもらえます。
こちらの携行缶は、ジェリカンの様に2枚の後半を溶接したものとは違って複数のステンレス板がしっかり溶接されています。見る限り、かなり丁寧な溶接です。
パーツの接合部分もしっかりリベット打ちされています。
スポンと抜けてしまうと洒落になりませんので、ここは大切です。
このバッテンマークはジェリカンの特徴の一つです。
これは内容物の膨張をある程度許容する設計に由来するもので、バッテンは古いタイプ、ほかにバッテンに四角のへこみはもあるようです。
ステンレスだと造形的な美しさもありますね
こちらは底面ですが、ちょっとだけ底上げされている事が分かります。 地面に直置きしても問題ないばかりでなく、給油の時に手を掛けられるのでとても便利です。
持ち運びのために3本の取っ手が上部に取り付けられていますが、これもジェリカンの特徴です。燃料が入っている場合は、真ん中の取っ手を持てば一人で両手に2缶持ち運ぶことができますが、一方で空缶の場合は2缶を並べ、2缶の内側の取っ手を同時に持てば、片手で2缶、両手で4缶を運ぶことができる。 大量の燃料を運ぶ必要がある戦時ならではのアイデアですね。いまでもこの使い方が出来るのは便利
キャップはアルミ製でかなりゴツイです。スクリュー式のキャップなのでしっかり閉めれば燃料も漏れはまずないと思いますが、キャップ側にパッキンが無いのはちょっと不安ですね。 この形の携行缶のキャップはみんなこんな感じのようです。
キャップを取ると、内蔵している給油ノズルが現れます。
Aキャップはよくみると内側にもネジが切ってありますが、これは給油ノズルをねじ込むためです。 周りに細いパッキンがついていますので、アルミ製のキャップもある程度の密閉性が確保できそうです。
キャップの直径は外径約5.5cm、内径約4cmです。 ガソリン携行に給油する場合、この直径がある程度ないとガソリンスタンドでの給油に困りそうですが、かなり広口なので大丈夫でしょう。。
給油ノズルを見手見ましょう。中にはしっかりフィルターが付いているので、カンの中に入ってしまった不純物が給油時に外に出るのをある程度防げます。こちら側にもパッキンが付いていますので、給油中の燃料漏れは心配無さそうです。
給油ノズルは給油口にねじ込むだけで使用出来ます。 長もある程度ありますし、ノズル自体も無理なく曲がりますので給油は楽そうです。
密閉状態の携行缶の内部の空気を抜くエア調整ネジです。 3Lのものと形状はほぼ一緒ですが、ネジに立ての切れ目がありませんので、ネジを全部緩めないと完全に空気が抜けません。ここはちょっと残念です。
フジカハイペットの灯油携行缶としては、前回ご紹介した3Lのものをメインで使うつもりですが、スリムタイプですので10Lを持っていけないわけでもなさそうです。
実際に比べてみると、実は奥行きがほぼ同じです。 特に考ええていたわけではありませんが、これはいろいろメリットが考えられます。
一番効きそうなのが収納です。
燃料漏れ対策対策としてもともと購入していたロゴスのアクアストレージキャリーとの相性を見てみると。。
ロゴス(LOGOS) アクアストレージキャリー60/Aqua storagecarry60L
ナチュラム価格2967円(税込)
●容量:(約)60L
●総重量:(約)0.8kg
●サイズ:(約)幅54×奥行33×高さ32cm
●収納時サイズ:幅54×奥行33×高さ3.5cm
●主素材:EVA
●水も溜めることができるコンテナ
●車での荷物運搬にも
●収納時にはペッタンコ
●Amazon価格 2,800円
奥行きがピッタリ収納できるだけでなく、フジカと一緒に入れてもピッタリである事が分かりました フジカとガソリン携行缶の燃料漏れ対策が同時に出来るのはかなり大きいです。
2回に分けてご紹介した大小のステンレスガソリン携行缶ですが、どちらも色々工夫があってアイテムとしてはかなり面白いです。
実用性も十分ですので、これから大活躍間違い無しです。
もちろんフジカハイペットとも相性はピッタリだと思います。 キャンプフィールドでは小、災害、節電対策のストック用に大を使うつもりですが、状況にあわせて選んで使えそうです。
やっぱりステンレスには独特の造形美を際立たせる素材の良さがあります。しっかり手入れしながら末永く使いたいと思います。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
灯油を携行するためのガソリン携行缶を前回ご紹介しましたが、3リットルの携行缶はどちらかというと運搬が目的のサイズとして購入しました。
私がフジカハイペットを購入した理由の一つである災害対策、節電対策を考えた時に、3リットルというサイズはちょっと心もとない気がしますね。 本年の震災時に皆さんが経験した「燃料不足」の対策は、ずばり「ストック」しかありません。
長期間保存の課題は「燃料の変質を防ぐ事」だと思いますが、鍵はやはり容器だと思います。 密閉性はポリタンクでもある程度確保出来そうですが、容器そのものが劣化してしまうと、灯油自身に不純物が混ざってしまう事になります。
灯油をWikipediaで調べてみると、「長時間放置あるいは寒暖差の激しい環境に置かれ、品質が劣化した灯油を不良灯油」といい、「キャップがしっかり閉まっていなかったり、タンク自身にで霜が降りてしまう等で水分が混ざってしまった灯油を不純灯油」というそうです。
いずれもこれらを防ぐには「密閉性の高い変質しないタンク」に入れるしかありません。その意味では錆びないステンレス製のガソリン携行缶は、やはり最強と言えるのではないでしょうか?
という事で前回の3Lにつづき、本日は10Lのガソリン携行缶をご紹介します。
私が選んだのは、ステンレス携行缶のスリムタイプの10リットルです。 この形状の携行缶は一般的には「ジェリカン」と呼ばれています。
私が購入したガソリン携行缶の詳細はこちらです。
ガソリン携行タンク ステンレス製 10リットル
Amazon価格9,300円(税込)
●サイズ : 高さ27.8cm×横幅34.5cm×奥行17.3cm
●重量 : 2.65kg
●容量 : 10L
●仕様 : エアー調整ボルト装備、注入ノズル付属
●素材:ステンレス
●品質規格:消防法適合品
●ガソリンスタンド(セルフ以外)で給油可能
素材の劣化を防ぐならやっぱりステンレスがいいと思っているのですが、問題はこのお値段には正直いって躊躇しました。
それでもいざという時の為のものと自分に言い聞かせてゲットしました。
最後まで迷ったのはこちらです。
ガソリン携行タンク ステンレス製 20リットル
Amazon価格8,200円(税込)
●サイズ : 高さ46.5cm×横幅34.5cm×奥行17.3cm
●重量 : 3.7kg
●容量 : 20L
●仕様 : エアー調整ボルト装備、注入ノズル付属
●素材:ステンレス
●品質規格:消防法適合品
●ガソリンスタンド(セルフ以外)で給油可能
20リットルもあれば怖い物なしなのですが、きっと重過ぎるんじゃないかと考えました。 不思議な事に20Lの方が値段が安いんです。
でももし20リットルストックしたいなら、10Lの携行缶を2つの方がいいかもしれません。
10Lにはワイドサイズというのも有ります。
ガソリン携行タンク ステンレス製 10リットル ワイド
Amazon価格9,480円(税込)
●サイズ : 高さ20.0cm×横幅36.0cm×奥行25.5cm
●重量 : 2.8kg
●容量 : 10L
●仕様 : エアー調整ボルト装備、注入ノズル付属
●素材:ステンレス
●品質規格:消防法適合品
●ガソリンスタンド(セルフ以外)で給油可能
安定性はもちろんワイドの方がいいに決まってますが、私がワイドを選ばなかったのは収納性を考慮したからです。 もし仮に運ぶとしたら、設置面積が小さい方がよいと思います。
3Lの携行缶同様に、スチール製のレッドやグリーンもあります。こちらは素材がスチールですので、お値段はほぼ半額です。
メルテック(meltec) 10Lガソリン缶 縦型 FK-10
Amazon価格4,070円(税込)
●サイズ : 幅347X高さ290X奥行き176mm
●重量 : 約2.9kg
●容量 : 10L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、給油口用パッキン
●素材:亜鉛メッキ鋼板(鋼板の厚み : 0.7mm)
●品質規格:消防法適合品
スチール製ガソリン携行缶レッド10L
Amazon価格3,900円(税込)
●サイズ : 35 x 18 x 28.5 cm
●重量 : 約3kg
●容量 : 10L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、給油口用パッキン
●素材:本体ー亜鉛メッキ鋼板(鋼板の厚み : 0.8ミリ)、金口、キャップーアルミ
●品質規格:消防法適合品
●用途:ガソリン、灯油、軽油など
収納性が良いスリムタイプ、重過ぎない燃料でも持ち歩ける携行性、素材の劣化が少ないステンレスという事で、10Lのスリムタイプを選択するに至りました。
ところでこの携行缶の形ですがかなり独特ですが、一方でこの形は昔から覚えている気がしました。
どこでみたのかなぁ。。と思って考えたところ思い出しました。
それは昔よくつくった戦車のプラモデルです。戦車1台にかなりの数の携行缶が付いていますね。
この事からも分かるとおり、このガソリン携行缶の形状は戦争由来のもののようです。Wikipediaで調べると、それが通常「ジュリ缶」と呼ばれている事が分かりました。
右の写真はWikipediaの写真を参照しています。
ジェリカン(Jerrycan)は、イタリア軍が発明したプレス加工された2枚の鋼板を溶接して作られた燃料容器で、第2次世界大戦時にドイツ軍が国防軍用のガソリン缶として導入、その後イギリス軍がドイツ軍の20Lガソリン缶を模倣して製造し、ドイツ兵の蔑称「ジェリー(Jerry)」を冠して「ジェリカン」と呼んだという事だそうです。
それでは、いつもの様に穴が開くほど見てみましょう。大きさはごらんの様に選んだスリムタイプは
こちらの携行缶も消防法適合品、かつUNマーク付きです。 こちらのマークの詳細は、3Lの携行缶の記事を参照してください。
こちらのガソリン携行缶にもしっかりUNマークが付いていますので、ガソリンスタンドに持ち込めば直接給油してもらえます。
こちらの携行缶は、ジェリカンの様に2枚の後半を溶接したものとは違って複数のステンレス板がしっかり溶接されています。見る限り、かなり丁寧な溶接です。
パーツの接合部分もしっかり
【元キャンパーさんのご指摘を受けまして変更】
スポット溶接済み! ご指摘を受けてスポット溶接について調べましたが、スポット溶接は片面だったとしてもとても強力である事が分かりました。 こちらの動画を見るとよく理解出来ました。
元キャンパーさん、ご指摘ありがとうございます。 スポット溶接済み! ご指摘を受けてスポット溶接について調べましたが、スポット溶接は片面だったとしてもとても強力である事が分かりました。 こちらの動画を見るとよく理解出来ました。
スポンと抜けてしまうと洒落になりませんので、ここは大切です。
このバッテンマークはジェリカンの特徴の一つです。
これは内容物の膨張をある程度許容する設計に由来するもので、バッテンは古いタイプ、ほかにバッテンに四角のへこみはもあるようです。
ステンレスだと造形的な美しさもありますね
こちらは底面ですが、ちょっとだけ底上げされている事が分かります。 地面に直置きしても問題ないばかりでなく、給油の時に手を掛けられるのでとても便利です。
持ち運びのために3本の取っ手が上部に取り付けられていますが、これもジェリカンの特徴です。燃料が入っている場合は、真ん中の取っ手を持てば一人で両手に2缶持ち運ぶことができますが、一方で空缶の場合は2缶を並べ、2缶の内側の取っ手を同時に持てば、片手で2缶、両手で4缶を運ぶことができる。 大量の燃料を運ぶ必要がある戦時ならではのアイデアですね。いまでもこの使い方が出来るのは便利
キャップはアルミ製でかなりゴツイです。スクリュー式のキャップなのでしっかり閉めれば燃料も漏れはまずないと思いますが、キャップ側にパッキンが無いのはちょっと不安ですね。 この形の携行缶のキャップはみんなこんな感じのようです。
キャップを取ると、内蔵している給油ノズルが現れます。
Aキャップはよくみると内側にもネジが切ってありますが、これは給油ノズルをねじ込むためです。 周りに細いパッキンがついていますので、アルミ製のキャップもある程度の密閉性が確保できそうです。
キャップの直径は外径約5.5cm、内径約4cmです。 ガソリン携行に給油する場合、この直径がある程度ないとガソリンスタンドでの給油に困りそうですが、かなり広口なので大丈夫でしょう。。
給油ノズルを見手見ましょう。中にはしっかりフィルターが付いているので、カンの中に入ってしまった不純物が給油時に外に出るのをある程度防げます。こちら側にもパッキンが付いていますので、給油中の燃料漏れは心配無さそうです。
給油ノズルは給油口にねじ込むだけで使用出来ます。 長もある程度ありますし、ノズル自体も無理なく曲がりますので給油は楽そうです。
密閉状態の携行缶の内部の空気を抜くエア調整ネジです。 3Lのものと形状はほぼ一緒ですが、ネジに立ての切れ目がありませんので、ネジを全部緩めないと完全に空気が抜けません。ここはちょっと残念です。
フジカハイペットの灯油携行缶としては、前回ご紹介した3Lのものをメインで使うつもりですが、スリムタイプですので10Lを持っていけないわけでもなさそうです。
実際に比べてみると、実は奥行きがほぼ同じです。 特に考ええていたわけではありませんが、これはいろいろメリットが考えられます。
一番効きそうなのが収納です。
燃料漏れ対策対策としてもともと購入していたロゴスのアクアストレージキャリーとの相性を見てみると。。
ロゴス(LOGOS) アクアストレージキャリー60/Aqua storagecarry60L
ナチュラム価格2967円(税込)
●容量:(約)60L
●総重量:(約)0.8kg
●サイズ:(約)幅54×奥行33×高さ32cm
●収納時サイズ:幅54×奥行33×高さ3.5cm
●主素材:EVA
●水も溜めることができるコンテナ
●車での荷物運搬にも
●収納時にはペッタンコ
●Amazon価格 2,800円
奥行きがピッタリ収納できるだけでなく、フジカと一緒に入れてもピッタリである事が分かりました フジカとガソリン携行缶の燃料漏れ対策が同時に出来るのはかなり大きいです。
2回に分けてご紹介した大小のステンレスガソリン携行缶ですが、どちらも色々工夫があってアイテムとしてはかなり面白いです。
実用性も十分ですので、これから大活躍間違い無しです。
もちろんフジカハイペットとも相性はピッタリだと思います。 キャンプフィールドでは小、災害、節電対策のストック用に大を使うつもりですが、状況にあわせて選んで使えそうです。
やっぱりステンレスには独特の造形美を際立たせる素材の良さがあります。しっかり手入れしながら末永く使いたいと思います。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
2011年12月14日
フジカハイペット 【灯油携行缶・小さい方】
しばらく更新をサボってしまい申し訳ありません! フジカハイペットシリーズで収納ケース関連記事がひと段落しましたので、今回からはちょっと嗜好を変えて灯油携行缶について書きたいと思います。
私がフジカハイペットを購入した理由は2つです。 一つはもちろんキャンプフィールドでの暖や料理に使う事、そしてもう一つは災害対策、節電対策です。 どちらの場合でも重要な事は燃料の確保です。
フジカハイペットの燃料は一般的な灯油ですので、平時はガソリンスタンドなどで灯油用ポリ缶を持っていけば簡単に入手可能です。
ところが今年の震災時で認識されたように、緊急時となると冬場は灯油の調達すら困難になる事があるわけです。 対策としては自宅にストックするしかありません。
一方でキャンプフィールドにストーブを持ち出せば、当然ながら追加の燃料を携行する必要が出てきます。
安全に携行できて、ある程度長期間灯油をストック可能にする入れ物が必要だな!という事で購入したのが、今回ご紹介するガソリン携行缶です。
私が選んだ携行缶はこちらです。 形もさることながら、キャンプギアで"ステンレス"といわれたら喰いついてしまう物欲そのままの結果でございます
この形の携行缶ですが、実は素材や色で3種類のバリエーションがあります。
まず最もネットで良くみる3Lのガソリン携行缶はこちらですね。多くのフジカハイペットオーナーさんが持っている赤モデルです。
メルテック(meltec) 3Lガソリン缶 FK-03
Amazon価格2,520円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/亜鉛メッキ鋼板(JIS、SEC、E)
●キャップ(蓋)/アルミニウム、ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
●カラー:レッド
全く同じ形でグリーンモデルもあります。 草刈機やチェーンソー、バイクなどにこの色を選ばれる方が多いようです。
AP ガソリン携行缶3L
Amazon価格1,900円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/亜鉛メッキ鋼板(JIS、SEC、E)
●キャップ(蓋)/アルミニウム
●ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
●カラー:グリーン
レッドとグリーンはどちらもメインの素材は亜鉛メッキ鋼板という事ですが、スチール製である事は錆は避けられないという事です。
これが私が3Lのガソリン携行缶を買えずにいた最大の理由です。
ところが全く同じ形で素材がステンレス!という理想的なガソリン携行缶に出会いました。それが本日ご紹介するステンレスの3Lガソリン携行缶です。
携行缶 ステンレス製(3L)横型
Sea Marine価格4,500円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/ステンレス製
●キャップ(蓋)/アルミニウム
●ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
ガソリン携行缶が錆びるという話がそんなにあるのか?とちょっと疑問に思っていたのですが、ステンレスガソリン携行缶を紹介しているこの記事を見て、やはりステンレスが良いな!と再認識した次第です。 ガソリン携行缶は密閉された金属の入れ物ですので、たとえ水が入らないように気をつけたとしても、湿気を含む空気が入っている以上は錆はどうしても避けられません。 対策として亜鉛メッキが施されているわけですが、錆びた写真を見てしまうとどうしてもステンレス製の携行缶が欲しくなってしまいました。
だたしお値段がスチール製の倍します。 震災以来品薄が続いていて、私が購入したSea Marineも最後の一つだったようです。 ちなみに購入したこのショップでは、ボートの燃料缶として扱っているようです。
ガソリン携行缶としては最も小さいサイズの一つだと思います。 350mlのビール缶と比べるとコンパクトさが分かると思います。
この携行缶ですが、基本的にはガソリンを携行するための入れ物です。火気厳禁は当然ですね
ガソリン携行缶を調べていたところ、必ずと言っていいほど「消防法適合品」という記述にぶち当たります。
ガソリンを携行するという話をする場合、主に話題となるのは「運搬」と「給油」のようです。
まず運搬についてですが、一般的な乗用車でガソリンを運搬する場合は運搬容器の素材、構造、最大容量、性能などに基準があるようです。
細かい内容は内閣が消防法を受けて制定した政令に記述があります。
●運搬及び移送の基準(第28条―第30条の2)/危険物の規制に関する政令
容器に関しては、鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、ガラスなど溶けない素材である必要があります。 灯油用でおなじみのポリタンクにガソリンを入れると溶けてしまうそうですのでNGです。またポリタンクにいれたガソリンは帯電しやすく、静電気が放電して火花が発生する可能性がある点も知っておく必要があります。
こちらの情報がかなり細かく説明してくれていますので参照の価値ありです。
ガソリン、灯油、経由それぞれで以下の様な違いがあります。 これをみるとわかりますが、灯油を運搬したい場合は、金属製容器、プラスチック容器どちらでもOKであることが分かりますが、逆にガソリンを携行するための容器はかなり厳しく規制されている事も分かります。
参照先はこちら
UN適合品という言葉も同時に書かれていることが多いです。 UNとは国連の事で、こちらは危険物の国際間輸送に関する国連勧告です。 UNマークを得るための試験認定は国連勧告によって厳しく定められていて、消防法令の「危険物運搬容器」においてもこの国連勧告の性能基準を取り入れるため、UNマークが付された運搬容器であれば原則として消防法に定める運搬容器の基準に適合しているものとして取り扱うこととしているそうです。
今回ご紹介しているガソリン携行缶にもきっちりUNマークが付いていますね。
剥がさずしっかり貼っておきましょう。
表示の例をみながら確認してみましょう
1. 容器の種類 : 金属製角形容器 2. 容器等級 : X
3. 水圧試験圧力 4. 製造年:2011年
5. 製造国 : 中国
6. 製造会社 7. 製造型番
もう一つは給油に関する事項です。給油に関する制限はガソリン携行缶のWikipediaにまとまっていますので、ぜひ参照してください。
重要な点だけ抜粋すると、
●車やバイクの直接給油するのが基本。 携行缶とうへの詰め買えは店員以外はNG。
●セルフのガソリンスタンドで顧客が携行缶に給油するのもNG。
●基準を満たしたガソリン携行缶に従業員が給油するのが正しい運用。
という事みたいです。 ガソリンスタンドに消防法適合と書かれている携行缶を持参して従業員に給油してもらえるなら、ガソリン、灯油、軽油のいずれも持ち帰る事が出来ます。
事前のお勉強はこれくらいにして、早速ガソリン携行缶を穴が開くほど見てみましょう。
まずは取っ手から。こちらはどうやらスチール製の様です。
まぁ。。可もなく不可もなく。。
この携行缶にガソリンや灯油を出し入れするためのメインの口は、このアルミ製のキャップで蓋がされています。 きつく閉めてしまった場合にコインを使ってまわすための溝がついています。
素材がアルミニウムという点に関して、理由をさがしましたが見つからず 帯電防止にアルミニウムという話はあるものの、この場合に有効化のかは?です。 耐腐食という意味はあると思います。
このアルミ製のキャップには黒いゴムパッキンが付いています。 燃料漏れを防ぐには重要ですね。
このガソリン携行缶を選んだ理由の一つが、消耗品がキチンと部品として提供されている点です。
このアルミ製のキャップも、レッドタイプのFK-03用にナチュラムさんから購入可能です。
FK-03のキャップがこのステンレスタイプに使えるのかは裏が取れていませんが、明らかに同じデザインですので間違いなく使えると思います。
メルテック FP-101 FK-03用 キャップ(パッキン付)
ナチュラム価格600円(税込)
●サイズ:27Φ(ネジ外径)/21mm(高さ)
●重量:40g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用キャップ
●材質:アルミニウム
●紛失時や補修に・・・
割と口径の大きな給油口です。 ネジが切られていますが、これはキャップを閉める目的だけではなく、あとでご紹介する給油ノズルをねじ込むためにも活用されます。
ガソリン携行缶に給油する方法は様々ありますが、ノズルやジョウゴを使う事が多いと思います。 適正な太さを知るために穴の直径を計っておきます。
約25mmです。
こちらの小さなネジは給油口とほぼ反対側の位置についています。 このネジの目的は、密閉状態の携行缶の内部の空気を抜く事で、エア調整ネジと呼ばれています。 メインキャップと同様に、コインで開けるための切れ込みが入っています。
ネジを外してみるとごらんの様に縦方向に溝が入っているのが分かります。
この溝のお陰で、エア調整ネジを全部外さなくてもある程度緩めるだけで簡単にエアを抜く事が出来ます。良く考えられています。
このエア調整ネジも消耗品として個別購入可能です。
メルテックFP-401 FS-110/120/FK-03/FK-20共用 エアー調整ネジ
ナチュラム価格400円(税込)
●サイズ:10Φmm
●重量:7g
●用途:当社製ガソリン缶(FS-110/120/FK-03/FK-20)用エアー調整ネジ
●材質:スチール
●紛失時や補修に・・・
ガソリン携行缶の周りにはごらんの様にゴムで一回り巻いてあります。 このゴムは胴体への横からの衝撃を守るものとおもわれますが、胴体モールディングと呼ばれています。
素材はPVCですので、長期間経てば経年劣化はおこると思います。
この胴体モールディングも消耗品として個別購入可能です。
メルテック FP-104 FK-03用 胴体モールディング
ナチュラム価格480円(税込)
●重量:30g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用胴体モールディング
●材質:PVC
●紛失時や補修に・・・
ガソリン携行缶の背面には、給油ノズルが付いています。
この給油ノズルはご覧の様な背面のツメ2箇所で引っかかっているだけです。
給油ノズルにはご覧の様なフィルターが付いています。 多少のゴミはこれで止められそうですね。
一応パッキンも付いてますので、キチンと給油口にねじ込んであれば給油中の燃料漏れは防げそうです。
給油ノズルは給油口にねじ込むだけです。簡単カンタン
給油ノズルの素材はABSですので、そんなに劣化するものでは無さそうです。
ごらんの様に柔軟性がありますので、フジカハイペットなどのストーブ側の給油口に差し込む時には、ガソリン携行缶を傾けずに差し込めそうです。
なんとこの給油ノズルも個別購入可能です。消耗品というよりは紛失時用という感じでしょう。。
メルテック FP-103 FK-03用 給油ノズル
ナチュラム価格580円(税込)
●重量:30g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用胴体モールディング
●材質:PVC
●紛失時や補修に・・・
ついでといっては何ですが、キャップ、給油ノズル、エア調整ネジに使われているパッキンもしっかり消耗品として購入可能です。
メルテック FP-102 FK-03用 パッキンセット
ナチュラム価格400円(税込)
●種類:3種
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用パッキン
●材質:ゴム
携行缶の底面は真っ平らです。 地面にべたっと置くにはちょっと気が引けますが、安定して置けるのはそれはそれでメリット。
重さを量っておきましょう。公称では1kgですが、実際計ってみると918g。
フジカハイペットと並べてみました。 大きさ加減が丁度良い感じがしますね。
Aフジカハイペット本体に給油可能な容量は、燃料タンク安全量としては約3.6リットル、最大4.1リットルといわれていますので、3リットルのガソリン携行缶は1回分の満タン給油に多少足りない程度です。
フジカハイペット本体を満タンにし、かつ3リットルのガソリン携行缶を持っていけば、24時間程度の燃焼時間を得ることが出来ます。1泊2日ならこれで十分ですし、こまめに消せば2泊もいけるかも知れませんね
【収納ケースを考える編】でご紹介したLOGOSのアクアストレージキャリーにフジカハイペット本体と一緒に収納すると、まさにピッタリサイズになります。 このアクアストレージキャリーに入れておけば、万一燃料漏れがあった場合でも、燃料流出をしっかりガードできますよ。
ロゴス(LOGOS) アクアストレージキャリー60/Aqua storagecarry60L
ナチュラム価格2967円(税込)
●容量:(約)60L
●総重量:(約)0.8kg
●サイズ:(約)幅54×奥行33×高さ32cm
●収納時サイズ:幅54×奥行33×高さ3.5cm
●主素材:EVA
●水も溜めることができるコンテナ
●車での荷物運搬にも
●収納時にはペッタンコ
●Amazon価格 2,800円
いかがでしたでしょうか? このガソリン携行缶は、錆に強いステンレス、フジカハイペットにピッタリサイズというだけではなく、消耗品の部品調達の容易性も特筆すべき点です。 見た目のカッコ良さ有りますので、ちょっとお高いですが満足度の高いキャンピングギアになりました。
次回はストック用のガソリン携行缶をご紹介したいと思います。お楽しみに。。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
私がフジカハイペットを購入した理由は2つです。 一つはもちろんキャンプフィールドでの暖や料理に使う事、そしてもう一つは災害対策、節電対策です。 どちらの場合でも重要な事は燃料の確保です。
フジカハイペットの燃料は一般的な灯油ですので、平時はガソリンスタンドなどで灯油用ポリ缶を持っていけば簡単に入手可能です。
ところが今年の震災時で認識されたように、緊急時となると冬場は灯油の調達すら困難になる事があるわけです。 対策としては自宅にストックするしかありません。
一方でキャンプフィールドにストーブを持ち出せば、当然ながら追加の燃料を携行する必要が出てきます。
安全に携行できて、ある程度長期間灯油をストック可能にする入れ物が必要だな!という事で購入したのが、今回ご紹介するガソリン携行缶です。
私が選んだ携行缶はこちらです。 形もさることながら、キャンプギアで"ステンレス"といわれたら喰いついてしまう物欲そのままの結果でございます
この形の携行缶ですが、実は素材や色で3種類のバリエーションがあります。
まず最もネットで良くみる3Lのガソリン携行缶はこちらですね。多くのフジカハイペットオーナーさんが持っている赤モデルです。
メルテック(meltec) 3Lガソリン缶 FK-03
Amazon価格2,520円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/亜鉛メッキ鋼板(JIS、SEC、E)
●キャップ(蓋)/アルミニウム、ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
●カラー:レッド
全く同じ形でグリーンモデルもあります。 草刈機やチェーンソー、バイクなどにこの色を選ばれる方が多いようです。
AP ガソリン携行缶3L
Amazon価格1,900円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/亜鉛メッキ鋼板(JIS、SEC、E)
●キャップ(蓋)/アルミニウム
●ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
●カラー:グリーン
レッドとグリーンはどちらもメインの素材は亜鉛メッキ鋼板という事ですが、スチール製である事は錆は避けられないという事です。
これが私が3Lのガソリン携行缶を買えずにいた最大の理由です。
ところが全く同じ形で素材がステンレス!という理想的なガソリン携行缶に出会いました。それが本日ご紹介するステンレスの3Lガソリン携行缶です。
携行缶 ステンレス製(3L)横型
Sea Marine価格4,500円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/ステンレス製
●キャップ(蓋)/アルミニウム
●ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
ガソリン携行缶が錆びるという話がそんなにあるのか?とちょっと疑問に思っていたのですが、ステンレスガソリン携行缶を紹介しているこの記事を見て、やはりステンレスが良いな!と再認識した次第です。 ガソリン携行缶は密閉された金属の入れ物ですので、たとえ水が入らないように気をつけたとしても、湿気を含む空気が入っている以上は錆はどうしても避けられません。 対策として亜鉛メッキが施されているわけですが、錆びた写真を見てしまうとどうしてもステンレス製の携行缶が欲しくなってしまいました。
だたしお値段がスチール製の倍します。 震災以来品薄が続いていて、私が購入したSea Marineも最後の一つだったようです。 ちなみに購入したこのショップでは、ボートの燃料缶として扱っているようです。
ガソリン携行缶としては最も小さいサイズの一つだと思います。 350mlのビール缶と比べるとコンパクトさが分かると思います。
この携行缶ですが、基本的にはガソリンを携行するための入れ物です。火気厳禁は当然ですね
ガソリン携行缶を調べていたところ、必ずと言っていいほど「消防法適合品」という記述にぶち当たります。
ガソリンを携行するという話をする場合、主に話題となるのは「運搬」と「給油」のようです。
まず運搬についてですが、一般的な乗用車でガソリンを運搬する場合は運搬容器の素材、構造、最大容量、性能などに基準があるようです。
細かい内容は内閣が消防法を受けて制定した政令に記述があります。
●運搬及び移送の基準(第28条―第30条の2)/危険物の規制に関する政令
容器に関しては、鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、ガラスなど溶けない素材である必要があります。 灯油用でおなじみのポリタンクにガソリンを入れると溶けてしまうそうですのでNGです。またポリタンクにいれたガソリンは帯電しやすく、静電気が放電して火花が発生する可能性がある点も知っておく必要があります。
こちらの情報がかなり細かく説明してくれていますので参照の価値ありです。
ガソリン、灯油、経由それぞれで以下の様な違いがあります。 これをみるとわかりますが、灯油を運搬したい場合は、金属製容器、プラスチック容器どちらでもOKであることが分かりますが、逆にガソリンを携行するための容器はかなり厳しく規制されている事も分かります。
運搬する場合の容器の例 | ||
種類 | 金属製容器(60リットル) | プラスチック製容器(30リットル) |
ガソリン | ○ ※乗用車等で運搬(22リットル以下) する場合は金属製容器に限ります。 | × ※10リットル以下は除く |
灯油 | ○ | ○ |
軽油 | ○ | ○ |
参照先はこちら
UN適合品という言葉も同時に書かれていることが多いです。 UNとは国連の事で、こちらは危険物の国際間輸送に関する国連勧告です。 UNマークを得るための試験認定は国連勧告によって厳しく定められていて、消防法令の「危険物運搬容器」においてもこの国連勧告の性能基準を取り入れるため、UNマークが付された運搬容器であれば原則として消防法に定める運搬容器の基準に適合しているものとして取り扱うこととしているそうです。
今回ご紹介しているガソリン携行缶にもきっちりUNマークが付いていますね。
剥がさずしっかり貼っておきましょう。
表示の例をみながら確認してみましょう
1. 容器の種類 : 金属製角形容器 2. 容器等級 : X
3. 水圧試験圧力 4. 製造年:2011年
5. 製造国 : 中国
6. 製造会社 7. 製造型番
もう一つは給油に関する事項です。給油に関する制限はガソリン携行缶のWikipediaにまとまっていますので、ぜひ参照してください。
重要な点だけ抜粋すると、
●車やバイクの直接給油するのが基本。 携行缶とうへの詰め買えは店員以外はNG。
●セルフのガソリンスタンドで顧客が携行缶に給油するのもNG。
●基準を満たしたガソリン携行缶に従業員が給油するのが正しい運用。
という事みたいです。 ガソリンスタンドに消防法適合と書かれている携行缶を持参して従業員に給油してもらえるなら、ガソリン、灯油、軽油のいずれも持ち帰る事が出来ます。
事前のお勉強はこれくらいにして、早速ガソリン携行缶を穴が開くほど見てみましょう。
まずは取っ手から。こちらはどうやらスチール製の様です。
まぁ。。可もなく不可もなく。。
この携行缶にガソリンや灯油を出し入れするためのメインの口は、このアルミ製のキャップで蓋がされています。 きつく閉めてしまった場合にコインを使ってまわすための溝がついています。
素材がアルミニウムという点に関して、理由をさがしましたが見つからず 帯電防止にアルミニウムという話はあるものの、この場合に有効化のかは?です。 耐腐食という意味はあると思います。
このアルミ製のキャップには黒いゴムパッキンが付いています。 燃料漏れを防ぐには重要ですね。
このガソリン携行缶を選んだ理由の一つが、消耗品がキチンと部品として提供されている点です。
このアルミ製のキャップも、レッドタイプのFK-03用にナチュラムさんから購入可能です。
FK-03のキャップがこのステンレスタイプに使えるのかは裏が取れていませんが、明らかに同じデザインですので間違いなく使えると思います。
メルテック FP-101 FK-03用 キャップ(パッキン付)
ナチュラム価格600円(税込)
●サイズ:27Φ(ネジ外径)/21mm(高さ)
●重量:40g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用キャップ
●材質:アルミニウム
●紛失時や補修に・・・
割と口径の大きな給油口です。 ネジが切られていますが、これはキャップを閉める目的だけではなく、あとでご紹介する給油ノズルをねじ込むためにも活用されます。
ガソリン携行缶に給油する方法は様々ありますが、ノズルやジョウゴを使う事が多いと思います。 適正な太さを知るために穴の直径を計っておきます。
約25mmです。
こちらの小さなネジは給油口とほぼ反対側の位置についています。 このネジの目的は、密閉状態の携行缶の内部の空気を抜く事で、エア調整ネジと呼ばれています。 メインキャップと同様に、コインで開けるための切れ込みが入っています。
ネジを外してみるとごらんの様に縦方向に溝が入っているのが分かります。
この溝のお陰で、エア調整ネジを全部外さなくてもある程度緩めるだけで簡単にエアを抜く事が出来ます。良く考えられています。
このエア調整ネジも消耗品として個別購入可能です。
メルテックFP-401 FS-110/120/FK-03/FK-20共用 エアー調整ネジ
ナチュラム価格400円(税込)
●サイズ:10Φmm
●重量:7g
●用途:当社製ガソリン缶(FS-110/120/FK-03/FK-20)用エアー調整ネジ
●材質:スチール
●紛失時や補修に・・・
ガソリン携行缶の周りにはごらんの様にゴムで一回り巻いてあります。 このゴムは胴体への横からの衝撃を守るものとおもわれますが、胴体モールディングと呼ばれています。
素材はPVCですので、長期間経てば経年劣化はおこると思います。
この胴体モールディングも消耗品として個別購入可能です。
メルテック FP-104 FK-03用 胴体モールディング
ナチュラム価格480円(税込)
●重量:30g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用胴体モールディング
●材質:PVC
●紛失時や補修に・・・
ガソリン携行缶の背面には、給油ノズルが付いています。
この給油ノズルはご覧の様な背面のツメ2箇所で引っかかっているだけです。
給油ノズルにはご覧の様なフィルターが付いています。 多少のゴミはこれで止められそうですね。
一応パッキンも付いてますので、キチンと給油口にねじ込んであれば給油中の燃料漏れは防げそうです。
給油ノズルは給油口にねじ込むだけです。簡単カンタン
給油ノズルの素材はABSですので、そんなに劣化するものでは無さそうです。
ごらんの様に柔軟性がありますので、フジカハイペットなどのストーブ側の給油口に差し込む時には、ガソリン携行缶を傾けずに差し込めそうです。
なんとこの給油ノズルも個別購入可能です。消耗品というよりは紛失時用という感じでしょう。。
メルテック FP-103 FK-03用 給油ノズル
ナチュラム価格580円(税込)
●重量:30g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用胴体モールディング
●材質:PVC
●紛失時や補修に・・・
ついでといっては何ですが、キャップ、給油ノズル、エア調整ネジに使われているパッキンもしっかり消耗品として購入可能です。
メルテック FP-102 FK-03用 パッキンセット
ナチュラム価格400円(税込)
●種類:3種
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用パッキン
●材質:ゴム
携行缶の底面は真っ平らです。 地面にべたっと置くにはちょっと気が引けますが、安定して置けるのはそれはそれでメリット。
重さを量っておきましょう。公称では1kgですが、実際計ってみると918g。
フジカハイペットと並べてみました。 大きさ加減が丁度良い感じがしますね。
Aフジカハイペット本体に給油可能な容量は、燃料タンク安全量としては約3.6リットル、最大4.1リットルといわれていますので、3リットルのガソリン携行缶は1回分の満タン給油に多少足りない程度です。
フジカハイペット本体を満タンにし、かつ3リットルのガソリン携行缶を持っていけば、24時間程度の燃焼時間を得ることが出来ます。1泊2日ならこれで十分ですし、こまめに消せば2泊もいけるかも知れませんね
【収納ケースを考える編】でご紹介したLOGOSのアクアストレージキャリーにフジカハイペット本体と一緒に収納すると、まさにピッタリサイズになります。 このアクアストレージキャリーに入れておけば、万一燃料漏れがあった場合でも、燃料流出をしっかりガードできますよ。
ロゴス(LOGOS) アクアストレージキャリー60/Aqua storagecarry60L
ナチュラム価格2967円(税込)
●容量:(約)60L
●総重量:(約)0.8kg
●サイズ:(約)幅54×奥行33×高さ32cm
●収納時サイズ:幅54×奥行33×高さ3.5cm
●主素材:EVA
●水も溜めることができるコンテナ
●車での荷物運搬にも
●収納時にはペッタンコ
●Amazon価格 2,800円
いかがでしたでしょうか? このガソリン携行缶は、錆に強いステンレス、フジカハイペットにピッタリサイズというだけではなく、消耗品の部品調達の容易性も特筆すべき点です。 見た目のカッコ良さ有りますので、ちょっとお高いですが満足度の高いキャンピングギアになりました。
次回はストック用のガソリン携行缶をご紹介したいと思います。お楽しみに。。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
2011年12月03日
フジカハイペット 【収納ケース製作・その他アイデア編】
フジカハイペット【収納ケース製作】前編&後編でお伝えしたCarrybagをベースに改造した収納ケースですが、結果として沢山のパーツやミシンを使った加工が必要になってしまいましたので、多くの方から頂いたコメントでは「ちょっと難しそう。。」というご意見が多かったです。
Carrybagをベースにする事は最初からきめていたのですが、フジカハイペットの底に付いている角型置台のコーナーをあえてはみ出す収納方法を試行錯誤している中で、Carrybagを逆さまにかぶせる方法に落ち着きました。
この方法を選んだ理由は、出来るだけCarrybagの本体に加工を加えないようにしようと考えからです。 過去にも似たような加工をした事があったのですが、手を加えるほどに耐久性やしっかり感が失われてしまう事が多いと個人的には思っています。
実はこの方法とは別の加工方法も考えていたのですが、お蔵入りしてしまうのももったいないなぁ。。とおもいましたので、別アイデアの一つとしてこれからチャレンジされる方の為に記録を残しておこうと思います。
私のアイデアのベースとなるのは、「角型置台のコーナーを収納ケースの外にいかに逃がすか?」という一点に尽きます。
左の図は収納ケースと角型置台を重ねたものですが、黄色線部分が問題になるわけです。
この収納ケースは、フジカハイペット私が選んだ方法は、Carrybagの蓋の部分を下に向けてファスナーで閉める方法ですが、今考えてみるとこれが構造を複雑にしちゃっている感じがしますね
別のアイデアというのは、本来Carrybagの底にあたる部分の縁に直接切り込みを入れてしまうというかなり単純な方法です。 左図の黄色線部分を思い切って穴を開けちゃう大胆な方法です。穴を開ければ当然ながらフジカハイペットの重さによってそれ以上広がらない様にする加工が必要です。
Carrybagのファスナーは底から若干離れたところから始まっていますので、こちら側に切れ目を入れるとしたらきっと左図の黄色線の様にすると思います。
実際には採用しなかったのでこの方法が上手くいくかは未知数ですが、加工の手番は格段に少なくなるはずです。 私がこの方法を採用しなかった理由は、穴が広がらない様にする方法が思いつかなかった事と緩衝材を避けて穴を開けられるか見極められなかったからですが、解決が出来るならパーツは不要だし、ミシンも使わなくても済むんじゃないかと思います。 是非ご検討いただければと思います。
話は変わりますが、ネットでついに「FUJIKA用収納ケース」というのを発見しました。 ついに専用ケースの登場か!とかなり盛り上がりましたが。。
2012年式石油ストーブFUJIKA-1680/2310/2290用収納ケース
Gmarket価格24,900ウォン
●サイズ、素材:不明
●カラー:グリーン
●FUJIKA-1680/2310/2290用収納ケース
この収納ケースですが、開け方などはCarrybagと同じ構造みたいです。
「FUJIKA」とはっきり書いてありますが、どうやらフジカの製品では無いようです。
ケースの中には白いストーブが見えますが、フジカハイペットではありません。 このストーブはいまナチュブロで話題のフジカハイペットによくにた格安のストーブです。
2012年式石油ストーブFUJIKA-1680
楽天価格9,980円(税込)
●モデル名:FUJIKA-1680
●タンク容量:4.5L(使用容量2.5L)
●燃料消費量:0.24~0.28L/h
●発熱量:1,965~2,242kcal/h
●暖房面積:16~18㎡
●燃焼持続時間:10~12時間
●サイズ:320mm×320mm×440mm(H)
●重量:4.3kg
●ガラス燃焼筒付き
●転倒時自動遮断してくれる安全装置付き
●2段火力調整装置付き
●販売店保証:1年
どうやらこのストーブはアルパカと同じ韓国から上陸した新顔のようですが、これほど露骨にFUJIKAを名乗ったのははじめてみますね。 SA FUJIKAというメーカーの新商品で他にも色々なモデルがあるようですので、興味のある方はこちらを参照してみてください。
スペックを見る限りアルパカやフジカハイペットと良く似ていますが、安全装置が付いている分アルパカが進化したような印象です。
いまは楽天でも買えるみたいですが、アルパカ同様に韓ショップなどの輸入代行業者を経由しての入手もきっと可能だと思います。
既にこのストーブを入手された方の記事もネット上で見られるようになって来ましたが、中々出来は良いようですよ。 私は収納ケースの方に興味津々ですが フジカハイペットと瓜二つのFUJIKA-1680用収納ケースですから、フジカハイペットにも使える可能性がありますが、Carrybag同様に角型置台の問題は同様みたいです
アルパカの強力な対抗馬である事は間違いないですね。 アルパカやフジカハイペットを検討されている方は、是非勉強が必要なストーブです。
それにしてもフジカハイペットの収納ケースネタは中々尽きませんね。 またいい情報を見つけたらアップしますね。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
Carrybagをベースにする事は最初からきめていたのですが、フジカハイペットの底に付いている角型置台のコーナーをあえてはみ出す収納方法を試行錯誤している中で、Carrybagを逆さまにかぶせる方法に落ち着きました。
この方法を選んだ理由は、出来るだけCarrybagの本体に加工を加えないようにしようと考えからです。 過去にも似たような加工をした事があったのですが、手を加えるほどに耐久性やしっかり感が失われてしまう事が多いと個人的には思っています。
実はこの方法とは別の加工方法も考えていたのですが、お蔵入りしてしまうのももったいないなぁ。。とおもいましたので、別アイデアの一つとしてこれからチャレンジされる方の為に記録を残しておこうと思います。
私のアイデアのベースとなるのは、「角型置台のコーナーを収納ケースの外にいかに逃がすか?」という一点に尽きます。
左の図は収納ケースと角型置台を重ねたものですが、黄色線部分が問題になるわけです。
この収納ケースは、フジカハイペット私が選んだ方法は、Carrybagの蓋の部分を下に向けてファスナーで閉める方法ですが、今考えてみるとこれが構造を複雑にしちゃっている感じがしますね
別のアイデアというのは、本来Carrybagの底にあたる部分の縁に直接切り込みを入れてしまうというかなり単純な方法です。 左図の黄色線部分を思い切って穴を開けちゃう大胆な方法です。穴を開ければ当然ながらフジカハイペットの重さによってそれ以上広がらない様にする加工が必要です。
Carrybagのファスナーは底から若干離れたところから始まっていますので、こちら側に切れ目を入れるとしたらきっと左図の黄色線の様にすると思います。
実際には採用しなかったのでこの方法が上手くいくかは未知数ですが、加工の手番は格段に少なくなるはずです。 私がこの方法を採用しなかった理由は、穴が広がらない様にする方法が思いつかなかった事と緩衝材を避けて穴を開けられるか見極められなかったからですが、解決が出来るならパーツは不要だし、ミシンも使わなくても済むんじゃないかと思います。 是非ご検討いただければと思います。
話は変わりますが、ネットでついに「FUJIKA用収納ケース」というのを発見しました。 ついに専用ケースの登場か!とかなり盛り上がりましたが。。
2012年式石油ストーブFUJIKA-1680/2310/2290用収納ケース
Gmarket価格24,900ウォン
●サイズ、素材:不明
●カラー:グリーン
●FUJIKA-1680/2310/2290用収納ケース
この収納ケースですが、開け方などはCarrybagと同じ構造みたいです。
「FUJIKA」とはっきり書いてありますが、どうやらフジカの製品では無いようです。
ケースの中には白いストーブが見えますが、フジカハイペットではありません。 このストーブはいまナチュブロで話題のフジカハイペットによくにた格安のストーブです。
2012年式石油ストーブFUJIKA-1680
楽天価格9,980円(税込)
●モデル名:FUJIKA-1680
●タンク容量:4.5L(使用容量2.5L)
●燃料消費量:0.24~0.28L/h
●発熱量:1,965~2,242kcal/h
●暖房面積:16~18㎡
●燃焼持続時間:10~12時間
●サイズ:320mm×320mm×440mm(H)
●重量:4.3kg
●ガラス燃焼筒付き
●転倒時自動遮断してくれる安全装置付き
●2段火力調整装置付き
●販売店保証:1年
どうやらこのストーブはアルパカと同じ韓国から上陸した新顔のようですが、これほど露骨にFUJIKAを名乗ったのははじめてみますね。 SA FUJIKAというメーカーの新商品で他にも色々なモデルがあるようですので、興味のある方はこちらを参照してみてください。
スペックを見る限りアルパカやフジカハイペットと良く似ていますが、安全装置が付いている分アルパカが進化したような印象です。
いまは楽天でも買えるみたいですが、アルパカ同様に韓ショップなどの輸入代行業者を経由しての入手もきっと可能だと思います。
既にこのストーブを入手された方の記事もネット上で見られるようになって来ましたが、中々出来は良いようですよ。 私は収納ケースの方に興味津々ですが フジカハイペットと瓜二つのFUJIKA-1680用収納ケースですから、フジカハイペットにも使える可能性がありますが、Carrybag同様に角型置台の問題は同様みたいです
アルパカの強力な対抗馬である事は間違いないですね。 アルパカやフジカハイペットを検討されている方は、是非勉強が必要なストーブです。
それにしてもフジカハイペットの収納ケースネタは中々尽きませんね。 またいい情報を見つけたらアップしますね。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
2011年12月02日
フジカハイペット 【収納ケースCarrybagを眺める編】
フジカハイペットシリーズ第6弾は、長らく続いていました収納ケースシリーズの最終回です。
フジカハイペットに合う収納ケースを捜し求めて最終的にたどり着いたのは、アルパカコンパクトにはピッタリの韓国Carrybag社の収納ケースを改造したものでした。
収納ケースの製作過程は、【収納ケース製作】前編&後編をご覧頂きたいと思います。 また韓国からの輸入方法については、 【韓国から収納ケース代行輸入編】を是非参考にしてみてください。
今回は改造前のCarrybagを穴が開くほど見てみたいと思います。 アルパカコンパクトの収納ケースとしてはもちろんですが、改造をもくろんでいらっしゃる方にも有用な情報だと思います。
韓国からEMSで届いた収納ケースは、思ったよりも大きな箱で到着しました。 韓ショップという輸入代行業者に依頼したわけですが、もうひと回り小さくパッケージングしてもらえば送料が安くなるんじゃないかなぁ。。 とにかく無事に届いたパッケージはハングルがあっちこっちにちりばめられていて、韓国の風を感じル事が出来ます
Carrybag社の収納ケースは、韓ショップの情報によるとやはりアルパカコンパクト向けに作られている様です。従いまして多くの方がアルパカの購入と同時にゲットされる事が多いようです。
アルパカ社の純正収納ケースも勿論ありますが、落ち着いた色が良いと思われる方にはCarrybagがピッタリだと思います。
CarryBag 収納ケース
CarryBagオンライン価格22,900ウォン
●サイズ:高さ43cm × 直径34cm
●カラー:ネイビー、ブラウン
●厚さ1cmの緩衝材入り
●アルパカ TS-77コンパクトにピッタリサイズ。
色はネイビーとブラウンがありますが、韓ショップの情報によるとなぜか色が選べないようです(理解できん)
前回紹介した【韓国から収納ケース代行輸入編】では、韓ショップに依頼する際に、 「可能ならブラウンで。。」とお願いしたのですが、どうやらちょっと迷惑だったようで、韓ショップのアルパカコンパクトのページには、
「carrybag社のケースをお申し込みの際に「色指定ができないのを確認しているがそれでももしできれば○○の色を希望します」などのご伝言はお控えください。carrybag社のケースをご注文の場合は基本的に色指定は無しということをご承知のうえお申し込みください。」
なんて書かれてしまいました。 これは明らかに私のせいです(ゴメンナサイ)
私の場合は希望通りブラウンをゲットできました。 落ち着いた色であると同時に、ウェザ~マスタラ~の私には外せない色です
パーツを細かく見てみましょう。 ファスナーはちょっと高級なイメージのしっかりしたものです。 大きめだと掴みやすいのでGoodです。
この収納ケースはファスナーの経路が複雑なので結構大切な要素です。
素材は織の深いポリエステルです。 しっかり感はありますが、防水性は期待出来ない感じです。
幅3cmのウェビングテープが本体外側に縫い付けられていて、そのままループを作って取っ手になっています。 フジカハイペット用に改造するに当たっては、この構造がかなりヒントになりました。
収納ケースの底面は防水性の高い厚手のビニール素材になっていますので、ちょっと濡れた地面に直接置いてしまっても問題ありません。
キャンプフィールドに持ち出すにはもってこいの仕様です。
ファスナーを開けてみます。 コイルファスナーと呼ばれるタイプですので、 滑らかに閉められるだけでなく、カーブに強いファスナーです。
ファスナーは収納ケースの蓋の周りをぐるりとほぼ一周していて、内側には黒いテープのガイドが付いています。 このガイドがあるお陰で、蓋のズレが少なくなり、ファスナーがスムーズに滑るようになります。細かい細工が中々良いです
ファスナーを左右に開くと収納ケースの上部が缶詰の蓋の様にパカっと開きます。 大開口ですが、寸胴の様に深いので、コレだけだとストーブの出し入れはちょっと辛いです。
このウィークポイントを解消するために、この収納ケースのファスナーは90度方向転換します。
収納ケースのサイドがぱっくりと割れます。 この角度でファスナーが曲がるのはコイルファスナーならではですね。
この結果、ご覧の様に収納ケースは横方向にお大開口の状態になります。 これだけ開けばストーブの収容は楽々ですね。
収納ケースの内側です。素材は色の違う織の深いポリエステルです。 内側全面がこの素材になっています。
注目なのはこの分厚い緩衝材です。 1cm以上あるので、かなりの衝撃にも耐えられそうです。 この緩衝材は収納ケースの側面、上下あらゆる平面に入っています。 ストーブの収納にはピッタリですね。
今後この収納ケースの改造を予定されている方のために、主要部分のサイズを測っておきます。
収納ケースの高さは、メジャーで計ると約43cmです。 実際にはふにゃっとした部分もありますので、±1.5cmという感じじゃないかと思います。アルパカの高さは44cm、アルパカコンパクトの高さは40.5cmですので、コンパクトじゃない方を入れるにはきついんじゃないかと思います。 純正のケースもアルパカ用はアルパカコンパクト用よりちょっと大きいようです。
ちなみにフジカハイペットの高さは43.2cmですのでほぼピッタリです。
収納ケースの内側の高さを計ってみたところ約41cmでした。 フジカハイペットの高さより短いので、ちょっと合わないかな?と思いきや、実際に入れてみると丁度良く変形してくれますので、結果としてほぼピッタリサイズでした。
内部のサイズを測って見ます。内径は約33cmです。アルパカとアルパカコンパクトの直径は32.3cmですので、ピッタリサイズです。
フジカハイペットは直径31cmですので一見すると入りそうですが、ご存知の様にフジカハイペットの角型置台が邪魔をしてごらんの様に普通に入れると入りません
収納ケースの外側に縫い付けられているウェビングテープの幅は3cmです。 収納ケースのDIYではこの幅に合わせてバックルを選択しました。
Carrybagはアルパカコンパクトにはそのまま使用可能、フジカハイペットには改造次第で収納可能です。 これに替わる収納ケースをかなり探しましたが、高価なドラムケースぐらいしか見つかりませんでした。
韓国から輸入しても円高のお陰で入手しやすいので是非ゲットしてみてください。
次回は【ガソリン携行缶】をお届け予定です。お楽しみに!
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
フジカハイペットに合う収納ケースを捜し求めて最終的にたどり着いたのは、アルパカコンパクトにはピッタリの韓国Carrybag社の収納ケースを改造したものでした。
収納ケースの製作過程は、【収納ケース製作】前編&後編をご覧頂きたいと思います。 また韓国からの輸入方法については、 【韓国から収納ケース代行輸入編】を是非参考にしてみてください。
今回は改造前のCarrybagを穴が開くほど見てみたいと思います。 アルパカコンパクトの収納ケースとしてはもちろんですが、改造をもくろんでいらっしゃる方にも有用な情報だと思います。
韓国からEMSで届いた収納ケースは、思ったよりも大きな箱で到着しました。 韓ショップという輸入代行業者に依頼したわけですが、もうひと回り小さくパッケージングしてもらえば送料が安くなるんじゃないかなぁ。。 とにかく無事に届いたパッケージはハングルがあっちこっちにちりばめられていて、韓国の風を感じル事が出来ます
Carrybag社の収納ケースは、韓ショップの情報によるとやはりアルパカコンパクト向けに作られている様です。従いまして多くの方がアルパカの購入と同時にゲットされる事が多いようです。
アルパカ社の純正収納ケースも勿論ありますが、落ち着いた色が良いと思われる方にはCarrybagがピッタリだと思います。
CarryBag 収納ケース
CarryBagオンライン価格22,900ウォン
●サイズ:高さ43cm × 直径34cm
●カラー:ネイビー、ブラウン
●厚さ1cmの緩衝材入り
●アルパカ TS-77コンパクトにピッタリサイズ。
色はネイビーとブラウンがありますが、韓ショップの情報によるとなぜか色が選べないようです(理解できん)
前回紹介した【韓国から収納ケース代行輸入編】では、韓ショップに依頼する際に、 「可能ならブラウンで。。」とお願いしたのですが、どうやらちょっと迷惑だったようで、韓ショップのアルパカコンパクトのページには、
「carrybag社のケースをお申し込みの際に「色指定ができないのを確認しているがそれでももしできれば○○の色を希望します」などのご伝言はお控えください。carrybag社のケースをご注文の場合は基本的に色指定は無しということをご承知のうえお申し込みください。」
なんて書かれてしまいました。 これは明らかに私のせいです(ゴメンナサイ)
私の場合は希望通りブラウンをゲットできました。 落ち着いた色であると同時に、ウェザ~マスタラ~の私には外せない色です
パーツを細かく見てみましょう。 ファスナーはちょっと高級なイメージのしっかりしたものです。 大きめだと掴みやすいのでGoodです。
この収納ケースはファスナーの経路が複雑なので結構大切な要素です。
素材は織の深いポリエステルです。 しっかり感はありますが、防水性は期待出来ない感じです。
幅3cmのウェビングテープが本体外側に縫い付けられていて、そのままループを作って取っ手になっています。 フジカハイペット用に改造するに当たっては、この構造がかなりヒントになりました。
収納ケースの底面は防水性の高い厚手のビニール素材になっていますので、ちょっと濡れた地面に直接置いてしまっても問題ありません。
キャンプフィールドに持ち出すにはもってこいの仕様です。
ファスナーを開けてみます。 コイルファスナーと呼ばれるタイプですので、 滑らかに閉められるだけでなく、カーブに強いファスナーです。
ファスナーは収納ケースの蓋の周りをぐるりとほぼ一周していて、内側には黒いテープのガイドが付いています。 このガイドがあるお陰で、蓋のズレが少なくなり、ファスナーがスムーズに滑るようになります。細かい細工が中々良いです
ファスナーを左右に開くと収納ケースの上部が缶詰の蓋の様にパカっと開きます。 大開口ですが、寸胴の様に深いので、コレだけだとストーブの出し入れはちょっと辛いです。
このウィークポイントを解消するために、この収納ケースのファスナーは90度方向転換します。
収納ケースのサイドがぱっくりと割れます。 この角度でファスナーが曲がるのはコイルファスナーならではですね。
この結果、ご覧の様に収納ケースは横方向にお大開口の状態になります。 これだけ開けばストーブの収容は楽々ですね。
収納ケースの内側です。素材は色の違う織の深いポリエステルです。 内側全面がこの素材になっています。
注目なのはこの分厚い緩衝材です。 1cm以上あるので、かなりの衝撃にも耐えられそうです。 この緩衝材は収納ケースの側面、上下あらゆる平面に入っています。 ストーブの収納にはピッタリですね。
今後この収納ケースの改造を予定されている方のために、主要部分のサイズを測っておきます。
収納ケースの高さは、メジャーで計ると約43cmです。 実際にはふにゃっとした部分もありますので、±1.5cmという感じじゃないかと思います。アルパカの高さは44cm、アルパカコンパクトの高さは40.5cmですので、コンパクトじゃない方を入れるにはきついんじゃないかと思います。 純正のケースもアルパカ用はアルパカコンパクト用よりちょっと大きいようです。
ちなみにフジカハイペットの高さは43.2cmですのでほぼピッタリです。
収納ケースの内側の高さを計ってみたところ約41cmでした。 フジカハイペットの高さより短いので、ちょっと合わないかな?と思いきや、実際に入れてみると丁度良く変形してくれますので、結果としてほぼピッタリサイズでした。
内部のサイズを測って見ます。内径は約33cmです。アルパカとアルパカコンパクトの直径は32.3cmですので、ピッタリサイズです。
フジカハイペットは直径31cmですので一見すると入りそうですが、ご存知の様にフジカハイペットの角型置台が邪魔をしてごらんの様に普通に入れると入りません
収納ケースの外側に縫い付けられているウェビングテープの幅は3cmです。 収納ケースのDIYではこの幅に合わせてバックルを選択しました。
Carrybagはアルパカコンパクトにはそのまま使用可能、フジカハイペットには改造次第で収納可能です。 これに替わる収納ケースをかなり探しましたが、高価なドラムケースぐらいしか見つかりませんでした。
韓国から輸入しても円高のお陰で入手しやすいので是非ゲットしてみてください。
次回は【ガソリン携行缶】をお届け予定です。お楽しみに!
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。