2013年03月05日
コールマン キャンピングオーブンスモーカーの作りを見たかった
今年のコールマンの新製品で一番私が食いついてしまったのが、このキャンピングオーブンスモーカーです。
毎年開かれるコールマン新製品フィールド発表会でこいつに会うために、城南島へ足を運んだわけです。

もともと私がこのオーブンに興味を持ったのは、eBayでビンテージもののオーブンを見つけた時からです。
よく見ると今とあまりデザインが変わってませんね。ただしこの時はオーブンであるという所に目が行ってました

US Colemanでももちろん扱ってました。並行輸入されたものも日本のAmazonで購入可能だったので、ウィッシュリストにはずぅ~っと入りっぱなしでした
Coleman コールマン キャンプオーブン
Amazon価格 9,900円(税込)
●メーカー品番:5010D700T
●Camping oven for baking muffins, biscuits, and more at the campsite
●Receives heat from Coleman 2- or 3-burner camping stove
●Adjustable steel bake rack and easy-to-read thermometer
●Made of smooth aluminized steel; folds flat for easy storage
●Measures 12 x 12 x 12 inches (W x H x D); weighs 7 pounds
それでもこれ以上アイテムが増えてもなぁ。。なんて考えているうちに忘れてしまっていたのですが、、
最近私のキャンプのI先輩がスモーカーを購入。スモークベーコンを作る過程を見せていただいたとたんにスモーカーに興味が出てきました。
ちなみにI先輩のスモーカーはこちら!
ユニフレーム(UNIFLAME) フォールディングスモーカー FS-600
ナチュラム価格16500円(税込)
●材質:本体・フタ/18Crステンレス、スタンド・棚網/18-8ステンレス
●サイズ:使用時/26×25×60(h)cm、(スタンド使用時)/70(h)cm、収納時/27×60×8(厚)cm
●重量:8.5kg
●セット内容:本体・フタ・スタンド・ロストル・固定フレーム・棚網×3・汁受皿・チップ皿・フック(S×5・L×5)
●この機能・この大きさでコンパクトなフォールディングスモーカーFS-600誕生。
●徹底的に素材選定と機能を追及したフォールディングスモーカーです。
●収納は本体のみはトートバックM対応・その他チップ等入れる場合はトートL対応。
とはいえこのスモーカーはちょいかじりから始めたい私にはハードルが高すぎる。
狙っていたのはむしろこちらでした。
ユニフレーム(UNIFLAME) フォールディングオーブンSUS
ナチュラム価格9,600円(税込)
●材質:ステンレス
●サイズ:使用時/265x250x300(h)mm、収納時/265x250x70(h)mm
●重量:4Kg
●温度計:50度~300度
●メーカー仕様変更内容:前面扉に調理中に食材の焼け具合が確認できる「のぞき窓」を装備しました。
それでもまだまだ価格が高い。ちょっと様子を見ていたところで出てきたのが、今日ご紹介するキャンピングオーブンスモーカーでした。
Coleman(コールマン) キャンピングオーブンスモーカー
ナチュラム価格4,980円(税込)
●材質:スチール
●サイズ:約30.5×30.5×30(d)cm
●収納サイズ:約30.5×30.5×8.5(d)cm
●重量:約3.5kg
●付属品:中敷き網×2枚、収納ケース
●対応モデル:413HパワーハウスRツーバーナーストーブ(LPツーバーナーには使用できません)
●スモークにも使えるツーバーナー用
●折りたたみ式オーブン
●スモークにも使えるフォールディングオーブン
●簡単設営、折りたたみ式でコンパクト収納
●温度計付き
ここまで自分で書いていて気が付いたことがあります。 もともと私はキャンプオーブンに興味があったはずなのですが、以前から変わらない「オーブン」と思っていたものが、いつの間には「スモーカー」としてみているのです
昔からほとんど変わっていない形であるはずなのに、「オーブンスモーカー」と名乗ったのは日本で発売されたこいつだけです。
確かに構造から考えればスモーカーとしても使えそうですが、やっぱりちょっと無理やり感は否めませんね
実際にスモーカーには付き物の皿やフックは一切ついてません。 ちょっと便乗している感じはあるものの、このお値段は他社の追従を許しません。その意味では、ちょいかじりでいい私にとってはうってつけかもしれません。
という事で前置きが長くなりましたが、早速いつもの様に穴が開くほど見てみたいと思います。
まず特筆すべきはこのコンパクトさです。 500mlのペットボトルと比べていただければよくわかりますね。
温度計は初期モデルから付いているようです。 オーブンや燻製の温度レンジを余裕でカバー出来ています。
デザイン性もいいと思いますし、何より見やすいです。
ドアハンドルはシンプルな回転式です。右に回せはドアが開きます。
US製のキャンプストーブの取説でもあっちこっちに書いてありますが、キャンプフィールドでのオーブンは風との戦いの様です。
この日の城南島は強風でしたので、ドアを開けたとたんに風でバッタバタと激しく開閉してしまいました。
ツーバーナーの風防に引っ掛けてようやく明けたまま固定できました
ちなみにドアハンドルの内側は簡単なロック機構が付いているのみです。
高い機密性を要求しているわけではないのでしょうから、多分これで十分なのでしょう。。
このオーブンスモーカーには中敷き網が2枚付いています。
網は側面の穴に引っ掛けるだけの簡単構造です。高さは3段階調整だけです。
側面を見ると中敷き網の引っ掛け穴がよくわかりますね。この高さはやはりオーブンとしての高さだと思います。
スモーカーとしてたとえばフックを釣る事が出来る高さを確保したかったら、この穴は上部蓋ぎりぎりの所にもあっても良いのでは無いかと思います。
つづいて外部をぐるっと眺めてみましょう。まずは左右側面です。こちらは中敷き網の穴がある面です。フォールディング構造による収納性を確保するために、側面は縦真ん中で真っ二つに折れます。
側面と上部蓋はラッチを滑り込ませる事で固定する構造です。 これが結構ガタガタなのですが、しっかりと差し込めば上部蓋の重みである程度安定します。
つづいて背面を見てみましょう。 この面は可動部は一切ありません。収納時には上下面などがそのままこの面の内側に収容されます。


上部蓋、下部床面はこの面にロックで固定します。このロックは上下面の固定だけでなく、収納ポジションの固定にも使われます。 結構よく考えられた作りです。
こちらは下部床面です。バーナーの熱はここからオーブン内部に伝わるわけです。
てっきり穴が開いているのだと思い込んでました。
オーブンですので、直火が料理に伝わるわけではありません。 バーナーから受けた熱は一度この面が受けて、隙間から高熱の空気として中に伝わる構造ですね。高熱の空気と料理の水分でオーブン効果を得ることになります。
ちなみにカセットガスのバーナーは使えない事になっていますが、おそらく輻射熱がボンベに伝わる事が問題なのだと思います。
最後は上部蓋面です。 ハンドルが付いていますので手に持って移動する事は出来そうですが、中に重いものが入っている時にはちょっと持ち上げる勇気がありません。
最後は収納ポジションにトランスフォームさせてみましょう。
まずは中敷網を取り出します。 この網は出来れば中に収納したまま畳めた方が良かったですね。ちょっと残念
つづいて側面のロックをはずします。このロックは上下それぞれあります。
ロックを外したとたんに全体が崩れるようにフニャっと生ります。上部蓋面はそのまま側面に折りたたむことが出来ます。
下部床面は逆に持ち上げる感じで同様に側面に折りたたみます。
最後は側面のヒンジを内側にアコーディオンの様に折りたたみます。
側面を折りたためば前面、背面がピタっとくっつく事になる訳ですが、この2面をロックで固定すれば収納完了です。
収納のコンパクトさはこれ以上ないほどいい感じです。
収納袋が付いているそうですので、本体と中敷網を入れれば持ち運びも楽々ですね。
ツーバーナーにはぴったり乗るサイズですが、先ほど書いたようにカセットガスタイプのツーバーナーには乗せられない様です。US版の取説によれば、ツーバーナーの右側の風防は畳んでオーブン本体を乗せるようです。ツーバーバーの風防を風上側にしてオーブンを置く事で熱が逃げるのを防ぐと良い様です。
実物を見た感じはとてもコンパクトで使いやすそうでした。残念なのは素材がスチールである点で、ちょっと重いのとおそらく使っているうちに錆びてしまう事が想定されます。
まぁこのあたりはお値段とトレードオフという事だと思います。
スモーカーとしてのパフォーマンスはちょっと確認出来ませんでしたが、上部フックの取り付け方法を工夫したりすれば十分使えそうな気がします。
コールマンの新製品の一押しだと思っていましたが、お値段なりの品質という感じでしたのでしばらくはウィッシュリストに入れて様子見です。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
毎年開かれるコールマン新製品フィールド発表会でこいつに会うために、城南島へ足を運んだわけです。

もともと私がこのオーブンに興味を持ったのは、eBayでビンテージもののオーブンを見つけた時からです。
よく見ると今とあまりデザインが変わってませんね。ただしこの時はオーブンであるという所に目が行ってました


US Colemanでももちろん扱ってました。並行輸入されたものも日本のAmazonで購入可能だったので、ウィッシュリストにはずぅ~っと入りっぱなしでした


Amazon価格 9,900円(税込)
●メーカー品番:5010D700T
●Camping oven for baking muffins, biscuits, and more at the campsite
●Receives heat from Coleman 2- or 3-burner camping stove
●Adjustable steel bake rack and easy-to-read thermometer
●Made of smooth aluminized steel; folds flat for easy storage
●Measures 12 x 12 x 12 inches (W x H x D); weighs 7 pounds
それでもこれ以上アイテムが増えてもなぁ。。なんて考えているうちに忘れてしまっていたのですが、、

ちなみにI先輩のスモーカーはこちら!

ナチュラム価格16500円(税込)
●材質:本体・フタ/18Crステンレス、スタンド・棚網/18-8ステンレス
●サイズ:使用時/26×25×60(h)cm、(スタンド使用時)/70(h)cm、収納時/27×60×8(厚)cm
●重量:8.5kg
●セット内容:本体・フタ・スタンド・ロストル・固定フレーム・棚網×3・汁受皿・チップ皿・フック(S×5・L×5)
●この機能・この大きさでコンパクトなフォールディングスモーカーFS-600誕生。
●徹底的に素材選定と機能を追及したフォールディングスモーカーです。
●収納は本体のみはトートバックM対応・その他チップ等入れる場合はトートL対応。
とはいえこのスモーカーはちょいかじりから始めたい私にはハードルが高すぎる。
狙っていたのはむしろこちらでした。

ナチュラム価格9,600円(税込)
●材質:ステンレス
●サイズ:使用時/265x250x300(h)mm、収納時/265x250x70(h)mm
●重量:4Kg
●温度計:50度~300度
●メーカー仕様変更内容:前面扉に調理中に食材の焼け具合が確認できる「のぞき窓」を装備しました。
それでもまだまだ価格が高い。ちょっと様子を見ていたところで出てきたのが、今日ご紹介するキャンピングオーブンスモーカーでした。

ナチュラム価格4,980円(税込)
●材質:スチール
●サイズ:約30.5×30.5×30(d)cm
●収納サイズ:約30.5×30.5×8.5(d)cm
●重量:約3.5kg
●付属品:中敷き網×2枚、収納ケース
●対応モデル:413HパワーハウスRツーバーナーストーブ(LPツーバーナーには使用できません)
●スモークにも使えるツーバーナー用
●折りたたみ式オーブン
●スモークにも使えるフォールディングオーブン
●簡単設営、折りたたみ式でコンパクト収納
●温度計付き
ここまで自分で書いていて気が付いたことがあります。 もともと私はキャンプオーブンに興味があったはずなのですが、以前から変わらない「オーブン」と思っていたものが、いつの間には「スモーカー」としてみているのです

昔からほとんど変わっていない形であるはずなのに、「オーブンスモーカー」と名乗ったのは日本で発売されたこいつだけです。
確かに構造から考えればスモーカーとしても使えそうですが、やっぱりちょっと無理やり感は否めませんね


まず特筆すべきはこのコンパクトさです。 500mlのペットボトルと比べていただければよくわかりますね。

デザイン性もいいと思いますし、何より見やすいです。


この日の城南島は強風でしたので、ドアを開けたとたんに風でバッタバタと激しく開閉してしまいました。
ツーバーナーの風防に引っ掛けてようやく明けたまま固定できました


高い機密性を要求しているわけではないのでしょうから、多分これで十分なのでしょう。。

網は側面の穴に引っ掛けるだけの簡単構造です。高さは3段階調整だけです。

スモーカーとしてたとえばフックを釣る事が出来る高さを確保したかったら、この穴は上部蓋ぎりぎりの所にもあっても良いのでは無いかと思います。





上部蓋、下部床面はこの面にロックで固定します。このロックは上下面の固定だけでなく、収納ポジションの固定にも使われます。 結構よく考えられた作りです。

てっきり穴が開いているのだと思い込んでました。

ちなみにカセットガスのバーナーは使えない事になっていますが、おそらく輻射熱がボンベに伝わる事が問題なのだと思います。


まずは中敷網を取り出します。 この網は出来れば中に収納したまま畳めた方が良かったですね。ちょっと残念







収納袋が付いているそうですので、本体と中敷網を入れれば持ち運びも楽々ですね。


まぁこのあたりはお値段とトレードオフという事だと思います。
スモーカーとしてのパフォーマンスはちょっと確認出来ませんでしたが、上部フックの取り付け方法を工夫したりすれば十分使えそうな気がします。
コールマンの新製品の一押しだと思っていましたが、お値段なりの品質という感じでしたのでしばらくはウィッシュリストに入れて様子見です。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
Posted by Hisane at 01:19│Comments(2)
│ダッチオーブン
この記事へのコメント
はじめまして
たまたまキャンプ用品の検索から来させていただきました^^;
詳しいレポや楽しんでらっしゃるご様子を、勝手に楽しませていただきました^^;
すごいの一言です^^;
自分は幼少の飯盒炊爨から始まり、前職のサバイバル訓練、単車での日本一周野宿を経て、2.3年前からキャンプをはじめた者です^^;
コールマンのオーブンですが、たまたまキャンプで手作りピザを焼きたくて、USのものを持ってます^^;
自分は一斗缶二つでロケットストーブを作って、その上で使用してます(温度低下が激しくて^^;)
モノはしっかりしてますので、値段以上に楽しめると思いますよ^_^
あと、棚は中に入れて収納してます(袋は付いてませんでしたが…)
これからもレポ等、期待しています( ´ ▽ ` )ノ
たまたまキャンプ用品の検索から来させていただきました^^;
詳しいレポや楽しんでらっしゃるご様子を、勝手に楽しませていただきました^^;
すごいの一言です^^;
自分は幼少の飯盒炊爨から始まり、前職のサバイバル訓練、単車での日本一周野宿を経て、2.3年前からキャンプをはじめた者です^^;
コールマンのオーブンですが、たまたまキャンプで手作りピザを焼きたくて、USのものを持ってます^^;
自分は一斗缶二つでロケットストーブを作って、その上で使用してます(温度低下が激しくて^^;)
モノはしっかりしてますので、値段以上に楽しめると思いますよ^_^
あと、棚は中に入れて収納してます(袋は付いてませんでしたが…)
これからもレポ等、期待しています( ´ ▽ ` )ノ
Posted by 彦根のグラハイ at 2013年03月12日 12:01
★彦根のグラハイさん、
はじめまして!ご訪問&コメントありがとうございます。
>詳しいレポや楽しんでらっしゃるご様子を、勝手に楽しませていただきました^^;
ちょっとサボり気味ですが、これからもがんばりますのでよろしくお願いします。
>たまたまキャンプで手作りピザを焼きたくて、USのものを持ってます^^;
US版を盛っていらっしゃる方はやっぱりこだわりあるのではないかと思います。ちょっとうらやましいです(笑)
>モノはしっかりしてますので、値段以上に楽しめると思いますよ^_^
US版の素材感もどこかで実際に見たいとおもっているんですよね。
しっかり感があるという情報はとても興味があります。
>あと、棚は中に入れて収納してます(袋は付いてませんでしたが…)
棚の収納はちょっと課題ですね。中に入るのがもちろんベストです!
今後ともご愛顧よろしくお願いいたします。
はじめまして!ご訪問&コメントありがとうございます。
>詳しいレポや楽しんでらっしゃるご様子を、勝手に楽しませていただきました^^;
ちょっとサボり気味ですが、これからもがんばりますのでよろしくお願いします。
>たまたまキャンプで手作りピザを焼きたくて、USのものを持ってます^^;
US版を盛っていらっしゃる方はやっぱりこだわりあるのではないかと思います。ちょっとうらやましいです(笑)
>モノはしっかりしてますので、値段以上に楽しめると思いますよ^_^
US版の素材感もどこかで実際に見たいとおもっているんですよね。
しっかり感があるという情報はとても興味があります。
>あと、棚は中に入れて収納してます(袋は付いてませんでしたが…)
棚の収納はちょっと課題ですね。中に入るのがもちろんベストです!
今後ともご愛顧よろしくお願いいたします。
Posted by Hisane
at 2013年03月12日 13:51
