2011年12月14日
フジカハイペット 【灯油携行缶・小さい方】
しばらく更新をサボってしまい申し訳ありません! フジカハイペットシリーズで収納ケース関連記事がひと段落しましたので、今回からはちょっと嗜好を変えて灯油携行缶について書きたいと思います。
私がフジカハイペットを購入した理由は2つです。 一つはもちろんキャンプフィールドでの暖や料理に使う事、そしてもう一つは災害対策、節電対策です。 どちらの場合でも重要な事は燃料の確保です。
フジカハイペットの燃料は一般的な灯油ですので、平時はガソリンスタンドなどで灯油用ポリ缶を持っていけば簡単に入手可能です。
ところが今年の震災時で認識されたように、緊急時となると冬場は灯油の調達すら困難になる事があるわけです。 対策としては自宅にストックするしかありません。
一方でキャンプフィールドにストーブを持ち出せば、当然ながら追加の燃料を携行する必要が出てきます。
安全に携行できて、ある程度長期間灯油をストック可能にする入れ物が必要だな!という事で購入したのが、今回ご紹介するガソリン携行缶です。
私が選んだ携行缶はこちらです。 形もさることながら、キャンプギアで"ステンレス"といわれたら喰いついてしまう物欲そのままの結果でございます
この形の携行缶ですが、実は素材や色で3種類のバリエーションがあります。
まず最もネットで良くみる3Lのガソリン携行缶はこちらですね。多くのフジカハイペットオーナーさんが持っている赤モデルです。
メルテック(meltec) 3Lガソリン缶 FK-03
Amazon価格2,520円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/亜鉛メッキ鋼板(JIS、SEC、E)
●キャップ(蓋)/アルミニウム、ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
●カラー:レッド
全く同じ形でグリーンモデルもあります。 草刈機やチェーンソー、バイクなどにこの色を選ばれる方が多いようです。
AP ガソリン携行缶3L
Amazon価格1,900円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/亜鉛メッキ鋼板(JIS、SEC、E)
●キャップ(蓋)/アルミニウム
●ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
●カラー:グリーン
レッドとグリーンはどちらもメインの素材は亜鉛メッキ鋼板という事ですが、スチール製である事は錆は避けられないという事です。
これが私が3Lのガソリン携行缶を買えずにいた最大の理由です。
ところが全く同じ形で素材がステンレス!という理想的なガソリン携行缶に出会いました。それが本日ご紹介するステンレスの3Lガソリン携行缶です。
携行缶 ステンレス製(3L)横型
Sea Marine価格4,500円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/ステンレス製
●キャップ(蓋)/アルミニウム
●ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
ガソリン携行缶が錆びるという話がそんなにあるのか?とちょっと疑問に思っていたのですが、ステンレスガソリン携行缶を紹介しているこの記事を見て、やはりステンレスが良いな!と再認識した次第です。 ガソリン携行缶は密閉された金属の入れ物ですので、たとえ水が入らないように気をつけたとしても、湿気を含む空気が入っている以上は錆はどうしても避けられません。 対策として亜鉛メッキが施されているわけですが、錆びた写真を見てしまうとどうしてもステンレス製の携行缶が欲しくなってしまいました。
だたしお値段がスチール製の倍します。 震災以来品薄が続いていて、私が購入したSea Marineも最後の一つだったようです。 ちなみに購入したこのショップでは、ボートの燃料缶として扱っているようです。
ガソリン携行缶としては最も小さいサイズの一つだと思います。 350mlのビール缶と比べるとコンパクトさが分かると思います。
この携行缶ですが、基本的にはガソリンを携行するための入れ物です。火気厳禁は当然ですね
ガソリン携行缶を調べていたところ、必ずと言っていいほど「消防法適合品」という記述にぶち当たります。
ガソリンを携行するという話をする場合、主に話題となるのは「運搬」と「給油」のようです。
まず運搬についてですが、一般的な乗用車でガソリンを運搬する場合は運搬容器の素材、構造、最大容量、性能などに基準があるようです。
細かい内容は内閣が消防法を受けて制定した政令に記述があります。
●運搬及び移送の基準(第28条―第30条の2)/危険物の規制に関する政令
容器に関しては、鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、ガラスなど溶けない素材である必要があります。 灯油用でおなじみのポリタンクにガソリンを入れると溶けてしまうそうですのでNGです。またポリタンクにいれたガソリンは帯電しやすく、静電気が放電して火花が発生する可能性がある点も知っておく必要があります。
こちらの情報がかなり細かく説明してくれていますので参照の価値ありです。
ガソリン、灯油、経由それぞれで以下の様な違いがあります。 これをみるとわかりますが、灯油を運搬したい場合は、金属製容器、プラスチック容器どちらでもOKであることが分かりますが、逆にガソリンを携行するための容器はかなり厳しく規制されている事も分かります。
参照先はこちら
UN適合品という言葉も同時に書かれていることが多いです。 UNとは国連の事で、こちらは危険物の国際間輸送に関する国連勧告です。 UNマークを得るための試験認定は国連勧告によって厳しく定められていて、消防法令の「危険物運搬容器」においてもこの国連勧告の性能基準を取り入れるため、UNマークが付された運搬容器であれば原則として消防法に定める運搬容器の基準に適合しているものとして取り扱うこととしているそうです。
今回ご紹介しているガソリン携行缶にもきっちりUNマークが付いていますね。
剥がさずしっかり貼っておきましょう。
表示の例をみながら確認してみましょう
1. 容器の種類 : 金属製角形容器 2. 容器等級 : X
3. 水圧試験圧力 4. 製造年:2011年
5. 製造国 : 中国
6. 製造会社 7. 製造型番
もう一つは給油に関する事項です。給油に関する制限はガソリン携行缶のWikipediaにまとまっていますので、ぜひ参照してください。
重要な点だけ抜粋すると、
●車やバイクの直接給油するのが基本。 携行缶とうへの詰め買えは店員以外はNG。
●セルフのガソリンスタンドで顧客が携行缶に給油するのもNG。
●基準を満たしたガソリン携行缶に従業員が給油するのが正しい運用。
という事みたいです。 ガソリンスタンドに消防法適合と書かれている携行缶を持参して従業員に給油してもらえるなら、ガソリン、灯油、軽油のいずれも持ち帰る事が出来ます。
事前のお勉強はこれくらいにして、早速ガソリン携行缶を穴が開くほど見てみましょう。
まずは取っ手から。こちらはどうやらスチール製の様です。
まぁ。。可もなく不可もなく。。
この携行缶にガソリンや灯油を出し入れするためのメインの口は、このアルミ製のキャップで蓋がされています。 きつく閉めてしまった場合にコインを使ってまわすための溝がついています。
素材がアルミニウムという点に関して、理由をさがしましたが見つからず
帯電防止にアルミニウムという話はあるものの、この場合に有効化のかは?です。 耐腐食という意味はあると思います。
このアルミ製のキャップには黒いゴムパッキンが付いています。 燃料漏れを防ぐには重要ですね。
このガソリン携行缶を選んだ理由の一つが、消耗品がキチンと部品として提供されている点です。
このアルミ製のキャップも、レッドタイプのFK-03用にナチュラムさんから購入可能です。
FK-03のキャップがこのステンレスタイプに使えるのかは裏が取れていませんが、明らかに同じデザインですので間違いなく使えると思います。
メルテック FP-101 FK-03用 キャップ(パッキン付)
ナチュラム価格600円(税込)
●サイズ:27Φ(ネジ外径)/21mm(高さ)
●重量:40g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用キャップ
●材質:アルミニウム
●紛失時や補修に・・・
割と口径の大きな給油口です。 ネジが切られていますが、これはキャップを閉める目的だけではなく、あとでご紹介する給油ノズルをねじ込むためにも活用されます。
ガソリン携行缶に給油する方法は様々ありますが、ノズルやジョウゴを使う事が多いと思います。 適正な太さを知るために穴の直径を計っておきます。
約25mmです。
こちらの小さなネジは給油口とほぼ反対側の位置についています。 このネジの目的は、密閉状態の携行缶の内部の空気を抜く事で、エア調整ネジと呼ばれています。 メインキャップと同様に、コインで開けるための切れ込みが入っています。
ネジを外してみるとごらんの様に縦方向に溝が入っているのが分かります。
この溝のお陰で、エア調整ネジを全部外さなくてもある程度緩めるだけで簡単にエアを抜く事が出来ます。良く考えられています。
このエア調整ネジも消耗品として個別購入可能です。
メルテックFP-401 FS-110/120/FK-03/FK-20共用 エアー調整ネジ
ナチュラム価格400円(税込)
●サイズ:10Φmm
●重量:7g
●用途:当社製ガソリン缶(FS-110/120/FK-03/FK-20)用エアー調整ネジ
●材質:スチール
●紛失時や補修に・・・
ガソリン携行缶の周りにはごらんの様にゴムで一回り巻いてあります。 このゴムは胴体への横からの衝撃を守るものとおもわれますが、胴体モールディングと呼ばれています。
素材はPVCですので、長期間経てば経年劣化はおこると思います。
この胴体モールディングも消耗品として個別購入可能です。
メルテック FP-104 FK-03用 胴体モールディング
ナチュラム価格480円(税込)
●重量:30g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用胴体モールディング
●材質:PVC
●紛失時や補修に・・・
ガソリン携行缶の背面には、給油ノズルが付いています。
この給油ノズルはご覧の様な背面のツメ2箇所で引っかかっているだけです。
給油ノズルにはご覧の様なフィルターが付いています。 多少のゴミはこれで止められそうですね。
一応パッキンも付いてますので、キチンと給油口にねじ込んであれば給油中の燃料漏れは防げそうです。
給油ノズルは給油口にねじ込むだけです。簡単カンタン


給油ノズルの素材はABSですので、そんなに劣化するものでは無さそうです。
ごらんの様に柔軟性がありますので、フジカハイペットなどのストーブ側の給油口に差し込む時には、ガソリン携行缶を傾けずに差し込めそうです。


なんとこの給油ノズルも個別購入可能です。消耗品というよりは紛失時用という感じでしょう。。
メルテック FP-103 FK-03用 給油ノズル
ナチュラム価格580円(税込)
●重量:30g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用胴体モールディング
●材質:PVC
●紛失時や補修に・・・
ついでといっては何ですが、キャップ、給油ノズル、エア調整ネジに使われているパッキンもしっかり消耗品として購入可能です。
メルテック FP-102 FK-03用 パッキンセット
ナチュラム価格400円(税込)
●種類:3種
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用パッキン
●材質:ゴム
携行缶の底面は真っ平らです。 地面にべたっと置くにはちょっと気が引けますが、安定して置けるのはそれはそれでメリット。
重さを量っておきましょう。公称では1kgですが、実際計ってみると918g。


フジカハイペットと並べてみました。 大きさ加減が丁度良い感じがしますね。
Aフジカハイペット本体に給油可能な容量は、燃料タンク安全量としては約3.6リットル、最大4.1リットルといわれていますので、3リットルのガソリン携行缶は1回分の満タン給油に多少足りない程度です。
フジカハイペット本体を満タンにし、かつ3リットルのガソリン携行缶を持っていけば、24時間程度の燃焼時間を得ることが出来ます。1泊2日ならこれで十分ですし、こまめに消せば2泊もいけるかも知れませんね
【収納ケースを考える編】でご紹介したLOGOSのアクアストレージキャリーにフジカハイペット本体と一緒に収納すると、まさにピッタリサイズになります。 このアクアストレージキャリーに入れておけば、万一燃料漏れがあった場合でも、燃料流出をしっかりガードできますよ。
ロゴス(LOGOS) アクアストレージキャリー60/Aqua storagecarry60L
ナチュラム価格2967円(税込)
●容量:(約)60L
●総重量:(約)0.8kg
●サイズ:(約)幅54×奥行33×高さ32cm
●収納時サイズ:幅54×奥行33×高さ3.5cm
●主素材:EVA
●水も溜めることができるコンテナ
●車での荷物運搬にも
●収納時にはペッタンコ
●Amazon価格 2,800円
いかがでしたでしょうか? このガソリン携行缶は、錆に強いステンレス、フジカハイペットにピッタリサイズというだけではなく、消耗品の部品調達の容易性も特筆すべき点です。 見た目のカッコ良さ有りますので、ちょっとお高いですが満足度の高いキャンピングギアになりました。
次回はストック用のガソリン携行缶をご紹介したいと思います。お楽しみに。。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
私がフジカハイペットを購入した理由は2つです。 一つはもちろんキャンプフィールドでの暖や料理に使う事、そしてもう一つは災害対策、節電対策です。 どちらの場合でも重要な事は燃料の確保です。
フジカハイペットの燃料は一般的な灯油ですので、平時はガソリンスタンドなどで灯油用ポリ缶を持っていけば簡単に入手可能です。
ところが今年の震災時で認識されたように、緊急時となると冬場は灯油の調達すら困難になる事があるわけです。 対策としては自宅にストックするしかありません。
一方でキャンプフィールドにストーブを持ち出せば、当然ながら追加の燃料を携行する必要が出てきます。
安全に携行できて、ある程度長期間灯油をストック可能にする入れ物が必要だな!という事で購入したのが、今回ご紹介するガソリン携行缶です。


この形の携行缶ですが、実は素材や色で3種類のバリエーションがあります。
まず最もネットで良くみる3Lのガソリン携行缶はこちらですね。多くのフジカハイペットオーナーさんが持っている赤モデルです。

Amazon価格2,520円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/亜鉛メッキ鋼板(JIS、SEC、E)
●キャップ(蓋)/アルミニウム、ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
●カラー:レッド
全く同じ形でグリーンモデルもあります。 草刈機やチェーンソー、バイクなどにこの色を選ばれる方が多いようです。

Amazon価格1,900円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/亜鉛メッキ鋼板(JIS、SEC、E)
●キャップ(蓋)/アルミニウム
●ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
●カラー:グリーン
レッドとグリーンはどちらもメインの素材は亜鉛メッキ鋼板という事ですが、スチール製である事は錆は避けられないという事です。
これが私が3Lのガソリン携行缶を買えずにいた最大の理由です。
ところが全く同じ形で素材がステンレス!という理想的なガソリン携行缶に出会いました。それが本日ご紹介するステンレスの3Lガソリン携行缶です。

Sea Marine価格4,500円(税込)
●サイズ : 約幅300X高さ108X奥行き162mm
●重量 : 約1kg ●容量 : 3L
●付属品 : キャップ、エアー調整ネジ、給油ノズル、胴体モールディング
●仕様 : 本体/ステンレス製
●キャップ(蓋)/アルミニウム
●ノズルの締付部/ABS、ノズル/PVC、
●エアー調整ネジ/アルミニウム、取っ手/スチール
ガソリン携行缶が錆びるという話がそんなにあるのか?とちょっと疑問に思っていたのですが、ステンレスガソリン携行缶を紹介しているこの記事を見て、やはりステンレスが良いな!と再認識した次第です。 ガソリン携行缶は密閉された金属の入れ物ですので、たとえ水が入らないように気をつけたとしても、湿気を含む空気が入っている以上は錆はどうしても避けられません。 対策として亜鉛メッキが施されているわけですが、錆びた写真を見てしまうとどうしてもステンレス製の携行缶が欲しくなってしまいました。
だたしお値段がスチール製の倍します。 震災以来品薄が続いていて、私が購入したSea Marineも最後の一つだったようです。 ちなみに購入したこのショップでは、ボートの燃料缶として扱っているようです。




ガソリンを携行するという話をする場合、主に話題となるのは「運搬」と「給油」のようです。
まず運搬についてですが、一般的な乗用車でガソリンを運搬する場合は運搬容器の素材、構造、最大容量、性能などに基準があるようです。
細かい内容は内閣が消防法を受けて制定した政令に記述があります。
●運搬及び移送の基準(第28条―第30条の2)/危険物の規制に関する政令
容器に関しては、鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、ガラスなど溶けない素材である必要があります。 灯油用でおなじみのポリタンクにガソリンを入れると溶けてしまうそうですのでNGです。またポリタンクにいれたガソリンは帯電しやすく、静電気が放電して火花が発生する可能性がある点も知っておく必要があります。
こちらの情報がかなり細かく説明してくれていますので参照の価値ありです。
ガソリン、灯油、経由それぞれで以下の様な違いがあります。 これをみるとわかりますが、灯油を運搬したい場合は、金属製容器、プラスチック容器どちらでもOKであることが分かりますが、逆にガソリンを携行するための容器はかなり厳しく規制されている事も分かります。
運搬する場合の容器の例 | ||
種類 | 金属製容器(60リットル) | プラスチック製容器(30リットル) |
ガソリン | ○ ※乗用車等で運搬(22リットル以下) する場合は金属製容器に限ります。 | × ※10リットル以下は除く |
灯油 | ○ | ○ |
軽油 | ○ | ○ |
参照先はこちら
UN適合品という言葉も同時に書かれていることが多いです。 UNとは国連の事で、こちらは危険物の国際間輸送に関する国連勧告です。 UNマークを得るための試験認定は国連勧告によって厳しく定められていて、消防法令の「危険物運搬容器」においてもこの国連勧告の性能基準を取り入れるため、UNマークが付された運搬容器であれば原則として消防法に定める運搬容器の基準に適合しているものとして取り扱うこととしているそうです。

剥がさずしっかり貼っておきましょう。

1. 容器の種類 : 金属製角形容器 2. 容器等級 : X
3. 水圧試験圧力 4. 製造年:2011年
5. 製造国 : 中国
6. 製造会社 7. 製造型番
もう一つは給油に関する事項です。給油に関する制限はガソリン携行缶のWikipediaにまとまっていますので、ぜひ参照してください。
重要な点だけ抜粋すると、
●車やバイクの直接給油するのが基本。 携行缶とうへの詰め買えは店員以外はNG。
●セルフのガソリンスタンドで顧客が携行缶に給油するのもNG。
●基準を満たしたガソリン携行缶に従業員が給油するのが正しい運用。
という事みたいです。 ガソリンスタンドに消防法適合と書かれている携行缶を持参して従業員に給油してもらえるなら、ガソリン、灯油、軽油のいずれも持ち帰る事が出来ます。

まずは取っ手から。こちらはどうやらスチール製の様です。
まぁ。。可もなく不可もなく。。




このガソリン携行缶を選んだ理由の一つが、消耗品がキチンと部品として提供されている点です。
このアルミ製のキャップも、レッドタイプのFK-03用にナチュラムさんから購入可能です。
FK-03のキャップがこのステンレスタイプに使えるのかは裏が取れていませんが、明らかに同じデザインですので間違いなく使えると思います。

ナチュラム価格600円(税込)
●サイズ:27Φ(ネジ外径)/21mm(高さ)
●重量:40g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用キャップ
●材質:アルミニウム
●紛失時や補修に・・・


約25mmです。



このエア調整ネジも消耗品として個別購入可能です。

ナチュラム価格400円(税込)
●サイズ:10Φmm
●重量:7g
●用途:当社製ガソリン缶(FS-110/120/FK-03/FK-20)用エアー調整ネジ
●材質:スチール
●紛失時や補修に・・・


この胴体モールディングも消耗品として個別購入可能です。

ナチュラム価格480円(税込)
●重量:30g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用胴体モールディング
●材質:PVC
●紛失時や補修に・・・




給油ノズルは給油口にねじ込むだけです。簡単カンタン




ごらんの様に柔軟性がありますので、フジカハイペットなどのストーブ側の給油口に差し込む時には、ガソリン携行缶を傾けずに差し込めそうです。


なんとこの給油ノズルも個別購入可能です。消耗品というよりは紛失時用という感じでしょう。。

ナチュラム価格580円(税込)
●重量:30g
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用胴体モールディング
●材質:PVC
●紛失時や補修に・・・
ついでといっては何ですが、キャップ、給油ノズル、エア調整ネジに使われているパッキンもしっかり消耗品として購入可能です。

ナチュラム価格400円(税込)
●種類:3種
●用途:当社製ガソリン缶(FK-03)用パッキン
●材質:ゴム

重さを量っておきましょう。公称では1kgですが、実際計ってみると918g。




フジカハイペット本体を満タンにし、かつ3リットルのガソリン携行缶を持っていけば、24時間程度の燃焼時間を得ることが出来ます。1泊2日ならこれで十分ですし、こまめに消せば2泊もいけるかも知れませんね


ナチュラム価格2967円(税込)
●容量:(約)60L
●総重量:(約)0.8kg
●サイズ:(約)幅54×奥行33×高さ32cm
●収納時サイズ:幅54×奥行33×高さ3.5cm
●主素材:EVA
●水も溜めることができるコンテナ
●車での荷物運搬にも
●収納時にはペッタンコ
●Amazon価格 2,800円

次回はストック用のガソリン携行缶をご紹介したいと思います。お楽しみに。。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
Posted by Hisane at 02:18│Comments(2)
│暖房アイテム
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この記事へのコメント
おはようございます
小ぶりで良いですね スノピの4L缶を一つ買いましたので
それにWGは 詰め替えて持って行こうと目論んでいます(笑
ストーブは灯油なんで こんなのが一つ 別に有ると良いですね
小ぶりで良いですね スノピの4L缶を一つ買いましたので
それにWGは 詰め替えて持って行こうと目論んでいます(笑
ストーブは灯油なんで こんなのが一つ 別に有ると良いですね
Posted by はやて at 2011年12月14日 06:54
★はやてさん、
こんばんは!いつもコメントありがとうございます。
実は私も灯油を4リットル缶を買ったときに、「これでもいいじゃん」なんて思っちゃいました(笑)
燃料が2種類以上になると、やっぱり携行缶が欲しいなと思ったのは、はやてさんと感覚は同じだと思いました。
ストック用に大きめのものもゲットしましたので、そちらも次回紹介しますね!
こんばんは!いつもコメントありがとうございます。
実は私も灯油を4リットル缶を買ったときに、「これでもいいじゃん」なんて思っちゃいました(笑)
燃料が2種類以上になると、やっぱり携行缶が欲しいなと思ったのは、はやてさんと感覚は同じだと思いました。
ストック用に大きめのものもゲットしましたので、そちらも次回紹介しますね!
Posted by Hisane at 2011年12月14日 23:35