2009年12月01日
ダッチオーブン底上げネットでダッチは用途が広がります
ダッチオーブンを買うときに、どのメーカーの者でもアクセサリーとして用意されているのが底網です。 私が真っ先に思いつく底網の用途は蒸し物なのですが、今回いろいろ調べてみるとそれだけではない事が分かりました(料理をあまりしないので、発想も貧弱
)
私がこのたびゲットしたG'z G-ステンレスダッチオーブンには標準で底網が付いてましたが、底網は蒸し物用だと思い込んでいた私からすると、「思ったよりも底上げ高さが低いなぁ~」という印象でした。
G’z G-ステンレスダッチオーブン
ナチュラム価格17000円(税込)
ナチュラム取り扱い終了
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg
●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス
【2010.4.13更新】G'z GステンダッチがSOTO-SUSダッチに進化!
SOTO SUSダッチオーブン 10インチ
ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:直径259×深さ115mm(内寸):幅350×奥行280×高さ160mm(外形)
●重 量:約5.2kg
●満水容量:約5.2リットル
●材 質:ステンレス
●付属品:底網
●その他サイズ:8インチ / 10インチハーフ / 12インチ
そこで他社の底網をいろいろ調べてみたところ、非情ぉぉ~~~に奥が深いなぁと感じました。
底網と一言でいっても、実は形も用途も様々でした。
例えばキャプテンスタッグのロストルと呼ばれている底網です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン ロストル
ナチュラム価格819円(税込)
●サイズ(約)/外径190×高さ20mm
●材質/鉄(クロムめっき)
●ダッチオーブンの25cm用ロストル。
この底網は、G-ステンレスダッチオーブンについていたものとほとんど同じ形です。この底網の用途として皆様の口コミなどの情報や製品説明書から、例えば底網で底上げすることで鶏、肉料理などを作るときに流れ出る油などを素材から遠ざけるという使い方が想定されていることが分かりました。 でもロストル言葉を調べてみると、ぜんぜん違った用途が見えてきました。
ロストルという単語を説明しているサイトは中々見つからなかったのですが、例えばここを参照してみると「火格子。石炭など固体燃料を燃焼させるとき,燃焼室の底部におく鉄製のすのこまたは穴あき板。」と同意であると説明されています。
これでもちょっと良く分からないですね。 ロストルを活用する調理方法をもうちょっと知りたかったのでさらに調べたところ、このサイトが一番良く説明してくれていると思いました。
●他のタイプのロースターでは食材を金網などに載せて、熱媒体とは直接触れないようにして焼くのに対して、ロストルタイプでは、熱媒体であるロストルそのものに肉を載せて焼きます。
●ロストルの特徴としては、熱せられても遠赤外線ではなく普通の赤外線が出ること、また、ロストルから伝導熱で直接熱を受けることです。
ちょっと目からウロコでしたね。つまりロストル自身を熱して、その上に置いた肉を直接焼いたり、輻射熱をつかって調理するという事のようで、油を避けるという用途とは全く違ってました。
別の底網アイテムを見てみましょう。コールマンのステンレスプレートも底網の形状をしています。
Coleman(コールマン) ステンレスプレート 10インチ
ナチュラム価格1980円(税込)
●本体サイズ:約直径22×1.75(h)cm
●重量:約180g
●材質:ステンレス
●食材の焦げ付き防止や蒸し料理に最適なプレート。
●エクストラスペーサー(別売)がピッタリ収まる凸凹付き。
●丈夫で錆に強いステンレス製。
この底網は焦げ付き防止や蒸し料理用といううたい文句ですので、私が想定している使い方です。 低いなぁ~という印象は同じなんですが、これはちょっと応用編があります。
G-ステンレスダッチオーブンと同じ様にそのまま底に置く事は当然可能ですが、エクストラスペーサーを更に底に置くことで、底網を高い位置に固定することが可能です。
これはかなりポイント高いですね。
Coleman(コールマン) エクストラ スペーサー
ナチュラム価格1890円(税込)
●使用サイズ:約20×20×2.8(h)cm
●収納時サイズ:約20×6×3.1(h)cm
●重量:約330g
●材質:ステンレス
さらにこんな底網も見つけました。
ユニフレーム(UNIFLAME) ダッチオーブン底上げネット10インチ
ナチュラム価格1600円(税込)
●サイズ:径230x50mm
●スタンド部フォールディングする18-8ステンレス製底上げネット
●スーパーディープ用。ユニフレームウルトラディープ10インチにはお使いいただけません。
●ダッチオーブン内に入れれば、底上げが可能になるばかりでは無く、通常の底網を併用するとダッチ内部を2段にする事が可能です。
●『蒸し料理』や『スモーク料理』などと調理が広がります。
●サイズ
8インチ ナチュラム価格1200円(税込)
10インチ ナチュラム価格1600円(税込)
12インチ ナチュラム価格1800円(税込)
「ダッチ内部を2段にする」というのに非常に惹かれました。 コールマンのステンレスプレートは、エクストラスペーサーを使えば確かに底上げしますが、エクストラスペーサーの部分はデッドスペースになってしまいます。その点ユニフレームのダッチ底上げネットは網の下のスペースが有効活用できるというわけですね。蒸し物をするにも十分な高さが確保出来そうです。18-8ステンレス製という事ですので安心感もあります。 ただし心配だったのがG-ステンレスダッチオーブンとの相性です。とにかくメーカーが違いますので。。
というわけで、私のG-ステンレスダッチオーブンと同じ10インチのダッチオーブン底上げネットを購入いたしました。
幾何学的なお姿をしてますね。これが収納時の姿になるわけですが、足が完璧に畳まれていますので、ぺッタンコすることが出来ます。
この点は収納性という意味では◎です
足の組み立ては簡単です。
畳まれている足を立てるだけです。まずは一番上に畳まれているワイヤーの足を起します。
つづいてもう一つの足を起します。
足が交差する部分のワイヤでロックできるようにうまく曲げてあります。
ひっくり返して完成です。足の高さは丁度5cmです。
例えば蒸し物の底上げ様には丁度良さそうなサイズですね。
G-ステンレスダッチオーブンに付いていた底網と比較していましたが、明らかに高さが違いますね。
真横から見てみました。例えばホールチキンを乗せた場合は、ユニの底上げネットをつかったら恐らくダッチオーブンの蓋は閉まらないでしょう。
逆に燻製のチップを入れるスペースとしては十分ですね。
このあたりは用途に応じて適切な底網を選ぶ必要がありそうですね。
この2つがあるだけでも用途が俄然広がりますね。
さて、肝心のG-ステンレスダッチオーブンとの相性ですが。。。
まさにピッタリでございます
底網の足はしっかりG-ステンレスダッチオーブンの底に、浮くこと無くしっかりと届いていますし、丸網の周りはしっかりダッチの側面にピッタリ付いていますね。
一番心配だったので一安心です。
収納の目的でG-ステンレスダッチオーブンに付属の底網を一緒に入れてみます。ユニの底上げネットの足はキチンと畳みました。
可も無く不可もなくという感じですね。
2段になっていることは分かるのですが、普段まったく料理をしない私が、2段同時に使用するレシピが料理を思いつくわけがありません。
このあたりは段々研究していくことで分かってくることなんでしょうが。。。
G-ステンレスダッチオーブンとの相性はバッチリであることが分かりましたし、これによってダッチオーブンで出来ることが何倍にも広がったと核心しています。 後は実践あるのみです。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。



ナチュラム取り扱い終了
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg
●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス
【2010.4.13更新】G'z GステンダッチがSOTO-SUSダッチに進化!

SOTO SUSダッチオーブン 10インチ
ナチュラム価格17800円(税込)
●サイズ:直径259×深さ115mm(内寸):幅350×奥行280×高さ160mm(外形)
●重 量:約5.2kg
●満水容量:約5.2リットル
●材 質:ステンレス
●付属品:底網
●その他サイズ:8インチ / 10インチハーフ / 12インチ
そこで他社の底網をいろいろ調べてみたところ、非情ぉぉ~~~に奥が深いなぁと感じました。
底網と一言でいっても、実は形も用途も様々でした。
例えばキャプテンスタッグのロストルと呼ばれている底網です。

ナチュラム価格819円(税込)
●サイズ(約)/外径190×高さ20mm
●材質/鉄(クロムめっき)
●ダッチオーブンの25cm用ロストル。
この底網は、G-ステンレスダッチオーブンについていたものとほとんど同じ形です。この底網の用途として皆様の口コミなどの情報や製品説明書から、例えば底網で底上げすることで鶏、肉料理などを作るときに流れ出る油などを素材から遠ざけるという使い方が想定されていることが分かりました。 でもロストル言葉を調べてみると、ぜんぜん違った用途が見えてきました。
ロストルという単語を説明しているサイトは中々見つからなかったのですが、例えばここを参照してみると「火格子。石炭など固体燃料を燃焼させるとき,燃焼室の底部におく鉄製のすのこまたは穴あき板。」と同意であると説明されています。
これでもちょっと良く分からないですね。 ロストルを活用する調理方法をもうちょっと知りたかったのでさらに調べたところ、このサイトが一番良く説明してくれていると思いました。
●他のタイプのロースターでは食材を金網などに載せて、熱媒体とは直接触れないようにして焼くのに対して、ロストルタイプでは、熱媒体であるロストルそのものに肉を載せて焼きます。
●ロストルの特徴としては、熱せられても遠赤外線ではなく普通の赤外線が出ること、また、ロストルから伝導熱で直接熱を受けることです。
ちょっと目からウロコでしたね。つまりロストル自身を熱して、その上に置いた肉を直接焼いたり、輻射熱をつかって調理するという事のようで、油を避けるという用途とは全く違ってました。
別の底網アイテムを見てみましょう。コールマンのステンレスプレートも底網の形状をしています。

ナチュラム価格1980円(税込)
●本体サイズ:約直径22×1.75(h)cm
●重量:約180g
●材質:ステンレス
●食材の焦げ付き防止や蒸し料理に最適なプレート。
●エクストラスペーサー(別売)がピッタリ収まる凸凹付き。
●丈夫で錆に強いステンレス製。
この底網は焦げ付き防止や蒸し料理用といううたい文句ですので、私が想定している使い方です。 低いなぁ~という印象は同じなんですが、これはちょっと応用編があります。

これはかなりポイント高いですね。

Coleman(コールマン) エクストラ スペーサー
ナチュラム価格1890円(税込)
●使用サイズ:約20×20×2.8(h)cm
●収納時サイズ:約20×6×3.1(h)cm
●重量:約330g
●材質:ステンレス
さらにこんな底網も見つけました。

ナチュラム価格1600円(税込)
●サイズ:径230x50mm
●スタンド部フォールディングする18-8ステンレス製底上げネット
●スーパーディープ用。ユニフレームウルトラディープ10インチにはお使いいただけません。
●ダッチオーブン内に入れれば、底上げが可能になるばかりでは無く、通常の底網を併用するとダッチ内部を2段にする事が可能です。
●『蒸し料理』や『スモーク料理』などと調理が広がります。
●サイズ
8インチ ナチュラム価格1200円(税込)
10インチ ナチュラム価格1600円(税込)
12インチ ナチュラム価格1800円(税込)
「ダッチ内部を2段にする」というのに非常に惹かれました。 コールマンのステンレスプレートは、エクストラスペーサーを使えば確かに底上げしますが、エクストラスペーサーの部分はデッドスペースになってしまいます。その点ユニフレームのダッチ底上げネットは網の下のスペースが有効活用できるというわけですね。蒸し物をするにも十分な高さが確保出来そうです。18-8ステンレス製という事ですので安心感もあります。 ただし心配だったのがG-ステンレスダッチオーブンとの相性です。とにかくメーカーが違いますので。。



この点は収納性という意味では◎です


畳まれている足を立てるだけです。まずは一番上に畳まれているワイヤーの足を起します。

足が交差する部分のワイヤでロックできるようにうまく曲げてあります。

例えば蒸し物の底上げ様には丁度良さそうなサイズですね。


逆に燻製のチップを入れるスペースとしては十分ですね。
このあたりは用途に応じて適切な底網を選ぶ必要がありそうですね。
この2つがあるだけでも用途が俄然広がりますね。



底網の足はしっかりG-ステンレスダッチオーブンの底に、浮くこと無くしっかりと届いていますし、丸網の周りはしっかりダッチの側面にピッタリ付いていますね。
一番心配だったので一安心です。

可も無く不可もなくという感じですね。
2段になっていることは分かるのですが、普段まったく料理をしない私が、2段同時に使用するレシピが料理を思いつくわけがありません。
このあたりは段々研究していくことで分かってくることなんでしょうが。。。
G-ステンレスダッチオーブンとの相性はバッチリであることが分かりましたし、これによってダッチオーブンで出来ることが何倍にも広がったと核心しています。 後は実践あるのみです。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
Posted by Hisane at 01:34│Comments(0)
│ダッチオーブン
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