2009年11月11日
実践!コールマン Lサイズのステンレスチャコールヒーター
フィールドレポートがあまりないまま興味だけで買ってしまったLサイズのステンレスチャコールヒーターですが、ようやくフィールドデビューさせることが出来ました。 一応ヒーターですから、やはり一番気になるのは暖房能力ですね。
あらためてアイテムのおさらいをしましょう。 前回ブログ記事でお伝えしたように、このステンレスチャコールヒーターは今年一回り大きくなってリニュールした新製品です。
2008年の秋冬に最初に登場したのがこの小さいサイズのステンレスヒーターですが、この大きさが災いしたのか、イマイチ口コミでの評判が悪いようです。一番多いのは、ヒーターとしては致命的な「暖かくない」というご意見です。
Coleman(コールマン) ステンレスチャコールヒーター
ナチュラム価格6963円(税込)
●サイズ:Φ18×27cm
●重量:1.9kg
●素材:ステンレス、他
●性能:オールステンレスボディー
●付属品:無し
ちょっと残念だなぁ~と思っていたところ、2009年今秋新登場したのが、このLサイズです。
Coleman(コールマン) ステンレスチャコールヒーター L
ナチュラム価格14175円(税込)
●素材:ステンレス鋼
●サイズ:約直径23.5×H34.5cm
●重量:約3.5kg
●炭を熱源にしたヒーター
●フットレバーを踏むだけで上蓋が開くので燃料の追加が簡単
●ステンレス製の二重構造なので本体外側が熱くなりにくく安全
●大人気ステンレスチャコールヒータのサイズアップバージョン
大人気だったかどうかはご意見があると思いますが、大きさがネックだったのですから、このアイテムはちょっと期待をもって購入しました。
アイテムの詳細は、過去ブログ記事を参照してください。
デビューした日は11月1日で、そろそろ夜は寒くなってくる時期であり、このアイテムデビューには絶好のタイミングでした。
この日は気温も夜は12.5度まで下がり、何か着ないと寒い夜でした。 お子ちゃまはとっくにおやすみで、お待ちかねの焚き火ターイムを開始です。 つまりメインの暖はあくまで焚き火でしたので、このアイテムのお仕事は補助的な暖房になりました。
まずは準備から。。
この日はロゴスのピラミッドグリルで炭を熾し、ダッチオーブン料理をしました。ダッチオーブンは無事終了したあとの炭が、ごらんの様にまだまだ元気でしたので、この炭をステンレスチャコールヒーターに入れることにしました。
ロゴス(LOGOS) ピラミッドグリル 篝火XL
ナチュラム価格10162円(税込)
●立ち上がる!
●炎のゆらめき、究極の癒し
●焚き火、BBQが一台で楽しめるピラミッドシリーズにハイポジションタイプが登場
●もちろんローポジションも楽しめます
●ダッチオーブン調理も可能
炭は岩手の切炭を使ってましたので、一度火が付くとじっくり長時間ゆっくりと燃えてくれます。
ユニフレーム(UNIFLAME) ユニフレーム推奨 岩手切炭
ナチュラム価格1300円(税込)
●サイズ:3kg
●原産:純国産(岩手)
●岩手切炭は純国産製で原料には『なら・樫』を使用している高級木炭です。
●全て高さ約10cmにきりそろえていますので、ダッチオーブン・ユニセラTGなどの卓上コンロに最適!!
●備長炭に比べて着火させやすく、立ち消えしにくくなっています。
●又着火の際には『チャコスタ』に相性ばっちりです。ユニフレーム推奨木炭発売開始!!
このステンレスチャコールヒーターの内径には、ユニフレームの炭スコップがぴったりサイズです。 当然この作業の間は安全のためグローブをつけてます。
ユニフレーム(UNIFLAME) ウェ~ブ 炭スコップ
ナチュラム価格980円(税込)
●材質:18-8ステンレス
●サイズ:全長385mm
●重量:200g
スノーピーク(snow peak) ファイヤーサイドグローブ
ナチュラム価格5040円(税込)
●サイズ:全長約340mm
●材質:アウターグローブ/スエード革(ケブラー糸使用)、インナーグローブ/ポリエステルxコットン等(表地難燃繊維使用)
●ダッチオーブンクッキングにオススメのスエード生地グローブです。
とりあえずピラミッドグリルの炭は全部移しましたが、ちょっと足りなかったので、追加で新しい炭をいれ、10分程度放置しました。
10分がこれですが、まるでチャコスタにいれた炭のようですね。
よく考えたら、構造自体がチャコスタと同じ煙突構造ですので、このようにきれいに火が熾せるのは当然といえば当然。
良い感じで炭に火が移りましたね。
さて実際の暖房能力についてですが、この日のメインの暖は焚き火でしたので、ステンレスチャコールヒーターは焚き火の前の足元においてみました。焚き火の暖でも十分でしたが、比較的暖かさが届かない足元あたりはステンレスチャコールヒーターのお陰で意外に暖かかったです。
ただし暖かい範囲は30cm以内の範囲に限られました。やはり外で使いましたので、このあたりは仕方ありませんね。
焚き火の横ではこんな感じで置いてました。 ヤカンにはお湯を入れて中国茶沸かしました。
ちなみにこのヤカンはユニフレームのトレイルケトルのLサイズですが、
ステンレスチャコールヒーターに乗せるには丁度良い感じでした。
この状態で中国茶を保温するつもりで乗せていたのですが、実際には保温どころか、もうちょっとで沸騰しちゃう?というほどの火力でしたので、出来上がった中国茶は、暖かいというよりはアチチな状態でした。
意外に火力が強いというエピソードの一つです。
ユニフレーム(UNIFLAME) トレイルケトルL
ナチュラム価格2600円(税込)
●サイズ:約直径16.5×深さ7.4cm
●満水容量/約0.9L
●重量:約220g
●材質:アルミニウム合金/アルミアルマイト加工処理
●底が広く、熱効率に優れたシェルパケトルシリーズ
●ステンレスメッシュの茶こし付き
もう一つお伝えしたいのがこれです。そう!ダッチオーブンの保温です。
このダッチオーブンは、この日一緒にフィールドデビューした人気のアイテムであるG’z G-ステンレスダッチオーブンです。
ダッチオーブン本体は10インチ(24.5cm)ですので、ステンレスチャコールヒーターの直径(23.5cm)を上回ってしまいますが、一般的な形のダッチオーブンならばごらんの様に底面の直径は10インチよりは狭いわけで、実際に乗せてみると驚くほどぴったりサイズでした。
この日はパエリアを作ってあり、それを保温するつもりで乗せていたのですが、思いのほか強い火力がありましたので、しばらくしてからダッチオーブンの蓋を開けてみたところ、ジュージューと音がしており、まるで料理中のような状態であることに気がつきました。 結局、底のほうのお米は焦げてしまいました。
これもステンレスチャコールヒーターが意外と火力があるというエピソードです。
G’z G-ステンレスダッチオーブン
ナチュラム価格17000円(税込)
ナチュラム価格17800円(税込)【2010/2/12 価格変更】
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス
●10インチ
さて大人の火遊びも終わり、いざ寝ようという段階で、ステンレスチャコールヒーターの炭はとりあえずそのまま放置しました。朝露の襲来が予想されましたが、本体がステンレスでしたし、中に入れたままの方がかえって安全かなぁと思ったからです。
次の日の朝です。最初はステンレス色だった上部蓋が、なんとも良い感じの色に変色しておりました。熱による変色だと思われますが、この色は商説明の写真で事前に分かっていましたので、同じ色になってちょっとうれしかったです。想像以上の良い味を出してくれました。
天蓋を開けてみました。 炭はすっかりチッチャクなってました。火消しつぼほどではありませんが、ある意味安全に火が消えたともいえますね。
天蓋の内側も良い感じの色に変色してました。この色はこすっても取れませんので、素材自体が変則しているのだと思います。 炭の火が内側であたり続けていたはずですが、ススけている様子はまったくなしです。
本体上部の縁もある程度変色してました。こちらも変な変色ではなかったので、特に気にしてません。
今回は暖房アイテムとしての能力を見るという意味ではちょっと中途半端になってしまいましたが、火力の強さはお分かりいただけたのではないかと思います。 暖房アイテムとしての使い方は、例えば換気が十分なスクリーンタープの中などを想定していますが、この火力ならは、十分対応できるのではないかと想像してます。次回は必ず確認してみたいと思います。
岩手の切炭などの割りと上質の炭を使用すれば、持続時間も結構稼げると思いますので、暖房効果の持続時間も他の暖房アイテムに比べれば長いのではないかと思っています。
今回のLサイズ化によって、このステンレスチャコールヒーターは、やっと実用的なアイテムになったのではないかと思いますので、是非オススメします。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
あらためてアイテムのおさらいをしましょう。 前回ブログ記事でお伝えしたように、このステンレスチャコールヒーターは今年一回り大きくなってリニュールした新製品です。
2008年の秋冬に最初に登場したのがこの小さいサイズのステンレスヒーターですが、この大きさが災いしたのか、イマイチ口コミでの評判が悪いようです。一番多いのは、ヒーターとしては致命的な「暖かくない」というご意見です。

ナチュラム価格6963円(税込)
●サイズ:Φ18×27cm
●重量:1.9kg
●素材:ステンレス、他
●性能:オールステンレスボディー
●付属品:無し
ちょっと残念だなぁ~と思っていたところ、2009年今秋新登場したのが、このLサイズです。

ナチュラム価格14175円(税込)
●素材:ステンレス鋼
●サイズ:約直径23.5×H34.5cm
●重量:約3.5kg
●炭を熱源にしたヒーター
●フットレバーを踏むだけで上蓋が開くので燃料の追加が簡単
●ステンレス製の二重構造なので本体外側が熱くなりにくく安全
●大人気ステンレスチャコールヒータのサイズアップバージョン
大人気だったかどうかはご意見があると思いますが、大きさがネックだったのですから、このアイテムはちょっと期待をもって購入しました。
アイテムの詳細は、過去ブログ記事を参照してください。
デビューした日は11月1日で、そろそろ夜は寒くなってくる時期であり、このアイテムデビューには絶好のタイミングでした。
この日は気温も夜は12.5度まで下がり、何か着ないと寒い夜でした。 お子ちゃまはとっくにおやすみで、お待ちかねの焚き火ターイムを開始です。 つまりメインの暖はあくまで焚き火でしたので、このアイテムのお仕事は補助的な暖房になりました。
まずは準備から。。

この日はロゴスのピラミッドグリルで炭を熾し、ダッチオーブン料理をしました。ダッチオーブンは無事終了したあとの炭が、ごらんの様にまだまだ元気でしたので、この炭をステンレスチャコールヒーターに入れることにしました。

ナチュラム価格10162円(税込)
●立ち上がる!
●炎のゆらめき、究極の癒し
●焚き火、BBQが一台で楽しめるピラミッドシリーズにハイポジションタイプが登場
●もちろんローポジションも楽しめます
●ダッチオーブン調理も可能


ナチュラム価格1300円(税込)
●サイズ:3kg
●原産:純国産(岩手)
●岩手切炭は純国産製で原料には『なら・樫』を使用している高級木炭です。
●全て高さ約10cmにきりそろえていますので、ダッチオーブン・ユニセラTGなどの卓上コンロに最適!!
●備長炭に比べて着火させやすく、立ち消えしにくくなっています。
●又着火の際には『チャコスタ』に相性ばっちりです。ユニフレーム推奨木炭発売開始!!


ナチュラム価格980円(税込)
●材質:18-8ステンレス
●サイズ:全長385mm
●重量:200g

ナチュラム価格5040円(税込)
●サイズ:全長約340mm
●材質:アウターグローブ/スエード革(ケブラー糸使用)、インナーグローブ/ポリエステルxコットン等(表地難燃繊維使用)
●ダッチオーブンクッキングにオススメのスエード生地グローブです。

10分がこれですが、まるでチャコスタにいれた炭のようですね。
よく考えたら、構造自体がチャコスタと同じ煙突構造ですので、このようにきれいに火が熾せるのは当然といえば当然。


ただし暖かい範囲は30cm以内の範囲に限られました。やはり外で使いましたので、このあたりは仕方ありませんね。

ちなみにこのヤカンはユニフレームのトレイルケトルのLサイズですが、
ステンレスチャコールヒーターに乗せるには丁度良い感じでした。
この状態で中国茶を保温するつもりで乗せていたのですが、実際には保温どころか、もうちょっとで沸騰しちゃう?というほどの火力でしたので、出来上がった中国茶は、暖かいというよりはアチチな状態でした。
意外に火力が強いというエピソードの一つです。

ナチュラム価格2600円(税込)
●サイズ:約直径16.5×深さ7.4cm
●満水容量/約0.9L
●重量:約220g
●材質:アルミニウム合金/アルミアルマイト加工処理
●底が広く、熱効率に優れたシェルパケトルシリーズ
●ステンレスメッシュの茶こし付き

このダッチオーブンは、この日一緒にフィールドデビューした人気のアイテムであるG’z G-ステンレスダッチオーブンです。
ダッチオーブン本体は10インチ(24.5cm)ですので、ステンレスチャコールヒーターの直径(23.5cm)を上回ってしまいますが、一般的な形のダッチオーブンならばごらんの様に底面の直径は10インチよりは狭いわけで、実際に乗せてみると驚くほどぴったりサイズでした。
この日はパエリアを作ってあり、それを保温するつもりで乗せていたのですが、思いのほか強い火力がありましたので、しばらくしてからダッチオーブンの蓋を開けてみたところ、ジュージューと音がしており、まるで料理中のような状態であることに気がつきました。 結局、底のほうのお米は焦げてしまいました。
これもステンレスチャコールヒーターが意外と火力があるというエピソードです。

ナチュラム価格17800円(税込)【2010/2/12 価格変更】
●サイズ:内径259×深さ115mm
●外形寸法:幅350×奥行280×高160mm
●重量:約5.2kg●満水容量:約5.2L
●材質:ステンレス
●10インチ
さて大人の火遊びも終わり、いざ寝ようという段階で、ステンレスチャコールヒーターの炭はとりあえずそのまま放置しました。朝露の襲来が予想されましたが、本体がステンレスでしたし、中に入れたままの方がかえって安全かなぁと思ったからです。





今回は暖房アイテムとしての能力を見るという意味ではちょっと中途半端になってしまいましたが、火力の強さはお分かりいただけたのではないかと思います。 暖房アイテムとしての使い方は、例えば換気が十分なスクリーンタープの中などを想定していますが、この火力ならは、十分対応できるのではないかと想像してます。次回は必ず確認してみたいと思います。
岩手の切炭などの割りと上質の炭を使用すれば、持続時間も結構稼げると思いますので、暖房効果の持続時間も他の暖房アイテムに比べれば長いのではないかと思っています。
今回のLサイズ化によって、このステンレスチャコールヒーターは、やっと実用的なアイテムになったのではないかと思いますので、是非オススメします。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
Posted by Hisane at 00:04│Comments(2)
│暖房アイテム
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この記事へのコメント
初めまして初心者キャンパーのナオナオと申します^^
これから少しずつキャンプ用品を買い揃えようかと思っていて
大変参考になります!うちはひとりよがり的なブログなのでf(--;
きめ細かいレビューなど楽しく拝見させていただきたいのですが
お気に入りに登録してもいいですヵ?
ダッチオーブンはほしいところですが手入れが大変とか・・・
まだ数回しかキャンプしてないのでダッチまで手がまわらないというか^^;
これから少しずつキャンプ用品を買い揃えようかと思っていて
大変参考になります!うちはひとりよがり的なブログなのでf(--;
きめ細かいレビューなど楽しく拝見させていただきたいのですが
お気に入りに登録してもいいですヵ?
ダッチオーブンはほしいところですが手入れが大変とか・・・
まだ数回しかキャンプしてないのでダッチまで手がまわらないというか^^;
Posted by naonaogo-go
at 2009年11月11日 12:53

ナオナオさん、
コメントありがとうございます。
ダッチオーブンはこれからブログにシリーズもので書く予定ですが、私のようなものぐさにはぴったりの、手入れがほとんどいらないダッチオーブンですよぉ~。
もうちょっとしたら書き始めますので、おたのしみに!
今後ともよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
ダッチオーブンはこれからブログにシリーズもので書く予定ですが、私のようなものぐさにはぴったりの、手入れがほとんどいらないダッチオーブンですよぉ~。
もうちょっとしたら書き始めますので、おたのしみに!
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by Hisane at 2009年11月11日 20:33