2009年10月10日
インナーテントはオイルヒーターで暖かく!
「冬キャンプの暖房を考える」の第2弾は、オイルヒーターを紹介したいと思います。(第1弾はこちら)
テントの中では当然ながら火気厳禁です。いままでの傾向では、我が家の場合はテントに入るのは、ほとんど寝るときだけですので、夜の寒さ対策が最大の課題になります。 ですが、火の気のない暖房器具といったら電気の暖房器具しか思いつきません
テント内で使う暖房器具の条件を自分なりに考えるとこうなりました。
①とにかく火気厳禁
②空気を汚さない。有毒ガスが一切出ない。
③風なども発生しないほうがいい。
④コンパクトサイズ(キャンプアイテムとしては、軽い&小さく収納)
まず思いついたのが、ホットカーペットです。
こちら価格.comで本日時点で満足度1位のシリーズ、SANYOのホットカーペットです。
SANYO ホットカーペット(ブラック) SYC-C30E(K)
Amazon価格13863円(税込)
●3畳相当
●表地 ポリエチレン
●表面温度 (中)約45℃(強)約57℃
●消費電力 740/370W
●質量 約4.1kg
●電気代 (強運転時)約16.3円/時
●じんわり心地よい暖かさ「抗菌※1 遠赤カーボン本体」
●コタツとの併用に便利「暖房3面切換」
●カバーに合わせて温度調節「パワーアップスイッチ」
ホットカーペットは床全体が暖かくなりますし空気も暖めると思いますので、結構いい選択肢だとおもうのですが、3mx3mぐらいのテント全体に敷けるほどのホットカーペットとなると、むちゃくちゃ高価になります。 このホットカーペットは3畳ほどですが、3人でこの上に乗るには川の字で寄り添ってという感じになりますね(それはそれでいい感じですが)
表面温度が以外に高くなるんですね。テントフロアーへの影響はどうなんでしょう?やっぱりインナーマットの下に敷くのだとおもいますが。。何よりちょっとかさばりそうなのが心配です。 いろいろマイナス面を考えちゃうので、しばらくパスです。家に手持ちのものがあればもって行ってみるという感じでしょうか。。
つぎに思いついたのが電気毛布です。私のちびっ子のころは、家で結構使っていた記憶があります。
こちら価格.comで本日時点で満足度1位のシリーズ、SANYOの電気毛布です。(SANYOさんは人気が高い?)
SANYO 「快眠プログラム搭載(電磁波99%カット)」 ぐっすりサポート 電気毛布
Amazon価格17800円(税込)
●生地 (表地)ポリエステル100%、(裏地)綿100%
●外形寸法 188×137cm
●消費電力 75W ●電気代 約1.3円/時
●睡眠リズムを考えた 「快眠プログラム搭載」
●気になる方に 「電磁波カット」
●やわらかい肌ざわり 「マイクロファイバー+綿毛布」
電気毛布は絶対に暖かいに決まってますが、3人分そろえると荷物になっちゃいますし、やっぱり高価ですね。シュラフと組み合わせで使う場合はどうしたらいいでしょう? やっぱりシュラフを掛け布団モードにするしかないですかね。。 これもパス。
結局たどり着いた結論がオイルヒーターでした。 オイルヒーターとはWikipadiaによると、以下のようになものです。
密閉容器内の難燃性の油を電熱器で暖めて循環させてフィン(放熱板)から放熱し、輻射熱によって部屋を暖める暖房器具である。
空気の循環は自然対流による。
オイルヒーターは娘が赤ちゃんの時にひとつ購入しました。やはり空気が汚れないというのが購入時の理由でしたね。それに仮に触ってしまっても、確かに熱いですがやけどをする程ではありませんので、赤ちゃんが歩き回るようになっても火気のヒーターよりははるかに安全です。でも、このオイルヒーターですが、通常は本当に大きくて重いです。 とてもコンパクトとはいえません。
でも、こんなサイズのオイルヒーターもあるんです。
DeLonghi オイル・ラジエターヒーター 小型L字型フィン5枚 TRN0505JS 【1~3畳用】
Amazon価格10500円(税込)
●外寸 長さ345×幅175×高さ380mm
●小さめのお部屋にピッタリの小型オイルヒーター
●脱衣所、お手洗いなど小さめの個室にピッタリ
●膝下程度の高さのオイルヒーターだからとってもコンパクト
●デロンギ・オイルヒーターは安心の3年保証!
もともとは机下において足元を暖めるために買いましたが、しばらく放置されてました キャンプを始めてから、活用できるのではないか?と思いついたわけです。
世界のデロンギのオイルヒーターです。製品の信頼性が3年保証という点にも現れていますね。
サイズがとにかくコンパクトです。 2リットルのペットボトルと並べてみました。このサイズなら、運ぶときにも車の隙間に入ります。 テント内でも邪魔にならないサイズであることは間違いありません。
オイルヒーターの特徴である、フィンです。 この中を温まったオイルが循環することを空気を暖めます。フィンの構造は、表面積を広げる工夫ですね。輻射熱がミソですので、必要な構造です。
横から見ると楕円形ですね。よくオイルヒーターの上にヤカンなどを置いて保温したりしますが、残念ながら、このオイルヒーターでは出来ません。
つくりはシンプルです。 オレンジ色のボタンは電源です。
ダイヤルはタイマーではなく温度調整ダイヤルです。
足はプラスチック製ですので、熱がテントフロアーに伝わることはありませんね。オフシーズンや運搬時は、電源コードを巻くことが出来ます。
デロンギのオイルヒーターには収納袋が付いてます。 季節品ですので、オフシーズンの時はこれでホコリをかぶらなくてすみますね。
なんと収納袋を入れる収納袋まで付いてます
オイルヒーターのオンシーズンは、収納袋のオフシーズンですので
収納はこんな感じです。 ここまで徹底していれば長く使えそうですね。
フィールドレポートです。 当然ですが、電源付きサイトでないとだめです
とてもコンパクトサイズですので、テント内でも邪魔にはなりません。
寝るときには我が家は川の字になりますが、今回は真ん中に寝る娘の足元においてみました。 外はやはり朝方が冷え込みましたが、テント内は快適な温度でした。娘は「ちょっと暑かった」というほどでした。
テントのベンチレーションは全部しめて、暖かい空気が逃げないようにしてました。我が家のテントは天井が高いので、上空から暖まる感じですね。
ちなみに朝方5時半に外にでて、気温を測ったところ14.5度でしたが、テント内はまったく寒さを感じませんでした。
私が先に挙げた条件は、楽々クリアーです。 それ以外に 音がしない、メンテナンス不要というのもありがたいと思いますね。
先日、駅前の無印良品に行ったところ、同じぐらいのサイズのオイルヒーターがありました。こちらは上部は平らですので、ヤカンが置けますよ。
ミニオイルヒーター(収納カバー付) MUーM75AK
無印良品ネットストア価格6899円(税込)
●寸法:長さ33X幅20X高さ36cm
●定格消費電力:100V_500W
●コード長:約1.8m
●質量:4.8kg
●暖房能力:500W
キャンプフィールドで電気を使って寒さ対策をするということについて、どうなのよ!というご意見もあるかもしれませんが、キャンプの楽しむために快適性を求めるのもいいのかなぁと思っています。 サバイバル性よりも、風邪など引かずに楽しく過ごすためには、力強いパートナーです。
※注意:当ブログに掲載されている価格は、ブログ投稿時の価格です。実際の価格は製品ページにてご確認ください。
いくつか記事を拝見させていただきました。
思わず読みふけってしまう記事の情報量にビックリでした。
今後ともよろしくお願いします。
勝手ながらお気に入り登録させていただきました。

コメントありがとうございます。
「お気に入り登録」の件、光栄です!是非お願いいたします。
DOレシピの件で、ちょくちょくお邪魔させていただくとおもいますので、今後ともよろしくお願いいたします。

この記事大変参考になりました!
早速購入してみまして次回キャンプで使用してみたいと思います。
また寄らせて頂きますので宜しくお願いします。

はじめました!コメントありがとうございます。
参考にしていただき光栄です。実践の際には、是非レポお願いします(笑)
グログ拝見させていただきました。スパイダー・アウトドアヒーターかっこいいですね。OD缶の燃料に手を出せるようになるには、ちょっと勢いが大事ですかね? 遠目にみながら、心の中ではかなりうらやましいなぁ~と思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。